2022年11月の記事一覧
棟瓦とその下が・・・(1)
軒天の修理で屋根に上がったんですが、
そのついでに、分かる範囲で家の見えるところを点検してみました。
そう言えば、雨漏り修理の時に「ぐし」を直したとか聞いたことを思い出しました。
「ぐし」とは棟のことで、屋根のてっぺんの部分です。
この棟付近の防水に、最近は南蛮漆喰を使うらしいことも教わりました。
棟とその周りを観察してみましょう。
古家の台所付近の屋根の棟です。
本来、この棟瓦は、鉄線等を張って固定するようなんですが・・・
この状態だと、棟は簡単に外れるのでは・・・?
やっぱりそうでした!
でも、この状態は・・・
棟瓦の下の土も無くなっていますし、棟瓦は置いてあるだけですから不安定です!
この棟瓦がずれてしまえば、即雨漏りですね!
ここを何とかしたいと思っています!
屋根に上がって補修するので、北風が強くなる前に何とかしたいですね。
軒天の補修(3)
軒天に貼ろうとしていたケイカル板は、ホームセンター資材館にありました。
定尺(910ミリ × 1820ミリ)の5ミリ厚のものが800円くらい。
普通の乗用車だと載せられないので、そんな時はトラックを借りるといいですよ。
軽トラでも載せられますし、ホームセンターで無料で貸し出してくれるはずです。
さて、この板から現場のサイズ 555ミリ × 905ミリを切り出します。
薄いケイカル板なら、石膏ボードと同様にカッターで切れ込みを入れて、切れ込みに沿って折ればいいようです。
もう一辺は、5ミリ分カッターラインに沿って、ペンチで挟んで少しずつ折っていきました。
切断面は、石膏ボードを削った時に使ったやすりで仕上げましたが、
サイズを現場に合わせるために、現場で何回もこのやすりで板を削りました。
さて、ケイカル板をネジ止めするための桟木も必要です。
20ミリ角のホワイトウッドでケイカル板の受けを張ったんですが、あとで後悔しました。
これだと、ケイカル板の端をネジ止めすることになり、強度的に良くありません。
結局、シリコンシーラントをここに塗り、ネジ止めも併せてケイカル板を固定しました。
ネジ止めは、念のためフレア付きのステンレスビスを使いました。
何とか貼り終えました!
あとは、対候性を高めるために塗装が必要です。
さて、軒天の他の古い部分はどうするか?
同じようにケイカル板で貼り直してしまおうか?
それとも、このまま一緒に塗装して終わりにするか?
軒天の補修(2)
現地古家の軒天ですが、こうなっていました。
この壊れ方は、嫌な感じです。
瓦屋根からの漏水による部材の劣化?
または、屋根裏に出入りしていた野生動物が食い破って出来た穴?
今現在、何かが出入りしているかどうかまでは分かりませんでしたが、
この破れ方からして、動物の出入りはあったんでしょう!
とにかく、ここを急いで補修する必要があります。
ネットで色々と調べてから、実際自分で作業出来るのかも考えました。
ここは、幸い別棟のトタン屋根が真下にあるので、
不安定ながら何とかこのトタン屋根を足場に出来そうです!
では、まずは、この軒天の建築当時の材料だった薄ベニア板を取り除きます。
少し浸みのようなものが見えますが、屋根の軒先からの浸水ではなさそうでした。
傷んでいた軒天を外して、屋根裏の内部を見てみましたが、
鳥の巣や羽根、ネズミの糞、虫などは発見されず、とりあえずこの件は一安心。
では、軒天に新しい部材を貼る作業に入ります。
ベニア板ではなく、ケイカル(ケイ酸カルシウム)板を貼ることにしました。
ここを出来るだけ早くふさぎたいのですが、
まずは、ホームセンターでケイカル板を買ってこないと!
軒天の補修(1)
家の下から屋根の張り出したところを見上げてみると、
こうなっちゃっているのを良く見かけませんか?
さて、家のこの部分は何と呼ばれているのか。
「けらば」だったかなぁ?
調べてみました。
あれ?
違うかも
軒天ですね!
