美味しい魚のはなし

今日は美味しかったかな?

チビキの刺身

刺身にしようと下処理を済ませておいたチビキですが、

生で食べるので、あまり置いておけないと思い、今晩刺身にしてみました!

皮引きの最後の方が上手くいかなかった分、身がちょっと崩れてしまいました。これで半身分です。

このように身が赤く、さらに血合い肉もはっきりしていますが、臭みも無く、クセのないさっぱりした味でした。

食感がちょっとねっとりして柔らかかったんですが、不快な感じではありません。

この魚は、先週末に初めて見たんですが、「チビキ」という名で売られていました。

Webで調べると、「ハチビキ」と出ていました。

名前は、血の色のような赤身から来ているようです。

あと半身は、ポアレ、ソテーとかどうかな? と思っています。

夜遅くの注文でしたが、ギンガメアジの刺身を造りました!

夜9時過ぎに娘が来て、「今日はもう店じまいだよ」って言ったのに「魚食べたい」と言うので、今日買ったギンガメアジを刺身にすることにしました。

小さい魚の3枚おろしも、包丁が良く切れればムダを作らずに何とかいけます。

このギンガメアジは鮮度良かったですね!

旨味が強く、とてもいい味でした!

カマと中骨のアラは、船場汁に追加して入れました。

刺身と船場汁も出せたので、これで今度こそ「今日はおしまい」ですよ。

今日見つけた珍しい魚

今日はちょっと時間があったので、また鮮魚店を回ってみました。

やはり連休の初日がいいと思います。

まず、南方で良く見かけるらしい、チビキという魚。別名赤サバなんて呼ばれているそうです。

これで380円。鮮度良しです。

そして、ギンガメアジ。

90円。鮮度良しです。大きく写っていますが、15センチくらいのちっちゃいヤツです。

他にも色々買ったんですが、今日は下処理だけしておきました。

除いたアタマやカマなどを、エイヤッ!と全部一緒にしちゃって船場汁風のお吸い物にしてみました。

船場汁という名前は大阪の地名から付いたそうなんですが、元来塩サバのアタマや中骨などのアラを使ってダシを取るスタイルなんだそうです。

この汁物は、アラがいいダシを取るために重要らしいんです。

今回、マサバも買ってさばいたので、生サバのアタマも入れてみました。

もちろん、湯通しはちょっと長めにやってあります。味付けは例によって薄口しょうゆ少しだけです。

オアカアジの中骨、腹骨まわりまで入れちゃいました。

この汁は、マダイの潮汁なんかとは違って、はっきりした濃い味です。好き嫌いが出ると思います。

自分なら、鮮度がいいことが条件ですが、好きな味の一つです!

娘に、刺身二種と焼き一種を出したら・・・

「美味しい!」と言わせようと準備しておいたんですが・・・

カミさんの手伝いに来てくれたので、今晩の夜食に魚を出しました。

ホウボウ、オアカアジの刺身、そしてカマスの塩焼きです。

刺身は今日がギリギリでしたね。

今晩刺身におろしたものです。色が冴えませんが、味はいいんですよ。

もちろん、さばきたての方がいいんですが。

次回はさばきたてのものを写真で紹介しますね。

そして焼きあがったカマスの塩焼き。

このカマスは大宮市場で仕入れたものです。

脂のある魚で攻めてみたんですが、意外にも、この中では一番脂のうすいホウボウの刺身が一番気に入ったとのこと。

何だかんだと言いながら、娘一人で美味しいと言いながら、ほとんど全部食べてしまいました!

まあ、何とか食べさせられたので良かったですね!

来客があり、魚いろいろと調理!

カミさんのお母さんが泊まりに来るというので、鮮魚をいろいろと買わせてもらいました。

所沢の角上、鶴ヶ島のビッグマーケットと彩鮮館を先週末から回ってみました。

まず期待外れだったサゴシから。

サゴシはサワラの子どもですが、刺身に出来る鮮度のものはすごく珍しい!

そして250円ですから、即買いました! 目もキレイだったんですが・・・

さばいてみたら、身の色が悪くてガッカリ。この魚は痛みが早いんです。

これは焼きしかないと思い、塩焼きにしたら、脂も全く無いのでパサパサで味もダメ ・・・

ポアレ、竜田揚げなら良かったかなぁ?

