美味しい魚のはなし

今日は美味しかったかな?

入梅イワシの丸焼き!

 入梅イワシの時期でなくても、脂乗りがいい時のマイワシなら丸焼きも凄く旨いので試してみて下さい!

東北、北海道の大型のマイワシなら、冬まで脂乗りいいですよ。

ただ、普通に魚焼きグリルで焼くと脂がほぼ流れ落ちてしまい、グリルの掃除も大変になってしまいます。

グリルパンで焼いてみて下さい! 

 まずは、全体を良く水洗いしてウロコもキレイに除いておきます。

(自分は、ヒレとアタマは落としておくことが多いんですが)

次に、水気を切ってからキッチンペーパーで包み、その上からロールペーパーでグルグル巻きにします。

ロールペーパーは10巻きくらいでしょうか。

これを冷蔵庫で寝かせておくと、水分がうまい具合に抜けてくれます。

塩もみにして水分を抜く方法だと、あとで水洗いで塩を流しても塩辛くなっちゃうのが自分は嫌なんです。

半日ほど寝かせたら、焼く1時間くらい前に冷蔵庫から取り出してペーパーを取り除いて室温の中に置いておきます。

このあと、グリルパンで焼いて下さい。

かなりの量の油が沁み出てくるので、クッキングペーパーか焦げ付かないアルミホイルを敷いた方がいいでしょう。

焼き目が付いていない等そんなに美味しそうに見えませんが、これは直火で焼いていないからなんです。

すごく美味しいんですよ!

また、あえて脂分を落としたければ、魚焼き器で焼いた方がいいと思います。(火が出たりするので注意)

見てくれ悪いけど極ウマでした! 入梅マイワシ

 とても大きくて鮮度もバッチリの真鰯を、焼こうか刺身にしようか迷っていました。

お腹の張りもすごく良く柔らかくなっていなかったので、「よし刺身だ!」と思ってお腹を切り出したんですが、お腹の中まで脂乗りが凄かったんです!

「ああ、丸焼きが良かったかなぁ」と思い直したんですが、もうお腹を切っているので刺身にすることにしました。

ラップをかけて冷蔵庫に入れていたので見てくれは悪いんですが、この脂乗りを見て下さい!

文句なしの旨さでした!

あ、脂乗り凄い時の丸焼きもとても旨いんですが、是非グリルパンで焼くことをおすすめします!

いつもの焼き方だと、脂がどんどん流れ落ちちゃうんです。

近いうちに、丸焼きレポートしますね!

夏のゴマサバを忘れないで!

 夜食に魚を出す時は、もう下処理が済んでいることが条件ですが、5時頃の調理開始の前に、切り分けたり、骨を抜いておいたり、揚げる油を用意したり、刺身用の大葉を用意したりしておくんです。

「今日は必ず魚を一品出すよ」と言っておくと、「まあ明日でいいや」と先延ばししなくなります。(笑)

で、昨日は、冷蔵庫に水分がちょうど良く抜けたと思われるメヒカリがいたので、久々の塩焼きにすることにしました。

メヒカリは別名トロボッチと言われるくらい脂乗りがいい小魚なんですが、ウソのように脂が無い時期もあるので注意して下さい!

そんな時は、から揚げにすればとても美味しく食べれますから大丈夫!

常にから揚げで食べている人も多いようですが、脂乗りがいい時は、まず水分を抜いてからぜひ塩焼きにしてみて下さい!

これ普通のアルミホイルなんですが、魚がくっついてしまってその点だけ失敗でした。

くっつかないアルミホイルを使ってもいいんですが、クッキングシートがいいかも。

それからグリルパンを上手く使うと焦げずに仕上がりも良くなります。

クセが無く味も良く、美味しかったです!

 

 さて、今日は、これも久々のゴマサバです。

お腹に黒い斑点が散っているのが名前の由来です。

マサバとそっくりですが、模様だけでなく、脂乗りの時期や身質が違います。

やはりマサバの方が本サバと言われるように、身質や味はマサバの方が上だという評価なんです。

ところが、ゴマサバは夏になっても脂乗りがそれほど悪くならない、味も落ちないというアドバンテージがあるんですね!