軒裏などとも呼ばれているようです。
ここは、薄いラワン合板で作ってあることが多いようです。
また、ケイカル板を使うこともあるようです。
そして、軒天には日が当たりにくいので、明るい白で塗装されていることが多いです。
ケイカル板は、湿気に強く耐火性にも優れていて腐食もしにくい素材です。
白のケイカル板はホームセンターで安価に購入できることもあり、これを使ってみることにしました。
あと重要なのは、軒天を修理するための安全な足場を作った上で作業することですね。
赤木雅子さん 控訴にためらいなし 判決前日の憂鬱気分を振り払った一本の電話
赤木雅子さんは憂鬱だった。
真実を知るため、国と、改ざんを決定づけた当時の財務省理財局長、佐川宣寿氏を相手に裁判を起こした。
国は相手の請求を丸呑みする認諾という手段で裁判から逃げたが、
佐川氏との裁判が続いていた。
しかし、雅子さんはどこかで醒めていた。
「だってもう結論は見えてるじゃないの・・・」
結論、すなわち、判決で訴えが認められることはないし、
一番の願いだった真相解明がかなうこともない。
それは半年前からわかっている。
雅子さんが裁判で求めていた、佐川氏をはじめ財務官僚らの法廷での証言。
新たな真実に迫るチャンスだったが、
5月の弁論で裁判長から退けられてしまったから。
その瞬間、雅子さんの敗訴は決まったようなものだ。
しかし、それを言っては身もふたもない。
でも実際は何の期待も持てないまま判決の日が近づいてくる。
だいたいマスコミの記者は普段あまり関心を示さないのに、
大きな節目が近づいてくると騒ぎがちだ。
雅子さんの気分は沈んでいった。
それを振り払ってくれたのが、判決前日の一本の電話だった。
TBS「報道特集」の金平茂紀さん。
裁判の途中もずっと雅子さんのことを気にかけて、折に触れ番組で取り上げてくれた。
判決直前のマスコミの大騒ぎを雅子さんが愚痴ると、金平さんは笑い飛ばした。
「それでいいんだよ。
裁判が終わったら、その先は誰も関心を持たなくなるよ。
だからこの際、マスコミに大騒ぎして大きく取り上げてもらって、
世間の関心をひきつけた方がいいんだ。
次につながるからね」
なるほど、それもそうだ。
雅子さんはスッキリした。
そして迎えた11月25日、判決当日の朝。
雅子さんはビシッとスーツ姿で身を引き締めた。
首には夫が使っていたマフラー。
巻いていると夫が一緒にいてくれる気がする。
判決は予想通り「請求を棄却する」。
雅子さんの訴えはすべて退けられた。
国家公務員が職務上行った行為は国が賠償責任を負い、
公務員個人に賠償を求められないという、最高裁判例通りの判断だ。
だがそれは想定の範囲内。
判決で雅子さんが最も感じたこと。
それは
「佐川さんは法律に守られているけど、夫は守ってもらえなかった」
ということ。
これじゃあ同じことが繰り返されてしまう。
それを防ぐためにも真実を知ることが大切なのに。
だから控訴にためらいはなかった。
実は前日まで迷いに迷っていたが、もう吹っ切れた。
それより引っかかったのは、法廷の被告席に誰もいなかったこと。
佐川氏本人だけでなく代理人の弁護士もいない。
これには満席の傍聴席から「おかしいんじゃないの」と声が上がった。
法廷に駆けつけていた金平さんは、判決後のインタビューでその点を尋ねた。
すると雅子さんは、
「判決を聞く価値がないと思ってるみたいですよね。
残念だし、きちんと聞いてほしかったと思います」
そもそも佐川氏がきちんと真相を説明して謝罪してくれたら、
雅子さんが裁判を起こすこともなかったし、控訴する必要もない。
でも佐川氏はついに一度も法廷に来なかった。
雅子さんは9月に
佐川氏らを新たに虚偽公文書作成罪で東京地検特捜部に告発状を提出している。
「佐川さんは刑事罰を受けるべきだと夫は手記に書き遺しました。
検察には告発を受理して取り調べを進めてほしいと思います」
控訴により法廷での闘いはさらに続くことになる。
これからどうなるのか?
金平さんは語った。
「外形的状況が変わらないと、同じ結論にしかならないよ」
世の中の状況に大きな変化が起きるだろうか?