あ、鮮度が良ければ、旨い魚のはずなんですよ。

で、冷凍シシャモをグリルパンで焼いただけで昨夜の魚メニューは我慢してもらいました。

お義母さんは今日の昼で帰るので、今朝から魚を出すことにしました。

では、格安で買っておいた小アラを開いて焼きましょう! これは定評があるので大丈夫だと思います。

キッチンペーパーで包んで水分を抜いておいたんですが、小さくて脂も無いのに、やはりこの魚は旨味があって身質もいいんです!

好評でした! まず第一弾オッケー!

さて、昼食ですが、我が家で初めてのホウボウの刺身、みそ汁をまず作りました。

ホウボウは、先週、みそ汁に入れて旨そうだと実感できていたので、2尾買っておいたんです。

体にちょっと丸みがあって、鮮度もいいでしょう?

下処理は済ませておいたので、早速3枚おろし、骨抜き、皮引きして皿に盛りつけました。これで1尾分です。

乾いているように見えるのは、キッチンペーパーで水分を少し抜いているからなんですが、

これも女性陣にとても喜んでもらえたので、とりあえず合格ですね! 自分も、脂分も含めて旨味をすごく感じました!

そして、ホウボウのアラで作ったみそ汁も美味しく出来たんですが、写真がありません・・・

最後に、メギスとハタハタに登場してもらいました。

 

これらの魚は、下処理が済んだあと、こんな感じでキッチンペーパーとロールペーパーで包んで水分を抜いてあるんです。

キッチンペーパーでまず包んで、その上からロールペーパーを二回くらい巻き付けてあります。

さて、グリルパンで、まずハタハタを塩焼きにします。

内臓だけ取って、白子や卵は残しておくんです。

これも好評で嬉しかったです!

自分もまたやってみたいレシピになりました!

最後は、メギスの塩焼きですが、内臓は出さずに丸焼きにしました。脂がお腹の中だけにあるからなんです。

これは悪くはなかったんですが、味的には未完成だったので自分がいただきました。

やはり内臓は除いた方がいいようですね。

メギスは、から揚げが今まででは一番美味しく出来ていました。

今回色々と魚料理出来て楽しかったです!

そして、喜んで食べてもらえるって、作った側も本当に幸せを感じるんですよね! 不思議なくらいです! 

小マダイの刺身と潮汁

角上で、小さなマダイが150円でした!

刺身になる鮮度で一尾残っていたんです。

ヒレを落としウロコをていねいに取って水洗いしたあと、内臓も除いてお腹の中も再度良く水洗いします

では、3枚におろします

お腹を見ると分かりますが、鮮度まあまあだけど最高ではありません

皮引きしているところ

半身分のサクが取れました

このあと、裏返して、骨抜きで血合い骨を1本ずつ抜いていきます

半身のサクで刺身はこれだけです

残りのアラで潮汁(お吸い物)を作ります

アタマの2つ割りは普通出刃包丁でやるんですが、今回キッチンバサミで切って割ってみました

高崎の市場で買った中古キッチンバサミが頑丈で切れ味も良かったんです!

これを、さっと湯通しして、別の鍋の1リットルほどのキレイな熱湯に入れて温めていきます

沸騰する前にうすくち醤油を大さじで2杯ほど入れ、沸騰したら火を止めます

味付けはこれだけなんです!

旬の新鮮な脂もあるような魚で作ると、唸るような美味しさに仕上がるんですよ!

出来上がりをすぐに味わった方がいいです

次の日にはもう味が落ちてしまうんです!

グリルパンで焼き魚、すごくいいです!

今日は、娘がカミさんの手伝いに来るついでにまた魚食べたいと言うので、角上で鮮魚を仕入れておきました。

こういう時が鮮魚を買いに行くチャンスなんですね!(笑)

小マダイ、ホウボウ、サンマを買ってきました。別に仕入れておいたカマス、冷凍シシャモもあります!

そして、サンマ(解凍じゃなくて、今年の新物です!)

今日は、Tポイントで買ったグリルパンがいいタイミングで届いたので、これで冷凍シシャモをまず焼いてみたんですが、焼けたシシャモの写真をまた撮り忘れました・・・

焼きサンマの写真撮ったので見て下さい!

このグリルパンで蓋をして焼いたんですが、とてもいい感じに焼けました!

しかも、味もVeryGood!!

