美味しい魚のはなし

今日は美味しかったかな?

メギス二枚おろしの唐揚げ

 先日、キビレと一緒に買ったメギスですが、1パックに15尾も入っていました!

これで税込み310円!

唐揚げしかないかなと思い、2枚おろしにしてお腹も掃除してキレイにしました。

水分の多い身なので、まずキッチンペーパー、その上からロールペーパーでグルグル巻きにして冷蔵庫へ。

数日後、水分が良く抜けていたので、カミさんに素揚げにしてもらいました。

 

 

 

ところが身がフライパンにこびりついて失敗!

 

 

途中から唐揚げに変更してもらいました。

 

 

唐揚げはバッチリでした!

ご馳走様でした!

すごく安いのに、クセの無いイイ味の魚なんです。

身に脂は無く、水分の多い身なので、水分を抜く工夫をした方がいいと思います。

あと、中骨はやや硬めなので、中骨を直接加熱出来る様な調理法がいいでしょう。

又は、3枚おろしとかにして、中骨を除いてしまうかですね。

キビレのお吸い物

 今日は色々な用事を済ませるため、あちこちと車で走り回っていました。

最後のハローワークでは、たっぷり2時間待たされました!

ハローワークと言っても、仕事を探してた訳ではないんです。

必要な手続きがあったんですね。

でも、そこで待たされている間、今自分がしたい仕事は何だろうと考えみました。

農作業や建築現場の工作とかの手伝い、ぜひやってみたい!

でも、これらの仕事はパートでは難しい?

パートということであれば、やはり高校の非常勤講師とかかな。

 

そんなことを考えながら、昨日捌いたキビレのことも気になっていました。

鯛属でチヌ(クロダイ)に似た魚ですから、やはり定番は塩焼きかと思っていました。

で、待合室でスマホを使ってあれこれ調べました。

生息域や食べるエサによって臭い個体があるとのこと。

じゃあ、アタマやカマなどのアラで吸い物を作れば臭いか臭くないかは見当がつくでしょう。

 

帰宅して、まず身を解体してみました。

 

 

 

ああ、身の状態もすごくイイし、臭くない!

これ全部お吸い物でもイケそう!

カミさんも同意してくれたので、今晩はキビレのお吸い物に決定!

 

 

これを全部サッと熱湯にくぐらせて湯引きしました。

そしてお湯に入れ、一息沸騰させたらうすくち醤油だけを適量入れ、もう一度沸騰したら火を止め出来上がり!

前もって出汁取りとか一切しません!

魚の味だけで充分なんです。

 

 

これが旨かったんです!

味はイイし、臭みナシ!

カミさんにも好評でした!

埼玉で久しぶりの鮮魚 でもなぜこの値段?

 福山のおば宅でも、煮つけと吸い物を自分が作りました! 

そして自宅では、自分がしばらく留守にしていたので、買い物も滞っていました。

で、久しぶりに日高のマミーマートに出かけました。

ここは鮮魚が面白いんです!

メギス(二ギス)の安売りはいつも通りでした。

 

 

もう一品、キビレ(キチヌ)というチヌの仲間を見つけてビックリ!

 

 

え?

いくらだって?

 

 

なぜこの値段?

それとも間違えた?

 

さっき捌き終わりました。

鮮度も良く、お腹もキレイな状態!

白子もすごく立派だったので、減塩しょうゆだけで煮付けました。

 

 

身はペーパーで包んで冷蔵庫で寝かせてあります。

明日以降調理します。

刺身にしたいけど、今うちでは生食は敬遠されてるので、どうしようかな?

塩焼きか蒸しかな?

味はその時報告しますね。

これ本当にカタクチイワシ?

 純瀬戸内の名産品の一つに、地魚の加工品があります。

練り製品は色々買って食べてみました!

それから、干物の類などでもホントに旨いんですよ!

