美味しい魚のはなし

今日は美味しかったかな?

脂が乗ってないメヒカリは唐揚げがいいでしょうね

 今回のメヒカリは、小さくて鮮度もベストではありませんでした。

でも、まだ脂が乗ってるかもしれないと思い、焼きにするつもりで下処理しました。

 

 

 

このまま焼いたんですが、脂は全くとは言いませんがほとんどありませんでした。

不味くは無かったし、全部いただいたんですが、油を足した調理法なら美味しく仕上がるでしょう。

油焼きか素揚げにしたいんですが、これだと身が崩れてしまうんです。

やっぱり定番の唐揚げがいいんだと思います。

 

最後に一言。

いつも唐揚げだけでメヒカリを食べている人、

旬の時期なら素焼きが最高に旨いので、ぜひ試してみて下さい!

この魚を捌くのは初めてかも 本カワハギ

 先日、ツルヤでちっちゃな本カワハギが格安で売られているのを発見!

この小カワハギ、ワッペンなんて呼ばれているらしいです。

 

 

g単価で見ると、最近の魚はちっとも安くないことが分かると思います。

なので、この100g69円というのはすごく安いことになります!

もちろん、丸魚は廃棄する部分が少なからず出てしまうんですが・・・

 

さて、ウマズラハギも含めてカワハギと言えば、刺身か煮付けが代表的な調理法でしょう。

他に何かないかな?

ネット検索してみたら、「3枚おろししてから唐揚げ」という手を発見!

よし!

今回はこれで行ってみましょう! 

皮のはぎ方はウマズラハギと同じだと思いますし、ポイントはお腹の掃除でしょう。

特に、血の部分をキレイに取り去ることだと思います。

 

 

このあと、アタマを切り離して3枚おろしにし、アタマは2つに割ります。

何とか出来ました!

これで1尾分です。

 

 

このあとの唐揚げはカミさんにやってもらいました。

 

 

 

アタマの骨とかやや硬い部分はありましたが、この手で骨ごと食べれることが分かりました。

味は淡泊系ながら、噛んでいくとクセの無い旨味が感じられます!

カミさんも喜んで食べていましたよ!

うん これは旨いでしょう!

 ここ数日、ツルヤに巨大なメヒカリが入荷していました!

近くの鮮魚店にも同じように見かけたので、同じ水揚げの物かもしれません。

メヒカリは、この時期まだ脂乗りがイイはずなので、大きなヤツだとさらに期待大ですね!

鮮度も良かったんです!

 

 

いつものように処理して水分を冷蔵庫内で抜きました。

 

 

グリルパンで加熱し、今回は電気オーブンで仕上げをしました。

 

 

水分の抜け方、脂乗り、焼き加減、どれも良し。

味付け全くしていないのに、凄く旨かったです! 

カミさんの評価もバッチリでした!!

エボダイの干物風

 エボダイは関東の呼び名で、イボダイが正式なようです。

徳島県などではボウゼと呼ばれ、「これほど味のある魚はない」と愛されています。

自分は干物で馴染んできましたが、くせが無く旨味の強い魚というイメージです。

先日、鮮魚2尾で200円台という目を疑う値だったので、即買ってきました!

この時期、通常の方法で干したり出来ないので、キッチンペーパーで包んで冷蔵庫内で水分を抜くことにしました。

まずキッチンペーパーで包み、その上からロールペーパーでぐるぐる巻きにします。

もう開いて売られていたので、ペーパーで包むと身にへばりついて取れなくなる恐れがあります。

そこで、包んでからポリ袋に入れて乾燥し過ぎないようにしておきました。

 

 

 

幸い、ペーパーは何とか身にはこびりつかずに取れました。

 

 

 

イイ感じに水分が抜けたので、カミさんの分も焼いて夕食のおかずにしましょう!

 

 

 

脂乗りはベストではなかったけど、やっぱりこの魚は旨いです!!

マアナゴを素焼きで食べてみる

 ツルヤ売り切り品のマアナゴ、2切れで281円でした!

 

 

マアナゴを食べる機会は多くないんですが、

定番のかば焼き以外では、干物と唐揚げが自分の中ではすごく旨かったんです!

ウナギとはまた違うんですが、身に個性的な味がある魚なんです。

 

もう切り身になっていましたが、キッチンペーパーで包んで、冷蔵庫で半日寝かせておきました。

夕食時に、切り身をアルミホイル上で230℃20分オーブンを使って焼きました。

 

 

 

調味料とか何もつけずにいただきましたが、脂もあり、弾力も感じられました。

そして、アナゴ独自の旨味がいいんですね!

もっと水分を抜いてから焼きたいので、次回は干物を作ってみたいと思っています!

メギスの一夜丸干し

 さて、冷蔵庫で一晩寝かせたメギスを焼いてみることにしました。

まず、包んでいたペーパーを取り除きます。

 

 

水分の抜け方もいいと思います!

では、グリルパンで12分ほど焼いてみます。

 

 

いい感じに焼けました!

予想通り、脂がジュウジュウとしみ出ていました。

上の写真は、すでにちょっと食べられていて無くなっています。(笑)

さて、出来ですが・・・

バッチリですね!!

旨いです!!

骨以外全部食べられます。

淡泊な味なので、しょうゆをちょっとつけていただきました。

身から水分を取る前に、塩水に浸ける手(立て塩)が合っているかもしれません。

メギスは、次回からこの手で食べることが多くなりそうです!

メギスの丸干し

 今日の夕方、ツルヤに、メギスのいい状態の物がまだ残っていました!

そして、別のコーナーにメギス丸干しを発見!

この地域では珍しいと思います。

 

 

 

島根県浜田からはるばる来たんですね!

あ、ここにはニギスとありますが、本家のキス(シロギス)に似ているところからついた名前です。

早速、今晩焼いて食べたんですが、旨かった!

焼き色が冴えなかったんで写真撮らなかったんですが。

 

さて、では鮮メギスの方も下処理をして早く水分を抜いておきましょう!

水洗いして、ウロコ、ヒレ、アタマ、エラを除いておきます。

お腹は開きません。

丸干し風に冷蔵庫で水分を抜きます。

一般的には、塩を振ったり、塩水に漬けたりするんですが、自分は何もしません。

 

 

1尾ずつ、キッチンペーパーで1回巻いたら、その上からロールペーパーでグルグル巻きにします。

これを袋に入れて冷蔵庫で寝かせておきます。

 

 

一夜干しの感覚なら、明日焼いてみてもいいかも!

さて、どうなるかな?

メギスの煮つけ

 最近、脂乗りのすごいメギスに何度も出会っています。

旬は春と秋で5月が最も良いとあったんですが、6月中旬のメギスも良かったんです!

 

ところが、メギスの脂は内臓に集中していて身には無いんですね。

通常、メギスは内臓を除いて調理していたので、この脂を何とか利用したいと思っていました。

調べてみると、丸ごと煮つけの例がありました。

今日、ツルヤにいい状態のメギスが並んでいたので、早速これで丸ごと煮つけを作ってみました!

丁寧に水洗いして、ヒレとエラだけ除いて、再度良く洗い、キッチンペーパーで水切りをしておきました。

今日は濃い口しょうゆとみりんだけ合わせたもので味付けをしました。

身全体に火が通り、煮汁も全体に回ったら加熱をやめます。

 

 

脂にビックリで、旨かったんですが、内臓を加熱した時独特の臭みが少しあるんです。

この臭みは他の魚の時も同様です。

今、考えているのは、丸ごとキッチンペーパーで包んで水分を取ってから焼く方法です。

丸焼きにするんですね!

明日まだ状態の良いメギスが手に入ったらやってみようと思っています!

蒸しメバルと蒸しアラ

 アラは、スズキ目アラ科の魚で、大型のものは超高級魚なんです!

一方、クエも超高級魚ですが、このクエを北九州ではアラと呼んでいるそうです。

小型のアラなら、一般的な鮮魚店でも時々見かけることがあります。

小型のアラなら手が出せる値段なので、数回食べてみたことがあります。

まず身質が良く食感がいいんです。

味は小型のものとしてしか分かりませんが、淡泊系ながらすごくイイんです。

先日、ツルヤに鮮度のいい小型のアラが並んでいたので、すぐに買いました!

