今日は美味しかったかな?
シイラを丸一尾で買いました
シイラの名前の由来には諸説あるようです。
殻ばかりで実のない籾のことを粃(しいな)といい、「頭が大きいのに身は薄く食べるところがない」。
他にも、衣服の上から腰のあたりに羽織る衣類のことを古語で「しびら(褶)」といい、海面に浮き上がるシイラを見立てて、「シビラ」→「シイラ」となったという説もあるそうです。
名前や見てくれで評価を落としている魚は他にもいると思いますが、このシイラもそうでしょうね。
今日、もし近場で買えればと角上魚類に電話をしたんですが、
「うちではシイラは扱わないんです」という返事でした!
関東では食べる習慣がないと言われていますから、ここらでは売れない魚という判断なんでしょうね。
ところが、国内で昔から食べている地域があって、しかも美味しい魚と認知されているそうなんです!
不急ではなかったのですが、次回いつ手に入るか分からないので、昨日の鶴ヶ島ビッグマーケットに車で向かいました。
もちろん、マスク、手袋をしてシイラ丸一尾、刺身(娘用に)だけ買いました。
やはり、「丸のままで」と言うと店員さんビックリしていました。
半身は娘宅に届けるために、いったん帰宅してさばくことにしました。
自宅で撮った写真です。まな板に乗るような大きさではありません!
刺身用で鮮度は良かったです!
身もキレイでした。身の感じは、カジキやビンチョウマグロに似てるかも。
この半身を、腹骨、血合い骨もきれいに抜き、カマも落として娘宅に持っていきました。
料理は次回ですね。
粕漬けも合いそうかな? と気付きました。
さて、美味しく仕上がるでしょうか・・・?
シイラの刺身
自粛要請が出てから、もちろんですが遠出は控えています。
でも週末には、鶴ヶ島には食材を買い出しに車で行っています。
野菜、肉、飲み物、お菓子、それに何といっても鮮魚店を2か所も回れるんです!
今日は、最初の菜鮮館ではカナガシラとメヒカリを購入。
メヒカリはさばく時に脂の乗りは分かりますから、脂乗り良ければ久々に塩焼きにしたいと思います。
カナガシラは白身で旨味がある魚なんですが、小さいやつなので小骨が気になりそう。
ということは、お店でも勧めていた唐揚げが面白そうです。
さて、次のビッグマートでは対面鮮魚コーナーにシイラが並んでいたんです!
小学生の頃に読んだ「コンチキ号漂流記」に、美味しくないって書いてあったような・・・
体長は1メートル近くあり(!)、緑っぽい体色と不気味な顔つきにちょっと引いてしまうかも。
この大きさの丸一尾で何と900円!
しばらく悩んでいたんですが、冷蔵庫には入らないし、食べたことも無いので丸一尾で買うのは次回にしました。
ただ運のいいことに、刺身にしたシイラも売られていたんです。
やった! これを食べてみれば味が分かりますね!
見た感じ悪くないでしょう?
早速、今晩の食卓に出してみました!
これが、全くの予想外で美味しかったんです!!
旨味もあり食感も良かったです。
調べてみたら、火を通した料理も美味しいらしいです。
うーん、明日丸一尾買いに行こうかなぁ。
オコゼ、メバル、メヒカリ、全部から揚げにしました!
今日も自分が魚料理長です!
この4尾のうち、上の小メバルは3尾で180円、下のオコゼは250円でした!
オコゼの背びれのトゲ、見えるでしょう?
このトゲには毒があって、料理中に手に刺さったりするとタダでは済まないんです!
これの仲間のオニダルマオコゼの背びれのトゲの猛毒は有名です。
オニダルマオコゼを海辺で踏んでしまって、死んじゃった例があるくらいなんです!(踏んだ人間が死んだんですよ!)
魚屋でどう対応してくれるかなぁと思って「このトゲやばいですよね?」と聞いてみたんですが、
「ええ、危ないですよ」と言ってくれただけで、何もしてくれませんでした・・・!
店員さんもコロナ対応でそれどころじゃないんでしょう。
大丈夫! この写真を撮ってすぐに、背びれを真っ先に切り落としましたから!(ゴミ捨てに出すまで注意ですよ!)
さて、この4尾は丸揚げにするには大きすぎるので、解体してから揚げました。
エクストラバージンオリーブ油で揚げるんですが、これがホントに意外に違和感無しなんです!
骨は一部硬い所が残っていましたが、今回は急いでやったので大目に見て!
ちょっと、油の温度も高めの時があったみたいです。
あと、途中から揚げ物専用の米粉を使ったんですが、これ、料理中も仕上がりもすごくイイ!
メヒカリの仕上がりを見てくれれば分かります!