挑戦してみたい人は、夏のマサバを塩焼きにしてみて下さい。涙が出るほどマズイですから!(笑)

ああ、でも夏のマサバはから揚げなら美味しいと思います!

この週末、ゴマサバを見つけて家でさばいてみたら、当たり! 脂乗り良しでした!

お腹の中が白く内臓まで脂肪の付きがいいでしょう?

そしてこんな時は、ハサミでお腹を切り始めて手応えですぐ脂乗りがいいかどうかが分かるんです。 

昨日からこんな感じでペーパーでグルグル巻きにして水分を抜いておきました。

状態が良かったのでアタマも一緒に焼いてみます。

これを2枚おろしにして、アタマは縦割りにしておきます。

今日は、この半身を塩焼きにしてみます。

ここまでやっておけば、あとは塩を軽く振って焼くだけです。

冬のマサバの脂とまではいきませんが、身質、味ともにとても良かったです!

グリル調理に割り込んで魚も一緒に

 娘が「グリルで野菜を焼くと美味しいよ」と紹介してくれました。

これが、旬の野菜なんかだと特に美味しいのが分かりました!

で、冷蔵庫で出番を待っていた「メバル」と「メヒカリ」をこのグリルに割り込んで焼かせてもらいました。

鶏肉と一緒に焼きました。

仕上がりはこんな感じでした。

まだ温度調節とか焼き時間に工夫が必要みたいです。

野菜の方はこんな感じですね。

この調理法、また挑戦してみたいと思います。

今年も入梅イワシいいですよ!!

 昨日、冷蔵庫にしばらく寝かせてしまったオアカアジを調理しました。

オアカアジは生で食べるのが一番ですが、もう刺身にするには時間が経ってしまっていました。

そこで今回は唐揚げにしてみました。

下味全く無しで揚げて、ポン酢をちょっと付けて食べたんですが、なかなか美味しかったです!

で、唐揚げにするのなら、ついでにサバも一緒に揚げようと思って買いに行ったんですが、マサバもゴマサバもいませんでした。

その時、石川県産だったかマイワシがいました。

まあまあ太ってるのもいるかな? と思って見ていたんですが、売り子のお兄さんが手元に大きいヤツを隠してるのを発見!

「その太ったイワシ、いただけますか?」って聞いたらオッケーが出て買うことが出来たんです!

これはもう刺身でしょう! と家に帰ってすぐに2尾を刺身にしたのがこれです。

大葉の上に盛るのがいいですよ。

盛り付け方が相変わらずダメなんですが、これは新鮮で脂乗り良し!でした。

すごく美味しかったです!!

新鮮なものに限りますが、ぜひぜひ刺身で食べてみて下さい!

手開き、中骨腹骨取り、皮引きがポイントですが、難しくないですよ。何回か練習すればいけますから!

刺身を作る時の腹骨の処理、お吸い物

 人間と一緒で、魚もお腹に脂があるんです。(笑)

魚をさばく時、腹骨を取り除くために腹骨と一緒にこの脂身をそぎ切るんですが、どうもこれがもったいない!

何とかならないか?

魚の鮮度が落ちていると、胆のう等の内臓が破れたりして強い苦みがこの腹骨周りの身に移っている時もあります。

そんな時はやはり骨と身をそぎ落しておいた方がいいですね。

 で、今回のオアカアジの刺身を作る時に、腹骨だけ骨抜きで除いて身を残してみました。

下の写真は腹骨を抜いたあとですが、血合い骨がまだ残っています。横一列に血合い骨の頭が見えますか?

キレイに腹骨だけが抜けました。これでお腹の身も一緒に刺身に出来ました!

 そして、いつものお吸い物ですが、ヒレと内臓以外のアラは全部使います。

湯通しは必ずしますが、やり過ぎると肝心の味が抜けてしまいます!

今回は脂がなくさっぱりした出来でした。次回味のはっきりしたコクのある写真を載せますね。

今年初のオアカアジ、マイワシ

 鶴ヶ島に買い出しに出かける時は、2店の対面鮮魚コーナーを回れるのが嬉しいんです!

今日は、最初の彩鮮館で太ったメヒカリとメバル、次のビッグマーケット(本庄鮮魚)でオアカアジがいました!

かなり小さかったけど、1尾150円だったので喜んで買いました!