この魚なら脂が無くても旨いだろうという勘で、今回は蒸しにしてみることに。

 

 

良く水洗いして、ウロコとヒレを落とします。

アタマは落とさずに、20分蒸しました。

今回はメバルも一緒に。

 

 

蒸した時の食感もすごく良かったです。

しょうが醤油でいただきましたが、味もバッチリでした!

塩焼きでもイケるはずです。

また調理してみたい!

蒸しメバル 脂乗り良くバッチリでした!

 いつものツルヤみどり店で、見切り処分のウスメバルが何と200円弱で売られていました!

内臓抜き等の下処理済でした。

目もキレイだったので、今晩蒸しにしてみようと買ってきました。

内臓は、お腹を割かずにツボ抜きという方法で除かれていました。

キレイに処理されていました!

「さすが元魚屋さん!」だと思いました。

で、自分がした処理は、お腹を割いて中を完全にキレイに、残りのウロコ取り、ヒレを落とす、です。

蒸し時間は15分にしました。

 

 

しょうが醤油でいただきましたが、とっても旨かったです!

カミさんにも好評でした!

脂もありましたよ。

今年は、この蒸しを色んな魚でやってみようと思っているんです。

桜鯛の蒸しとメヒカリの素焼き

 孫たちの夕食にと買ってあった桜鯛とメヒカリですが、

孫の遊び相手に休憩時間はありません・・・

じゃあ、翌日の朝食だっ!

 

桜鯛とは、桜の時期つまり旬の時の真鯛の呼び名なんですね!

また、メヒカリは5月中旬ごろから脂乗りが良くなってきます!

さて、こんな時のキッチンを使える時間は限られますよね?

了解を得て、桜鯛は20分間の蒸しにすることにしました。

メヒカリは久々の素焼きです。

グリルパンを使うので、コンロを占領しません。

どちらも調味料は全くナシ!

焼きも塩焼きじゃないんです。ただの素焼きです。

どちらの魚も下処理後、キッチンペーパーで巻いて冷蔵庫に保管しておきました。

まず、桜鯛の蒸しです。

ショウガ醤油でいただきます。

 

 

次は、メヒカリの素焼き

グリルパンで弱火15分くらい

脂乗り良かったです!

 

 

なかなか好評でした!

桜鯛の方は、もう少し水分が抜けてた方がいいかな?

メヒカリは脂乗ってる時期は、唐揚げより素焼きの方がいいと思います!

メヒカリ旬の時は、ぜひ素焼きにしてみて下さい。

初夏の蒸しメバル

 もうメバルの旬はちょっと過ぎたかもしれません。

先日、いつものツルヤの鮮魚コーナーのメバルが、すごく安く売られていました!

店休日の前日でしかも閉店まぎわだったからだと思います。

あ、余談ですが、本メバルとはクロメバルを指すらしいです。

しかし、関東でメバルとして売られているのはウスメバルという種類が多いと思います。

今回自分が買ったのも、いつものウスメバルです。

ちなみに、この春瀬戸内福山で見かけたメバルはどれもクロメバルでした。

 

さて、このウスメバルの調理に失敗したくなかったので、今回は蒸すことにしました。

味付けは、食べる時にショウガ醤油をちょっとだけつけて。

お腹の中はキレイに掃除しましたが、キモだけ元に戻して一緒に蒸しました。

 

 

 

これは上手くいきました!

カミさんからも合格をもらいましたよ。

鮮度が良ければ、他の種類の魚でもいい感じに仕上がると思います。

是非一度試してみて下さい!

メギス二枚おろしの唐揚げ

 先日、キビレと一緒に買ったメギスですが、1パックに15尾も入っていました!

これで税込み310円!

唐揚げしかないかなと思い、2枚おろしにしてお腹も掃除してキレイにしました。

水分の多い身なので、まずキッチンペーパー、その上からロールペーパーでグルグル巻きにして冷蔵庫へ。

数日後、水分が良く抜けていたので、カミさんに素揚げにしてもらいました。

 

 

 

ところが身がフライパンにこびりついて失敗!

 

 

途中から唐揚げに変更してもらいました。

 

 

唐揚げはバッチリでした!

ご馳走様でした!

すごく安いのに、クセの無いイイ味の魚なんです。

身に脂は無く、水分の多い身なので、水分を抜く工夫をした方がいいと思います。

あと、中骨はやや硬めなので、中骨を直接加熱出来る様な調理法がいいでしょう。

又は、3枚おろしとかにして、中骨を除いてしまうかですね。

キビレのお吸い物

 今日は色々な用事を済ませるため、あちこちと車で走り回っていました。

最後のハローワークでは、たっぷり2時間待たされました!

ハローワークと言っても、仕事を探してた訳ではないんです。

必要な手続きがあったんですね。

でも、そこで待たされている間、今自分がしたい仕事は何だろうと考えみました。

農作業や建築現場の工作とかの手伝い、ぜひやってみたい!

でも、これらの仕事はパートでは難しい?

パートということであれば、やはり高校の非常勤講師とかかな。

 

そんなことを考えながら、昨日捌いたキビレのことも気になっていました。

鯛属でチヌ(クロダイ)に似た魚ですから、やはり定番は塩焼きかと思っていました。

で、待合室でスマホを使ってあれこれ調べました。

生息域や食べるエサによって臭い個体があるとのこと。

じゃあ、アタマやカマなどのアラで吸い物を作れば臭いか臭くないかは見当がつくでしょう。

 

帰宅して、まず身を解体してみました。

 

 

 

ああ、身の状態もすごくイイし、臭くない!

これ全部お吸い物でもイケそう!

カミさんも同意してくれたので、今晩はキビレのお吸い物に決定!

 

 

これを全部サッと熱湯にくぐらせて湯引きしました。

そしてお湯に入れ、一息沸騰させたらうすくち醤油だけを適量入れ、もう一度沸騰したら火を止め出来上がり!

前もって出汁取りとか一切しません!

魚の味だけで充分なんです。

 

 

これが旨かったんです!

味はイイし、臭みナシ!

カミさんにも好評でした!

埼玉で久しぶりの鮮魚 でもなぜこの値段?

 福山のおば宅でも、煮つけと吸い物を自分が作りました! 

そして自宅では、自分がしばらく留守にしていたので、買い物も滞っていました。

で、久しぶりに日高のマミーマートに出かけました。

ここは鮮魚が面白いんです!

メギス(二ギス)の安売りはいつも通りでした。

 

 

もう一品、キビレ(キチヌ)というチヌの仲間を見つけてビックリ!

 

 

え?

いくらだって?

 

 

なぜこの値段?

それとも間違えた?

 

さっき捌き終わりました。

鮮度も良く、お腹もキレイな状態!

白子もすごく立派だったので、減塩しょうゆだけで煮付けました。

 

 

身はペーパーで包んで冷蔵庫で寝かせてあります。

明日以降調理します。

刺身にしたいけど、今うちでは生食は敬遠されてるので、どうしようかな?

塩焼きか蒸しかな?

味はその時報告しますね。

これ本当にカタクチイワシ?

 純瀬戸内の名産品の一つに、地魚の加工品があります。

練り製品は色々買って食べてみました!

それから、干物の類などでもホントに旨いんですよ!

昨日、2種類の干物を発見して、今日食べてみました。

原料の魚ですが、

1つめ「ウルメ」は、ウルメイワシ

もう1つ「焼きメザシ」は、カタクチイワシ

こう記してありました。

 

さて、この「焼きメザシ」なんですが・・・

 

 

 

この子の顔を良ーく見て下さい!

これ、絶対にカタクチイワシじゃない!

カタクチイワシの顔はすごく変なのですぐ分かるんです。

 

 

下あごが小さくて引っ込んでて、口元の切れ込みが深いんです。

で、即、生産者の方に電話してみました。 

瀬戸内の業者さんだからすぐに答えをもらえるハズ!

 

でも、答えは、

「カタクチイワシです」

でした・・・

 

多分、色んな事情があるんだと思います。

知ってても、本当のことが言えないような事情だってあると思うんですよ。

あー、気になるなぁ。

味だけですぐ分かればいいんですけどね!

 

さあ、皆さんはどう思いますか?

久々の煮つけ メバル(春告魚)

 この時期のメバルは脂が乗ってきて美味しいと思います!

昨日見つけたこのメバルは

「この時期にしては安い?」

鮮度、体の張り、悪くないのになぜ安い?

 

 

たくさん獲れたんじゃないかなぁ?

