美味しい魚のはなし

今日は美味しかったかな?

蒸しホウボウ

色も形もちょっと変わってる(!)ホウボウは、見た感じかなりインパクトがあります!

カナガシラはこれとそっくりですが、別の魚です。

写真下手でゴメンなさい。

どうやって食べるのか、迷いますよね。

売り場では、刺身、煮付けと書いてありました。

刺身とあれば鮮度はいいはずです。

今日は、蒸してみることにしました!

蒸し器に丸のまま入らなかったので、ぶつ切りになっています。アタマを落した方が良かったかな?

いや、これが、脂無いのになかなか美味しかったんです!

身が多く、骨も外しやすい。

クセがないいい味で、身が適度に締まってるけどボソボソにはならず、ちょっとだけコラーゲン質でもあり・・・

この感じだと、ポアレ、洋風スープ、みそ汁、から揚げとかにすると、とても美味しく仕上がると思いました!

これで350円は当たりでした!

また別の料理に挑戦してみますね!

スズキ、イシモチの塩焼き

夏の肉や魚は味が落ちる、と聞いたことがあります。

今検索しても、そのような話が見つからないのですが、理由の一つは夏に脂乗りが良くないということかもしれません。

この前、買い出しに行った時に、スズキとイシモチを安く買ってきました。

スズキは小型でしたが、鮮度が良かったです。250円でした!

スズキは、生息域によってはすごく臭い時があるんです!

例えば、工場が近い沿岸で獲れたものが石油臭い(!)とか。

なので、スズキを買う時は必ず念を入れて聞いておいた方がいいですよ。「臭くないですか? ホントに?」って。(笑)

さて、我が家では夏の暑い時には、魚料理のリクエストがあまりないんです。脂無いからかも。

このスズキは刺身にしたかったんですが、無難なところで塩焼きにしてみました。

焼き上がりの写真が失敗! それと、カミさんも箸をちょっとつけただけで「クセがあるよ。もういらな~い」だって。

魚食べる気分じゃないとか言ってました!

で、自分が食べてみたんですが、

臭みやクセも無かったですよ。脂も無く淡白でしたが、身質も良く、悪くなかったんです。

ポアレやムニエルにすると良かったかもしれません。あと、やっぱり刺身ですね。

一緒に塩焼きにしたイシモチは、鮮度のせいか、身質も良くなくて味もなく、つまんない仕上がりでした・・・

あ、でも、2尾とも自分が残さずキレイにいただきましたよ!

これも初めて! ヨコスジフエダイ

体に沿って縦にスジが入っているのに、なぜかヨコスジという名前になってしまったという「ヨコスジフエダイ」・・・

でも、ちょっと待って。

この写真を見ると、「横にスジが入っている」って説明しますよね。

だから、この名前でおかしくないのかな?

200円! だから買ってきました!

刺身にできるよと言われたんですが、お腹がちょっと緩かったので、蒸そうかな~? と思っていました。

「焼きの方がいい!」とリクエストがあったので、お腹を掃除して塩焼きにしました。

この魚は、「~ダイ」という名称ですが、鯛とは別種のいわゆる「あやかり鯛」です。

でも、焼き色も含めて、身質と味がマダイにちょっと似てると思いました。身の水分が多いのは似てないけど。

カミさんは、なかなかいいよ! と言ってくれました。

これで、旬(秋から冬)の鮮度のいいものは美味しいんじゃないでしょうか?

アイゴ 198円! でしたが・・・

鶴ヶ島の彩鮮館で、アイゴという初めて見かけた魚を覗き込んでいたら、

店のおばさんが近くに来て、「どうですか? 安いでしょう?」とすすめられました。

激安198円ですから、まあどうであっても、買ってみることにしました!

 美味しそうに見えるんですけどね~

さばく前に色々と調べてみたら、

えっ? ニザダイ亜目?!

それに、釣り歴50年という寿司職人さんによると「あんな臭い魚、見るだけで虫ずが走る」だって!!