昨日、2種類の干物を発見して、今日食べてみました。

原料の魚ですが、

1つめ「ウルメ」は、ウルメイワシ

もう1つ「焼きメザシ」は、カタクチイワシ

こう記してありました。

 

さて、この「焼きメザシ」なんですが・・・

 

 

 

この子の顔を良ーく見て下さい!

これ、絶対にカタクチイワシじゃない!

カタクチイワシの顔はすごく変なのですぐ分かるんです。

 

 

下あごが小さくて引っ込んでて、口元の切れ込みが深いんです。

で、即、生産者の方に電話してみました。 

瀬戸内の業者さんだからすぐに答えをもらえるハズ!

 

でも、答えは、

「カタクチイワシです」

でした・・・

 

多分、色んな事情があるんだと思います。

知ってても、本当のことが言えないような事情だってあると思うんですよ。

あー、気になるなぁ。

味だけですぐ分かればいいんですけどね!

 

さあ、皆さんはどう思いますか?

久々の煮つけ メバル(春告魚)

 この時期のメバルは脂が乗ってきて美味しいと思います!

昨日見つけたこのメバルは

「この時期にしては安い?」

鮮度、体の張り、悪くないのになぜ安い?

 

 

たくさん獲れたんじゃないかなぁ?

安い時は何か訳があるはずで、鮮度が落ちてるとか、旬ではないとか、良くあるんです。

調理法でカバー出来ることもありますが、やはり、鮮度、旬、体格といった要素は重要ポイントですね!

 

よし!

これなら煮つけにしよう!

今日の夕食ね。

こう宣言しておけば、帰宅後すぐに調理開始しなくちゃいけなくなりますよね!(笑)

先延ばしにすると、どんどん魚が傷んでいっちゃいますから。

ヒレを切り落として、ウロコを取って、お腹を開くと、お腹の中の脂がすごい!

身もいい状態です!

身全体をとにかく良く洗います。

特にお腹の中の血のかたまりが残らないように!

背骨周りは歯ブラシを使ってキレイにすることもあります。

 

 

内臓ですが、この状態で焼くとほぼ融けてしまうので、今回は煮つけにしました。(身とは別に)

身と一緒に煮ると、臭みが気になっちゃうことが多いんです。

あ、胃の内容物が多い時は、胃を開いて中を洗い流すか、胃を取り除いちゃうかしておきます。

それと苦玉(胆のう)は潰さないように注意してキレイに取り除いておきます。

苦玉は緑っぽい色をしてるのですぐに分かります。

 

 

自分は、煮汁はシンプルな方が好きなので、薄口しょうゆだけにすることが多いです。

薄口しょうゆは色が薄いだけで塩辛いので、入れ過ぎると仕上がりが台無しになってしまいます!

自分は、水で8倍くらいに薄めて煮汁にしています。

 

 

 

酒が良く使われますが、やっぱり別の味が付いちゃうんですよね。

今回ショウガを入れましたが、魚の状態が良ければ何も入れなくてもいいと思います。

魚を切らずに煮るので、フライパンを使っていますが、使う前にしつこく洗っています!

そのうち、煮つけ専用の鍋を用意しておこうと思っています。

さて、薄めた煮汁は200mLくらいなので、身全体は浸りません。

そこで、煮込みの最初の数分は、スプーンで煮汁を上面にかけ回すようにしています。

その後、アルミホイルで身全体を覆います。

落とし蓋ですね。

これ、重要です!

沸騰して泡立った煮汁が魚の上面の方まで覆ってくれるんです。

 

 

煮込みは弱火で10分くらいです。

 

 

 

 

さて、今回の出来ですが、臭みに関してはほぼ合格点!

味はちょっと塩辛さが勝ってしまったようです。

ちょっと醤油を足しちゃったのが失敗でした。

また、魚自体は時期的にもうちょっとあと、また大型のヤツだと、この調理法でほぼ行けると思います!

脂のないメヒカリはから揚げに

 メヒカリは別名トロボッチですから、時期によっては脂乗りがイイんですね!