この焼き器に乗せたまま食べれるんです。

焼きシシャモもとても美味しかったです。

このグリルパンは買って良かったと思いました!

また別の魚を焼いてみますね! すごく楽しみです! 

蒸しカナガシラ

先日、連休最終日に所沢の角上魚類に寄ってみました。

連休最終日なのに、鮮魚も結構種類がありました!

マサバ、サンマ、カナガシラを買ってきたんですが、今日はカナガシラを紹介しますね。

カナガシラはカサゴ亜目ホウボウ科の魚で、海底で生活し主にエビや甲殻類をエサとしています。

今回買ってきたのは小型で1尾50円(!)でしたが、鮮度が良く刺身OKと書いてありました。

なんか、カワイイですね!

目がキレイでお腹も緩くなく、やはり鮮度良し!でした。

小型だと身が少ないので、汁物にしてダシを取るような食べ方になると思うんですが、今回は蒸してみることにしました。

ヒレ、ウロコ、内臓を取ってキレイにします。肝は一緒に調理した方がいいようです。後で分かりました・・・

こんな感じになったんですが、減塩しょうゆを付けながらいただきました。

エビの風味がちょっと加わったような、とてもいい味の白身でした。

ホウボウもカナガシラも旨味のある美味しい魚だと再認識したんです。

次回は、みそ汁と、刺身にしてみようと思っています!

真鱈のみそ汁

先週、鶴ヶ島のビッグマーケットで買ってきた新鮮な真鱈(マダラ)ですが、下処理をしてキッチンペーパーで包んでおきました。

今回タラは蒸してみようかと思ったんですが、やっぱりいつも通りみそ汁にしました。

未だにタラを上手くさばけないんです!

まず、体表のぬめりが凄く、これが苦手です。

金だわしで取るといいみたいですね。これで細かいウロコも取れるでしょう。

魚体は柔らかくてグニャグニャ。

骨も柔らかめなので、ちゃんと包丁を入れていかないと骨が切れて身に残ってしまいます。

こんな感じなので、さばいて骨を取っているうちに身が崩れてきました・・・

そこで、身を小さく切り分けて骨も骨抜きで抜いて、みそ汁の具にすることにしたんです。

臭みが出ないように、今回はサッと熱湯にくぐらせます。その時表面が白くなるので霜降りと言う訳ですね。

以前、沸騰させたお湯の中で長く加熱して味が無くなっちゃったことがあったので、サッとくぐらせるだけにしました。

もちろん、縦割りにしたアタマも湯通ししておきます。いいダシが出るんです。

これと同時にみそ汁を作っておいてもらいます。

いつものみそ汁だと、ダシの味で魚の旨味が分からなくなるので、みそ汁ダシは少なめにお願いしておきます。

さあ、この身をみそ汁に入れて、ひと煮立ちさせたら火を止めて出来上がりです!

大きめのお椀でたっぷりの身も味わって下さい。

今回、豆腐を入れましたが、長ネギの方がいいと思います。長ネギだけでいいかも。

このタラのみそ汁は、淡白でクセの無いとてもいい味なんです! 

カミさんからも「美味しい!」をもらいましたよ。

カンパチ、イトヒキアジ、メヒカリ、エボダイを塩焼きにしました

今回は包丁を研いでから、イトヒキアジ、カンパチ(ショゴ)、エボダイを捌きましたが、

いつもは上手くいかない背側からの切り込みが、すんなりと気持ち良くいけました!

イトヒキアジは刺身でもいけたかな?

塩焼きにしましたが、カイワリほどは美味しくなかったです。味60点くらい?

エボダイは、正式名称イボダイだそうです。腹開きにしてキッチンペーパーに包んで水分を取りました。

これも塩焼きにしましたが、脂がもうちょっとあるといいかな? 味70点?

あとは、カンパチ(上)とメヒカリ(下左)ですが、これもキッチンペーパーで水分を抜いてあります。右はイトヒキアジ。

全部塩焼きでしたが、カンパチは鮮度が落ちてて、味50点。メヒカリは一番受けが良く、味85点かな。

鮮度が良ければ、カンパチは刺身ですね! このカンパチなら竜田揚げがいいかも。

メヒカリは、から揚げ、天ぷらもすごく美味しいはずですが、脂があるので、干物でもバッチリだと思います!