一番上はマサバの卵(!)で、一番下がメヒカリの丸揚げです。
オコゼとメバルのアタマも入っています。
メヒカリはいつも通りの旨さでしたが、メバルは脂質の旨味が揚げた油とバッティングした感じがマイナス5点かな?
オコゼは美味しかったですよ!!
から揚げに合っている感じでしたね。
今日の出来は80点くらいかな?
オコゼ、また挑戦したいです!!
マサバのから揚げ、ホタルイカのから揚げ
角上魚類で、マサバ、生ホタルイカ、どちらも安かったです!
特にマサバは丸一尾で200円でした!
ただこの時期ですから脂無しですね。
から揚げにしてみます!
3枚おろしにして、おろし身はキッチンペーパーに包んでしばらく冷蔵庫で寝かせておきます。
数時間後取り出して、腹骨、血合い骨全てキレイに取り去って、やや大きめの一口大に切っておきます。
一方の生ホタルイカも、水洗いして紙で包んで水分を抜いておきます。
さて次は、サバの切り身、生ホタルイカを、かたくり粉の入った袋の中で躍らせてから1つずつ指ではじいて粉で薄く覆われるようにします。
これらを少量ずつ、加熱したオリーブオイルで揚げていきます。
火加減はこんな感じ(中の下くらい)が良かったです。
ホタルイカはやはり水分が多く身が崩れて、揚げ色も濃くなってしまいます。
マサバはとてもいい感じに揚がりました!
揚げる前の味付けは全くしませんでしたが、今日の2点は素材の味がしっかり出ていました!
ホタルイカの方は味が濃すぎるくらい。
マサバもとてもいい味(!)で、生姜醤油をちょっとだけ付けながらいただきました。
脂が乗ってない時期のマサバは、この料理法すごくいいと思います! 竜田揚げとかにしてもいいはずです。
あ、それから、サバのアタマ、カマ、中骨は焼いてコータ君のおやつにしました!
セグロイワシ、メヒカリのから揚げ
現状でのささやかな楽しみの一つは、安くて美味しい鮮魚を見つけることです!
今日の小魚は、対面コーナーではなく、パッケージ売りで並んでいることがほとんどです。
下の写真は、水洗いして、お腹をキレイにしたあとのものです。
今日の夕食は、これをから揚げにしたいと思います。
右のセグロイワシは、カタクチイワシ、シコイワシ等とも呼ばれ、ダシ取りの定番の小魚です。
良ーく見て下さい!
そうです! 煮干しはこの魚を干したものなんですね。
高級な料理のダシに使われたりして、唸るようないい味を出すのでバカに出来ないんですよ!
左のメヒカリですが、脂が乗ってない時はから揚げがおすすめのようです。
これらをオリーブ油で揚げていきます。 料理長は自分です!(笑)
さて、今日の仕上がりは・・・
うんっ!
今日のは旨く出来ました!!
セグロイワシ、メヒカリ、どちらも二重丸!
天つゆでも食べてみましたが、これも美味しかったです!
95点をもらいましたよ!(笑)
キンキ、カサゴ(?)のから揚げ!
今日は、そのままでは骨が気になる魚を、丸ごとから揚げに初挑戦してみたいと思います!
魚は、カサゴ(下)とキンキ(上)です。
うーん、下の2尾ですが、これカサゴじゃないですよね。クロソイじゃないかな?
まあ、ともかく丸ごと骨まで食べれるように揚げてみたいと思います!
ウロコ、ヒレ、ハラワタは全部除いてキレイに洗います。
そして、中骨に加熱した油が当たるように、両方の背側からしっかりと切れ込みを入れておきます。
水分を良く拭き取ってから、かたくり粉で表面を薄くまんべんなく覆います。
この前、から揚げ用に買ってきた15センチ径のスチールなべに、グレープシードオイルを深さ2センチくらい入れ加熱します。
反転させながら、揚げている最中の色を良く見ておきます。
このふたのおかげで、中も見えるし油も飛び散らないので大助かり!
このなべ日本製で1000円でした!
さて、仕上がりは色で判断して、油から引き上げます。
やった!
初めてにしては上出来~!!
しかも美味しかったんです。
丸ごと食べれて食感も良し。カミさんからの合格も出ました!
あ~、ちょっとは気が晴れました!!
仲間外れのタイを1つ見つけてみて!
春のこの季節になると、スーパーやお寿司屋さんには、桜鯛という素敵な名前の魚が出回ります。
桜鯛とは、春の産卵期に取れるマダイのことです。
産卵に向けて餌をたっぷり食べて脂の乗った桜鯛は、ほんのり桜色に染まった魚体も含めて、まさに魚の王様の名にふさわしい姿とおいしさです。
さて、ここでクイズです!
以下の10種類の「タイ」の中で、ひとつだけ仲間外れのタイがいます。
それはどのタイかわかりますか?