こんな時は、自分は迷わず「焼き」にします。

じゃあ、脂が乗ってない時は?

から揚げがイイと思います。

素揚げや油焼きにしたいんですが、身が崩れちゃうんです。

コンフィなんかも面白いかもしれません。

ああ、そうだ!

干物という手もありますね!

この前、丸干しを見つけたんです。

 

グリルパンで焼いてみました。

 

この写真でだいたい予想出来るのでは?

「悪くはないんだけど・・・」って感じでした。

もちろん、干物も、魚の状態や加工の仕方で全く変わってくるので、これだけでは判定できません。

 

で、昨晩は生を捌いたヤツをから揚げにしたんですが・・・

 

これはバッチリでした。

旨かったです!

また同じでゴメンなさい! でもホントに旨いんですよ! マイワシ丸焼き

 日高のマミーマートに寄ったら、鮮魚は必ずチェックしています!

先週末は丸魚のキンメダイなんかも良かったんですが、

すごく安くて鮮度のいいマイワシが居たら、買わずに帰ることなんて出来ません!

 

 

丸々太ってるでしょう?

鮮度もバッチリでした!

キレイに水洗いして、ヒレも全て落としてしまいます。

アタマを外し、エラも切り落とします。

 

 

水気を切ったら、まずキッチンペーパーで包みます。

そのあと、ロールペーパーでぐるぐる巻きにします。

この状態で袋に入れて冷蔵庫に寝かせておきます。

ここまでやっておけば傷みにくいんですが、出来るだけ早く焼いて食べた方がいいです。

 

 

下の写真は1日寝かせたあとですが、水分がいい感じに抜けているのが分かると思います。

 

 

塩を振って水分を抜く手が一般的なようですが、

自分は塩分が足されてしまうのがどうしても気に入りません。

水洗いしても、塩分はかなり浸み込んでいて取り切れないんです。

さて、これを焼く時は「グリルパン」を使うことを強くおすすめします!!

熱が身の中までじっくり伝わるんですが、表面は焦げないんです。

身から大量に出てくる油も無駄にならないし、魚焼き器が酷く汚れることも全く無くなります!

グリルパンの内側にアルミホイルを敷いておけば、グリルパンも汚れません。

何より、焼き上がりがすごく良くて旨いんです!

ふわっとした感じに焼き上がります。

 

肝心の、最後の焼き上がりの写真なんですが・・・

出来上がりを見ると喜んじゃって、どうしても食べるのが先になっちゃうんですね!

で、前回の写真を載せておきますね。

あ、今回の出来は、この写真以上でしたよ!

 

マイワシのから揚げ

 毛呂山のロヂャース内の鮮魚は山助という業者がやっています。

鮮度のいい丸魚が結構豊富なんです!

日曜日の帰り道に何気なく寄ってみたんですが、やっぱりどの魚も高くなってきている感じでした。

なので、またまたマイワシにしたんですが、ウロコがしっかり付いてるような鮮度の良さでした!

4尾290円!

刺身と丸焼きと思って2パック買ったんですが、1パックの中の1尾だけ大きくてあとは小さかった・・・

小さいヤツは脂乗り良くないんです。

捌きながら、計画変更してから揚げにすることにしました。

カマも取っちゃえば、腹骨がちょっと残ってても、から揚げにすれば全部食べられます!

手開きして、キッチンペーパーで1尾ずつ包み、冷蔵庫で1日寝かせました。

から揚げはカミさんにやってもらいました!

 

 

平凡に見えるけど、旨かったです!!

和風マリネ液にも漬けてみましたが、それが一番美味しかったです!

写真は次回撮りますね。(笑)

オニアジ、オアカアジのから揚げ

 脂がそれほど乗っていない青魚の調理ですが、鮮度抜群の時なら、刺身かマリネだと思います。

塩焼きや煮付けだと、残念なほど美味しく仕上がりません!

他の手はないのか?

自分は、油焼きか、から揚げをおすすめします!