これで、だいたい分かってきました。

ニザダイは、以前さばいている最中に、あまりの磯臭さに閉口して、刺身にするのをあきらめたことがあるんです。

ならばと、焼いてみたんですが、磯臭いままでとても食べれませんでした!(結局捨てちゃったんです・・・ゴメン!)

その後、メジナでも似たようなことがあったんです。

原因はエサの海藻だそうです。

つまり、海藻を主食にしている魚は磯臭くなるし、また、海藻を食べる時期の魚もそうだ、という事みたいです。

だから面白いことに、海藻を食べない海域のメジナは全く臭くないし、普段海藻を食べているメジナでも、海藻を食べない時期のメジナは臭くないんですね!

 

さあ、このアイゴはどうでしょうか? まずはさばいてみましょう!

さて、アイゴをさばく時の重要な注意点を発見!!

上の写真を良く見て下さい! 背ビレ、尻ビレ、腹ビレ、すべてが鋭いトゲ状になっていて、しかもトゲに毒があるんです!

お店では教えてくれませんでしたよ。言い忘れたのかなあ。

真っ先に、これらのヒレをキッチンバサミで切り落としました。

そうしてから、さばいてみると・・・

これは身以外の部分ですが、鮮度落ちで内臓が痛んでいるため、お腹に黄色い部分があるでしょう?

ここは身も痛んでいるし、苦みも出てしまうんです。(内臓が痛んでいて胆のうが破れていると、こうなります)

そして、においなんですが、やっぱり磯臭い! 胃袋の中も、海藻らしきものでいっぱいでした。

そこで、とにかくお腹をキレイにし、血も丹念に取り除きました。

そして、皮を引いて刺身にしてみましたが・・・

ダメですね。 磯臭さが取れません!

でも、このまま捨てるのもイヤなので、

そうだ、酢水に浸けるのはどうだろう? と思い、黒酢を水で3倍ほどに薄めて上の刺身を投入しました!

結果、磯臭い臭いは消えたんですが、魚の味は全くしないし、身がボソボソで水っぽくなって全然ダメでした!

酢水に浸けるのなら、サクの状態でサッと浸けて、素早く引き上げて酢水を拭き取るようにしないとダメかも。

 

このアイゴですが、海藻主食ですが雑食性でもあるので、

海藻をあまり食べていない海域のものか、海藻をあまり食べない時期のものを選ぶしかないでしょう。そして鮮度がいいもの。

これは、アイゴをよく扱っている売り場で聞くのが一番でしょう。

でも、彩鮮館では、まだあまり扱ってないと思うんです。

この魚は産地以外ではほとんど出回らないそうですから。

今回、このアイゴは美味しくなかったけど、魚好きの人たちのために、安い魚を探して仕入れてきてくれるのは大賛成です!

この彩鮮館は、いつもこんな感じで頑張ってくれているので、応援しながら魚買ってるんですよ。

マイワシの塩焼き

今日のマイワシは富山産で、鮮度が良く、太り方もまあまあでした。

で、今回は塩焼きでいくことにしたんですが、ちょっと考えないといけないこともあるんです。

まず、今回急いでさばいたので、ヒレ、エラ、内臓を取ってお腹をキレイにしたあと、

キッチンペーパーで包んで水分を取るやり方ではなく、塩を軽く振ってまぶしてから10分ほど置いてみました。

さて、脂が皮の真下つまり体の表面に集中して在るので、このまま焼くと脂がほとんど下に流れ落ちてしまうんです。

そこで、今回はアルミホイルの上で焼いてみたんですが・・・

結局、こうやっても脂は落ちてしまいますよね・・・

まあとにかく、これで焼き上がりました!

結局、喜んで食べてもらえたので、今回の塩焼きはこれでOKということにしましょう!

脂乗りが極端にいい時、例えば9月、10月の北海道産なんかだと、

逆に脂を落すように焼かないと、脂が強すぎてしつこくなっちゃうんですね。

蒸し魚 三種!

蒸しメバルに味をしめて、他の魚でも蒸しを試してみました!