娘に、カンパチ、イトヒキアジ、メヒカリを出したら、やはりメヒカリが一番気に入ったようでした。

いろんな魚を買ってきました!

昨日土曜日の午後、鶴ヶ島のビッグマーケット、彩鮮館で鮮魚が面白かったです!

種類が豊富で、手が出る値段のものが結構あったんですね。

まずはビッグマーケットで生き締めのマダラが350円。卵、白子が無いから安いと言ってました。

いつも買う魚の中ではかなり大きい方です!

汁ものや鍋が定番なんですが、蒸してポン酢で食べても面白いかな~? と思っています。

そして彩鮮館に行くと、これまたいろんな種類の鮮魚が並んでいて楽しくなりました!

まず、いつものメヒカリ、ちょっと小型で1パック300円。

そして、久々のエボダイが3尾で350円でした。

川越に居た時いつも干物にして焼いて食べていましたが、旨味が強く美味しい魚です。

次は、カンパチの幼魚(ショゴ)150円ですが、これは選び方失敗しました。鮮度が悪かった!

目が赤いから分かりそうなもんですが、「お腹硬いから大丈夫!」と言われてそのまま信用して買っちゃったんですね。

小型の中にこの大きなヤツが混じっていて、目が赤いから大型の割に安くなってるんだろうけど、外傷で片目だけ赤くなってるんだろうと思ったんです。

反対側の目も見ておけばすぐに分かったはずなのに、それをしなかったんです。家で両目が赤くなっていることに気付きました・・・

どうやって食べようか・・・ 竜田揚げにでもしようかな。

その次ですが、珍しいイトヒキアジ250円です。川越で美味しかったカイワリに似ていたので期待して買ったんです。

これは、開いて水分を取ってから焼いてみるつもりです。

最後は、まあまあ大きなゴマサバ198円です。ちょっとは丸い? 脂乗りを期待して塩焼きにしてみます。

以上6種類の鮮魚ですが、痛まないように今日全部下処理を済ませておきました。

ちょっと時間かかりましたね。

小アラの開き焼き

先週末に鮮魚を数尾買いましたが、どれも安かったんです。

カマス200円、小アマダイ150円、ホウボウ350円、小アラ200円でした。

アマダイ、アラは高級魚なので、小さいサイズが安く売られている時でないと買えません。

特に大型のアラなんて見たこともないし、実際目にしても恐ろしい値段でため息が出るだけ、なんて魚なんです。

こんな魚が小型でも手に入るのは嬉しいですね。

で、今回も塩焼きかな~と思っていたんですが、日曜日にやった小アマダイの開き焼きが上手くいったので、この方法でやってみることにしました。

ウロコ、エラ、ヒレ、内臓を除いてキレイに水洗いしたら、キッチンペーパーで水分を拭き取ります。

そして、腹開きしたら、身側に軽く塩を振っておきます。

これをキッチンペーパーで包んで、冷蔵庫で2時間ほど寝かせておきます。

もちろん、2時間以上、例えば次の日まで寝かせても大丈夫。

焼く30分くらい前に冷蔵庫から出しておき、さあ、夕食の食べ始めに合わせるように焼き始めます!

ちっちゃくて脂も無いんですが、この魚の味はさすが! 身質もいいんです。

カミさん、とても喜んで食べてくれました!

リクエストもあって、カマス、アマダイ、ホウボウを調理しました

娘からの魚リクエストもあったので、お義母さんと娘も含めて4人分の魚料理を考えました。

あ、料理と言っても、今日は塩焼きとみそ汁だけですが。

まず、昨日買っておいた太ったカマスは外せません。脂も楽しめそうだから。

「カマスの焼き食い一升飯」って言われるくらい、旬のカマスの塩焼きは旨いんですよ。

そして、アマダイ(とても小さい)は、我が家では初めてなんです。

大きなものは料亭で使われるようですが、身に水気が多い魚だと聞いていました。

カマスのヒレを落したあとに、忘れていた写真を慌てて撮りました。

ヒレを落とした魚って、ホントにカッコ付かないでしょう? だからヒレごと料理するんでしょうね。

自分は、キッチンペーパーで包んで寝かせたりするので、雑菌の多いヒレを取るのが癖になっているんです。

さて、ウロコ、ヒレ、内臓を取ってキレイに洗い、キッチンペーパーで包んで冷蔵庫で寝かせます。水分を除くのが目的です。

2時間ほどおいたあと、丸のままではなく開いてから焼いた方がいいと考え直して、そうしてみました。

まず、カマスですが、脂乗りとても良かったです! 自分は食べてないんですが美味しく食べてもらったようです!