安い時は何か訳があるはずで、鮮度が落ちてるとか、旬ではないとか、良くあるんです。

調理法でカバー出来ることもありますが、やはり、鮮度、旬、体格といった要素は重要ポイントですね!

 

よし!

これなら煮つけにしよう!

今日の夕食ね。

こう宣言しておけば、帰宅後すぐに調理開始しなくちゃいけなくなりますよね!(笑)

先延ばしにすると、どんどん魚が傷んでいっちゃいますから。

ヒレを切り落として、ウロコを取って、お腹を開くと、お腹の中の脂がすごい!

身もいい状態です!

身全体をとにかく良く洗います。

特にお腹の中の血のかたまりが残らないように!

背骨周りは歯ブラシを使ってキレイにすることもあります。

 

 

内臓ですが、この状態で焼くとほぼ融けてしまうので、今回は煮つけにしました。(身とは別に)

身と一緒に煮ると、臭みが気になっちゃうことが多いんです。

あ、胃の内容物が多い時は、胃を開いて中を洗い流すか、胃を取り除いちゃうかしておきます。

それと苦玉(胆のう)は潰さないように注意してキレイに取り除いておきます。

苦玉は緑っぽい色をしてるのですぐに分かります。

 

 

自分は、煮汁はシンプルな方が好きなので、薄口しょうゆだけにすることが多いです。

薄口しょうゆは色が薄いだけで塩辛いので、入れ過ぎると仕上がりが台無しになってしまいます!

自分は、水で8倍くらいに薄めて煮汁にしています。

 

 

 

酒が良く使われますが、やっぱり別の味が付いちゃうんですよね。

今回ショウガを入れましたが、魚の状態が良ければ何も入れなくてもいいと思います。

魚を切らずに煮るので、フライパンを使っていますが、使う前にしつこく洗っています!

そのうち、煮つけ専用の鍋を用意しておこうと思っています。

さて、薄めた煮汁は200mLくらいなので、身全体は浸りません。

そこで、煮込みの最初の数分は、スプーンで煮汁を上面にかけ回すようにしています。

その後、アルミホイルで身全体を覆います。

落とし蓋ですね。

これ、重要です!

沸騰して泡立った煮汁が魚の上面の方まで覆ってくれるんです。

 

 

煮込みは弱火で10分くらいです。

 

 

 

 

さて、今回の出来ですが、臭みに関してはほぼ合格点!

味はちょっと塩辛さが勝ってしまったようです。

ちょっと醤油を足しちゃったのが失敗でした。

また、魚自体は時期的にもうちょっとあと、また大型のヤツだと、この調理法でほぼ行けると思います!

脂のないメヒカリはから揚げに

 メヒカリは別名トロボッチですから、時期によっては脂乗りがイイんですね!

こんな時は、自分は迷わず「焼き」にします。

じゃあ、脂が乗ってない時は?

から揚げがイイと思います。

素揚げや油焼きにしたいんですが、身が崩れちゃうんです。

コンフィなんかも面白いかもしれません。

ああ、そうだ!

干物という手もありますね!

この前、丸干しを見つけたんです。

 

グリルパンで焼いてみました。

 

この写真でだいたい予想出来るのでは?

「悪くはないんだけど・・・」って感じでした。

もちろん、干物も、魚の状態や加工の仕方で全く変わってくるので、これだけでは判定できません。

 

で、昨晩は生を捌いたヤツをから揚げにしたんですが・・・

 

これはバッチリでした。

旨かったです!

また同じでゴメンなさい! でもホントに旨いんですよ! マイワシ丸焼き

 日高のマミーマートに寄ったら、鮮魚は必ずチェックしています!

先週末は丸魚のキンメダイなんかも良かったんですが、

すごく安くて鮮度のいいマイワシが居たら、買わずに帰ることなんて出来ません!

 

 

丸々太ってるでしょう?

鮮度もバッチリでした!

キレイに水洗いして、ヒレも全て落としてしまいます。

アタマを外し、エラも切り落とします。

 

 

水気を切ったら、まずキッチンペーパーで包みます。

そのあと、ロールペーパーでぐるぐる巻きにします。

この状態で袋に入れて冷蔵庫に寝かせておきます。

ここまでやっておけば傷みにくいんですが、出来るだけ早く焼いて食べた方がいいです。

 

 

下の写真は1日寝かせたあとですが、水分がいい感じに抜けているのが分かると思います。

 

 

塩を振って水分を抜く手が一般的なようですが、

自分は塩分が足されてしまうのがどうしても気に入りません。

水洗いしても、塩分はかなり浸み込んでいて取り切れないんです。

さて、これを焼く時は「グリルパン」を使うことを強くおすすめします!!

熱が身の中までじっくり伝わるんですが、表面は焦げないんです。

身から大量に出てくる油も無駄にならないし、魚焼き器が酷く汚れることも全く無くなります!

グリルパンの内側にアルミホイルを敷いておけば、グリルパンも汚れません。

何より、焼き上がりがすごく良くて旨いんです!

ふわっとした感じに焼き上がります。

 

肝心の、最後の焼き上がりの写真なんですが・・・

出来上がりを見ると喜んじゃって、どうしても食べるのが先になっちゃうんですね!

で、前回の写真を載せておきますね。

あ、今回の出来は、この写真以上でしたよ!

 

マイワシのから揚げ

 毛呂山のロヂャース内の鮮魚は山助という業者がやっています。

鮮度のいい丸魚が結構豊富なんです!

日曜日の帰り道に何気なく寄ってみたんですが、やっぱりどの魚も高くなってきている感じでした。

なので、またまたマイワシにしたんですが、ウロコがしっかり付いてるような鮮度の良さでした!

4尾290円!

刺身と丸焼きと思って2パック買ったんですが、1パックの中の1尾だけ大きくてあとは小さかった・・・

小さいヤツは脂乗り良くないんです。

捌きながら、計画変更してから揚げにすることにしました。

カマも取っちゃえば、腹骨がちょっと残ってても、から揚げにすれば全部食べられます!

手開きして、キッチンペーパーで1尾ずつ包み、冷蔵庫で1日寝かせました。

から揚げはカミさんにやってもらいました!

 

 

平凡に見えるけど、旨かったです!!

和風マリネ液にも漬けてみましたが、それが一番美味しかったです!

写真は次回撮りますね。(笑)

オニアジ、オアカアジのから揚げ

 脂がそれほど乗っていない青魚の調理ですが、鮮度抜群の時なら、刺身かマリネだと思います。

塩焼きや煮付けだと、残念なほど美味しく仕上がりません!

他の手はないのか?

自分は、油焼きか、から揚げをおすすめします!

例えば、ソテーやポアレ。

又は、素揚げやから揚げ。

ソテー、ポアレなら洋風の味付けになると思いますが、

素揚げ、から揚げなら和風の味付けでいけますね!

自分は、調味料を極力使わない素揚げやから揚げが好きなんです。

塩も使いませんが、下味の塩ちょっとくらいなら使ってもいいかもしれません。

とにかく、脂乗りが悪い時は、油を足してあげるだけで、ウソみたいに美味しくなるんです!

我が家では、エクストラバージンオリーブ油を使っていますが、和風仕上げでも違和感はありません。

 

で、先日のオニアジ半身とオアカアジ残り1尾を、昨夜から揚げにしてもらいました!

 

旨い!!

味はもちろん、食感、身質もいいんです!

皮下の脂も美味しい!

オニアジの方が旨味が強いけど、血合いが多い分焼き上がりがちょっとだけボソッとした感じ。

オアカアジは淡白だけど、旨味が足りない感じではありません。

クセのないいい味です!

どちらも、減塩しょうゆをちょっとだけ付けながらいただきました。 

美味しかったです!

また出会いたい魚たちでした!!

オニアジは皮引きが難しい! 鬼のような皮!

 オニアジを捌いて、三枚おろしにして、最後皮引きをしたんですが・・・

身に皮がしっかりと付いてるし、ぜんごが硬く、そして広い範囲を覆ってるんです。

悪戦苦闘してやっとここまで皮が取れました。

自分は胸側から包丁の背でこそぐように皮を引きましたが、これ以上は皮が取れませんでした。

 

この後ですが、手で皮をめくるように剥いたので、身がはがれて汚くなってしまいました。

そこで、反対側は、包丁の刃先を寝かせて皮引きしたら何とか全部剥き切れました!

でも、やはり大変でした!