ここで連続してやっておけば、ある程度ですが感覚がつかめると思います。

まずはイシモチです。

ニベとよく似ていますが、別の種類の魚です。

鮮度が落ちていたので、お腹もキレイにしてアタマも取って蒸しました。

味はまあまあでした。

鮮度が良ければ、美味しい魚だろうという実感はつかめました!

 

次は、マソイです。

クロソイとよく似ていますが、別の種類の魚で、マソイの方が美味とされています。

これも鮮度が落ちていたので、お腹をキレイに掃除して蒸しました。

これも、味、身の感じ、ともにまあまあでした。

鮮度が良くて大型のヤツなら、喜んでもらえるメニューになると思います!

 

さて、最後はマイワシです。

冴えない体形でしょう? 生命力感じませんよね?

こんなスマートな体形じゃ美味しくないんです。 もっと丸みを帯びて張りが良くて存在感がないとダメなんです。

このような場面でも「ただキレイなだけではダメ!」って証明できますよね?!

まあ、とにかくお腹を掃除して、アタマも取って蒸しましょう。

こんな感じで煮汁が濁っていなければ、イヤな香りや味はしないようです。

脂乗りは良くなかったけど、これもまあまあの出来でした。

一番美味しい時のマイワシなら、刺身か焼きだと思いますが、焼きに飽きた時は、この蒸しもアリだと思います!

 

これらの蒸し魚は、自分は下味は全く付けず、減塩しょうゆやショウガじょうゆを付けながら食べました。

軽く塩や酒を振ってから蒸すとかも、美味しく出来るかもしれません。

あと魚を取り出す時に、魚自体が崩れてしまうので、皿に盛ったまま蒸しているんですが、

蒸し器から取り出す時に、厚手のゴム手袋をしてから皿を持って取り出すような工夫が要ります。

布製のミトンとかを使って皿を持つのは、絶対にやめましょう!

熱い煮汁がミトンに滲みてきたら、大やけどになってしまいます!!

これは旨くいきました! 蒸しメバル!

今の自分には、煮付けがイマイチ上手く出来ないので、何かいい手はないかずっと考えていました。

クロソイは身がふわっとしていて、コラーゲン質っぽい感じもあったので、やり方によって美味しく仕上がるはずです。

月曜日は朝出勤したんですが、実は自分の出勤日ではないので、早めに帰宅して魚料理に挑戦することにしました!

で、帰り道の目標をまず角上魚類にして歩き出しました。

途中、新しいマミーマートに寄ってみると、コンニャク麺があったので6個ほど購入。(もちろん鮮魚もチェック!)

 

そして出発して約1時間で角上魚類に到着。

ここに着くまでに、「今日は魚を蒸してみようかな」と決めていました。

まずクロソイを探したけど、いない!(クロソイ安くてお得なんですが)

で、メバルとイシモチが目に留まりました。

メバルはクロソイと同じ属ですが、人気あるのでちょっと高め。

イシモチは安いけど、新鮮な刺身は漁師が認める旨さと言われています!(自分にはまだ実感がない)

そして別のコーナーに行くと、旨そうなマイワシ、それにホウボウ、ヤリイカ等が並んでいました。

その中に、小型のマソイが1皿3尾で売られていました。

マソイはクロソイと良く似ていますが、別の種類です。

結局、メバル1、イシモチ小2、マソイ小3と買ってしまいました。

久々に見かけた店員さんが自分を見つけたらしく、自分に見えるように、大きなサバをこっそり並べてきたのには笑ってしまいました!

毎回のように会話しながらサバを買っていた時期があったんです。(笑)

でも、まさか今の時期にマサバを買ったりはしませんよ。(唐揚げとかならイケるかも)

さて、帰宅して「今日はメバルを蒸してみるよ」と言ったんですが、カミさんは半信半疑っていう感じ。

旬はちょっと過ぎていますが、いいメバルでしょう?