次はアマダイです。

こんな感じに開いて、軽く振り塩をしました。

焼き上がりはこんな感じです。水分が上手く取れたようです。

アマダイは、脂が無く身が柔らかでしたが、旨味を充分に感じました!

やっぱり定評のある美味しい魚ですね! 

さて、最後にホウボウですが、ヒレと内臓は除いてキレイに洗って、三枚におろして血合い骨は骨抜きで抜きました。

そして、サクは皮ごとブツ切り、アタマは二つ割り、中骨もブツ切り、さらにカマも含めて全部みそ汁に入れました。

時間が無かったので湯引きはしませんでしたが、やっぱりやった方がいいです。熱湯をかけるか湯通しすればいいんです。

八丁味噌の味噌汁ですが、魚の味はお吸い物の方が良く分かるでしょうね。

でも、この魚は汁ものにすごく合っている感じです! 皮の下の旨味も good! でした。

今日は、三種類ともまあまあ美味しく出来たと思います!

今日は、焼きハタハタ

白子、卵は残したまま内臓を取ってお腹をキレイに洗っておきます。

その後、水を切り、さらに水分を取るためキッチンペーパーに包んで冷蔵庫に寝かせておきます。

一晩冷蔵庫で寝かした身です。水分は一夜干しほども抜けていませんが、ほどほどには抜けています。

 これをグリルで弱火で13分ほど焼きました。

 中骨だけは取りましたけど、あとは全部食べれました! カマも食べれますね。

減塩しょうゆをちょっとだけ振って食べましたが、いやあ、焼きも凄く美味しいです!!

今日はカミさんと2等分しましたが、カミさんもとても気に入ってくれました!

うっすら脂があり、柔らかい身の味もとてもいい!

調味料「しょっつる」になるほどですから、素性がいいんでしょうね。

自分は、もうハタハタ塩焼きのファンになっちゃいました!!

昨日は、蒸しハタハタ

昨日の法事の帰りに川越の角上魚類に寄ったら、割と大きなハタハタがいました!

で、早速、昨晩は蒸しハタハタにしました。

今回は蒸した時に出る汁に浸るように仕上げてみました。

結果ですが、この汁に浸らない方が良かったかな? 網の上で蒸した方がいいかも。

中骨は、加熱した後、身を開かないで簡単に取れるんですが、身を開くとこんな感じです。

こうして開いてから、中骨を箸でつまんで取ってもいいですね。

中骨取っちゃえば、小骨はあっても気になりません。身をたくさん頬張れます!(頬張るほどの量では無いですが・・・)

ブリコは身と一緒じゃなくて、それだけで楽しむといいですよ!

我が家では、蒸しハタハタはポン酢でいただいています!

やっぱり美味しい! 蒸しハタハタ

ハタハタの時期になってきました!

我が家では、ちょっと前まではこの魚を食べる習慣が無かったんですが、

角上で「ハタハタの湯上げ」を試食してからファンになってしまいました!

卵を持っている、白子を持っている、どちらも美味しんですが、一般的には卵の方はブリコと呼ばれ人気があります。

卵、白子を残したまま内臓を取って、中骨付近の血もキレイに洗い流します

お腹を開いてから、エラの方から気を付けて内臓を取れば、卵、白子は残せるんです

さらに、爪で中骨付近の血をこそぐように取り除き、お腹の中をキレイに水洗いします

これを、網の上に並べて15分ほど蒸します

調味料は使いません。酒も使いません

この魚は、特に時期ものなので、昨年食べてから時間が経っています。

一年ぶりに食べてみて、「あれ? それほど美味しいもんじゃなかったな」ということはあることですよね?

で、まずはカミさんに大きくて美味しそうなものを先に選んでもらって食べてもらいました。ポン酢が合うんです!

「ああー、うん! やっぱり、すごく美味しいよ!!」

良かった! 自分も食べてみて、ハタハタ独自の美味しさを思い出し、実感できました!