例えば、ソテーやポアレ。

又は、素揚げやから揚げ。

ソテー、ポアレなら洋風の味付けになると思いますが、

素揚げ、から揚げなら和風の味付けでいけますね!

自分は、調味料を極力使わない素揚げやから揚げが好きなんです。

塩も使いませんが、下味の塩ちょっとくらいなら使ってもいいかもしれません。

とにかく、脂乗りが悪い時は、油を足してあげるだけで、ウソみたいに美味しくなるんです!

我が家では、エクストラバージンオリーブ油を使っていますが、和風仕上げでも違和感はありません。

 

で、先日のオニアジ半身とオアカアジ残り1尾を、昨夜から揚げにしてもらいました!

 

旨い!!

味はもちろん、食感、身質もいいんです!

皮下の脂も美味しい!

オニアジの方が旨味が強いけど、血合いが多い分焼き上がりがちょっとだけボソッとした感じ。

オアカアジは淡白だけど、旨味が足りない感じではありません。

クセのないいい味です!

どちらも、減塩しょうゆをちょっとだけ付けながらいただきました。 

美味しかったです!

また出会いたい魚たちでした!!

オニアジは皮引きが難しい! 鬼のような皮!

 オニアジを捌いて、三枚おろしにして、最後皮引きをしたんですが・・・

身に皮がしっかりと付いてるし、ぜんごが硬く、そして広い範囲を覆ってるんです。

悪戦苦闘してやっとここまで皮が取れました。

自分は胸側から包丁の背でこそぐように皮を引きましたが、これ以上は皮が取れませんでした。

 

この後ですが、手で皮をめくるように剥いたので、身がはがれて汚くなってしまいました。

そこで、反対側は、包丁の刃先を寝かせて皮引きしたら何とか全部剥き切れました!

でも、やはり大変でした!

右手は包丁を持ち、左手は皮を引っぱっているんですが、皮と身の間にある脂のせいで滑りまくるんです!

やはりうわさ通り、オニアジの皮引きは「鬼」でした!!

 

さて、肝心の料理の方ですが、

半身分は、刺身にしてから和風マリネに仕上げました。

 

 

マリネ液に一晩漬け込んだものです。

写真上がオニアジ、下がオアカアジです。

オニアジは血合いの部分が特に大きいでしょう?

味は濃厚で、旨味の強い美味しい身でした!!

皮下の脂も味を引き立てていると思います。

自分は血合いは気になりませんし、欠点にも感じません。

あと美味しかったのが、アラで作った吸い物です!

しょうゆだけで味付けする吸い物は、魚の味がホントに良く分かりますし、

「シンプルで真に旨い!」んです。

最高の鮮度の魚で一度は試してみて下さい!!

味付けは、ぜひ薄口しょうゆだけで!

(鮮度が良くないと、味もダメだし臭くなっちゃうのでやめましょう)

 

残りの半身は、今晩この後、から揚げにしてもらいます!

楽しみです!

鬼アジ!?

 出先でも鮮魚を買ってしまうことがあります。

イキがいいとか、丸々太ってて元気そうだとか。

そういう時は、

「今買ってどうすんの?」

「いつ捌いて、いつ食べるの?」

等と言われても、もうそんなことは耳に入りません!

明日になれば、この美味しそうな魚たちにはもう会えないかもしれないんです!

で、土曜日に買ったのは、「オアカアジ」2尾と、

もう1尾は、見たこともない、存在感あり過ぎの、お化けみたいな「アジ」!!

 

レジに行きかけて、これ普通のアジじゃないから魚専門の方に聞いてみよう! と引き返しました。

「ああ、これ、オニアジっていうんだよ」

「こっちは、ムロアジね」

へえーっ!

オニアジだって! 鬼?!

ホント、この顔と体格は普通のマアジから比べると鬼ですよね!

一方のオアカアジの方は、「オアカムロ」等とも呼ばれるムロアジの仲間なんです。

 

帰ってから、まずは水洗い。

わあ、どっちの魚も体が柔らかくなってない!