お腹も締まっていたので、思い切って丸ごと蒸すことにしました。

普通、煮付けでも丸ごとではやらないんですが、メバルはお腹の中に良質な脂があるんです。

ウロコ、エラ、ヒレだけ取って、全体を丹念に洗いました。ヒレは落とさない方が恰好はいいんですが。

こんな感じで蒸してみました。蒸し時間は約30分です。

お酒や塩などの調味料は一切使いませんでした。

 

 

「あれっ? これって、美味しそうじゃない?」

「臭みもないよ!」

ポン酢、減塩しょうゆで、それぞれ食べてみたんですが、

「ん?・・・ あーっ、美味しいよ!」

身は柔らかくてフワフワでした。

味も良し!!

しょうゆが予想以上に合っていました。

 

あとで気付いたんですが、しょうが醤油も合うと思います。

今回丸ごと蒸しましたが、内臓から苦みが出るので、内臓は除いてお腹をキレイにしてから蒸した方がいいでしょう。

他の魚も、蒸しで結構イケそうな感じがしましたよ!

ウマズラハギ、クロソイの煮付け

群馬吾妻からの帰り、鶴ヶ島ビッグマーケットに寄って、ウマズラハギ、クロソイを煮つけ用に買っておきました。

どちらも鮮度が良かったです。

まずウマズラハギです。

ヒレやツノを落とし、エラと内臓を取り、特に血も丹念に取り除きます。そして、皮を剥ぎます。

皮を剥ぐのは意外に簡単なんですよ。

うすくち醤油40cc+みりん10cc+水160ccの煮汁で、時間短めに煮付けました。

肝と卵が大きいでしょう?

次はクロソイです。

下処理を済ませ、煮付ける直前の段階です。

こんな感じに仕上がりました。

 

そこそこに仕上がったんですが、やはり自分の煮付けは、まだ完成品になっていない感じなんです・・・

魚や調味料のいい香りが消えないように、加熱を控えめにすると、魚の臭みが残ってしまう。

今回、臭みが少し残ってしまいました。

濃い調味料を使ったりショウガを沢山入れたりするのは、やりたくないんです。

自分は、魚料理では煮付けが一番難しいんじゃないかと思っています。

さて、どうしたらいいのか、ちょっと悩んでいるところなんです。

セグロイワシの唐揚げ

セグロ(背黒)イワシは、シコイワシ、コイワシ、その他多くの別名で呼ばれていますが、正式名称はカタクチ(片口)イワシです。

幼魚名のシラス、チリメンも良く耳にしますね。

この魚を見つけたら、よほど痛んでなければ、即買いです!

とっても味のいい魚なんです!

自分が紹介するまでもなく、煮干し、いりこは味のいいダシを取るのに使われていますよね。

最高級の和食のダシとしても使われますし、みそ汁やラーメンで味の良さびっくりした人もいるのではないでしょうか?

海外で有名なのはアンチョビですね。

アンチョビはセグロイワシのオイル浸けです。

今回は、鮮度まあまあのパック売りが2パック約30尾で240円でした。

まずは、1尾ずつきれいに水洗いします。

アタマは残したまま、エラと内臓は取ってしまいます。

数が多い時は面倒なので、アタマも取っちゃっていいと思います。

この状態で水気を切った後、数尾ずつキッチンペーパーで包んで冷蔵庫に入れておきます。

さて、夕食時になったら、いつものやり方でカタクリ粉を薄くまぶします。

これを揚げていきますが、フライパンにオリーブ油を、炒める時よりは多めに入れて中火で調理します。

仕上がりは、こんな感じになりました!

 

もう、このまま食べられます!

自分は調味料を使わないことが多いんですが、塩をちょっとだけ振って揚げた方がいいかも。

ああ、天つゆに浸して食べても美味しいですよ!

で、カミさんが「マリネにしてみる?」と言い出しました。

アジの南蛮漬けのようにしようと言うんです。

「ああ、いいねぇ!」と和風マリネ液を作ってもらって出来たのがこれです。

これ、バッチリでした!!

