美味しい魚のはなし

2020年4月の記事一覧

セグロイワシ、メヒカリのから揚げ

現状でのささやかな楽しみの一つは、安くて美味しい鮮魚を見つけることです!

今日の小魚は、対面コーナーではなく、パッケージ売りで並んでいることがほとんどです。

下の写真は、水洗いして、お腹をキレイにしたあとのものです。

今日の夕食は、これをから揚げにしたいと思います。

右のセグロイワシは、カタクチイワシ、シコイワシ等とも呼ばれ、ダシ取りの定番の小魚です。

良ーく見て下さい!

そうです! 煮干しはこの魚を干したものなんですね。

高級な料理のダシに使われたりして、唸るようないい味を出すのでバカに出来ないんですよ!

左のメヒカリですが、脂が乗ってない時はから揚げがおすすめのようです。

これらをオリーブ油で揚げていきます。 料理長は自分です!(笑)

さて、今日の仕上がりは・・・

うんっ!

今日のは旨く出来ました!!

セグロイワシ、メヒカリ、どちらも二重丸!

天つゆでも食べてみましたが、これも美味しかったです!

95点をもらいましたよ!(笑)

キンキ、カサゴ(?)のから揚げ!

今日は、そのままでは骨が気になる魚を、丸ごとから揚げに初挑戦してみたいと思います!

魚は、カサゴ(下)とキンキ(上)です。

うーん、下の2尾ですが、これカサゴじゃないですよね。クロソイじゃないかな?

まあ、ともかく丸ごと骨まで食べれるように揚げてみたいと思います!

ウロコ、ヒレ、ハラワタは全部除いてキレイに洗います。

そして、中骨に加熱した油が当たるように、両方の背側からしっかりと切れ込みを入れておきます。

水分を良く拭き取ってから、かたくり粉で表面を薄くまんべんなく覆います。

この前、から揚げ用に買ってきた15センチ径のスチールなべに、グレープシードオイルを深さ2センチくらい入れ加熱します。

反転させながら、揚げている最中の色を良く見ておきます。

このふたのおかげで、中も見えるし油も飛び散らないので大助かり!

このなべ日本製で1000円でした!

さて、仕上がりは色で判断して、油から引き上げます。

やった!

初めてにしては上出来~!!

しかも美味しかったんです。

丸ごと食べれて食感も良し。カミさんからの合格も出ました!

あ~、ちょっとは気が晴れました!!

仲間外れのタイを1つ見つけてみて!

春のこの季節になると、スーパーやお寿司屋さんには、桜鯛という素敵な名前の魚が出回ります。

桜鯛とは、春の産卵期に取れるマダイのことです。

産卵に向けて餌をたっぷり食べて脂の乗った桜鯛は、ほんのり桜色に染まった魚体も含めて、まさに魚の王様の名にふさわしい姿とおいしさです。

 

さて、ここでクイズです!

以下の10種類の「タイ」の中で、ひとつだけ仲間外れのタイがいます。

それはどのタイかわかりますか?

 

①アマダイ

 

イシダイ

 

ブダイ

 

④クロダイ

 

イトヨリダイ

 

コロダイ

 

キンメダイ

 

マトウダイ

 

スズメダイ

 

⑩コショウダイ

 

 

名前だけでこれがわかる人は、かなりの魚マニア!

でも、画像を良く見返してみて下さい!

見ると仲間外れはすぐ分かるでしょう?

 

答えは、④のクロダイです!

「え、クロダイは鯛の仲間じゃないのか?」と思った人。

「クロダイはマダイの仲間」というのはその通りです!

上の10種類の中で、クロダイだけが正式なマダイの仲間なんです。

他のタイはすべて「あやかり鯛」と言われるもので、マダイの仲間ではありません。

ですから、ここでは、唯一マダイの仲間のクロダイが仲間外れになる訳ですね!

最後にマダイの写真を載せておきます。