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何でも雑記

夏目漱石 こころ

 今日、職場で、小説が目に留まりました。

その小説は教科書に載っているらしく、以前問題文となった一部を読んだ記憶がありました。

近くにいた生徒に聞いてみたんですが、

「これ知らないんですか?」といった表情で

「夏目漱石のこころです」

と教えてくれました。

 

 両親の遺産を叔父に詐取され、人間不信に陥った「先生」は、

親友のKを裏切って恋人を得る。

しかし、Kの自殺による罪の意識のため、職から身を退き、自己苛責の日々を過ごすことになる。

そして、明治天皇の死と乃木希典の殉死に触発されて、ついに命を絶つ。

漱石は、近代エゴイズムが必然に自他を傷つけるというテーマを追求。

明治の知識人の孤独な内面をあばいた傑作である。

(ブリタニカ国際大百科事典より引用)

 

 一部を読んだだけでしたが、充分に強烈な内容でした。

己のエゴが生々しく描かれていたのですが、

人間らしい感情が強いほどエゴも強くなるのは当然かもしれない。

しかし、誰でも、

己のエゴで周りに迷惑をかけたり、周りを傷つけたりしないよう気を付けてはいるはずです。

 

職場のある先生がおっしゃっていました。

この「こころ」の内容は、現代人の問題と繋がっているのではないか?

現代人の共感を得ているのはそういう理由からだと思う、と。

ここでの現代人の抱えている問題とは、

「真のコミュニケーションが不足している」ということだと。

 

この「こころ」の中の「先生」と「K」が、

お互い自分をさらけ出し合って、その上で娘さんに接していれば、

Kは自殺することはなかったと思うのです。

結果的にKが娘さんと一緒になれなかったとしてもです。

 

 

 最後に、付け加えたいことを書いておきます。

この「先生」は、Kに対する自責の念から自死を選ぶのですが、

妻となった娘さんを置き去りにして、死んでしまうのです!

自分には、これこそが酷いエゴではないかと強く感じるのです。

ウクライナの青年 一度は断念した大学院進学 断ち切れず日本へ

 

 2022年2月24日、

アントンさんがリビウの自宅にいるとき爆発音が聞こえました。

驚いて外に出てみると、ミサイル攻撃による黒煙が上がっていました。

恐怖を覚えました。

ロシアの行動に対して怒りを感じています。

彼らは罪のない人々に攻撃をはじめました。

ロシアは防衛の一環としてというが、それは嘘です。

ウクライナの人たちは、平和に暮らしたいし、国としてさらに発展したいのに、

その発展する自由がロシアによって奪われました。

 

アントンさんは昨年6月、「イワン・フランコ記念リビウ国立大学」を卒業しました。

勉強熱心なアントンさんは、大学院に進学し、博士号を取得することを目指していました。

しかし、軍事侵攻を受け、「このままでは研究を続けられない」と一時は大学院進学を諦めました。

その後、自らインターネットで海外の大学を検索しました。

そして見つけたのが広島大学です。

数ある大学の中から広島大学を選んだのは、自分の研究したい分野の教授が複数いるからです。

広島大学にメールをし、オンライン面接などを経て、受け入れが決まりました。

今は理学部の外国人研究生として、大学院進学を目指す日々です。

 

アントンさんが学びたいと希望した古宇田教授のもとで、日本の学生とともに学んでいます。

同じ研究室の川上竜乃進さんは、アントンさんに刺激を受けているといいます。

「アントンさんはめちゃくちゃ真面目だと思います。

この短期間でこんなに数学のレベルが高くなってるのは、

相当勉強してるんだなと思って、自分も頑張らなきゃとすごく思っています」

 

実は、アントンさんはウクライナの大学では工学を専攻していました。

軍事侵攻が学問への考え方を一変させたのです。

「私は、工学は武器製造に使われるという重要な部分に注目していなかったことにショックを受けました。

将来、そのような侵略の責任を負いたくないので、

もっと平和的な数学を選ぶべきだと思いました」

 

広島大学大学院の古宇田悠哉教授は、

「目標はまず大学院の入試をパスすることで、それに向けてやっています。

レベルとしてはかなり高いところにもういっているかなと思います。

この調子で続ければ、研究の方にもシフトしていけるんじゃないかなというふうには思っています」

専攻ではない数学の授業についていけるのか不安でしたが、それは杞憂に終わりました。

アントンさんは今、学べる幸せをかみしめています。


日本での暮らしも慣れ、観光にも出かけています。

平和公園では冷静ではいられませんでした。

原爆ドームは、戦争の惨禍を今に伝えています。

折れ曲がった鉄骨や散乱するがれきに、ウクライナの光景が重なりました。

原爆資料館には足を踏み入れることができませんでした。

 