ちなみにセグロイワシの旬は春だそうで、春は脂が乗ってコクがあるかもしれません。

旬以外でもこの魚は味が良く安いので、とにかく食べてみて下さい!!

大メヒカリの塩焼きは?・・・!

鶴ヶ島の彩鮮館で、珍しく大きなケースに入ったままのメヒカリが売られていました。市場から届いたばかり?

このメヒカリが、今まで見たことがないような大きいヤツだったんです!

まだ目もキレイで、魚体に青っぽい色も残ってるでしょう?

鮮度も良かったんですね。

この5尾で350円でした!

さて、この魚は良く唐揚げがおすすめになってるんですが、

トロボッチと呼ばれるくらい脂が身全体に乗ってるので、塩焼きがいいと思います! 干物もいけるでしょう。

小さければ丸のまま焼くんですが、これだけ大きいと火が通りにくいと思います。

で、頭だけ残して、おなかの中はキレイに掃除して、ヒレも取ってしまいました。

そして、キッチンペーパーで水分をふき取って、塩を軽く振ってから早速弱火で焼きました。

やっぱり脂がすごく、また焼き上がりがいい感じだったので、

「旨そう~! さあ食べて食べて!」と言ってるうちに、写真を撮り忘れてしまいました!

そこで残った小さめのヤツを、慌てて写真撮りました。

あー大きいヤツは焼き上がりもすごく美味しそうだったのに~(笑)

背を上にして焼いたんですが、これだと脂がかなり落ちるんです。

それでも身に脂たっぷりで、もうこれはとーっても旨かったです!!

サイズが大きいだけでこんなに違うんですね!

脂の旨味もそうですが、身の味もいい! 頭も骨も硬すぎずそのまま食べられる。

もう、カミさんも大喜びでした。

あまりにも喜ぶので、自分は1尾だけにしたんですよ。(笑)

 

これは本当に感動ものだったので、次の日、また大メヒカリを買いに行ったんです!

そして、これも感動したカフェ「エランズコーヒー」に寄って、コーヒー豆とプリンを買って帰りました。

いつもの真鰯(マイワシ)の和風マリネ

マイワシは、これからどんどん脂が乗ってきます!

青魚の脂は旨いだけでなく、体にすごく良いということが、商品の宣伝なんかにも使われてますね。

また、魚の値段が高くなってきている中で、安定して獲れているためか、安く手に入るのも嬉しいんです。

今回は、千葉水揚げの大型が1尾70円でした。

千葉産のマイワシはブランドになっているようですが、旬のものであれば千葉産でなくてもいいんです。それより鮮度の方が重要です!

脂が乗ってくると、魚を真横から見た時の紡錘形のカーブが強くなってくるんです。

これがすごくなってくると、大きく膨らんだ体に付いている顔が、はっきりと小さく見えるようになるんです!

本当に「デブ」になるんですね。(笑)

今回のは、まだそこまで行ってませんね。

 

あ、包丁を一緒に撮っていますが、ここまでは包丁は使わず、キッチンバサミだけです。

アタマは手で折り取って、お腹は指で念入りに掃除します。

手開きしたあと包丁で腹骨をすき取って、皮引きをしようという所です。

これは脂がほとんど無いように見えますが、皮の下にたっぷりあるんですよ。

こんな感じで、包丁で身を押さえながら、一気に皮を手で剥いていきます。

あとは切り分けるんですが、このまま刺身で食べても、もの凄く旨いんです!

自分で刺身にした方が、すごく鮮度のいい状態で食べれますよ!

 

我が家では、ほとんどこの和風マリネにするんですが、これで1週間は美味しく食べれるんです!

出来立ても美味しいんですが、調味液が浸み込んだマイワシも、また美味しいんですよ。

今回は、1か月前のより脂乗りが良く、マリネ液に昆布も入れてもらったので、とても美味しく出来ました! 

