美味しい魚のはなし

今日は美味しかったかな?

蒸し過ぎても美味しくないんですが・・・

 今年も美味しそうなハタハタが安く並ぶようになりました!

鮮度が良く白子や卵が大きいハタハタなら、自分は迷わず蒸しにします。

卵や白子だけを残したままお腹を掃除するのは割と簡単なんです。

中骨周りの血も極力残らないようにキレイに洗い流しておきます。

カマは美味しい部分ですが、骨の割には身が少ないので取り除いておいた方が食べやすいです。

写真のように網に乗せて蒸した方が蒸し汁が身に付かなくていい仕上がりになります。

さて、今回もいつもと同じように蒸そうと思って調理したんですが、コンロも鍋もいつもと違うものでした。

結果、仕上がった身の食感、身と骨の外れやすさ、生臭み、等どれも不合格でした・・・

蒸す温度が低く、蒸し時間も不足だったようです。

自分では上手く仕上がったつもりだったんですが・・・

ちょっとした条件の違いで美味しくなくなってしまうんです。

どういう条件で調理した方がいいのか、しっかり覚えておかないとダメなんですね!

魚が良かったので残念でした。

次回、リベンジします!

本当に久しぶりのサンマ!

 中くらいのサンマが2尾で250円だったので買ってきました。

これなら買ってもいいかな?とやっと思える大きさでした。

以前なら丸々と太っていて、背中が盛り上がるような体形のヤツも当たり前だったんですが・・・

定番の塩焼きにしようと決めていたんですが、夕食に出せるのは3日後くらいと分かっていたので、キレイに水洗いしてキッチンペーパーで包んでおきました。

体表の様子が全く美味しそうには見えませんが、鮮度は落ちていないんです!

すぐに水分を抜くには、大量の塩をまぶしてから数時間置いて塩を洗い流す手があります。

でも、これだとどうしても塩分が身にしみ込んでしまうんです。

自分は塩辛く感じてこのやり方は好きじゃないんです。

最後にグリルパンに入るように尾の部分を少し切り落としました。

身を真ん中で2等分はしたくないでしょう?

さあ、これで焼くと、皮が破れてキレイな仕上がりではないんですが・・・

「焼けたよー」

「はやく食べよう~!」

って言ってるうちに、また写真撮るの忘れちゃいました!

脂乗りも良く美味しかったです!

ああ、写真撮るんだったら「新鮮なうちに炭火焼き」が断然イイと思います!

アオアジの和風マリネ

 昨日さばいたアオアジですが、お腹もキレイにしてキッチンペーパーに包んで冷蔵庫で一晩寝かせました。

これを3枚におろしたところですが、やはり脂はお腹周りにしかない感じです。

皮をひいて、血合い骨も全部抜いて刺身にします。

沢山出来ましたね!

これを、作ってもらった和風マリネ液に漬け込みます。

野菜はタマネギとパプリカの細切りを入れてもらいました。

サッパリした味の旨さって感じに仕上がりました!

アオアジの旬は今頃だと思います

 外観はマアジにそっくりなアオアジ(青鯵)です。

まあまあの状態で250円と安かったので買ってきました!

マルアジとも呼ばれている魚です。

面白いのは、マアジの旬は夏ごろなんですが、アオアジは夏が産卵期なので、脂が乗って美味しくなるのは秋から冬だということです。

特に下のヤツは背側の丸みが強く、頭も小さく見えるので太っていると思うんです。

刺身にしたかったんですが、ちょっと鮮度が落ちていました。

サバのように身全体に脂が回っている魚ではないと思うので、焼きはダメなんじゃないか・・・

サクにしてから唐揚げでもいいんですが、酢を使うマリネがいいかも。

今、水分を取って冷蔵庫で寝かせています。

明日調理したいと思っています!

安くていい鮮魚が手に入りません・・・

 小売店の鮮魚コーナーはいつも必ず見るようにしています。

どこのスーパーに行った時でも必ず!(笑)

でも、最近のサンマの値段を見ても分かるように、安くていいものに中々出会えないんです。

こういう時は魚が獲れていないのではなく、流通量が少なくて高級店の方に回っているんですね!

ということで、今年は脂の乗ったサンマやサバをまだ食べていません。

それ以外では、カミさんに買ってきてもらっているサケくらいで今は寂しいですね・・・

 

 さて、今自分が昼食に食べているのは竹輪なんです。

安くて美味しい竹輪がないか?

探しては毎回のように買っています。

この竹輪は100円しないのに、歯応えが良く、味もまあまあで、味付けは濃過ぎない、ということで気に入っています!

おすすめです!

さて、親戚がマルハニチロに勤めているんですが、「竹輪の値段が安すぎる」って言って怒っていました!