この魚は脂があっても焼きや煮付けには合わないようです。

それは、脂が皮の真下だけに集中してるからなんです。

ああ、唐揚げなら旨いかもしれません。

ということで、この魚は必ず生でいただくことにしています。

刺身かマリネですね!

今日の2尾はさばいてみると皮の真下に脂がまあまああって、家族が喜んでどんどん食べてくれました!

刺身が半分無くなった時慌てて写真を撮りました!(笑)

これからもっと脂が乗ってきて、特に大型のものは凄く旨いです。

しかも、この魚は安いんです !

残念なのは、扱っているお店が少ないことですね。

神奈川静岡方面からの魚を扱っているお店では良く見かけました。

最近では、このあたりだと入間市のジャパンミート、鶴ヶ島市の彩鮮館、ビッグマーケットで時々見かけます。

 

 あと、メヒカリは脂乗り戻っていてすごい脂乗りでした。(別名トロぼっちですから!)

そして、マイワシも少しずつですが脂乗ってきたようです。

入梅イワシ、安いですしこれから期待できると思います!

ホウボウの刺身とお吸い物

 今日は突然、カミさんがホウボウを丸一尾買ってきたんです。

状態が良さそうで安かったからと言ってました。

目の色も体の張りもいいですよね!

魚を選ぶ時、細くてスマートなものより丸みがあって存在感があるものの方がいいでしょう?

ちょっと余談なんですが、人間の体型にしても同じだと思うんです。

食べ物と人間を同類に扱うのは申し訳ないんですが、自分は色々な場面でこういう風に感じています。

スマートでキレイより体格が良くて安定感がある方がいいと思うのは、その方が生命力があるからなんです!

 

 さてこのホウボウですが、これなら刺身にするしかないですね!

旬のホウボウの刺身は旨味が強く食感も良く本当に美味しいんですよ。

仕上がりがイマイチですが、今日の夕食に作った刺身です。

そして、さらに気合いを入れて作ったのがアラで作ったお吸い物です。

ヒレは切り落として、内臓も取り除いて丁寧に水洗いします。特に血が残らないように洗います。

これを、沸騰したお湯に一呼吸くぐらせて、冷水にさらします。

その後別の鍋の清水に入れ加熱します。

沸騰する前にうすくち醤油を少量だけ入れ、沸騰したら火を止めて出来上がりです!

もしダシが必要なら、その魚が美味しくない時なので、お吸い物にするのは別の機会にした方がいいです。

お吸い物椀に身が少し入るようにして、もしあればミツバをちょっと散らすといいです!

醤油がちょっと少なかったですね。

でも今日は、見てくれあまり良くないけど刺身がとっても美味しかったです!!

カミさんからも二重丸をもらいました! 

ウマズラハギの蒸し

この時期には珍しいハタハタと、ウマズラハギを仕入れてあったんですが、

またまた冷蔵庫で数日置いてしまいました。

でも鮮度が落ちても、ハタハタは焼けばそれなりの出来になりそうだと思っていました。

実は、春先にハタハタを期待せずに蒸して食べてみたら、大きな卵を抱いている時より身に脂もあって美味しかったんです!

ハタハタとウマズラハギを一緒にさばいていたら、臭いに敏感なカミさんに文句を言われました・・・

あ、生のハギの写真撮っとけば良かったんですが、手が汚れていて臭くて・・・

生臭スマホになっちゃいそうなんです・・・!

さばき終わってから出来るだけ丁寧にお腹の中を水洗いしました。

そして、エイやっと全部蒸しにしちゃいました!

仕上がりは、いつもの男料理でゴメンなさい。

ウマヅラハギの大きな肝は、いったんお腹から出して中をしっかりキレイに洗ってから中に戻すんです。

味の方ですが、ハギは全く脂無いのに美味しかった!

あ、ポン酢をちょっと付けながらいただきました。

次回、鮮度のいいものをすぐに調理してみます。

ハタハタも、この時期のものでも充分美味しいと思いますよ!

 

PS.調理中の鮮魚を撮るのに「SIM無しの別の中古スマホを利用する」案を思いつきました!

SIM無しスマホは白ROMって呼ばれているそうです。

Wifi利用のみなので通信料かからない! カメラ以外の機能もほとんど使える。

画質に注文付けなければ、この白ROMの利用価値はすごく大だと気付きました!!