この前のメギスは、身に脂が無く味も淡白だったんですが、ハタハタはこれの反対なんですね。

身に脂がうっすら散っていて、味もしっかり感じられます。クセがなくしっかりした味です。

唐揚げや天ぷらなんかもいいかもしれません。塩焼きもいいと思います。

干物も上手くいくような気がするんです。

ただ、ハタハタ自身の美味しさを直に味わうには、「湯上げ」や「蒸し」が合っていると思います。

旬のもので、鮮度が良く、できるだけ大きいもの、という条件が揃ったら、ぜひ、この「蒸し」を試してみて下さい!

蒸しメギスは・・・

今日は、角上魚類へ鮮魚を探しに。

サンマは目を覆うような細さ!

「サンマの塩焼きは旨い! また、煮付けやフライも美味しいですよ」なんて書いてありました。

脂乗ってる大型サンマじゃないからこんなこと書くんでしょうね。売ってる人だってガッカリしてると思います。

あっ、珍しく鮮度の良さそうな大型の秋サバ(マサバ)がいた! 「脂乗ってます」って書いてある!

「サア~! 脂乗りのいい秋サバだよ!!」と大きな声で客引きもしてました。

ヤッタネ! と思ったんだけど、よーく見ると、魚体は大きいけどスマートで紡錘形じゃない。丸みもない。

そこで、周りにお客さんいなくなってから小声で「そんなに脂乗ってないでしょ?」と聞いてみました!

すると、さすが角上の店員さん。ウソは言わない!「もうちょっとですかねぇ・・・」と答えてくれました。

こういう店員さんは次回から絶対に信用しますからね! この対応で正解なんです!

そして、鮮度なかなかのメギス8尾250円を対面コーナーで買って、最後にショーケースを覗いたら、

大メヒカリ! と新物のハタハタがいました! もちろん、2パックとも買いました! 

 

さて、今日は、まずメギスを調理します

ウロコ、ヒレ、アタマ、エラを取ってキレイに水洗いします。 

そして、この魚初めての「蒸し」にしてみます!

蒸し時間は15分ほど

クセがなく、さっぱりした仕上がりになりました。内臓の脂はキレイに流れ落ちてしまっていました。

しょうが醤油でいただきました。

悪くはないんですが、 この調理法だけだともの足りないんですね・・・

オアカアジ!!

今日は、ちょっと声を大にしてこの魚を紹介したいと思います!

「オアカアジ」です。

名前の通り、尾が赤いです。ムロアジの仲間なので「オアカムロ」なんて呼び名もあります。

この魚はあまり出回らないんですが、とにかく安くて美味しいんです!

この近辺では、スーパーに並んでいるのを見たことがありません。角上魚類でも見かけない。

でも、静岡あたりから魚を仕入れている小売り店では良く見かけるんです。

ああ、そうだった! ジャパンミート入間店の鮮魚コーナーにすごくいいのが去年ありました。

今回のは、鶴ヶ島ビッグマーケットの鮮魚コーナーで見つけました。

これで1尾200円ですよ!

まず、一般的に見かけるマアジとは顔も体形も全く違いますね。むしろ、サバを連想させませんか?

肝心の身の方ですが、血合い肉が多く、それ以外の部分もマアジより赤みがかっています。身は柔らかめです。

身の味ですが、旨味が強いんです!

そして、旬の脂が乗ったものは、身の味と相まって、凄く美味しい!!

ただ、脂は皮の真下にしかないので、焼くと脂はほとんどが流れ落ちてしまって、身はボソボソになり美味しくない。

なので、我が家ではもっぱら刺身でいただいています。

刺身では店頭に並んでいないので、自分で刺身にします。

 ①ウロコをキレイに取る。(取りやすい)

 ②アタマとカマを落とす。(身が柔らかいので、身が崩れないように骨を切る)

 ③内臓を取り除いて、中骨付近にある固まった血もキレイに洗い流す。(ポイントです! とにかくキレイに!)

 ④身の外側、お腹の中の水分をキッチンペーパーで拭き取る。

 ⑤3枚におろす。

 ⑥腹骨を取る。(腹骨付近をそぎ取る) 血合い骨は骨抜きで抜く。

 ⑦皮を引く。

 ⑧キレイに刺身に切り分けて、出来上がり! 