右手は包丁を持ち、左手は皮を引っぱっているんですが、皮と身の間にある脂のせいで滑りまくるんです!

やはりうわさ通り、オニアジの皮引きは「鬼」でした!!

 

さて、肝心の料理の方ですが、

半身分は、刺身にしてから和風マリネに仕上げました。

 

 

マリネ液に一晩漬け込んだものです。

写真上がオニアジ、下がオアカアジです。

オニアジは血合いの部分が特に大きいでしょう?

味は濃厚で、旨味の強い美味しい身でした!!

皮下の脂も味を引き立てていると思います。

自分は血合いは気になりませんし、欠点にも感じません。

あと美味しかったのが、アラで作った吸い物です!

しょうゆだけで味付けする吸い物は、魚の味がホントに良く分かりますし、

「シンプルで真に旨い!」んです。

最高の鮮度の魚で一度は試してみて下さい!!

味付けは、ぜひ薄口しょうゆだけで!

(鮮度が良くないと、味もダメだし臭くなっちゃうのでやめましょう)

 

残りの半身は、今晩この後、から揚げにしてもらいます!

楽しみです!

鬼アジ!?

 出先でも鮮魚を買ってしまうことがあります。

イキがいいとか、丸々太ってて元気そうだとか。

そういう時は、

「今買ってどうすんの?」

「いつ捌いて、いつ食べるの?」

等と言われても、もうそんなことは耳に入りません!

明日になれば、この美味しそうな魚たちにはもう会えないかもしれないんです!

で、土曜日に買ったのは、「オアカアジ」2尾と、

もう1尾は、見たこともない、存在感あり過ぎの、お化けみたいな「アジ」!!

 

レジに行きかけて、これ普通のアジじゃないから魚専門の方に聞いてみよう! と引き返しました。

「ああ、これ、オニアジっていうんだよ」

「こっちは、ムロアジね」

へえーっ!

オニアジだって! 鬼?!

ホント、この顔と体格は普通のマアジから比べると鬼ですよね!

一方のオアカアジの方は、「オアカムロ」等とも呼ばれるムロアジの仲間なんです。

 

帰ってから、まずは水洗い。

わあ、どっちの魚も体が柔らかくなってない!

 

そして捌いてみると、お腹の中が傷んでない!

今までの中でも最高ランクの鮮度でした!

脂乗りの方は、最高ではないにしても、まあまあじゃないかって感じでした。

「これは刺身かマリネだな」ということで、ウロコを落とし、ヒレとアタマを取って、

さらにカマを切り落とし、水分を拭き取ってからキッチンペーパーで包んで冷蔵庫で寝せてあります。

さて、オニアジのウロコ落としなんですが・・・

このウロコは、「鬼!」でした!

いったいこれは何なんだ! というくらい小さいウロコが身にしっかりとくっついているんです!

ぜんごも全く取れる気配がありません。

専用のウロコ落としを使ってもダメなんですから!

皮引きをする時、ウロコと皮がキレイに身から離れてくれるよう願っています。

その様子は後日報告しますね!

真いわし若干?

 

 スーパーでこれ見た時は、

魚の方だけ見て、「これ旨そう!」と選んだんです。

あとでこのラベルを見て「まいわし、じゃっかん?」

ああ、いわしが豊富に獲れる地だから、「少しですがどうぞ」って意味?

とっさにそう思ったんですが、何か変な感じ。

ああ、これ「わかぼし」か!

そう思い直して、漢字を検索してみました。

すると、「若干し」とは、丸ごと干した干物とか、固くならないよう柔らかめに仕上げた干物とのことだそうです。

一夜干しなんかもこの類じゃないでしょうか?

そして、昨日の夕食に焼いていただいたんですが、旨かった!!

脂乗りがいいのに脂焼け全くナシ!

グリルパンで焼くといいですよ。

また食べたい!!

 

 

あー美味しかった!

と思いながら再度調べてみると、

「若干」をわかぼしと読むのは間違いだと書いてあるんです!

ずいぶん調べたんですが。

でも、この干物はどう考えても「まいわしわかぼし」と読むのが正しいと思います!

電話してみようかな?

あ、正しい読み方にこだわるつもりはないんですが、電話すると面白い話が聞けたりするんですよ!

ブリを何とか克服したい!

 実は自分はブリが好きじゃないんです!

小さいころは、刺身も煮つけも食べていたんですが、

最近は、あの独特の臭みが気になって食べなくなってしまいました。

ブリ大根なんて好きじゃありませーん!

 

 さて、ブリについて調べてみると、昔から実に様々な活用法(食べ方)があり、

普段は一般的に出回らない高級なヤツもあるんだと書いてありました。

いずれ、そういう料理や高級なブリにも出会いたいとは思っています。

で、自分は、普通に出回っているランクのブリを何とか美味しく食べれないか調べているんです。

養殖じゃなくて天然物で。

最近、特にブリが沢山獲れているそうですし。

さて、ブリが嫌いな人のための調理法は、味付けで何とかしようという手が沢山紹介されていました。

味をつけて臭みを隠すんじゃなくて、何か他の手はないものか?

あ、ブリの干物はすごく興味があります!

いずれ食べてみたいし、自分でも作ってみたいんです。

 

すぐにでも出来そうなのは、ブリの唐揚げですね!

ちょっと、こんな面白いブログを見つけたので、紹介させていただきます。

 

<お魚嫌いな子供も大満足!ぶりの唐揚げの簡単レシピ>

 唐揚げという料理を考案した人に心からの感謝の気持ちを送りたい。

唐揚げとは鶏だけではない。

魚でも唐揚げにさえすれば子供は大喜び!踊り狂う!という、唐揚げ最強説を私は信じている。

お魚は大好きなうちの子供ですが、ぶりだけは大嫌い。

ぶりの照り焼きも無理。

ぶり大根なんてもってのほか。

それでもぶりが出回る季節にはぶりを買いたくなる母(だって安い)。

そんなときにはみんな大好き唐揚げくんにしてしまえばなんとかなるんじゃね?

と子供の舌を舐めきってかかることにしました。

で、出来上がった唐揚げですが・・・

子供、バクバク食べてました!

母の手にまんまと落ちたようです!

さすがは子供が好きなお料理ランキング上位に君臨し続ける最強おかず!

「これな~!あなたの嫌いなぶりやで~!」

とドヤ顔ネタ晴らしで私の爽快感と達成感もマックス味わっておきました!

ごちそうさま!

 

うーん、これ真似してみようっと!

巨大ハタハタの蒸し 旨かった! 

 鮮魚コーナーで巨大ハタハタ2尾入りパックを見つけました!

多少高くても、大きなハタハタはここらでは見かけないので、自分がお金を出して買いました!(笑)

 

大きい方がメス、小さい方がオスでした。

鮮度もイイので、迷わず蒸すことに。

アタマとヒレを取ってお腹を掃除。

ハタハタのお腹内部をキレイにする時は、

白子や卵はそのまま外れないようにして、内臓と血合いだけ除いて洗います。

これだけ大きいと、カマは捨てない方がいいですね。

25分ほど蒸しました。

 

ポン酢に着けながらいただきました!

旨かった!!

これで脂乗りが最高の時ならもっと旨いはず。

それに、白子や卵が大きくなる前だったら魚自体がさらに旨いはずなんです。

研究の余地アリですね!

頻繁に鮮魚チェックしましょう お得な鮮魚買えますよ!

 鮮魚特に丸魚を豊富に並べてくれている魚屋さんは、鮮魚専門店だけに限りません!

スーパーや百貨店の中にもイキのいい鮮魚コーナー見かけることあるでしょう?

丸魚が得意な店舗があるのも確かだと思いますね。

我が家では、地元はもちろん出先でも鮮魚コーナーを必ずチェックしてるんです!(笑)

下の写真は、先日、高麗川駅近くのスーパーで見つけたメギスのパック売りです。

うわっ! やすっ!

これだけ入っていて270円でも激安なのに、さらに半額になってる!

 

安いけど、全部3枚おろし大変だなぁ・・・

でも、買うしかないでしょ!

次の日の夜、やっと、夕食前に全部さばいたんですが、15尾も入ってました!

ウロコとヒレとアタマ取って、お腹出して掃除して、1尾ずつキッチンペーパーで包んで冷蔵です。

後日、唐揚げにしてもらいましたが、美味しかったです!