 

脂が最高に乗ったマイワシは、自分のオリジナルの「骨まで柔らかい煮込み」にもしたいんです。

あ、圧力鍋だと骨はすぐに柔らかくなりますが、味は良くないです。

高い温度で失われたり壊れたりする旨味は、やはりあると思います。

マアナゴの唐揚げ

前回、アナゴを買ってあったんですが、調理する余裕がなくダメにしてしまいました! ごめんね・・・

で、今回は買った次の日に下処理を済ませ、今日唐揚げに初挑戦してみました。

生き締めの状態で売られていました。

三枚卸にしましたが、これがかなり大変でした!

アタマだけ別に充分に焼いて、水分が抜けた状態で食べてみたんですが、結局これが一番美味しかったんです。

水分を取ってから焼くと、この魚の味の良さが分かるように思います!

さて、キッチンペーパーで包んで一晩置いたものに、かたくり粉をうすくまぶしました。

オリーブ油を使い、中火で加熱したんですが、唐揚げ風には仕上がりませんでした。

硬い中骨だけは長めに揚げました。

身の食感は弾力性がかなりあって、コラーゲン質って感じです。

小骨は柔らかくなっていたのか、全く気になりませんでした。

でも、アナゴの旨味は良く分かりませんでした。

やはり、川越の時にうまくいった干物か、グリルで焼くかが美味しく出来るような気がしました。

エゾメバルの煮付け

エゾメバルというメバル属の魚が一尾160円!でした。

別名ガヤと呼ばれていますが、昔、ガヤガヤと沢山獲れたことからこの名が付いたらしいです。

鮮度も良かったので、よし、煮つけにしよう!と、2尾買いました。

旬と思われる春は過ぎていますが、どんな味か試してみる価値ありでしょう? この値段ですから。

さばいてみると、お腹の脂はちょっと少なめでした。

自分は、特に煮つけの時は、ヒレは全部落としてしまいます。

あ、ここまではキッチンバサミでやるので早いですよ。

煮汁は、うすくち醤油を8倍くらいに薄めて、それにみりんを少し加えただけのものです。

今回、肝を一緒に煮付けているので、ショウガを入れた方が臭み消しにいいかもしれません。

そして、火が強くならないよう、また加熱時間も短くしてみました。

火が強いと、臭みは取れても香りが良くなくなってしまうように感じるんです。

 

やはり、脂が少なかったからだと思いますが、身が締まり過ぎた感じになりました。

以前、キメバルを煮付けた時も同じような感じでした。

あと、わずかですが、イブクロから苦みが出てしまっていたようです。

加熱温度を上げ過ぎず、加熱時間を短めにするのは良かったようです。心配していた臭みも出ませんでした。

煮付けは、ベストの仕上がりにするのが本当に難しいと思いました。

近いうちに、もう一度挑戦してみたいですね。

鶴ヶ島IC傍の、ビッグマーケット、彩鮮館

関越道鶴ヶ島ICのすぐ傍に、ビッグマーケット(中の鮮魚店は本庄鮮魚)、彩鮮館という鮮魚を扱う小売店があります。

ビッグマーケットは結構新しいお店で、これが出来てから彩鮮館の方もリニューアルされて面白くなってきました!

鮮魚の種類が多く、鮮度が良く、手が届く値段の魚が多いんです!

魚好きの客にとって、この3拍子が揃ってないとダメなんですから、一般客相手の鮮魚店は大変だと思います!

昨日、この2店に行ってみたんですが、魚を見てるうちに嬉しくなってしまい、つい沢山買ってしまいました!

カタクチイワシ(背黒イワシ)2パック約30尾、ガヤ(エゾメバル)2尾、大羽マイワシ6尾、大メヒカリ5尾、マアナゴ1尾です!

あ、今回は腐らせませんよ!

さっき、全部下処理を済ませ、マイワシとエゾメバルは調理も終わりました!

早速、今晩のおかずです。

魚たちの様子と調理は次のブログで紹介しますので、是非見てやって下さい! 

明日は、メダイとクロソイ

今日、鶴ヶ島に新しく出来た鮮魚店で買ってきました!