実現したら報告しますね!

シイラを色々と調理してみました

腹骨を除くには、普通はその部分を身ごとそぎ切るんですが、このシイラは骨抜きで全部取れました。

それから下の写真で分かりますが、中骨から血合い骨が分岐する所が太かったんです。

3枚おろしにする時、血合い骨を切り離すのがちょっと大変でした。

最初、いつものやり方で身を骨から離そうとしたら、下のように身が骨回りに残ってしまいました。

そこで、再度動画で確認したりして上のように身を離すことができました。

では調理ですが、まず、これならいけるかもと思ったソテーから。

骨を完全に抜き取って切り身にして、味付けと焼きはカミさんにお願いしました。

ニンニクを使ったこのソテーは臭みがなく美味しかったです!

どうもこの皮にちょっと臭みがあるようです。(実は、ブリやサケの皮にも臭みありますよね?)

香辛料を使わないソテーも作ってもらったんですが、ちょっとですがクセを感じました。

あとは、尾側の身、アタマやカマと骨周りのアラ、大きな肝と胃袋、卵、が残っています。

まず身の方は、酒粕漬けに初挑戦してみました。

これに減塩しょうゆを少し混ぜて、粕床を作りました。

普通は酒粕に味噌と酒を混ぜるようです。

身は、皮を引いてから切り分けて粕床に漬けました。

身に粕を馴染ませるには、粕床がもっと柔らかい方がいいかも。

この粕漬けは、週末に焼いて食べてみましょう!

うーん・・・ 不安と期待が半々!(笑)

さて、内臓とアラの方は、まず湯通しを長めにして臭み抜きをしました。

ちょっと考えてみたんですが、内臓はいつもの鶏の肝の煮込み方でいいんじゃないかと思いつきました。

そこで、カミさんにアドバイスをもらいながら仕上げたのがこれです!

昨日の夜食で娘もこれを食べたんですが、出来は二重丸でした!!

すごく喜んでくれたので、自分は味見だけにしました。(泣)

今日の最後は、アタマ、カマ、骨回りの煮込みです。

通常の魚の煮付けではありません。長い時間煮込んでみたんです。

2時間半くらいでしょうか。水を何回も足しながら弱火で煮込み続けました。

臭みもなく、骨も柔らかくなっていました!

まあまあ美味しかったけど、まだ改良の余地ありですね!

シイラを丸一尾で買いました

シイラの名前の由来には諸説あるようです。

殻ばかりで実のない籾のことを粃(しいな)といい、「頭が大きいのに身は薄く食べるところがない」。

他にも、衣服の上から腰のあたりに羽織る衣類のことを古語で「しびら(褶)」といい、海面に浮き上がるシイラを見立てて、「シビラ」→「シイラ」となったという説もあるそうです。

名前や見てくれで評価を落としている魚は他にもいると思いますが、このシイラもそうでしょうね。

今日、もし近場で買えればと角上魚類に電話をしたんですが、

「うちではシイラは扱わないんです」という返事でした!

関東では食べる習慣がないと言われていますから、ここらでは売れない魚という判断なんでしょうね。

ところが、国内で昔から食べている地域があって、しかも美味しい魚と認知されているそうなんです!

不急ではなかったのですが、次回いつ手に入るか分からないので、昨日の鶴ヶ島ビッグマーケットに車で向かいました。

もちろん、マスク、手袋をしてシイラ丸一尾、刺身(娘用に)だけ買いました。

やはり、「丸のままで」と言うと店員さんビックリしていました。

半身は娘宅に届けるために、いったん帰宅してさばくことにしました。

自宅で撮った写真です。まな板に乗るような大きさではありません!

刺身用で鮮度は良かったです!

身もキレイでした。身の感じは、カジキやビンチョウマグロに似てるかも。

この半身を、腹骨、血合い骨もきれいに抜き、カマも落として娘宅に持っていきました。

料理は次回ですね。

粕漬けも合いそうかな? と気付きました。

さて、美味しく仕上がるでしょうか・・・? 

シイラの刺身

自粛要請が出てから、もちろんですが遠出は控えています。

でも週末には、鶴ヶ島には食材を買い出しに車で行っています。

野菜、肉、飲み物、お菓子、それに何といっても鮮魚店を2か所も回れるんです!