 

そして捌いてみると、お腹の中が傷んでない!

今までの中でも最高ランクの鮮度でした!

脂乗りの方は、最高ではないにしても、まあまあじゃないかって感じでした。

「これは刺身かマリネだな」ということで、ウロコを落とし、ヒレとアタマを取って、

さらにカマを切り落とし、水分を拭き取ってからキッチンペーパーで包んで冷蔵庫で寝せてあります。

さて、オニアジのウロコ落としなんですが・・・

このウロコは、「鬼!」でした!

いったいこれは何なんだ! というくらい小さいウロコが身にしっかりとくっついているんです!

ぜんごも全く取れる気配がありません。

専用のウロコ落としを使ってもダメなんですから!

皮引きをする時、ウロコと皮がキレイに身から離れてくれるよう願っています。

その様子は後日報告しますね!

真いわし若干?

 

 スーパーでこれ見た時は、

魚の方だけ見て、「これ旨そう!」と選んだんです。

あとでこのラベルを見て「まいわし、じゃっかん?」

ああ、いわしが豊富に獲れる地だから、「少しですがどうぞ」って意味?

とっさにそう思ったんですが、何か変な感じ。

ああ、これ「わかぼし」か!

そう思い直して、漢字を検索してみました。

すると、「若干し」とは、丸ごと干した干物とか、固くならないよう柔らかめに仕上げた干物とのことだそうです。

一夜干しなんかもこの類じゃないでしょうか?

そして、昨日の夕食に焼いていただいたんですが、旨かった!!

脂乗りがいいのに脂焼け全くナシ!

グリルパンで焼くといいですよ。

また食べたい!!

 

 

あー美味しかった!

と思いながら再度調べてみると、

「若干」をわかぼしと読むのは間違いだと書いてあるんです!

ずいぶん調べたんですが。

でも、この干物はどう考えても「まいわしわかぼし」と読むのが正しいと思います!

電話してみようかな?

あ、正しい読み方にこだわるつもりはないんですが、電話すると面白い話が聞けたりするんですよ!

ブリを何とか克服したい!

 実は自分はブリが好きじゃないんです!

小さいころは、刺身も煮つけも食べていたんですが、

最近は、あの独特の臭みが気になって食べなくなってしまいました。

ブリ大根なんて好きじゃありませーん!

 

 さて、ブリについて調べてみると、昔から実に様々な活用法(食べ方)があり、

普段は一般的に出回らない高級なヤツもあるんだと書いてありました。

いずれ、そういう料理や高級なブリにも出会いたいとは思っています。

で、自分は、普通に出回っているランクのブリを何とか美味しく食べれないか調べているんです。

養殖じゃなくて天然物で。

最近、特にブリが沢山獲れているそうですし。

さて、ブリが嫌いな人のための調理法は、味付けで何とかしようという手が沢山紹介されていました。

味をつけて臭みを隠すんじゃなくて、何か他の手はないものか?

あ、ブリの干物はすごく興味があります!

いずれ食べてみたいし、自分でも作ってみたいんです。

 

すぐにでも出来そうなのは、ブリの唐揚げですね!

ちょっと、こんな面白いブログを見つけたので、紹介させていただきます。

 

<お魚嫌いな子供も大満足!ぶりの唐揚げの簡単レシピ>

 唐揚げという料理を考案した人に心からの感謝の気持ちを送りたい。

唐揚げとは鶏だけではない。

魚でも唐揚げにさえすれば子供は大喜び!踊り狂う!という、唐揚げ最強説を私は信じている。

お魚は大好きなうちの子供ですが、ぶりだけは大嫌い。

ぶりの照り焼きも無理。

ぶり大根なんてもってのほか。

それでもぶりが出回る季節にはぶりを買いたくなる母(だって安い)。

そんなときにはみんな大好き唐揚げくんにしてしまえばなんとかなるんじゃね?