①アマダイ
②イシダイ
③ブダイ
④クロダイ
⑤イトヨリダイ
⑥コロダイ
⑦キンメダイ
⑧マトウダイ
⑨スズメダイ
⑩コショウダイ
名前だけでこれがわかる人は、かなりの魚マニア!
でも、画像を良く見返してみて下さい!
見ると仲間外れはすぐ分かるでしょう?
答えは、④のクロダイです!
「え、クロダイは鯛の仲間じゃないのか?」と思った人。
「クロダイはマダイの仲間」というのはその通りです!
上の10種類の中で、クロダイだけが正式なマダイの仲間なんです。
他のタイはすべて「あやかり鯛」と言われるもので、マダイの仲間ではありません。
ですから、ここでは、唯一マダイの仲間のクロダイが仲間外れになる訳ですね!
最後にマダイの写真を載せておきます。
失敗してもいいから、とにかくやってみる! 生ホタルイカ唐揚げ
春は、脂が乗った魚は少ない気がします。
そこで突然ですが、今日は、失敗続きだった生ホタルイカの揚げに挑戦してみることにしました!
Webで調べてみると、ボイルしたホタルイカを揚げているものばかりでした。
もう面倒くさいので、勘でやっちゃえ! と始めてみました。
失敗したら、再挑戦すればいいんですから。(笑)
①生ホタルイカを身崩れしないように良く水で洗う。
②水を良く切って、キッチンペーパーで包み、その上からロールペーパーで包んで水気をしっかり取る。
③ホタルイカにかたくり粉を良くまぶす。
④フライパンに、オリーブ油を1~2センチの深さに入れ、加熱して温度を適温にしておく。
⑤ホタルイカを4尾くらいずつ揚げていく。
⑥揚げたものをキッチンペーパー上に並べて油を切る。
こんな感じです。
どんどんやっちゃっていたので、写真があまり撮れていません・・・
あ、今日は片栗粉が無かったので米粉、そして油は残っていたグレープシードオイルを使いました。
そして、生カキも一緒に揚げてみました!
今日の料理担当は、すべて自分です!
さあ、何とか出来たよ!
食べよう食べよう!
表面の白っぽい粒は米粉です。元の粉の粒が大きかったようです。
調味料一切なし、味が良く出ていたので食べる時も何も付けなくてOK!
いや、これがなかなか美味しかったんです。
75点くらいの出来かな?
もちろん、改良の余地ありですが、カミさんからも合格をもらいましたよ!
巨大メヒカリ! どうやって食べる?
鶴ヶ島でこれを見つけた時、一瞬これ何だろう? と思いました。
そして、数秒後、「うわっ!このメヒカリのバカでかさはどうした?!」
この前2月に見つけたヤツよりさらに一回り大きい!
比較のマイワシは最も大きい方です。
さて、これをさばいてみたら、身に脂っぽいものを感じたので、開いてから水分を取り、そのまま焼いてみることにしました。
脂が乗ってれば、これだけで充分旨いハズなんです。
まずは、腹開きにして、
水分を取るためにペーパーで包んで冷蔵庫へ
1~2日寝かせて、グリルパンで焼きます。
焼き上がりです。
う~ん、悪くはないんだけど、脂無いし、これだと未完成ですね・・・
では、残り2尾は素揚げにしてみましょう!
揚げとかはカミさんにやってもらうんですが、今日は自分でやってみました。
オリーブ油を使っているんですが、意外にも味に違和感は無いんです。
身が崩れてきたので、これで引き上げました。
「見栄えは良くないけど旨かった」と言いたいところなんですが・・・
油の温度も低く、加熱時間も足りなかったようです。
多分、慣れている人なら、色を見ただけで加熱不足が分かるんでしょうね。
この魚、旨味が強いのは良く分かるんですが、脂が乗ってない時の調理法がまだつかめない・・・
揚げについても、次回再挑戦してみます!
このマサバも旨かったです! 今シーズン最後かも
このマサバは、所沢角上で550円でした。
お店で聞いたら「脂まあまあですね」ということでしたが、
それらの中で特別大きかったこの1尾は、さばいてみたらお腹に大きな白子を抱いていたのに脂乗り凄かったんです!
お腹の卵や白子が成長している時は、親の栄養分はそちらに行ってしまうので、旬から大きく外れている訳です。
これは、群馬の市場で買った800円のマサバよりずっと大きかったです。
さあ、脂乗りが良ければ迷わず焼きですね!
塩焼きと言わなくなりましたが、最近、焼く前の塩は振らないんです。
種類によるとは思いますが、魚に味が豊富なので、調味料なしで食べれちゃうことも多いんです!
マサバの場合は、自分は、食べる前に減塩しょうゆかポン酢をかけることが多いですが。
さて、これの半身を焼いたのが下の写真です。
見てくれは良くないですが、大好評でしたよ!
自分も、とても旨くて満足しました!
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