今日は、最初の菜鮮館ではカナガシラとメヒカリを購入。

メヒカリはさばく時に脂の乗りは分かりますから、脂乗り良ければ久々に塩焼きにしたいと思います。

カナガシラは白身で旨味がある魚なんですが、小さいやつなので小骨が気になりそう。

ということは、お店でも勧めていた唐揚げが面白そうです。

 

さて、次のビッグマートでは対面鮮魚コーナーにシイラが並んでいたんです!

小学生の頃に読んだ「コンチキ号漂流記」に、美味しくないって書いてあったような・・・

体長は1メートル近くあり(!)、緑っぽい体色と不気味な顔つきにちょっと引いてしまうかも。

この大きさの丸一尾で何と900円!

しばらく悩んでいたんですが、冷蔵庫には入らないし、食べたことも無いので丸一尾で買うのは次回にしました。

ただ運のいいことに、刺身にしたシイラも売られていたんです。

やった! これを食べてみれば味が分かりますね!

見た感じ悪くないでしょう?

早速、今晩の食卓に出してみました!

これが、全くの予想外で美味しかったんです!!

旨味もあり食感も良かったです。

調べてみたら、火を通した料理も美味しいらしいです。

うーん、明日丸一尾買いに行こうかなぁ。

オコゼ、メバル、メヒカリ、全部から揚げにしました!

今日も自分が魚料理長です!

この4尾のうち、上の小メバルは3尾で180円、下のオコゼは250円でした!

オコゼの背びれのトゲ、見えるでしょう?

このトゲには毒があって、料理中に手に刺さったりするとタダでは済まないんです!

これの仲間のオニダルマオコゼの背びれのトゲの猛毒は有名です。

オニダルマオコゼを海辺で踏んでしまって、死んじゃった例があるくらいなんです!(踏んだ人間が死んだんですよ!)

魚屋でどう対応してくれるかなぁと思って「このトゲやばいですよね?」と聞いてみたんですが、

「ええ、危ないですよ」と言ってくれただけで、何もしてくれませんでした・・・!

店員さんもコロナ対応でそれどころじゃないんでしょう。

大丈夫! この写真を撮ってすぐに、背びれを真っ先に切り落としましたから!(ゴミ捨てに出すまで注意ですよ!)

さて、この4尾は丸揚げにするには大きすぎるので、解体してから揚げました。

エクストラバージンオリーブ油で揚げるんですが、これがホントに意外に違和感無しなんです!

骨は一部硬い所が残っていましたが、今回は急いでやったので大目に見て!

ちょっと、油の温度も高めの時があったみたいです。

あと、途中から揚げ物専用の米粉を使ったんですが、これ、料理中も仕上がりもすごくイイ!

メヒカリの仕上がりを見てくれれば分かります!

一番上はマサバの卵(!)で、一番下がメヒカリの丸揚げです。

オコゼとメバルのアタマも入っています。

メヒカリはいつも通りの旨さでしたが、メバルは脂質の旨味が揚げた油とバッティングした感じがマイナス5点かな?

オコゼは美味しかったですよ!!

から揚げに合っている感じでしたね。

今日の出来は80点くらいかな?

オコゼ、また挑戦したいです!!

マサバのから揚げ、ホタルイカのから揚げ

角上魚類で、マサバ、生ホタルイカ、どちらも安かったです!

特にマサバは丸一尾で200円でした!

ただこの時期ですから脂無しですね。

から揚げにしてみます!

3枚おろしにして、おろし身はキッチンペーパーに包んでしばらく冷蔵庫で寝かせておきます。

数時間後取り出して、腹骨、血合い骨全てキレイに取り去って、やや大きめの一口大に切っておきます。

一方の生ホタルイカも、水洗いして紙で包んで水分を抜いておきます。

さて次は、サバの切り身、生ホタルイカを、かたくり粉の入った袋の中で躍らせてから1つずつ指ではじいて粉で薄く覆われるようにします。

これらを少量ずつ、加熱したオリーブオイルで揚げていきます。

火加減はこんな感じ(中の下くらい)が良かったです。

ホタルイカはやはり水分が多く身が崩れて、揚げ色も濃くなってしまいます。

マサバはとてもいい感じに揚がりました!