クロソイは、安くてスーパーでも良く見かけますが、刺身になる鮮度のは珍しいです。 

メダイは、名前の通り目が大きく、白身で淡白ながら味のいい魚です。

 

クロソイは、うすくち醤油で煮つけにします。今回はキレイに仕上げてみたいと思います!

メダイは小型サイズでしたが、鮮度が良かったので刺身にしてみたいと思います。

明日、調理してみます。

入梅直前マイワシ和風マリネ

今日7日が梅雨入りでしたが、

このマイワシ和風マリネは、先週土曜日に作りました!

もう全部食べちゃいましたが。

入間市久保稲荷にジャパンミートという安売り店があって、その中の鮮魚店「田中」がいいんですね。

さあ、旬入りたて?千葉のマイワシはどうでしょう?

鮮度良さそう、魚の太り方もいい感じだったので、1パック6尾を買ってきました。

これくらい安いといいですね!

カミさんは塩焼きがいいと言うので、まずさばいて、脂乗りを確かめてみました。

ここまで卸してみましたが、脂乗りはまだそこそこでした。

脂の無いマイワシを塩焼きしても、パサパサになって美味しくないんです。

今回は暑い時期に食欲をそそり日持ちもする、和風マリネでいくことにしました!

手開きで開いたところ。これが一番脂乗りが良かったヤツです。

これくらいなら刺身でも美味しいです!

これは一番脂の無かったヤツを、皮引きした直後のものです

マリネ液ですが、玉ねぎも入れたものを頼んで作っておいてもらいます。

ポン酢と黒酢を合わせた簡単なものです。昆布も入れておくと味が良くなります。

さて、マイワシは、腹骨をすき取ったあと、皮引きをして、刺身を作る要領で、切り分けます。

これを、マリネ液にどんどん漬け込んでいくだけです。

これでマイワシ6尾分ですから、しばらくは食べれますよ!

小皿に取り分けたところです。

これ、夏にいいですよ!

それに、これからマイワシは脂乗りが良くなってきますから。

手開き、腹骨すき、皮引きに慣れれば簡単です!

アナゴのから揚げを作ろうと思っています

川越のマンションに住んでいた時に、開いたアナゴの身を買ってきたことがあります。

その時は、いろんな鮮魚を干物にして味比べをしていました。

そして、このアナゴの干物がすごく美味しかったんです!

アナゴは値が張る魚なので普段は買いませんが、角上で丸のまま活〆のアナゴ300円だったので買ってきました!

今、冷蔵庫の中ですが、これを週末にから揚げにしてみようと思っています!

天ぷらも美味しそうなんですが、まずはから揚げに挑戦してみますね。

ワカサギのから揚げ

連休中の鮮魚が少ない中、角上魚類でパック入りのワカサギを買ってきました。

写真は、水洗いしてからキッチンペーパーで包んで水分を取ったあとのものです。

ワカサギは淡水魚で、味は淡白で骨も頭も柔らかく丸ごと食べれる小魚です。

これに似た魚がチカですが、チカは海水魚で、骨が硬いんです。

 

さて、今日はこのワカサギを丸ごとから揚げにしてみます。

小袋にかたくり粉を入れて、この中で魚を躍らせるように混ぜるといいです。

こうすると、粉を大量に使わなくて済みます。

今日は、この粉の中に粒子の細かい塩を少し混ぜてみました。

 

かたくり粉をまぶしたあと、魚を指ではじくようにして余分な粉を落とすようにしました。

 

これを、オリーブ油の中で、中火で揚げます。

身が半分浸るくらいの油の量ですが、これでも調理後は油が残ってしまうので、炒め物とかに再利用したいですね。

 

さあ、出来ましたよ!

このワカサギは、淡水魚ということもあるのか、塩味が足りず、別に味付けをした方がいいと思いました。

粉の中に入れた塩も、もう少し多くしてもいいと感じました。

それ以外の仕上がりは良かったと思います!

カミさんは、卵を持ったワカサギを喜んで食べてくれました。

あ、天つゆで食べると合うんじゃないかと思いました!