「意外と変わることがあるんだよね」
金平さんの取材成果は、26日午後5時半からTBS「報道特集」で放送される。
この番組で赤木雅子さんは、顔は出さない形で生出演する。
雅子さんがテレビでスタジオ生出演するのは、これが初めてだ。
佐川理財局長の賠償責任認めず
11月25日、
赤木俊夫さんの妻・雅子さんが、
元理財局長・佐川宣寿氏に対して損害賠償を求めていた裁判について、大阪地裁は、
佐川氏が改ざんの方向性を決定付け、
財務省が組織的に改ざんを行ったと認めました。
その一方で、佐川氏個人の賠償責任を否定し、
雅子さんの訴えを棄却しました。
(雅子さんの代理人・松丸正弁護士)
国家権力の壁にぶちあたった。
そんな感じがする。
高い壁でした。
抵抗したとはいえ自殺していて、
改ざんの指示は明白で違法です。
法令と上司の命令、この矛盾の中で抵抗した。
指示した人間は何も責任が問われないのは、許せない結論。
控訴は当然。
力をつくして高い壁にぶつかっていく。
まもなく判決が下される
近畿財務局の職員だった赤木俊夫さんの妻の雅子さんは、
国と当時の佐川宣寿理財局長に対して損害賠償を求めて提訴しましたが、
国側は去年12月に「賠償金全額を支払う」と伝えて、一方的に裁判を終わらせました。
残る佐川氏との裁判では、
雅子さん側は1650万円の賠償を求めていて、
これまでの裁判で
「改ざん指示は極めて悪質で個人の責任を認めるべき」と主張。
一方、佐川氏側は
「個人ではなく国に賠償責任がある」として訴えを退けるよう求め、
佐川氏本人が法廷に姿を現すこともありませんでした。
森友学園めぐる公文書改ざん問題の裁判 明日判決
学校法人森友学園をめぐる財務省の公文書改ざん問題で、
改ざんを強いられて自殺した赤木俊夫さんの妻が起こした裁判の判決ですが、
明日25日に言い渡されます。
当時の理財局長だった佐川宣寿氏に損害賠償を求めた裁判です。
近畿財務局の職員だった赤木俊夫さんは、
森友学園との土地取引をめぐる文書改ざんを指示され、
2018年に自殺しました。
妻の雅子さんは2020年、
俊夫さんが自殺した経緯や具体的な改ざんの指示を明らかにするため、
国と佐川宣寿・元理財局長に損害賠償を求めて大阪地裁に提訴しました。
しかし国は2021年12月、
雅子さん側の請求を受け入れることで訴訟を終結させる「認諾」の手続きをとり、
佐川氏への請求だけが残ることになってしまいました。
今年4月には、佐川氏ら財務省幹部5人の尋問を実施するよう裁判所に求めましたが、
認められませんでした。
雅子さんは結審の日、
「改ざん後に夫はうつ病を発症し、毎日が地獄のような日々でした。
私は真実が知りたいです」と訴えました。
一方、佐川氏は国家公務員が職務の中で損害を与えた場合、
公務員個人が責任を負わないという判例を根拠にして、
訴えを退けるよう求めています。
公文書改ざんと夫の死の真相を明らかにしようと、
雅子さんが法廷で闘い続けて2年半あまりになります。
判決は、明日の午後2時に言い渡されます。
しかし、提出された文書は黒塗りだらけだった。
肝心な部分も黒塗り。
真相が明らかになるよう、強く願います!
佐川氏はもちろん、佐川氏に指示を出させた裏の力もあったはず。
この事件が闇に埋もれてしまってはいけない!!
でも、残念ながら、今こんな風になりかかっているように感じる。
だめだ!
人の命が失われているんです!
文字通り、命がけの訴えを無駄にしてはいけない!
根太貼りフローリング(5) 根太上面に薄ベニア固定
薄ベニア板を根太上面に固定するには・・・
タッカーはどうでしょうか?
それも、手動タッカーでもいいのでは?
明日トライしてみます!
根太貼りフローリング(4) 素人の技術では応用が効かない・・・
断熱材と根太の高さの差を無くすには、
断熱材を削って高さを下げるか、根太に何か挟んで高さを上げるかです。
水平を出すために、根太の高さを箇所箇所で任意の高さに調整することがあります。
こんな時は、根太の何か所かの下に薄い木材を入れてかさ上げします。
よし、この手で行こう!