「広島は原爆を落とされて悲惨な結果になった。

残虐だった。

とても悲しいことですが、歴史上『ヒロシマ』を繰り返すことは許されません。

私は核兵器を禁止すべきだと思います。

人間にとってあまりにも危険すぎて持つべきではありません」


両親と祖母、弟は今も戦渦のウクライナで暮らしています。

家族への心配は絶えません。

ミサイル攻撃により発電所が被災しました。

インターネット回線も不安定で、連絡がとれない時があり、もどかしさを感じます。

「今は家族も無事ですが、心配です。何か起こるのではないかと不安です」


はじめのうちは慣れない異国の地での生活に、緊張が解けず苦労しました。

しかし、もしウクライナで生活を続けていればさらに大きな不安と警戒感、恐怖を抱えていました。

自分が日本で感じているものとは比べものになりません。

日本で頑張ることが、自分にとって、国にとってもプラスになる。

今置かれている環境に感謝し、前を向くことにしました。

 

「私にチャンスを与えてくれた広島大学のような美しく平和な場所で、

緊張することなくできる限りの研究や努力を続けようと思います」

灯油タンクのキャップ

 灯油タンクは18リットルサイズが標準かと思います。

このタンクを車に積んで灯油を買いに行くんですが、自分はこのタンクに20リットル入れてもらってます。

「消防法で、18リットルタンクに20リットル入れるのはダメ」っていうお店もあるんですが。

で、20リットル入れた時は、灯油がキャップギリギリまで入ることになります。

キャップは特に注意してしっかり閉めてるんで、最近まで大丈夫だったんですが、

最近ちょっとだけ灯油が漏れるようになってしまいました。

主な原因は、まずキャップのひび割れです。

 

ここまで割れてるとすぐに分かりますね。

でも、キャップのひび割れがちょっとだと見逃しちゃうので、良く観察して下さい。

とにかく、キャップのひび割れは、程度の多少にかかわらず修理不能ですから、キャップだけ新しく買って交換します。

ところが、キャップはひび割れてないし、キャップ内のパッキンも外れてないのに灯油が漏れることがあるんです。

今朝、灯油を買いに行った時、

「使えるものは捨てたくないんです」

と、経験豊富そうな方に相談してみたんです。

すると、

「パッキン交換する前にパッキンを裏返しにすると直る時があるよ」

とのこと。

なるほどね!

最後の延命処置だと思うんですが、やってみましょう!

分かりにくいですが、上の方がパッキンを裏返しにしてみた方です。

 

パッキンのゴムが完全にへたるまでは、これでもつかもしれません。

様子を見てみます!

白梅と紅梅 狭いところで咲いてくれてる・・・

 職場の中庭に梅の木があるんですが・・・

木を植えた当初は、周りがこんなじゃなかったんだと思うんです。

 

あとで出来たと思われる変電室とかのせいで、すごく可哀想なことになってしまっています。

それでも、毎年変わらず、鮮やかで元気な花を咲かせてくれているんです!

この前、メジロがこの梅の花の蜜をもらいに来てたんですよ!

50年間もタラちゃんと逢わせ続けてくれたんですね・・・ 本当に有難うございました!!

 国民的アニメ「サザエさん」の、フグ田タラオ役を演じた声優の

貴家堂子(さすが・たかこ 本名 堀内堂子 ほりうち・たかこ)さんが、

5日に逝去されました。

 87歳でした。

後任は検討中とのこと。

 

貴家さんは1969年の「サザエさん」放送開始から、フグ田タラオ役で出演。

初回から出演は、サザエさん役で出演中の加藤みどりさん(83)のみとなりました。

加藤さんは

「サザエさんの初回放送から50年以上、

ずっと一緒に家族として歩んできた貴家ちゃん。

『貴家ちゃんがいるうちは私も頑張らなきゃ』と思っていたので、

貴家ちゃんがいなくなって本当に寂しく、悲しい気持ちです」

とコメント。

 

<サザエさん配役>

 フグ田サザエ:加藤みどり(1969~)

