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池袋暴走事故 飯塚被告の過失を認定 「深い反省の念を有しているとは言えない」と判決

 本日、池袋暴走事故の判決が出ました。

最悪の判決だけは避けられたと思いますが、被害者の松永さんは、気持ちを強くコントロールしているのではないかと思います。

 もし自分が松永さんと同じ立場だったら、冷静でいられるか全く自信はないと、少し前までは思っていました。

泣きわめいたり、叫んだり、罵倒したり、殴りかかったり、そんな行動にでてしまうかもしれないと。

今日の職場からの帰り道、ふと松永さんの気持ちについて考えました。

松永さんは冷静に見えたけど、いや、心中冷静なんてはずはないと思い当たりました。

突然、家族の命が奪われる。

しかも被告人は、人としての心があるのかという対応を平然とし続けている。

飯塚被告は、アクセルとブレーキを踏み違えた認識はあるはずなんです!

でも、罪から逃れるため、少しでも減刑してもらうため、自分に少しでも有利になるようにあのような主張をしているんだと思う。

もちろん、あの主張は弁護士と相談した結果でもあるのでしょう。

しかし、血の通った心があるのなら、到底あのような主張や態度なんて出来ないはずです!

絶対出来ないでしょう?!

そして、被告の発言は本当に耳を疑うようなものばかりだったでしょう?

我々第三者でさえ、この加害者には天誅を加えてやりたい! と思ってしまうほどでした。

こんな状況の中で、絶望を背負わされてしまった時、悲しみや怒りが強く湧き出てくればくるほど、それを抑えようという無意識の抑止力が強くはたらくのではないだろうかという気がするんです・・・

 

 

 

 

 

 

 

 おととし、東京 池袋で車を暴走させて、母親と子どもを死亡させたほか、9人に重軽傷を負わせた罪に問われた90歳の被告に、東京地方裁判所は、

「ブレーキとアクセルの踏み間違いに気付かないまま車を加速させ続けた過失は重大だ」

と指摘し、禁錮5年の実刑を言い渡した。


 裁判では運転にミスがあったかどうかが争点になり、

被告側は

「アクセルとブレーキを踏み間違えた記憶は全くない。車両に何らかの異常があった」

と無罪を主張。

 

判決では、

当時の車の状況や警察の鑑定結果などをもとに

「ブレーキとの踏み間違いに気付かないまま、アクセルを最大限踏み続けて加速させ、事故を起こした。

車の速度は最終的には時速96キロに達していた。

車に異常は認められず、故障をうかがわせる事情も一切ない」

と認め、過失は重大だと指摘した。

そのうえで

「松永真菜さんと莉子さんは突如として将来への希望や期待を絶たれ、愛する家族と永遠に別れなければならず、その無念は察するに余りある。

遺族の悲しみは非常に深く、喪失感はいまだに全く埋められていない」として、

禁錮5年の実刑を言い渡した。

判決を言い渡したあと裁判長は被告に向かって

「あなたの過失は明白だと判断しました。

納得できるのなら、責任を認め、過失を認め、真摯に謝ってほしい。

それを実践してもらいたい」

とことばをかけた。

 

 事故は平成31年4月19日の午後0時すぎ、都心の池袋で起きた。

判決によると、飯塚被告はレストランに向かって乗用車を運転していて、

現場付近の交差点を左折しようとした際、ブレーキと間違えてアクセルを踏み込み、

踏み間違いに気がつかないままアクセルを踏み続けた。

その後、前を走る車とぶつからないよう車線変更を繰り返しながら加速し続け、

縁石に衝突してもそのまま走り続けて赤信号の交差点に進入し、

男性が乗っていた自転車に衝突した。

さらに、アクセルを最大限踏み続けて、

横断歩道を渡っていた松永真菜さんと莉子ちゃんが乗った自転車を跳ねたと指摘した。

衝突する直前の被告の車の速度は時速96キロに達していた。

そのあとも車は直進し、ごみ収集車に衝突すると、

その弾みで横断歩道を歩いていた自転車や歩行者を次々とはねて、

最終的に貨物自動車にぶつかって停車した。

被告が最初にブレーキとアクセルを踏み間違えてからおよそ10秒間のできごとで、

判決は「めまぐるしく展開する想定外の事態にあわてたとしても、踏み間違いに気づかず加速を続けた過失は重い」と指摘した。

東京パラリンピック2020 水泳、ボッチャ

競泳男子100メートル平泳ぎ視覚障害のクラスで、木村敬一選手が銀メダルを獲得しました。

木村選手は4大会連続のパラリンピック出場で、今大会では初めてのメダル獲得です。

 

ボッチャ個人の脳性まひなどの障害が軽いクラスの決勝が行われ、杉村英孝選手がタイの選手に勝ち、金メダルを獲得しました。

ボッチャで日本勢が金メダルを獲得するのは初めてで、個人でのメダル獲得も初めてです。

 