通常、根太の下は大引きで、大引きの幅は110ミリほどです。
ということで、450ミリおきに110ミリ幅の板で根太をかさ上げしようと考え、
5.5ミリ厚ラワン合板を、丸ノコで45 × 110のサイズに切り出しました。
ところが・・・
両サイドを断熱材でキツキツに押されている根太は簡単に外れません。
しかも、固定していた90ミリのコーススレッドも、外す時に折れてしまったり!
これじゃダメだと、この手はやむなく中止・・・
5.5ミリ合板を、根太の上に固定することに変更しました。
つまり、断熱材から見て根太上面が凹んでいるので、ここを合板で埋めることになる訳です。
そして、こうするのなら、根太の上面は余さず合板で埋めなければなりません。
やっとここまで来たんですが、いいやり方とは言えませんよね・・・
この合板は、根太に接着すべきだと思うんですが、
接着してしまうと、根太を固定しているコーススレッドが隠れてしまい、
やり直したり、解体したりする時に大変です!
合板を接着しないまま、この上からフローリング材を固定しても大丈夫なのか・・・?
床鳴りの原因とかになるのではないか・・・?
登山部山行 高水三山
土曜日は天候に恵まれました!
奥多摩の高水山、岩茸石山、惣岳山を登りました。
高水山直下にある常福院
高水山山頂
まだ北風もなく、岩茸石山山頂での昼食の時間に癒されました!
大切に祀ってある水場でした。
冬場は神様も眠られているのでしょう。
惣岳山からは、標高を下げ、御嶽駅に向かいます。
前回の三頭山よりもきれいな紅葉に出逢えたようです。
我々の対空システムの一部の残骸で犠牲者が出たなら、私たちは謝らなければならない ゼレンスキー大統領
「ウクライナも現場に行くべきだ。
その権利は我々にはある。
私たちは公平でありたい。
もし発見された破片が、我々の対空システムの一部だというなら、
証拠が見たい。
もしその残骸で犠牲者が出たのなら、
私たちは謝らなければならない」
ゼレンスキー大統領はこのように述べました。
自分は、この発言が出てきて、凄く嬉しく思いました!
ゼレンスキー大統領が「ウクライナのミサイルではない」
と早い段階から言っていたのは、
ウクライナ軍からの報告に基づいています。
命を張って最前線を守っているウクライナ軍の報告を、
大統領は何より信じてやらなければならないはずです!
「理由なく突っ張って、加害者であっても謝罪もしない」
というのであれば、一気に国際的な立場まで悪くなってしまう。
そんなことくらい、誰だって分かることじゃないですか!!
事実はまだハッキリと分かっていないんだと思います。
ミサイルにはシリアルナンバーが刻印してあり、
それが見つかれば、はっきりした証拠となるようです!
もし、ウクライナ側の迎撃ミサイルによる被害であることがはっきりしたら、
ゼレンスキー大統領は、心からお詫びを述べると思います!
寒くても蚊! チカイエカかな?
11月になっても蚊に刺されることは何回も経験しています。
昨年も家で刺されました。
職場だと、コンピュータルームなどの温かい部屋に夏の蚊が生き残ってるんだろうと思っていました。
足元にコンピュータ本体が置いてあると、そこが温かいからでしょう。
足を良く刺されたんです。
で、一昨日の夜も寝床で例の羽音が聞こえてきたので、
慌てて電気蚊取りを引っぱり出してきて、スイッチを入れました!
あ、薬液が切れてないか確認はしましたよ。
スイッチを入れて5分も待てば充分と思って、また布団にもぐって明かり消しました。
ところが・・・
また耳元で羽音が!
しばらくは眠れずに格闘しました。
結局やっつけられませんでしたが、薄めの体色の蚊でした。
チカイエカという種類みたいです。
このチカイエカ、越冬もするらしく、1年中活動してるんだそうです!
ということで、なかなか丈夫でしぶといのかもしれません。
気を付けて下さい!
洗濯機の故障
自宅の洗濯機が不調になりました!
「あれー? これ買って何年経つっけ?」
「もう10年くらい使ってるんじゃないの?」
いや! 10年なんて経ってないよ~
この洗濯機は自分で買ってきて設置したので、記録が残っているはず。
調べたら、何と3年しか経ってない!
何といういい加減な記憶!
買い替えの時は、大蔵省のOKが出ないと絶対にダメでしょう?
ですから、こんな時のように大蔵省がぼんやりしてる時は、
「10年も経ってるから買い替えなくちゃダメだよ!」
って言えば、即、買い替え、支払いOKですよね!