つまり、竹輪は素材が良くて添加物も少なく、高たんぱくの良質な食べ物なのに評価がそれほど高くないってことが言いたいらしいんですね。

「ソーセージのような肉の加工品には高い値が付いているのに、魚の練り製品特に竹輪なんかは安い値段設定になっていて、おかしい!」ということを分かって欲しいんだそうです。

 

ということなので、自分は今まで以上に有難くいただこうと思っています!

そして、産地の特製竹輪なんていう驚くほど旨いヤツもいつかは食べてみて下さい!

ウマヅラハギの刺身

 ウマヅラハギの産卵期は7月頃といわれているので、今は旬の終わりの時期だと思います。

自分はウマヅラハギならもっぱら煮つけにしてるんですが、先日肝が添えられた刺身を見つけました!

ホンカワハギやウマヅラハギは肝が大きくて、この肝がまた美味しいんですが、肝を加熱してから醤油に溶かすんですね!

この肝醤油でハギの刺身を食べるんです。

シコシコしたサッパリ味の食感が良かったです!

肝のコクも刺身に合っていましたが、鮮度にこだわればまだ美味しく食べられる感じがしました。

いい鮮度のものを選んで、肝の臭みが残らないように処理をするんです。

ウマヅラハギが一番美味しいのは、産卵後にエサを沢山食べる秋頃だそうなので、その頃に今度は自分で挑戦してみようと思っています! 

ハタハタの焼き

 出先で美味しそうな鮮魚を見つけても、出来る調理法は限られていますよね?

調理器具が揃ってないんです。

魚を買う時は、どう調理するか考えて買わないと上手くいきません。

サバの塩焼きがとにかく好き!と言っても、脂が無い時のものは塩焼きはダメで唐揚げならOK!といった具合です。

ですから、「今晩魚の唐揚げでもいいよ」と言われていたら脂が無いサバでも買えるんですね。

さて、ハタハタは我が家ではもっぱら蒸して食べてるんですが、今日はその調理器具が無いんです・・・

じゃあ、水分を抜いてグリルパンで焼いてみよう!

アタマは落として、内臓は全部除いてキレイに水洗いしてからキッチンペーパーで包みます。

今日は水分を抜く時間が1時間ほどしかなく、すぐグリルパンで焼きました。

蓋をしたまま弱火で長めに焼き、その後出てきた水分を飛ばすために蓋を取ってさらに弱火で焼きました。

毎度のことながら見てくれイマイチなんですが・・・

旨かったです!

ポン酢が合いました!

やっぱりハタハタは味がイイです!

脂乗り充分になってきました! メヒカリ

 春先のメヒカリはまだ脂がありませんでした。

そんな時のメヒカリは唐揚げにするのが定番でしょうね。

自分は、グリルパンでそのまま焼いて、火が通ってしばらくしてからオリーブ油を多めにかけてさらに焼いて仕上げる方法でやってみました。

この方法はこの前紹介しましたが、とても旨かったですよ!

で、あれから1か月ほど経ちましたが、今日下処理をして水分を充分に抜いたメヒカリを焼いてみました。

味付け一切なし、油も全く足していません。

最後はグリルパンで焼いただけです。

脂乗り良し!

そして味も食感もバッチリでした!

メヒカリを唐揚げだけで食べている人がいたら、ぜひ一度ただ焼くだけで食べてみて下さい!

ただし、脂が乗った(大きいのがいい)鮮度のいいものを調理して下さい。

自分は丸のまま水分を抜いて焼くこともありますが、内臓とエラはキレイに除いた方が無難です。

鮮魚コーナーの魚、正解は?

 まず、この魚はどこでも頻繁に見かけますよね?

そうです!

これはマアジ(真鰺)ですね。

 

 では、この魚は?

上のマアジに似ていますが、良ーく見比べてみて下さい。

これはアオアジ(青鰺)です。マルアジ(丸鰺)とも呼ばれています。

アオアジの方が紡錘形で、アゴのあたりのカドがマアジよりゆるやかでしょう?

体の断面がマアジに比べて丸みを帯びています。

さらに体の色がマアジより濃く青っぽいですし、背中側から見た色がマアジより濃く黒っぽく見えるんです。

 

 さて、肝心の味の方ですが、アオアジの方が血合いが多くマアジに比べて評価が低いということになっています。

アオアジはほとんど見かけませんが、鮮度が良くて脂乗りがいい時期のものはマアジに引けを取らず美味しいんですよ!

値段も安い魚だと思うので、旬の時を狙ってぜひ食べてみて下さい!

個人的なおすすめ時期は、秋から冬の頃です。

鮮魚コーナーに並んだ2つの箱

 今日、あるスーパーの鮮魚コーナーに並んでいた2つの箱。

さて、この中の魚は何でしょう?

そして、同じ魚か? それとも違う魚か?

当ててみて下さい!