メギスのから揚げ

連休中は、鮮魚の入荷がすごく少なくなります。

漁師さん達は、ほぼ暦通りに休暇を取るそうですから、水揚げ自体が無い訳です。

唯一入ってくるのは養殖物で、これは年末とかも同じ状況ですね。

で、1日に角上魚類へ行ってみましたが、やはり鮮魚の丸売りは少なかったです。

そんな中でメギスが1皿350円(中6尾)だったので、これを買ってきました。

この前素揚げを作った時に、から揚げの方がいいんじゃないかと感じたので、今日はから揚げに挑戦してみました!

まずは、ウロコを取ってキレイに水洗いします。

そして、頭、ヒレ、内臓を取り除いてから、この前うまくいった手開きで中骨を外します。

次に、キッチンペーパーで身の水分を軽く取ってから、かたくり粉を入れておいたビニール袋の中でかたくり粉を薄くまぶします。

かたくり粉を、もっとしっかり身から払い落としておいた方がいいかもしれません。

揚げる油は、エキストラバージンオリーブ油のクセの少ないものを使っています。

オリーブ油で揚げると、お菓子のような味になりそうで合わないと思っていましたが、油を選べば、そんなことは全くありませんでした。

油は使い切りの少量しか入れないので、揚げるのは片面ずつです。中火で揚げます。

3分くらいでひっくり返して、反対側の面を揚げます。

素揚げの時のように、フライパンに身がくっつくことはありませんでした。なので、ひっくり返すのも楽です。

衣はもっと少なくてもいいでしょうね。

さらに2分くらい揚げて、キッチンペーパーを敷いた皿に乗せていきます。

最後に、中骨を粉は付けずに素揚げにします。

さあ、出来ました!

仕上がりと肝心の味の方はどうでしょうか?

今回はうまくいきました!!

素揚げよりこっちの方が身のホクホク感も良く、油がしつこい感じもありません。

クセの無いオリーブ油で揚げると、味も良く、食後の胃もたれ等もないんです。

揚げる温度もこれくらいでいいようです。(色で判断)

カミさんからも very good をもらいました!

今回は、天ぷら屋さんで食べる時のように、塩をちょっとだけ付けながら食べたんですが、

塩味をどこでどのように付けるかが、次回の課題です。

メヒカリの塩焼き

この小魚は、一般的にはメヒカリと呼ばれていて、新鮮なものは目が青緑っぽく光って見えます。

また、トロボッチとも呼ばれるように、小型ながら脂のある深海性の魚です。(正式名称アオメエソ)

スーパーでも、パック売りで時々見かけるんじゃないでしょうか?

昨日、冷蔵庫にしばらく寝かせていたメヒカリの下処理をしました。

もう、鮮度が少し落ちているので、目が光っていないでしょう?

鮮度が良ければ、ウロコを取って丸のまま塩焼きするといいです。

ただ海底付近を生活している魚で、泥を吸い込んでいる時があるのか、内臓は取った方がいいという人もいます。

ウロコは、爪を使わなくとも指先で尾から頭に向けてしごけば簡単に取れます。

今回は、鮮度がちょっと落ちてるので、エラと内臓は取ってしまいます。頭は柔らかいので残します。

身だけでも充分に脂分を楽しめるんです!

下の写真は、エラと内臓を取ってキレイに洗ったところです。

これを、2~3匹ずつキッチンペーパーに包んで、冷蔵庫に寝かせておきます。

今晩は、丸のまま塩焼きです。塩焼きと言っても塩は振らなくてもOKです!

 

さて、夕食時になりました! 

最後の焼きですね!

まず、室温になるまで冷蔵庫から出して並べておきます。

その後、魚焼きグリルで、弱火で15分ほど焼きます。

さあ、出来ましたよ!

焼き加減はこれくらいで良かったようです。

塩とか、他の調味料も一切使っていません。

頭も骨も柔らかく、全く違和感なく丸ごと食べられます。

やはり、これは女性の大好物なようで、あっという間に完食してくれました!