揚げる前の味付けは全くしませんでしたが、今日の2点は素材の味がしっかり出ていました!

ホタルイカの方は味が濃すぎるくらい。

マサバもとてもいい味(!)で、生姜醤油をちょっとだけ付けながらいただきました。

脂が乗ってない時期のマサバは、この料理法すごくいいと思います! 竜田揚げとかにしてもいいはずです。

あ、それから、サバのアタマ、カマ、中骨は焼いてコータ君のおやつにしました!

セグロイワシ、メヒカリのから揚げ

現状でのささやかな楽しみの一つは、安くて美味しい鮮魚を見つけることです!

今日の小魚は、対面コーナーではなく、パッケージ売りで並んでいることがほとんどです。

下の写真は、水洗いして、お腹をキレイにしたあとのものです。

今日の夕食は、これをから揚げにしたいと思います。

右のセグロイワシは、カタクチイワシ、シコイワシ等とも呼ばれ、ダシ取りの定番の小魚です。

良ーく見て下さい!

そうです! 煮干しはこの魚を干したものなんですね。

高級な料理のダシに使われたりして、唸るようないい味を出すのでバカに出来ないんですよ!

左のメヒカリですが、脂が乗ってない時はから揚げがおすすめのようです。

これらをオリーブ油で揚げていきます。 料理長は自分です!(笑)

さて、今日の仕上がりは・・・

うんっ!

今日のは旨く出来ました!!

セグロイワシ、メヒカリ、どちらも二重丸!

天つゆでも食べてみましたが、これも美味しかったです!

95点をもらいましたよ!(笑)

キンキ、カサゴ(?)のから揚げ!

今日は、そのままでは骨が気になる魚を、丸ごとから揚げに初挑戦してみたいと思います!

魚は、カサゴ(下)とキンキ(上)です。

うーん、下の2尾ですが、これカサゴじゃないですよね。クロソイじゃないかな?

まあ、ともかく丸ごと骨まで食べれるように揚げてみたいと思います!

ウロコ、ヒレ、ハラワタは全部除いてキレイに洗います。

そして、中骨に加熱した油が当たるように、両方の背側からしっかりと切れ込みを入れておきます。

水分を良く拭き取ってから、かたくり粉で表面を薄くまんべんなく覆います。

この前、から揚げ用に買ってきた15センチ径のスチールなべに、グレープシードオイルを深さ2センチくらい入れ加熱します。

反転させながら、揚げている最中の色を良く見ておきます。

このふたのおかげで、中も見えるし油も飛び散らないので大助かり!

このなべ日本製で1000円でした!

さて、仕上がりは色で判断して、油から引き上げます。

やった!

初めてにしては上出来~!!

しかも美味しかったんです。

丸ごと食べれて食感も良し。カミさんからの合格も出ました!

あ~、ちょっとは気が晴れました!!

仲間外れのタイを1つ見つけてみて!

春のこの季節になると、スーパーやお寿司屋さんには、桜鯛という素敵な名前の魚が出回ります。

桜鯛とは、春の産卵期に取れるマダイのことです。

産卵に向けて餌をたっぷり食べて脂の乗った桜鯛は、ほんのり桜色に染まった魚体も含めて、まさに魚の王様の名にふさわしい姿とおいしさです。

 

さて、ここでクイズです!

以下の10種類の「タイ」の中で、ひとつだけ仲間外れのタイがいます。

それはどのタイかわかりますか?

 

①アマダイ

 

イシダイ

 

ブダイ

 

④クロダイ

 

イトヨリダイ

 

コロダイ

 

キンメダイ

 

マトウダイ

 

スズメダイ

 

⑩コショウダイ

 

 

名前だけでこれがわかる人は、かなりの魚マニア!

でも、画像を良く見返してみて下さい!

見ると仲間外れはすぐ分かるでしょう?

 

答えは、④のクロダイです!

「え、クロダイは鯛の仲間じゃないのか?」と思った人。

「クロダイはマダイの仲間」というのはその通りです!

上の10種類の中で、クロダイだけが正式なマダイの仲間なんです。

他のタイはすべて「あやかり鯛」と言われるもので、マダイの仲間ではありません。

ですから、ここでは、唯一マダイの仲間のクロダイが仲間外れになる訳ですね!