東京パラリンピック2020 陸上、自転車、ボッチャ

陸上男子1500メートル視覚障害のクラスで、和田伸也選手が銀メダルを獲得しました。

和田選手は5000メートルで銅メダルを獲得していて、今大会2つめのメダル獲得となりました。

 

自転車の女子個人ロードタイムトライアルの運動機能障害のクラスで、50歳の杉浦佳子選手が金メダルを獲得しました。

杉浦選手は、日本の選手としてパラリンピックで最年長の金メダル獲得です。

 

ボッチャ個人の準々決勝が行われ、障害が軽いクラスでは日本のキャプテン、杉村英孝選手がスロバキアの選手に8対1で勝ち、準決勝に進みました。

杉村選手は、

「過去2大会は準々決勝で敗れてしまった。

今大会の目標として『過去の自分を超えていく』というテーマでやっているが、まずは一歩、超えることができた。

次の試合に向けても目の前の試合をひとつひとつ大切にして戦っていきたい」

と初めての準決勝に向けて意気込みを話しました。

東京パラリンピック2020 陸上、水泳

陸上男子1500メートル車いすのクラスで、佐藤友祈選手が金メダル、上与那原寛和選手が銅メダルを獲得しました。
今大会、400メートルでも佐藤選手が金メダル、上与那原選手が銅メダルを獲得していて、いずれも2種目でのメダル獲得です。

 

競泳男子200メートル自由形の運動機能障害のクラスで、鈴木孝幸選手が銀メダルを獲得しました。

鈴木選手は、男子100メートル自由形の金メダル、男子50メートル平泳ぎと男子150メートル個人メドレーの銅メダルに続いて今大会4つ目のメダル獲得です。

 

競泳男子200メートル個人メドレーの視覚障害のクラスで、富田宇宙選手が銅メダルを獲得しました。

パラリンピック初出場の富田選手は400メートル自由形での銀メダルに続いて今大会2つ目のメダル獲得となりました。

 

新型コロナ感染の状況について、厚生労働省の正林健康局長に伺った

新型コロナ感染の現状について、厚生労働省正林健康局長に聞いた。

 

Q:宣言の効果が、なかなか見えません。

 

正林局長

「これまで何度も緊急事態宣言を発して国民の皆さまに自粛をお願いしてきて、今までは、少し我慢しようかという気持ちがあったと思うのですが。

さすがに1年以上やってきて多くの国民はずっと抑制されることについて反発もあると思いますし、もういいかげんにしてくれという思いもあるかと思います」

 

Q:感染はいっこうに収まらず、人出も減っていません。

 

正林局長

「今はワクチンが最大の武器ですので、できるだけ多くの方に接種していただくことに全力を傾けています。

10月から11月にかけて、希望する方に、だいたい接種が終わるので、そのころになると、かなり今とは様相が変わってくるのではないかと考えています。

ただ、これまでに経験したことのないスピードで感染が拡大しています。

今の感染のスピードがずっと続くと、病床が不足して、本当に普通だったら助かる命が助からなくなる、そんな状態も危惧されます。

それなのに危機感が国民に響いていない。

どうしたらいいのか。

悩ましいです。

なんとか国民の命を守るために、職員もほぼ不眠不休で、いろんな対策を考えたり、対策を講じたりしています。

しかし、我々の危機意識が国民と共有できないことについてのジレンマとか、つらさを感じることがあります。

最後は国民のご協力がないと、いくら政府が対策を打っても、うまくいかないんです」

 

Q:どうしたら国民と危機感を共有できるのでしょうか。

 

正林局長

「(しばし考え込んだうえで)どうすればいいのでしょうか・・・」

そして、局長は再び考え込んだうえで、こう語り始めた。

「私はどこまで想像力を働かせることができるかが大事かと思います。

まず自分の一番大事な人を想像していただいて、それは、奥さまであったり、ご主人であったり、あるいはご両親であったりお子さんであったり、大事な友人であったり恋人であったり。

その方が感染し、重症化し、場合によってはお亡くなりになる、そういうことを想像していただけたらと思います。

きちんとマスクをする、手洗いをする、それから飲食店に行ってもマスク会食をする、お酒を飲んで大声で騒いでしまうことなどを避けていただく。

人混みに行かない。

もっとも大事な方が感染しないようにということを想像しながら、みずからの感染対策をしっかりとっていただく。

これが大事なんだということを、ぜひ多くの国民と共有できたらと思っています」

 

 局長も、妻や娘、息子のことを思い浮かべながら、話していたのだろうか。

災害とも言われる“第5波”。

まさに災害と同様、「自分の身は自分で守る」ことも大事なのかもしれない。

感染を抑え込もうと、もがく官僚たち。

局長は、インタビューのあと、若い世代の声を直接聞いて回りたいと口にしていた。