と子供の舌を舐めきってかかることにしました。

で、出来上がった唐揚げですが・・・

子供、バクバク食べてました!

母の手にまんまと落ちたようです!

さすがは子供が好きなお料理ランキング上位に君臨し続ける最強おかず!

「これな~!あなたの嫌いなぶりやで~!」

とドヤ顔ネタ晴らしで私の爽快感と達成感もマックス味わっておきました!

ごちそうさま!

 

うーん、これ真似してみようっと!

巨大ハタハタの蒸し 旨かった! 

 鮮魚コーナーで巨大ハタハタ2尾入りパックを見つけました!

多少高くても、大きなハタハタはここらでは見かけないので、自分がお金を出して買いました!(笑)

 

大きい方がメス、小さい方がオスでした。

鮮度もイイので、迷わず蒸すことに。

アタマとヒレを取ってお腹を掃除。

ハタハタのお腹内部をキレイにする時は、

白子や卵はそのまま外れないようにして、内臓と血合いだけ除いて洗います。

これだけ大きいと、カマは捨てない方がいいですね。

25分ほど蒸しました。

 

ポン酢に着けながらいただきました!

旨かった!!

これで脂乗りが最高の時ならもっと旨いはず。

それに、白子や卵が大きくなる前だったら魚自体がさらに旨いはずなんです。

研究の余地アリですね!

頻繁に鮮魚チェックしましょう お得な鮮魚買えますよ!

 鮮魚特に丸魚を豊富に並べてくれている魚屋さんは、鮮魚専門店だけに限りません!

スーパーや百貨店の中にもイキのいい鮮魚コーナー見かけることあるでしょう?

丸魚が得意な店舗があるのも確かだと思いますね。

我が家では、地元はもちろん出先でも鮮魚コーナーを必ずチェックしてるんです!(笑)

下の写真は、先日、高麗川駅近くのスーパーで見つけたメギスのパック売りです。

うわっ! やすっ!

これだけ入っていて270円でも激安なのに、さらに半額になってる!

 

安いけど、全部3枚おろし大変だなぁ・・・

でも、買うしかないでしょ!

次の日の夜、やっと、夕食前に全部さばいたんですが、15尾も入ってました!

ウロコとヒレとアタマ取って、お腹出して掃除して、1尾ずつキッチンペーパーで包んで冷蔵です。

後日、唐揚げにしてもらいましたが、美味しかったです!

 

うーん、そろそろ外気で丸干し作れる季節になってきましたね。

メギスの丸干し、ぜひやってみたい!

メヒカリ唐揚げの三杯酢あえ

 メヒカリ(アオメエソ)は秋ごろから脂が乗ってきて、冬1月頃からが旬のようです。

最近店頭でも良く見かけるようになりました。

で、今はまだ脂乗りが良くないので、塩焼きではなく唐揚げがいいと思います。

今回はカミさんにちょっとアレンジしてもらって、唐揚げにしてから三杯酢に漬け込んでもらいました。

 

 

この調理法もアリですね!

旨かったです!

ただ、脂乗ってない時のこの魚は淡白な味なので、調味料の味が勝っちゃう感じはします。

唐揚げにして塩をちょっと振るだけとかでもイイと思います。

メギス三枚おろしの唐揚げ

 最近、鮮魚が高くて困っています。

値が高いのに体形が細かったりするんですから、悲しくなっちゃいます・・・

こんな時、目を付ける魚は美味しくて安い魚!

えっ? そんな魚いるはずないって?

 

例えば、沢山獲れて鮮度落ちが早い魚は安くなる傾向があります。

時期によって大量に獲れる魚とかも。

小さい魚は処理が大変なのでやっぱり安くなるとか。

 

今、日本海側で大量に水揚げされる「メギス」に目をつけています。

所沢の角上魚類でも普通に見かけるんですが、ここらで見かけるのは鮮度がやや落ちてるんです。

これが群馬前橋あたりだと、明らかに鮮度がイイ!

