美味しい魚のはなし

2019年5月の記事一覧

アナゴのから揚げを作ろうと思っています

川越のマンションに住んでいた時に、開いたアナゴの身を買ってきたことがあります。

その時は、いろんな鮮魚を干物にして味比べをしていました。

そして、このアナゴの干物がすごく美味しかったんです!

アナゴは値が張る魚なので普段は買いませんが、角上で丸のまま活〆のアナゴ300円だったので買ってきました!

今、冷蔵庫の中ですが、これを週末にから揚げにしてみようと思っています!

天ぷらも美味しそうなんですが、まずはから揚げに挑戦してみますね。

ワカサギのから揚げ

連休中の鮮魚が少ない中、角上魚類でパック入りのワカサギを買ってきました。

写真は、水洗いしてからキッチンペーパーで包んで水分を取ったあとのものです。

ワカサギは淡水魚で、味は淡白で骨も頭も柔らかく丸ごと食べれる小魚です。

これに似た魚がチカですが、チカは海水魚で、骨が硬いんです。

 

さて、今日はこのワカサギを丸ごとから揚げにしてみます。

小袋にかたくり粉を入れて、この中で魚を躍らせるように混ぜるといいです。

こうすると、粉を大量に使わなくて済みます。

今日は、この粉の中に粒子の細かい塩を少し混ぜてみました。

 

かたくり粉をまぶしたあと、魚を指ではじくようにして余分な粉を落とすようにしました。

 

これを、オリーブ油の中で、中火で揚げます。

身が半分浸るくらいの油の量ですが、これでも調理後は油が残ってしまうので、炒め物とかに再利用したいですね。

 

さあ、出来ましたよ!

このワカサギは、淡水魚ということもあるのか、塩味が足りず、別に味付けをした方がいいと思いました。

粉の中に入れた塩も、もう少し多くしてもいいと感じました。

それ以外の仕上がりは良かったと思います!

カミさんは、卵を持ったワカサギを喜んで食べてくれました。

あ、天つゆで食べると合うんじゃないかと思いました!

メギスのから揚げ

連休中は、鮮魚の入荷がすごく少なくなります。

漁師さん達は、ほぼ暦通りに休暇を取るそうですから、水揚げ自体が無い訳です。

唯一入ってくるのは養殖物で、これは年末とかも同じ状況ですね。

で、1日に角上魚類へ行ってみましたが、やはり鮮魚の丸売りは少なかったです。

そんな中でメギスが1皿350円(中6尾)だったので、これを買ってきました。

この前素揚げを作った時に、から揚げの方がいいんじゃないかと感じたので、今日はから揚げに挑戦してみました!

まずは、ウロコを取ってキレイに水洗いします。

そして、頭、ヒレ、内臓を取り除いてから、この前うまくいった手開きで中骨を外します。

次に、キッチンペーパーで身の水分を軽く取ってから、かたくり粉を入れておいたビニール袋の中でかたくり粉を薄くまぶします。

かたくり粉を、もっとしっかり身から払い落としておいた方がいいかもしれません。

揚げる油は、エキストラバージンオリーブ油のクセの少ないものを使っています。

オリーブ油で揚げると、お菓子のような味になりそうで合わないと思っていましたが、油を選べば、そんなことは全くありませんでした。

油は使い切りの少量しか入れないので、揚げるのは片面ずつです。中火で揚げます。

3分くらいでひっくり返して、反対側の面を揚げます。

素揚げの時のように、フライパンに身がくっつくことはありませんでした。なので、ひっくり返すのも楽です。

衣はもっと少なくてもいいでしょうね。

さらに2分くらい揚げて、キッチンペーパーを敷いた皿に乗せていきます。

最後に、中骨を粉は付けずに素揚げにします。

さあ、出来ました!

仕上がりと肝心の味の方はどうでしょうか?

今回はうまくいきました!!

素揚げよりこっちの方が身のホクホク感も良く、油がしつこい感じもありません。

クセの無いオリーブ油で揚げると、味も良く、食後の胃もたれ等もないんです。

揚げる温度もこれくらいでいいようです。(色で判断)

カミさんからも very good をもらいました!

今回は、天ぷら屋さんで食べる時のように、塩をちょっとだけ付けながら食べたんですが、

塩味をどこでどのように付けるかが、次回の課題です。

メヒカリの塩焼き

この小魚は、一般的にはメヒカリと呼ばれていて、新鮮なものは目が青緑っぽく光って見えます。

また、トロボッチとも呼ばれるように、小型ながら脂のある深海性の魚です。(正式名称アオメエソ)

スーパーでも、パック売りで時々見かけるんじゃないでしょうか?

昨日、冷蔵庫にしばらく寝かせていたメヒカリの下処理をしました。

もう、鮮度が少し落ちているので、目が光っていないでしょう?

鮮度が良ければ、ウロコを取って丸のまま塩焼きするといいです。

ただ海底付近を生活している魚で、泥を吸い込んでいる時があるのか、内臓は取った方がいいという人もいます。

ウロコは、爪を使わなくとも指先で尾から頭に向けてしごけば簡単に取れます。

今回は、鮮度がちょっと落ちてるので、エラと内臓は取ってしまいます。頭は柔らかいので残します。

身だけでも充分に脂分を楽しめるんです!

下の写真は、エラと内臓を取ってキレイに洗ったところです。

これを、2~3匹ずつキッチンペーパーに包んで、冷蔵庫に寝かせておきます。

今晩は、丸のまま塩焼きです。塩焼きと言っても塩は振らなくてもOKです!

 

さて、夕食時になりました! 

最後の焼きですね!

まず、室温になるまで冷蔵庫から出して並べておきます。

その後、魚焼きグリルで、弱火で15分ほど焼きます。

さあ、出来ましたよ!

焼き加減はこれくらいで良かったようです。

塩とか、他の調味料も一切使っていません。

頭も骨も柔らかく、全く違和感なく丸ごと食べられます。

やはり、これは女性の大好物なようで、あっという間に完食してくれました!