美味しい魚のはなし

カタクチイワシの唐揚げ

 カタクチイワシ(別名セグロイワシ、シコイワシ・・・)は定番の出汁取りに使われるほど味のいい魚です!

高級煮干しで取った出汁の旨さに驚いた人もいると思います。

また、アンチョビは世界的に有名な食材ではないでしょうか?

この魚は旨味が強いんですが、クセがなく上品な味と言えるのではないでしょうか。

 

さて、スーパーでは、時々パック入りで安く売られていると思います。

鮮度落ちが早い魚で、小さいヤツが沢山一まとめになっているので、買う側も高いと手を出しにくいでしょう?

先日、鮮魚コーナーで大きめ1パック200円が半額になっていたので、思わず2パックかごに入れてしまいました!

すると、カミさんが「今晩そんなに捌けないでしょ?」と言うので、渋々1パック戻したんです。

確かに、この魚は下処理がめんどくさいんです!

① ウロコをキレイに取るのが割と手間。

② アタマが硬めなので取りたいけど手折り出来ない。(身が崩れる)

③ 苦い内臓をキレイに除くのが割と手間。

まあ、これくらいしょうがないんですが、数が多いので結構大変になっちゃうんですね。(笑)

とにかく痛みが早いので、買って帰ったらなるべくその日のうちに捌いてしまいます。

で、今回下処理したのはこんな感じです。

アタマはカマごとキッチンバサミで切り落としました。

 

鮮度が良ければ、全く違うやり方で下処理出来るかもしれません。

ウロコだけ取って丸ごと唐揚げとか、丸焼きとか。

水揚げ産地では刺身が食べられるそうなんですが(!)、もう最高に旨いらしいんですよ!

 

さて、我が家ではこれを唐揚げにしてもらいました!

 

やっぱり、とても旨かったです!

そして、3杯酢風調味料に漬けた南蛮漬け風にもしてみました。

 

これも旨かった!

自分は、カタクチイワシは、煮付けより唐揚げの方が合ってると思うんです。

煮付けにするのなら、水分を飛ばしてやや辛めに仕上げたりするのはどうでしょう?