面白いでしょ?

群馬の方が鮮度がイイって。

日本海側で水揚げされる魚なら納得できますよね。

さて、群馬みどり市のツルヤに生きの良さそうなのが居ましたよ!

 

メギス(ニギス)はクセのないイイ味の魚なんですが、

 ① 身に水分が多い

 ② 身に脂がない

 ③ 中骨が硬め

 

こんな感じだと、メヒカリと同じように丸ごと唐揚げにしてもちょっとダメな感じです。

そこで、ペーパーで包んで水分を抜くのは必須。

自分は今のところ、手をかけて丸干しにするのが最良じゃないかと思っています。

でも、この陽気で干物なんか出来るわけないですから、三枚おろしの唐揚げでいってみます!

アタマは割って、カマはむしり取って、取り除いた内臓と一緒にオーブンで焼きます。

あ、中骨は大名おろし風にそぎ切って、これも一緒に焼きます。

クッキングペーパー上で焼くといいです。

アタマ以外は美味しくいただいて、アタマだけワンコ達にあげます。

喜んで食べますよ!

さて、おろし身は、キッチンペーパーで包んで冷蔵庫で寝かします。

さらにロールペーパーで包むと水分が良く抜けますが、

寝かし過ぎるとペーパーが身にへばりついて取れなくなっちゃうので注意!

さて、夕食時にかたくり粉か米粉をまぶして、フライパンで唐揚げ風に焼きます。

少量の良質の油で炒めるように揚げるんですね。

 

ほんのわずかに塩を振ってから揚げてもいいんですが、

味付けは、食べる前にちょっとの塩、ちょっとの醤油などでもいいと思います!

ホントにクセがない、でもしっかりした旨味を感じられる魚です!

ひと手間かけて、この魚の良さを味わってみて下さい!

「初サンマ」に豊洲関係者も驚く高値!! そして今季の見通しは・・・? 

 秋の味覚サンマが21日朝、東京豊洲市場に今シーズン初めて入荷した。

例年、漁の解禁直後の7月中旬にお目見えしていた「初サンマ」。

近年の不漁を反映するように、今年は8月後半に入ってようやく初水揚げとなった。

産地では、合計1.6トンの水揚げがあり、

競りの最高値が1キロ当たり13万円(!)にまで高騰した。

豊洲市場に運ばれてきたサンマは、このうちの約500キロ。

わずか10匹(1.1キロ)だった昨年7月の初荷に比べて急増したものの、

今年も低調なスタートとなった。

一方で希少な初物だけに、入荷した中で最も大きい1匹130グラムサイズの卸値は、

1キロ当たり20万円(!)を付け、

同市場で過去最高値だった昨年(同12万円)を大きく上回った。  

高級クロマグロでもめったに出ない「ご祝儀相場」。

1キロ単価では、今年1月に豊洲市場で行われた初競りの青森県大間産

「一番マグロ」(1キロ当たり17万円)

を超えた。(!!)

1匹の価格に換算すると、何と2万5千円!!

価格が高騰しやすい初物とはいえ、

以前よりも脂が薄く細いサンマが、身質や脂乗りなどが高く評価された大型マグロのキロ単価を上回るのはきわめて珍しい現象だ。  

一方でサンマは、買い手が競い合うほど値段が上昇する競りではなく、

業者同士の交渉による「相対取引」で価格が決まる。

過去入荷が潤沢だったときのサンマ価格は、1キロ当たり500円前後だったが、

今回の「競りでもまれな超高値」に驚きの声が広がった。

これらのサンマは米国向けに輸出されたほか、都内のすし店などが仕入れたという。

このサンマとは別だが、都内では1匹2000円前後で販売する鮮魚店もあった。  

売り場には、秋本番の漁獲回復を願うように、初荷を祝うのぼり旗が飾られていた。  

同じく初物が競りにかけられた札幌市中央卸売市場では、

最高値が1キロ当たり23万円(!)を付け、こちらも「超高級サンマ」となった。

 