 

うーん、そろそろ外気で丸干し作れる季節になってきましたね。

メギスの丸干し、ぜひやってみたい!

メヒカリ唐揚げの三杯酢あえ

 メヒカリ(アオメエソ)は秋ごろから脂が乗ってきて、冬1月頃からが旬のようです。

最近店頭でも良く見かけるようになりました。

で、今はまだ脂乗りが良くないので、塩焼きではなく唐揚げがいいと思います。

今回はカミさんにちょっとアレンジしてもらって、唐揚げにしてから三杯酢に漬け込んでもらいました。

 

 

この調理法もアリですね!

旨かったです!

ただ、脂乗ってない時のこの魚は淡白な味なので、調味料の味が勝っちゃう感じはします。

唐揚げにして塩をちょっと振るだけとかでもイイと思います。

メギス三枚おろしの唐揚げ

 最近、鮮魚が高くて困っています。

値が高いのに体形が細かったりするんですから、悲しくなっちゃいます・・・

こんな時、目を付ける魚は美味しくて安い魚!

えっ? そんな魚いるはずないって?

 

例えば、沢山獲れて鮮度落ちが早い魚は安くなる傾向があります。

時期によって大量に獲れる魚とかも。

小さい魚は処理が大変なのでやっぱり安くなるとか。

 

今、日本海側で大量に水揚げされる「メギス」に目をつけています。

所沢の角上魚類でも普通に見かけるんですが、ここらで見かけるのは鮮度がやや落ちてるんです。

これが群馬前橋あたりだと、明らかに鮮度がイイ!

面白いでしょ?

群馬の方が鮮度がイイって。

日本海側で水揚げされる魚なら納得できますよね。

さて、群馬みどり市のツルヤに生きの良さそうなのが居ましたよ!

 

メギス(ニギス)はクセのないイイ味の魚なんですが、

 ① 身に水分が多い

 ② 身に脂がない

 ③ 中骨が硬め

 

こんな感じだと、メヒカリと同じように丸ごと唐揚げにしてもちょっとダメな感じです。

そこで、ペーパーで包んで水分を抜くのは必須。

自分は今のところ、手をかけて丸干しにするのが最良じゃないかと思っています。

でも、この陽気で干物なんか出来るわけないですから、三枚おろしの唐揚げでいってみます!

アタマは割って、カマはむしり取って、取り除いた内臓と一緒にオーブンで焼きます。

あ、中骨は大名おろし風にそぎ切って、これも一緒に焼きます。

クッキングペーパー上で焼くといいです。

アタマ以外は美味しくいただいて、アタマだけワンコ達にあげます。

喜んで食べますよ!

さて、おろし身は、キッチンペーパーで包んで冷蔵庫で寝かします。

さらにロールペーパーで包むと水分が良く抜けますが、

寝かし過ぎるとペーパーが身にへばりついて取れなくなっちゃうので注意!

さて、夕食時にかたくり粉か米粉をまぶして、フライパンで唐揚げ風に焼きます。

少量の良質の油で炒めるように揚げるんですね。

 

ほんのわずかに塩を振ってから揚げてもいいんですが、

味付けは、食べる前にちょっとの塩、ちょっとの醤油などでもいいと思います!

ホントにクセがない、でもしっかりした旨味を感じられる魚です!

ひと手間かけて、この魚の良さを味わってみて下さい!

「初サンマ」に豊洲関係者も驚く高値!! そして今季の見通しは・・・? 

 秋の味覚サンマが21日朝、東京豊洲市場に今シーズン初めて入荷した。

例年、漁の解禁直後の7月中旬にお目見えしていた「初サンマ」。

近年の不漁を反映するように、今年は8月後半に入ってようやく初水揚げとなった。

産地では、合計1.6トンの水揚げがあり、

競りの最高値が1キロ当たり13万円(!)にまで高騰した。

豊洲市場に運ばれてきたサンマは、このうちの約500キロ。

わずか10匹(1.1キロ)だった昨年7月の初荷に比べて急増したものの、

今年も低調なスタートとなった。

一方で希少な初物だけに、入荷した中で最も大きい1匹130グラムサイズの卸値は、

1キロ当たり20万円(!)を付け、

同市場で過去最高値だった昨年(同12万円)を大きく上回った。  

高級クロマグロでもめったに出ない「ご祝儀相場」。

1キロ単価では、今年1月に豊洲市場で行われた初競りの青森県大間産

「一番マグロ」(1キロ当たり17万円)

を超えた。(!!)

1匹の価格に換算すると、何と2万5千円!!

価格が高騰しやすい初物とはいえ、

以前よりも脂が薄く細いサンマが、身質や脂乗りなどが高く評価された大型マグロのキロ単価を上回るのはきわめて珍しい現象だ。  

一方でサンマは、買い手が競い合うほど値段が上昇する競りではなく、

業者同士の交渉による「相対取引」で価格が決まる。

過去入荷が潤沢だったときのサンマ価格は、1キロ当たり500円前後だったが、

今回の「競りでもまれな超高値」に驚きの声が広がった。

これらのサンマは米国向けに輸出されたほか、都内のすし店などが仕入れたという。

このサンマとは別だが、都内では1匹2000円前後で販売する鮮魚店もあった。  

売り場には、秋本番の漁獲回復を願うように、初荷を祝うのぼり旗が飾られていた。  

同じく初物が競りにかけられた札幌市中央卸売市場では、

最高値が1キロ当たり23万円(!)を付け、こちらも「超高級サンマ」となった。

 

ただ、今年もサンマは低調な水揚げとなる見通しだ。

全国さんま棒受網漁業協同組合によると、

2022年の水揚げ量は1万7910トンと、4年連続で過去最低を更新。

水産庁は、今年の来遊量も昨年と同様の「低水準」と予測している。

漁場も日本から遠く離れた公海を中心に形成されるとみられている。  

豊洲市場に今季初めて入荷したサンマは、1匹100グラム以下の小型で細身が目立った。

かつて200グラム級の大型もあった豊漁時代には、

100グラム級のサンマは小売店などに並ばず、冷凍されて缶詰用などに使われていたサイズだ。

近年は不漁に加え、小型化も深刻になっている。  

今シーズンも厳しい漁模様が続きそうだが、8月下旬には大型船も出漁している。

「不漁でも大きくておいしいサンマが取れてほしい」

と、サンマ復活を待望する声は多い。

 

見て下さい!

この細さ!

これが1尾2万5千円だって!

泣けてくる・・・

でも、漁業関係者の方の苦労や願いも良く分かります。

状況が好転しますように!

暑い時期、白身の刺身は美味しく感じない?

 1週間ほど前の暑い日のことなんですが、お昼ごろ専門店で鮮魚コーナーをのぞいていました。

新鮮なニシンの刺身、マゴチとメバルのにぎり寿司が目に留まりました!

マゴチの刺身は初めてで、メバルの刺身には感動しなかった覚えがあったので「食べてみよう!」と。

3品で1200円ほどでした。

 

 

ニシンの刺身はなかなか美味しかったです。

でも、マゴチとメバルの方は・・・

2種とも旬ではないし、この時期刺身じゃない方が美味しいのかも、と思ってしまいました。

そして、特に白身のにぎりなら、「食べるのは真夏じゃないのかな」とは、自分なりの答です。

カタクチイワシの唐揚げ

 カタクチイワシ(別名セグロイワシ、シコイワシ・・・)は定番の出汁取りに使われるほど味のいい魚です!

高級煮干しで取った出汁の旨さに驚いた人もいると思います。

また、アンチョビは世界的に有名な食材ではないでしょうか?

この魚は旨味が強いんですが、クセがなく上品な味と言えるのではないでしょうか。

 

さて、スーパーでは、時々パック入りで安く売られていると思います。

鮮度落ちが早い魚で、小さいヤツが沢山一まとめになっているので、買う側も高いと手を出しにくいでしょう?

先日、鮮魚コーナーで大きめ1パック200円が半額になっていたので、思わず2パックかごに入れてしまいました!

すると、カミさんが「今晩そんなに捌けないでしょ?」と言うので、渋々1パック戻したんです。

確かに、この魚は下処理がめんどくさいんです!