おまけに洗濯が滞るなんて、女性には1日たりとも許せないでしょうから。(笑)
しかし、10年経っていようが、まずは修理を試みます!
出ているエラーコードですが、調べても出てこないんです・・・
こんな表示なんです。
[ ]
これ、エラーコードじゃないのかも。
この表示と共に、かなり大きな「カチッ!カチッ!・・・」という連続音もしています。
不調が分かった今朝6時ごろから、ずっとこのことを考え続けているんですが、
ちょっとヒントらしいことが頭に浮かんできました。
今日帰宅したら色々と試してみようと思っています!
バンクシー 渦中のウクライナで!!
バンクシーが11日、
作品の写真とともに「ボロディアンカ、ウクライナ」と投稿した。
集合住宅だったとみられる建物の周囲には、
ガラス片や鍋のふたなどの生活用品が散乱したままの状態だった。
損傷した建物の壁に、手を突き倒立する体操選手のような人物が描かれた。
その近くには、小さな男の子が柔道で大きな相手を投げ飛ばすような壁画も。
見に来た男性は
「バンクシーの絵だと思う。
ウクライナとロシアの戦闘を表していて、
小さな男の子がウクライナで、相手がプーチンだ」
と話した。
めぐみへ お母さんより
めぐみちゃん、こんにちは。
昭和52年11月15日。
あなたが北朝鮮に拉致されたあの日から、45年の月日が流れてしまいました。
13歳だっためぐみは58歳。
今、どんな姿なのか、もはや想像することもできません。
お母さんは最近、限られた時間を実感して、身のすくむ日々を送っています。
闇の奥底に捕らわれた被害者も、日本で待つ家族も、老い、体を病み、残された時間は本当にわずかです。
決してあきらめない。
あきらめたくない。
お母さんたちは、人生のすべてをかけた最後の闘いに臨んでいます。
日本は木々の色づきが深まり、少しずつ、底冷えを感じる日が増えてきました。
自然が大好きだったあなたに、祖国の美しい風景を一刻も早く見せてあげたい。
同時に、過酷すぎる北朝鮮の冬を乗り越えることができるのか、心配でなりません。
いらだちは募ります。
明確で非道な国家犯罪を、なぜ解決できないのか。
日本に工作員を侵入させ、子供たちを縛り、船倉の暗闇に閉じ込め、北朝鮮へと連れ去る。
国家主権の侵害そのもので、人権を踏みにじる悪行の極みにほかなりません。
拉致事件が解決され、被害者が祖国の土を踏むのは「正義」です。
それが実現されず、理不尽な状況がひたすら続く。
だからこそ、解決できなければ、日本国の恥です。
そして、これを看過すれば禍根を残し、ふたたび同じような惨禍を招くのではないか。
お母さんは、それが心配でなりません。
次世代に明るい未来をつなぐためには、
私たちの世代で拉致事件という「宿業」をすっきりと解決するしかありません。
すべての政治家、官僚は同じ決意をもっていただきたい。
そして、国民は被害者を思い、声に出し、後押しをしていただきたいのです。
私たち家族はどこにでもいる庶民です。
自らの手で被害者を救い出すことは到底、かないません。
だからこそ、日本国、世界中の皆さまの助けが必要です。
岸田文雄首相は、北朝鮮の最高指導者、金正恩氏と直接対面する決意を示されています。
首脳会談を実現させ、毅然とした態度で、解決に向けた一歩を踏み出していただきたい。
政治は、家族の窮地を直視してください。
「言葉ではなく、具体的な『成果』が欲しい」。
これは、家族すべての共通した宿願です。
切れそうな心の糸を必死につなぎながら、
一日でも早く、その日が来ることを祈る毎日を送っています。
「どこにいるの」「返事をして」。
昭和52年11月15日。
新潟市で、忽然と姿を消したあなたを捜して、必死に声をからしたことを鮮明に覚えています。
まだ小さかったあなたの双子の弟、拓也と哲也を連れ、海岸線を歩きました。
あなたを呼ぶ声が鉛色の海に吸い込まれる絶望感を、今でも忘れません。
あなたに姿が似た女性を見かけると、追いかけて顔を確認しました。
テレビの尋ね人のコーナーに出演して情報を求めたこともあります。
平成9年、あなたが北朝鮮に拉致されたことが分かるまでの20年は、まさに「地獄」でした。
国民の声は少しずつ、でも着実に大きくなり、14年の日朝首脳会談で期待は高まりました。