ただ、今年もサンマは低調な水揚げとなる見通しだ。

全国さんま棒受網漁業協同組合によると、

2022年の水揚げ量は1万7910トンと、4年連続で過去最低を更新。

水産庁は、今年の来遊量も昨年と同様の「低水準」と予測している。

漁場も日本から遠く離れた公海を中心に形成されるとみられている。  

豊洲市場に今季初めて入荷したサンマは、1匹100グラム以下の小型で細身が目立った。

かつて200グラム級の大型もあった豊漁時代には、

100グラム級のサンマは小売店などに並ばず、冷凍されて缶詰用などに使われていたサイズだ。

近年は不漁に加え、小型化も深刻になっている。  

今シーズンも厳しい漁模様が続きそうだが、8月下旬には大型船も出漁している。

「不漁でも大きくておいしいサンマが取れてほしい」

と、サンマ復活を待望する声は多い。

 

見て下さい!

この細さ!

これが1尾2万5千円だって!

泣けてくる・・・

でも、漁業関係者の方の苦労や願いも良く分かります。

状況が好転しますように!

暑い時期、白身の刺身は美味しく感じない?

 1週間ほど前の暑い日のことなんですが、お昼ごろ専門店で鮮魚コーナーをのぞいていました。

新鮮なニシンの刺身、マゴチとメバルのにぎり寿司が目に留まりました!

マゴチの刺身は初めてで、メバルの刺身には感動しなかった覚えがあったので「食べてみよう!」と。

3品で1200円ほどでした。

 

 

ニシンの刺身はなかなか美味しかったです。

でも、マゴチとメバルの方は・・・

2種とも旬ではないし、この時期刺身じゃない方が美味しいのかも、と思ってしまいました。

そして、特に白身のにぎりなら、「食べるのは真夏じゃないのかな」とは、自分なりの答です。

カタクチイワシの唐揚げ

 カタクチイワシ(別名セグロイワシ、シコイワシ・・・)は定番の出汁取りに使われるほど味のいい魚です!

高級煮干しで取った出汁の旨さに驚いた人もいると思います。

また、アンチョビは世界的に有名な食材ではないでしょうか?

この魚は旨味が強いんですが、クセがなく上品な味と言えるのではないでしょうか。

 

さて、スーパーでは、時々パック入りで安く売られていると思います。

鮮度落ちが早い魚で、小さいヤツが沢山一まとめになっているので、買う側も高いと手を出しにくいでしょう?

先日、鮮魚コーナーで大きめ1パック200円が半額になっていたので、思わず2パックかごに入れてしまいました!

すると、カミさんが「今晩そんなに捌けないでしょ?」と言うので、渋々1パック戻したんです。

確かに、この魚は下処理がめんどくさいんです!

① ウロコをキレイに取るのが割と手間。

② アタマが硬めなので取りたいけど手折り出来ない。(身が崩れる)

③ 苦い内臓をキレイに除くのが割と手間。

まあ、これくらいしょうがないんですが、数が多いので結構大変になっちゃうんですね。(笑)

とにかく痛みが早いので、買って帰ったらなるべくその日のうちに捌いてしまいます。

で、今回下処理したのはこんな感じです。

アタマはカマごとキッチンバサミで切り落としました。

 

鮮度が良ければ、全く違うやり方で下処理出来るかもしれません。

ウロコだけ取って丸ごと唐揚げとか、丸焼きとか。

水揚げ産地では刺身が食べられるそうなんですが(!)、もう最高に旨いらしいんですよ!

 

さて、我が家ではこれを唐揚げにしてもらいました!

 

やっぱり、とても旨かったです!

そして、3杯酢風調味料に漬けた南蛮漬け風にもしてみました。

 

これも旨かった!

自分は、カタクチイワシは、煮付けより唐揚げの方が合ってると思うんです。

煮付けにするのなら、水分を飛ばしてやや辛めに仕上げたりするのはどうでしょう?