① ウロコをキレイに取るのが割と手間。

② アタマが硬めなので取りたいけど手折り出来ない。(身が崩れる)

③ 苦い内臓をキレイに除くのが割と手間。

まあ、これくらいしょうがないんですが、数が多いので結構大変になっちゃうんですね。(笑)

とにかく痛みが早いので、買って帰ったらなるべくその日のうちに捌いてしまいます。

で、今回下処理したのはこんな感じです。

アタマはカマごとキッチンバサミで切り落としました。

 

鮮度が良ければ、全く違うやり方で下処理出来るかもしれません。

ウロコだけ取って丸ごと唐揚げとか、丸焼きとか。

水揚げ産地では刺身が食べられるそうなんですが(!)、もう最高に旨いらしいんですよ!

 

さて、我が家ではこれを唐揚げにしてもらいました!

 

やっぱり、とても旨かったです!

そして、3杯酢風調味料に漬けた南蛮漬け風にもしてみました。

 

これも旨かった!

自分は、カタクチイワシは、煮付けより唐揚げの方が合ってると思うんです。

煮付けにするのなら、水分を飛ばしてやや辛めに仕上げたりするのはどうでしょう?

マイワシの手開き 骨を上手く除く

 この時期、マイワシの脂乗りが良くなってきて、注目食材になってきました!

そこで、マイワシの下処理ですが、カマや腹骨を上手く除くにはどうしたらいいでしょうか?

 

まず、体表を流水でキレイに洗い、残っているウロコをキレイに除きます。

この時、胸ビレ、腹ビレは手でちぎり取ります。

アタマは背中側に折って取ります。

 

次ですが、キッチンバサミを使って、

尾ビレ、背ビレを切り落とし、お腹を切り開きます。

そして、アタマを折り取った中骨のところに指を入れて、エラごと内臓をキレイに取り除きます。

大体取れたら、流水でお腹の中を洗い流します。

指先を使って、中骨の周りの血を出来るだけキレイに取り除きます。

乱暴にやると身が割れて、身に水分も入ってしまいますので、そうならないように。

 

その後なんですが、お腹をハサミで切り開いたところに独特の形の硬い骨があるんです。

写真が無いと分かりづらいんですが・・・

これを指先でつまむようにむしり取っていきます。

お腹の身をなるべく取らないように、骨だけむしっていくんです。

多分この骨は内臓を守っている骨なんじゃないでしょうか?

ここでこの骨が取り除けないと、包丁で身ごとそぎ切らなければならなくなるんです。

 

次ですが、カマの部分は手でちぎり取ってしまいます。

カマの部分は脂もあって美味しいんですが、骨がじゃまになるので、刺身やマリネの時は除いてしまいます。

でも、カマは捨てずに骨や皮などと一緒に焼いて食べると美味しいんですよ。

ここまでくれば、あとは水が切れるようにトレイに並べておきます。

 

そして、用意しておいたマリネ液をそばに置いて、手開きする、刺身にする、と出来るだけ手早く進んでいきます。

 

カマ、中骨、引いた皮は、焦げ付かないアルミホイルに並べて、オーブンで焼きます。

 

180℃10分くらいですね。

 

これ、中々美味しいんですよ!

 さて、肝心の身の和風マリネですが、マリネ液の味にまだ納得出来ていないんです・・・ 

完全自作 マイワシの和風マリネ

 先日出先で、お気に入りのスーパーマーケット「ツルヤ」に寄りました。

今日は鮮魚をさばく時間ないよな~と、

メヒカリ、メバル、イサキ、ホウボウ、ホタルイカ(ボイル)など見るだけで楽しんでいました。(笑)

野菜コーナーには今の時期、新タマネギが出ているんですね。

そして、酢をいつもチェックしてるんですが、CGCの黒酢を発見!

CGCの黒酢は値段の割にまあまあいけるんですね。

ミツカン黒酢の半値以下!

ここまでチェックして繋がりました!

 

そうだ、マイワシの和風マリネ作ろう!

マリネ液も簡単自作でやってみよう!

黒酢、減塩しょうゆ、新タマネギ、刺身用マイワシ

これらを買い込んできました。

新タマネギは、スライサーで薄切りしてから水に5分さらしたあと水切り。

 

黒酢と減塩しょうゆは3:2くらいに混ぜて、さらしたスライスタマネギを浸しました。

今日はマリネ液といっても、ただの酢じょうゆですね。(笑)

これに柑橘果汁と昆布出汁入れればいいんですが。

でも、タマネギからもマイワシからも旨味が出てくるから、今日はこれでいいでしょう。

 

マイワシ、もう旨い時期に入ってますね!

ただし、鮮度のいい太ったヤツを選んで下さい。

写真またピンボケ・・・

 

今日は、手開きのやり方に工夫を加えてみました。

まずは、人差し指だけで背骨後方から尾の方に後部半身だけ剥がします。

もう片方の半身は尾びれを切り取った背骨の方から剥がしていきます。

そして、途中からは、人差し指と親指で背骨をつまみながらしごくように身を外していきます。

さらに腹骨手前まで身を剥がしたら、身を骨の反対側に大きくそらす様に持っていきます。

写真が無いと分かりづらいんですが、ここのところを慎重にやって、腹骨が身に残らないように剥がしてしまうんですね!

 

腹骨が上手く外れれば、腹骨をすく手間が無くなります。

美味しい脂身の部分が全部残せるんです!

今回は上手くいきましたが、いつもこのように出来るかな?

あとは、皮引きして、刺身に切り分けたらすぐマリネ液に漬け込んでいきます。

4尾分出来ました!

 

蓋をして夕食まで冷蔵庫で休んでもらいましょう。 

夕食時に、カミさんに褒めてもらいながら美味しくいただけたんですが、

ちょっと改良したい点が。

① タマネギの苦みが出ていた。水にさらさなくてもこの苦みは取れるらしい。

② もうちょっと味が足りてない。マリネ液に昆布を追加したい。

次回やってみます!

仙台でのうれしい美味しい経験!

 仙台行きのミッションは、ワンコ引き取りだったんですが、

娘夫婦が気を使ってくれて、早朝に塩釜漁港に連れて行ってくれたんです!

漁港には塩釜水産物仲卸市場があって、そこの朝市が楽しみ!!

面白いに決まってる!

午前3時開場に合わせて行くのが最高に面白いはずですが、初めてで中々その時刻はキビシイでしょう。

そのあとの予定もありバタバタしていたので、またまた写真が・・・

私たちの一番の目的は、朝食にのっけ丼を食べることでした。

「海鮮食材を種類も量もお好みでのっけて、豪快にいただく!」という感じですね!

食材選びですが、相談はするけど、自分で目利きしなくちゃつまんないでしょ?

すべて生で、キンメダイ、ノドグロ、サケ、メヒカリ、クジラ(ニタリ)、エビ、スジコ、イクラ、タラコ、と欲張りました。

メバル、イワシ、シメサバ、カツオ、ホウボウも狙ったんですが、見つけられませんでした・・・

この中で一番珍しかったのは、メヒカリの刺身でしょう!

ホントに旨かった!

さしが入ったニタリクジラの刺身も二重丸でした!

ホントに写真がちょっとでごめんなさい!

もう食べることに夢中だったんです!

珍しいメヒカリとニタリクジラを載せておきます。

 

また何回か行かなくちゃ、気が済みません!(笑)

刺身用ニシン!

 丸魚での刺身用ニシンに出会ったのは初めてです!

身体に張りがあって、目が赤くない!

 

ニシンは割と大型なので、1尾250円は最近だと割と安く感じます。

今回は、これを丸焼きにしてみます!

旬を過ぎてそうだから脂は無いかな?

とにかく今回は焼きでやってみます。

お腹を開かずに、キレイに洗ったあと、アタマとヒレだけは取りました。

そして水気を取ったあとキッチンペーパーで包んで一晩冷蔵庫で寝かせました。

では、グリルパンで焼いてみましょう。

でかい!

水分を取ったので、体表にしわが寄っていますが、鮮度良しです。

 

焼けたんですが・・・

脂全くなし!!

 

いつもの「青魚の焼きを楽しんで食べる!」とはいきませんでしたが、

身の味がいいことは分かりました!