でも、北朝鮮はあなたが「死亡」したと主張し、偽の遺骨や、噓の経緯を伝え、その主張を変えていません。
首脳会談からさらに20年がたちましたが、事態は進みませんでした。
その間に、多くの家族が逝去し、お父さんも2年前、天に召されました。
「私たちの大切な娘を奪った悪には、徹底的に立ち向かう」
お母さんはいつも、この思いを訴えています。
そして、同じ思いを政治にも持ってほしいのです。
北朝鮮は最近、弾道ミサイルを相次いで発射しています。
核開発を加速させる可能性もあるようです。
複雑に絡まった国際情勢は、理解を超えていますが、
日本国の主体的行動がなければ、拉致事件の膠着を打開するのは難しいはずです。
お母さんは来年2月、誕生日を迎えると、お父さんが亡くなった87歳と同い年になります。
1人で暮らす中で、外に買い物に出かけ、ご飯を作り、風呂の掃除をする。
健康のため、できるだけ体を使うようにしていますが、
ふとしたときに転んだり、よろけたりして、衰えを実感してしまいます。
拓也、哲也に心配をかけることも多くなってきましたが、
日常のささいな困りごとを伝えると、すぐに顔を出してくれます。
私たち親世代が、救出運動の一線に立てなくなり、
子供たちの世代が先頭に立つことになってしまった現実が、ふがいなく、無念でなりません。
だからこそ今一度、微力でも渾身の力で声をあげ、行動し、
残された被害者すべてを祖国に取り戻したいのです。
家族、地域、信仰をともにする方々、拉致の解決に思いを寄せるすべての皆さまに感謝しています。
めぐみちゃん。
きっとあなたのことだから、さまざまな苦難の中でも、必死に頑張っていることでしょう。
お父さんは天から見守ってくれています。
お母さんは、残された時間の全てを、あなたとの再会のためにささげます。
その思いが揺らぐことは決してありません。
生きて必ず、また会いましょう。
その日まで、どうか、待っていてね。
根太貼りフローリング(3)
今回使用する断熱材ですが、
スタイロフォームではなく、通常の発泡スチロールを使ってみることにしました。
発泡スチロールは、耐火性能が劣りますが断熱性能はほぼ同じです。
また、すき間に押し込める時にかなり縮んでくれるので、断熱欠損に対して有利です。
そして、価格が安い!
50ミリ厚発泡スチロールを貸し出し軽トラで運び、現地でカッターを使って切断しました。
刃は一気に下まで潜らせた方が切断面が歪みにくいと感じましたが、中々キレイには切れませんでした。
広いスペースで立って作業した方がいいと思います。
断熱材を入れる作業は何とか終わりました!
根太の高さ45ミリに対して断熱材の高さを50ミリにしてあるんですが、
この5ミリの差は、床材で押し付ければ縮むだろうと思っていました。
こうすれば、床材としっかり密着させられるだろうという考えでこうしてみたんです。
しかし、押さえつけてみた感じでは、5ミリの差を押し縮めるのは無理そうでした・・・
差を1ミリにすれば上手くいくか、または差を無くすか、さらに実験して決めようと思います。
この根太と断熱材の高さの差を小さくするには、根太の上面に薄べニア板を貼り付ける予定です。
根太貼りフローリング(2)
床を板張りする時、最も一般的には、
大引きに直交して張った根太の上に、まず12ミリ厚以上の合板を貼ります。
そして、その合板の上に床材を貼っていくんです。
この方法は、捨て貼りと呼ばれています。
また、合板を貼らずに、根太に床材を直接貼っていく方法があります。
この方法は、根太貼りと呼ばれていますが、床材は根太貼り用のものでないとダメです。
今回は、春休みに譲っていただいた床材の中に、根太貼り用を見つけました!
さて、昨日の作業の続きです。
今日は、畳の間用に張られていた荒板の上に、フローリング用の根太を張っていきます。
正確に根太の中心から次の根太の中心までが303ミリになるように、
また、根太を正確に平行に配置して固定するために、基準となる線引きが必要です。
これが割と大変な作業なんです。
今回、入手したばかりのレーザー墨出し器のおかげで、しっかり作業出来ました!
でも、写真撮ってないんです!
残念!