で、今回はこんな感じになりました! ごめんなさい。仕上げがイマイチですが。

2尾分で量が多かったので、身を重ねて並べました。

首の方から皮引きしたのが上と下の列、尾の方から皮引きしたのが真ん中の列でこの方が汚くなってしまいました。

この真ん中の列の身をみると、皮の下に脂がたっぷりあるのが分かります!

味は、カミさんからもお墨付きが出ていて、ホントに旨いんです!

刺身を家で作るようでしたら、ぜひぜひ試してみて下さい!

それから、刺身以外の残りの部分は、こんな感じでグリルで焼いて食べるとこれも意外に美味しいんです。

焼き上がりすぐに写真撮れば美味しそうに写るんですけど、これちょっと時間経っちゃってます。

さて、さすがに今回の刺身は1回で食べきれないので、残りは和風マリネにします。

これで1週間は食べれるんです。(2日くらいで食べちゃいますが)

また違った美味しさになるんですよ。

オアカアジ、刺身で食べることを前提にしておすすめしたいです!!

 

PS.痛みやすく鮮度落ちの早い魚ですので、お腹が柔らかい等鮮度が落ちている時は、次回のチャンスに。

ハゲヤセムツ?

鶴ヶ島のビッグマーケット魚売り場に、「メヒカリの酒干し」なるものが売っていて、これは! と、すぐに買って帰りました。

帰ってからパッケージを良く見ると・・・

あれ? メヒカリじゃない! はだかめひかり(ハゲヤセムツ)なんて書いてある!

禿げ!? 痩せ!? ムツ?

強烈な名前!

それに、調べてみたら、メヒカリとは全く別の魚で、「漁獲量が少なく一般に食用とはしない」と書いてあった!

別名は、さなえちゃん(!)、しろぼっち、など。こっちは可愛い名前ですね!

最近、魚の値段が上がっていて、「あまり知られていないとか利用されていない魚に目を向けよう」ということかもしれません。

この考えには大賛成で、あまり知られていない魚にも美味しいものは結構あると思っています。

でも、この魚はやっぱり、ウロコがはげてて、やせていて、メヒカリ(とろぼっち)のような期待はできないかな?

さて、家のグリルで焼いてみました。弱火で15分くらい。

焼いたあとすぐの写真じゃないので、ちょっと干からびています・・・

かなり調味料の味付けが濃かったんですが、身質とか悪くなかったです。骨は硬くて、脂はありませんでした。

メヒカリ(アオメエソ・とろぼっち)と思って期待すると、がっかりしてしまうと思いますので、別の魚だと思って下さい!

さかなクンが、テレビでニザダイの刺身を造っていました!

ちょっと前に、アイゴとニザダイを紹介しました。

このどちらの魚も、磯臭さの代表選手みたいな感じで、自分もこの磯臭さには完全に降参でした!

磯臭さの原因は、海藻を主食としているからだと言われています。

これがニザダイです。クサハギとか、宮崎県日南市ではコベンジョなんて不名誉な名前で呼ばれているんです!

先週だったか、あのさかなクンがテレビ出演していて、何とニザダイの刺身をその場で造って振る舞う場面があったんです!

自分はその試食のシーンに見入っていたんですが、何と「美味しい!!」と言っていました。

「磯臭い」なんて言葉は一言も聞こえてこなかった。

さらに、どの魚のことか忘れましたが、「藻類を食べているので美味しい」という意外な話も聞こえてきました。

自分は実際にメジナで経験したんですが、獲れた時期、獲れた場所(海域)によって臭いは全く違っていたんです!

ですから、番組中ではちゃんと目利きがされていたと思うんですね。

そして、海藻が主食というだけでは、磯臭い原因にはならないということかもしれません。

番組の出演者の皆さんがニザダイの刺身に感心していたら、

さかなクンが、「大型のニザダイ1匹いくらくらいで流通していると思いますか?」と聞いていました。

ある人は3000円くらい! と答えていましたが、正解は50円でした!

「安いのは流通量が少ないから」と言っていましたが、美味しくて流通量が少なければ高値が付くに決まっています!

この魚は、獲れた時期や場所、そして下処理など気を使わないと美味しく食べられないんだと思います。

でも、この番組では、美味しい時のニザダイを知ってもらいたい! という意図があったのかもしれません。

さかなクンは、実際本当の魚博士ですから、当然全部を分かった上でテレビで発信したんだろうなあ、と感じました!