最後にマダイの写真を載せておきます。

失敗してもいいから、とにかくやってみる! 生ホタルイカ唐揚げ

春は、脂が乗った魚は少ない気がします。

そこで突然ですが、今日は、失敗続きだった生ホタルイカの揚げに挑戦してみることにしました!

Webで調べてみると、ボイルしたホタルイカを揚げているものばかりでした。

もう面倒くさいので、勘でやっちゃえ! と始めてみました。

失敗したら、再挑戦すればいいんですから。(笑)

 ①生ホタルイカを身崩れしないように良く水で洗う。

 ②水を良く切って、キッチンペーパーで包み、その上からロールペーパーで包んで水気をしっかり取る。

 ③ホタルイカにかたくり粉を良くまぶす。

 ④フライパンに、オリーブ油を1~2センチの深さに入れ、加熱して温度を適温にしておく。

 ⑤ホタルイカを4尾くらいずつ揚げていく。

 ⑥揚げたものをキッチンペーパー上に並べて油を切る。

こんな感じです。

どんどんやっちゃっていたので、写真があまり撮れていません・・・

あ、今日は片栗粉が無かったので米粉、そして油は残っていたグレープシードオイルを使いました。

そして、生カキも一緒に揚げてみました!

今日の料理担当は、すべて自分です!

さあ、何とか出来たよ!

食べよう食べよう!

表面の白っぽい粒は米粉です。元の粉の粒が大きかったようです。

調味料一切なし、味が良く出ていたので食べる時も何も付けなくてOK!

いや、これがなかなか美味しかったんです。 

75点くらいの出来かな?

もちろん、改良の余地ありですが、カミさんからも合格をもらいましたよ!

巨大メヒカリ! どうやって食べる?

鶴ヶ島でこれを見つけた時、一瞬これ何だろう? と思いました。

そして、数秒後、「うわっ!このメヒカリのバカでかさはどうした?!」

この前2月に見つけたヤツよりさらに一回り大きい!

比較のマイワシは最も大きい方です。

さて、これをさばいてみたら、身に脂っぽいものを感じたので、開いてから水分を取り、そのまま焼いてみることにしました。 

脂が乗ってれば、これだけで充分旨いハズなんです。

まずは、腹開きにして、

水分を取るためにペーパーで包んで冷蔵庫へ

1~2日寝かせて、グリルパンで焼きます。

焼き上がりです。

う~ん、悪くはないんだけど、脂無いし、これだと未完成ですね・・・

では、残り2尾は素揚げにしてみましょう!

揚げとかはカミさんにやってもらうんですが、今日は自分でやってみました。

オリーブ油を使っているんですが、意外にも味に違和感は無いんです。

身が崩れてきたので、これで引き上げました。

「見栄えは良くないけど旨かった」と言いたいところなんですが・・・

油の温度も低く、加熱時間も足りなかったようです。

多分、慣れている人なら、色を見ただけで加熱不足が分かるんでしょうね。

この魚、旨味が強いのは良く分かるんですが、脂が乗ってない時の調理法がまだつかめない・・・

揚げについても、次回再挑戦してみます! 

このマサバも旨かったです! 今シーズン最後かも

このマサバは、所沢角上で550円でした。

お店で聞いたら「脂まあまあですね」ということでしたが、

それらの中で特別大きかったこの1尾は、さばいてみたらお腹に大きな白子を抱いていたのに脂乗り凄かったんです!

お腹の卵や白子が成長している時は、親の栄養分はそちらに行ってしまうので、旬から大きく外れている訳です。

これは、群馬の市場で買った800円のマサバよりずっと大きかったです。

さあ、脂乗りが良ければ迷わず焼きですね!

塩焼きと言わなくなりましたが、最近、焼く前の塩は振らないんです。

種類によるとは思いますが、魚に味が豊富なので、調味料なしで食べれちゃうことも多いんです!

マサバの場合は、自分は、食べる前に減塩しょうゆかポン酢をかけることが多いですが。

さて、これの半身を焼いたのが下の写真です。

見てくれは良くないですが、大好評でしたよ!

自分も、とても旨くて満足しました!