骨も多く、ボソボソ系の身質なんですが。

脂が有る時なら丸焼きでもいいと思いますが、

今回のような状態なら、3枚おろしで油焼きや唐揚げがいいような気がします。

メギス開かずに唐揚げ

 この近辺では、メギス(ニギス)は日本海側(新潟や富山など)から入荷してくるようで、やや鮮度が落ちてるんです。

で、この前見つけたメギスは、目が澄んでいる、体色があざやか、身体の張りがいいといった感じだったんですね。

これならお腹を開かずに丸ごと唐揚げにしてみよう! と1パック買ってきました。

お腹の脂を捨てずに揚げれば美味しいかもしれないと思ったんです。

 

うーん、やっぱり細身ですねぇ・・・

ウロコ、ヒレ、頭、エラだけは取り除いておきます。

そして、水気を拭き取ってからキッチンペーパーで包み、その上からさらにロールペーパーで包みます。

ロールペーパーだけで包むと、身にペーパーがくっついて取るのが大変になってしまいます。

 

これを冷蔵庫に入れて寝かせておきます。

水分を抜くためですから、最低一晩は寝かせておきます。

また、2~3日は鮮度落ちせずに保管出来ます。

この魚は身に脂が無いので、そのまま焼いても美味しくないんです。

片栗粉をまぶしてオリーブ油で揚げてやります。

 

ふんわりといい感じに出来ました!

中骨は外しましたが、骨も割と柔らかくなっていました。

やっぱり、この魚は淡白でクセのないいい味ですね!

カミさんがかなり喜んでいました。

自分は、この味が凝縮した方がいいと思うので、

2枚おろしにして、オリーブ油焼きか唐揚げがベストかな? という感想です。

骨付き鮮本マグロ 自分で中落ち刺身にした!

 出先で鮮魚を眺めていました。

自分は丸魚(丸のまま手を付けていない鮮魚)にばかり関心が行くので、丸魚を見終わると集中力が切れちゃうんですね!(笑)

で、昨日、カミさんが「これ安いし、いいんじゃない?」と見つけたのがこれ。

 

「おー、安いから煮つけとかにしてみる?」と言いながらもう一度良く見ると・・・

刺身用って書いてある!!

これで分かりました!

この身は骨付きで、普通は骨から身を削り落として「中落ち」として売られている部位ではないか?

なので、自分で中落ちを作ればいいだけだから、絶対にお買い得だし旨いハズ!

喜んで買って帰り、夕食でいただくことにしました。

 

この身を、骨に沿ってスプーンで削り取りました。

 

やったー!

自作の中落ちです。

これがすごく旨かったんです!!

元の身の解凍をもっと慎重にやれば、さらに旨いんじゃないかと思いました。

そして、骨とその周りに残った身や筋質の部分はオリーブ油で炒めたんですが、これもすごく旨かった!

こんな嬉しい商品を出してくれるとは!

魚大好き庶民の強い味方になってくれるお店、発見ですね!!

蒸しメバル

 ちょっと冷蔵庫に置き過ぎたメバルなんですが、どうしようか悩んでいました。

小型で脂は無さそうでした。

これは煮つけも塩焼きも上手くいかないと思っていました。

じゃあ簡単に、蒸しにしよう!

下処理を済ませて、キッチンペーパーとロールペーパーを巻いて冷蔵庫で半日寝かせました。

夕食にいただくことにしました。

 

下処理を念入りにしたので臭みはほぼありませんでしたが、

鮮度ちょっと落ちてて味が抜けてるというか良くありませんでした。

再度リベンジしないとかな?

メバルは煮つけが旨い んですが・・・

 春のメバルは旨いハズ!

ということで、値引き品半額のヤツを迷わず買ってきました!

鮮度なかなか良し。

下処理終わりました。

 

よし。

春のメバルは煮つけでしょう!

またカミさんにやってもらおうっと。

 

そして・・・

出来たのは、完全な失敗作・・・!

ということで、写真はないんです・・・

肉と違って、魚の身には水分が多く含まれています。

このこともあると思うんですが、肉と同じように煮ても上手く仕上がりません。

また、魚の旨味を消さないように、鰹、昆布などの出汁は入れないのが基本だと思います。

魚の状態がすごくいい時は、塩水だけで煮る(!)方法があるくらいですから。

魚の煮つけはちょっと難しいんですね~

また、蒸すという手もあるんです!

リベンジするぞー!

キンキの煮つけ

 キンキは、キチジ、メンメ等とも呼ばれているちょっと可愛いげな風貌の赤魚です!

この魚は、昔は沢山獲れたらしくほとんど畑の肥料になっていた(!)らしいんですね。

こんな話が信じられないくらい、この魚は旨いんですよ!

脂の乗った、上品な旨味のある白身の魚です。

ということで、現在の地位は「高級魚」なんです。

刺身で食べれるような鮮度のものは、恐ろしく高価で手が出ません・・・

スーパー等の店頭に並んでいるのは、煮つけ用とか、ちっちゃな唐揚げ用とかでしょうか。

先日、見切り価格になっていたものを発見!

 

半額でも高く感じますが、

「煮つけで行けそうだね!」とカミさんと合意したので、ゲットしました。

で、下処理は自分がやって、料理はカミさんにやってもらうことにしました。

味付けや調理法とかは、聞かれない限り一切口出しはしない方がいいです!

自分で魚にどんどん興味を持ってもらえば、

普段の買い物の時に魚屋さんを周ってもらう機会が増えるんですね!

目利きも出来るようになります。

いつも決まった店だけ見ていてもいい買い物は出来ないですよね?

特に生鮮食材についてはそう言えると思います。

 

さて、下処理が済んだので、水分を拭き取ってキッチンペーパーに包んで保管しておきます。

 

さあ、夕食のメニューに登場です。

 

崩れちゃってるけど、うす味仕上げで

味は二重丸!! 

でした。

皮も、骨の周りの身やコラーゲン質のところも全部美味しかったです!

特に魚好きな人たちは、「骨の周りが特に旨い!」って良く言ってるんですよ。

干物でも美味しい魚ですから、ぜひ味わってみて下さい!

尋常じゃない鰯豊漁! 鰯食う特大鯖も激安!!

 マイワシが尋常じゃないほど獲れているところがあるらしい!

そこのスーパーマーケットでは、1尾10円だって!

 

そして、マイワシを丸呑みにする特大のサバ(脂乗ってそう!)まで激安だそうな!

寒サバって言うにはちょっと旬を過ぎてるけど、特大なら脂乗り凄いと思う。

 

どこで売ってるんですか?

あ~、富山だって・・・

こっちの方にも、おこぼれでいいから送って下さ~い!

ついに食べれた 鰊の刺身‼️

 ニシン(鰊)を生のままで食べるなんて、

考えたこともありませんでした。

鮮魚コーナーのニシンって、

目は赤いし、お腹に張りは無いし•••

 

でも最近は、保存方法も良くなり、輸送時間も凄く短くなっているようですね!

これらの改善の度合いが、昔と比べて著しくアップしてるそうです!

ということで、我が家でも、

「生で買って塩焼き」は凄く美味しい!

というレベルまでは来れたんです。

だけど、刺身で食べるなんて期待すらしていませんでした。

 

先日、ついに見つけたニシンの刺身は、

何と、スーパーの刺身コーナーにありました!

あ、このスーパーは長野県発祥なのに、海産鮮魚が凄くイイんです!(不思議)

キレイな色の身!

 

 

柔らかいと予想してたけど、意外にも歯応えのある食感でした。

肝心の味ですが、

うまかった‼️

今度、自分でも挑戦してみたい!

美味しかったです! メギスの干物

 先週末、鶴ヶ島の彩鮮館とビッグマーケットに行ったんですが、

やっぱり手ごろな鮮魚はいませんでした・・・

マイワシは中々良かったんですが、ちょっと目新しさに欠けるということでボツ。

で、干物コーナーを覗いたら、メギスの丸干し干物が「おすすめ!」と出ていました。

メギスはクセのないいい味の魚なんです。

そして、安くて手に入りやすい魚でもあります。

干物が旨いということになれば、自分でも真似してみようと思い立ちました!

ということで、その日の夜の食卓に出すことに。

あえて、オリーブ油を使ってフライパンで焼いてみました。

 

これ、旨かったんです!

クセの無い旨味が気に入ると思いますよ。

ちょっと塩味が強めだったので、

次回、自作のうす塩か無塩の干物を作ってみようと思います!

いつものマイワシですが・・・ 手ごろで旨かった!

 今頃のマイワシなら脂が乗っていると思います!