余裕ない時は写真撮れないんですね・・・
次回紹介します!
全ての根太を荒板に固定するところまで仕上がりました!
安全に通れるよう、合板を仮置きしてあります。
根太上面は荒板から45ミリの高さで、荒板の下の根太に対して垂直になるよう配置してあります。
次の作業は、この根太の間に断熱材を入れていきます。
根太貼りフローリング(1)
古家の北側の1室ですが、やはりここも荒板がむき出しになったままになっています。
で、やっと決心がつきました。
板貼りフローリングをやってみることにしました!
一番やりたかったのは、
杉荒板を乾燥させて、やすりがけをして、断熱材を入れた根太貼りフローリングにすることです。
でも、これはまだ難易度が高く、どんなことが起こるか想像が出来ません。
ということで、最初はオーソドックスな方法でやってみることにします。
まずは、敷居の水平が出ているか確認してみます。
やはり傾いていました・・・
でも、この程度なら修正しなくても大丈夫そうですし、
また、この荒板の上に張る根太を必要なところでかさ上げしてやれば、水平な床は作れると思います。
ですが、今回は安直に、敷居の高さに合わせた床にしちゃいます。
居室ではないので。
今日は外周の根太張りまで出来ました。
はごろもフーズ 下請け業者に9億円損害賠償訴訟 ツナ缶虫混入で
皆さん、このニュースについてどう感じますか?
自分が下請け業者だったらどんな気持ちになるだろうかと思い、
ここに載せることにしました。
製造させたツナ缶にゴキブリとみられる虫が混入し、
ブランドイメージが傷つけられたとして、
はごろもフーズが下請けの興津食品に
約8億9700万円の損害賠償を請求する訴訟を起こした。
この訴訟の判決で、静岡地裁は、約1億3千万円の支払いを命じた。
興津食品の代理人弁護士は
「わずかなミスで下請け会社が1億円以上も賠償しなければならないのであれば、
食品製造の下請け会社は戦々恐々としてしまう」
と、心中を明らかにした。
<このニュースへのコメントの一部を紹介させていただきます>
◆これは・・・
はごろもフーズの主張も分かるけど、
日本の産業は、ほとんどこういう中小企業が製造部分を支えていて、
単純に下請け企業の責任というのはあまりにも酷だと思う。
衛生管理等も全責任負わされるような、
それに見合う委託費用を貰えていたのでしょうか。
ほとんどの中小企業が、大企業からの訴訟では吹けば飛ぶレベルの経営状況。
社会全体の構造的問題が存在している。
◆はごろもフーズさんは、講演会などの社会貢献事業にも多くの金額を支出されている企業で好印象の企業ですが、
ここは「下請けを守ってあげる所に費用をかける」という発想はなかったのでしょうか。
下請けの企業は自身の片腕です。
製造ラインの改善・改修の指導助言、改修費用の一部負担などに、
社会貢献の費用の一部を充ててあげても良いのでないかと思います。
この紛争でご自身の片腕を失ったことでしょうし、
はごろもフーズさんへの印象も悪くなりましたよ。
◆はごろもフーズの企業イメージは、異物混入事件そのものより、今回の裁判で落ちたんじゃないかな?
勿論下請け業者のミスが原因だと思うけど、
それを訴訟事にするのは、責任転嫁と皆に受け取られるだけ。
企業としての姿勢に疑念を抱かれるだけじゃないかな。
◆虫の混入はチェック体制に問題があったかもしれないけど、
まさか元請け側が裁判を起こすとは・・・
全て下請けが悪いのか?
地元の企業でツナ缶も好きでしたが、この一件で私は購買意欲がなくなりました。
誰しも故意に虫を混入させたわけではない。
下請けだって厳しい中、何十人という労働者の生活を守っている。
そして労働者一人一人にそれぞれの生活がある。
この一件で、犯人ではないのに追い詰められる人だっている。
あまりにもやりすぎなのではないかと思うし、
これは元請けのやることなのだろうか。
◆担当していた中小企業の多くは、
大企業から、ほとんど利益がとれないような安い価格で仕事を請けてました。
なので、何十年前の古い機械を使い続けてるところが大多数でした。
ここもそうだったのかは知らないけど、
大企業が美味しい思いをする為に苦しんでる企業が、
一つのミスで多額の賠償を請求されるという事例が出来てしまう事には、
不安を覚えます。
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