(これ12月末に調理した時のですが)

ある程度以上の大きさで鮮度が良ければオッケーです。

値段もそれほど高くはならないハズです。

たまに北海道からの航空便なんてヤツが並んでると、恐ろしく高価な時がありますが、

そんな時に無理して買わなくても、ちょっと待てば安いのに出会えるハズです。

さて、今回のは北海道産でしたが・・・

 

ちょっと目が赤かったけど、まだいい状態でした!

太ってて脂乗りバッチリ。

これだと、マリネは止めといてやっぱり丸焼きですね。

塩も、油も、一切何も使いません。

グリルパンで焼くだけです。

 

グリルパンなら、丸焼きがすごーく美味しく出来ます!

サンマがいなくても、これなら寂しくなんかないんです!

魚が細くて高い・・・

 美味しそうな鮮魚がいないか、買い物に出かけるといつもチェックしています。

もうサンマが駄目になってしまって数年経ちますね。

駄目になったって言うのは、いい状態で沢山採れなくなったってことです。

太ってもいないのに高いでしょう?

悲しくなっちゃうんで、最近はチラッとしか見ません。

 

今日デパ地下で見たハタハタは初めて見るようなデカさ、太さでした!

これなら1尾1000円してたけど(!)納得するんです。

ああ、でも買わなかったですよ。

庶民ですから。(笑)

 

で、今日はメギスを買ってきました。

つみれ汁作ってみよう! ということになったんです。

 

体格は良くなかったけど、鮮度が良かったんです。

これで300円。

開いて身だけにするところまでは自分がやりました。

今日は、このあとの調理をカミさんにお願いしました。

アタマと骨は湯引きしてから出汁取りに使いました。

 

すり身団子は、刻みしょうがとつなぎの片栗粉を少しだけ加えてあります。

汁の味付けに普通の醤油を使ったので色が濃くなっています。

 

クセのないいい味が出ているんですが、ちょっと味が足りないかも。

すり身に味噌を加えたらどうか? 

次回やってみましょう。

煮干し出汁

 「煮干し出汁って実はすごく旨いんだ!」

と気付いた経験が皆さんにはありませんか?

 

自分の母親は長崎の小さい島の出身だったんですが、とにかく魚が大好きでした。

そして、母親が作るみそ汁の出汁は、煮干しで取っていたんです。

自分は、この煮干し出汁の味噌汁が好きではありませんでした。

煮干し出汁って、生臭さを感じさせるような魚特有の臭いがすると思いませんか?

だから、「魚の出汁なんて!」と小さい頃はずっと思っていたんです。

でも・・・

かつお節の出汁は生臭いなんて感じたりしないでしょう?

さらに、

高級料理の出汁には煮干しが使われることが多いんですね!

煮干し出汁の旨いラーメンも珍しくありません。

そう言えば、意識していませんでしたが・・・

美味しいと思った煮干し出汁料理に、魚臭さなんて全然なかったんです!

 

ということは、

素材や作り方に気を使った煮干し出汁は、凄く美味しいのでは?

今日、すりゴマを作るために注文したミルサーが届いたので、

色々と煮干しの粉末を作って、味を確かめてみようと思い立ちました。

まずは家に残っていた煮干しを使ってみます。

 

粉砕時間は10秒ほどにしてみました。

 

玄米がゆに入れて味を確かめてみました。

他の物は一切入れずに。

塩も足しません。

さあ、味は?

やっぱり魚臭さがありますね。

でも、思ったほどではありません。

そして、旨味がすごい!

さっぱりしていてしつこくないんですが、強い旨味が感じられます!

調べてみたら、煮干しの頭とお腹を取り除くと、苦みや臭みが取れるとのこと!

次回試してみます!

今回もウルメイワシは油焼き

 ウルメイワシは頻繁には見かけないと思います。

この魚は鮮度落ちが早いんですが、

鮮度が落ちた時の味の落差が特に大きいような気がするんですね。

自分の予想なんですが、旬の鮮度最高のウルメイワシの刺身は凄く旨いはずです!

でも、鮮度がちょっとでも悪ければ、刺身はダメです!

では、どうするか?

油を使って、焼き、フライ,唐揚げ、天ぷら・・・だと思います。

 

今日見つけたものは、鮮度まあまあでした。

 

でも、今日もやっぱりオリーブオイル焼き!

ということで、まず手開きしました。

 

とにかくサッと焼いちゃうことにしました。

味付けは一切無しです!

 

見てくれは良くないですが、やっぱり味のいい魚です!

油多めでもう少し高温で調理すると、腹骨も抵抗なく食べれるようになります。

魚をダメにしないよう出来るだけ早く調理!

 昨日買い物した菜鮮館には、

野菜、果物以外に、種類豊富な肉(色々な部位も)、

そして、これも色んな種類の丸のまま鮮魚があるんです!

あ、隣に業務用食材店(調味料とかもたくさん)もありますよ。

で、昨日はメヒカリを1パック買ってきました。

面倒くさいけど、出来るだけその日のうちに下処理しちゃった方がいいんです。

 

お腹の中をキレイにして良ーく水洗いしますが、血を出来るだけ残さないように気を付けます。

メヒカリは焼いた時、頭もいい食感で美味しく食べれるので、頭付きのまま処理していきます!

頭は残しても、エラは残らないようキレイに取り除きます。

これを1尾ずつキッチンペーパーで包んで、次の日には焼いて食べちゃいます。

さばいていて、身全体に脂ありそうだと感じたので、そのまま焼くのが一番美味しいはず。

でも、脂が無い魚をただ焼くだけだと、全然美味しくないんです!

そこで、脂が有っても無くても無難な、「オリーブオイルでフライパン焼き」にしてもらいました。

見てくれは、なぁーんだ!って感じだけど、

全く味付けなしで、美味しく食べれました! 

そしてこの魚は、焼くと、頭も中骨も柔らかくいい感じに仕上がるんですよ。

うま過ぎ!! 鯛茶漬け!

 昨夜のテレビ番組の「ローカル路線バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅」に見入っていました!

自分の第ニのふるさと、瀬戸内の鞆の浦周辺が舞台になっていたからです。

番組の中で、

「正岡子規がとりわけ好んで絶賛していた魚介は何か?」

「その魚介料理を選んで完食してから答えなさい」

というミッションがチームに出されていました。

 

その魚介の候補の一つが真鯛だったんですが、

真鯛はありふれているし、そんなに感動する味だろうか?

と最初は思っていました。

普段、真鯛は丸のままでも普通に見かけますし、メチャクチャ高価でもないですよね?

これは養殖の真鯛が多く流通しているからではないでしょうか?

特に年末年始に鮮魚を手に入れようとすると、養殖真鯛はほぼ必ず店頭に並んでいます。

この養殖真鯛をさばいてみると分かるんですが、不自然な脂にビックリ辟易するんです!

特に内臓周りの脂肪は異常です!

まるで「メタボ鯛」じゃないかと。

また、天然の真鯛を買う時も高価なものには手を出しにくいので、

自分の場合ですが、養殖でも天然でも、いい状態の真鯛は普段は食べていないことに改めて気付きました。

 

さて、番組を見ているうちに、ふと昔九州で食べた「鯛茶漬け」のことが蘇ってきました!

昔この鯛茶漬けを一口食べたとたん、自分は店の中に居るのも忘れて、思わず

「バカうまっっ!!」

と大声で叫んでしまいました!(笑)

お店の方も叫んだ自分を見て微笑んでいましたが、

「鯛茶漬け恐るべし」 なんです!

恐ろしく旨いんですよ!!

 

急にこのことを思い出して、

番組のミッション「正岡子規の絶賛していた魚介は何か?」の答えは、

「真鯛でしょう!」

と確信しちゃったんですね。(笑)

で、正解は「真鯛」だったんです!

 

さて、正岡子規が愛した瀬戸内の鯛料理ですが、

彼は一嘗三嘆(いっしょうさんたん)という造語でこの鯛料理の旨さを表現しました。

この語は、「一口食べると、何度も感動するほど美味である」という意味!

そして、子規が愛した鯛料理というのは、次の5品だそうです。

「鯛の押し寿司」

「松山鮓」

「鯛のなます」

「鯛の洗い」

「鯛の潮汁」 

ああ、食べてみたいっ!!

いつか必ず現地に出向いて、本場のこれらの料理を食べてみようと思っています!

 

最後になってしまいましたが、

正岡子規も「鯛茶漬け」を食べていれば、間違いなく絶賛すると思うんですね!

次回、自分のやり方での鯛茶漬けを紹介してみたいと思っています!!