 

 フグ田マスオ:近石真介(1969~78)
        増岡弘(1978~2019)
        田中秀幸(2019~)

 

 磯野波平:永井一郎(1969~2014)
      茶風林(2014~)

 

 磯野フネ:麻生美代子(1969~2015)
      寺内よりえ(2015~)

 

 磯野カツオ:大山のぶ代(1969)
       高橋和枝(1969~1998)
       冨永みーな(1998~)

 

 磯野ワカメ:山本嘉子(1969~1976)
       野村道子(1976~2005)
       津村まこと(2005~)

 

 フグ田タラオ:貴家堂子(1969~2023)

明日は寒気の影響で朝から寒い!

 14日(火)は強い寒気が流れ込むため、晴れる太平洋側も含む全国的に気温が下がります。

朝の冷え込みは今朝よりも大幅に強まる見込みです。

最低気温は東京都心が3℃など軒並み今朝よりも5℃以上低い予想となっています。

最高気温は日差しが届いても上がりにくいでしょう。

冷たい北寄りの風が強めに吹きますので、しっかりと防寒を行うようにしてください。

トルコ・シリア地震 犠牲者5万人超えの見通し

 国連人道問題調整事務所のマーティン・グリフィス事務次長は11日、

マグニチュード7.8の地震が襲ったトルコを訪問し、

「がれきの下まで捜索する必要があるので正確な予測は難しいが、

犠牲者は現在の倍以上になると考えている」と語った。

また、「犠牲者数の確認作業はまだできていない」と述べた。

この日までの集計では、トルコ、シリア両国の死者は計2万8000人を超えた。

10日(金)南岸低気圧で関東の平地で雪の予想 積雪や大雪のおそれも

 10日(金)は、

南岸を進む低気圧の影響で、九州~東北の広い範囲で雨や雪が降る見込みです。

関東では、寒気が流れ込むため、平地でも午前中から雪が降る予想。

低気圧が近づく午後には、気温が上がるため、雨に変わる見込みですが、

予想以上に気温が上がらない場合は、

雪で降り続き、積雪や大雪になるおそれがあります。

再びマイナンバーのこと

 先日、市役所でマイナンバーカードを受け取りました。

「やった! これでマイナポイントの申し込みができる!」

と思いながら、市役所を出てすぐ、ふと昔のことを鮮明に思い出したんです。

 

昔、自分が最初に受け持ったクラスで、生徒たちに日記を書いて提出してもらうことを考えました。

その時、こちらの整理上の都合で、クラスと出席番号から作った数字をノートに印字して渡したんですね。

そして、そのノートに日記を書いて提出してもらったら・・・

 

ある1人の生徒のノートだけは、印字した数字を削るようにキレイに消してあったんです!

表と裏の2か所ともです。

強くこすり取ったような跡がハッキリと残っていたので、今でも鮮明に覚えているんです。

ああ、「数字で管理なんかして欲しくない!」ってことだな、と自分は思いました。

でも、いつも日記の内容はキチンと書いてきてくれるんです。

で、当時はそれ以上深くは考えませんでした。

 

マイナンバーの仕組みが発表された時、

自分もそうだったんですが、皆さんもこの生徒のような感覚がわき上がってこなかったでしょうか?

この女生徒の感覚は全く正常だと思えるし、彼女は臆することなく、意思表示も堂々と出来た訳です!

自分はというと、マイナポイントがもらえるからって、すぐにこの仕組みに従ってしまったのでした・・・

今考えると、この生徒は立派だったと思うんですね!

喜怒哀楽の感情豊かな、賢い子だったと記憶しているんです。

 

やっぱりしっかり考えなくちゃいけない パスワードの管理

 当たり前だよ! 

と言われそうですが、

色々な場面で使うパスワードをどう管理するのか?

具体的にキチンと決めて、実行しておかないとダメですね!

記録して保管しておくとしても、この記録に対するセキュリティーも必要だし、

忘れた時に、すぐにこの記録をたどれるようにしておかないと使い物にならない・・・

何かを参考にするにしても、自分なりの方法を決めておく必要があると思うんです。

灯油ファンヒーターの修理

 家庭で一般的に使う石油(灯油)ファンヒーターですが、

我が家では、このヒーターが不調になった時は、すぐ新品に取り換えることを考えてきました。

家族の誰もが家の中で自由に使う物ですから、

異常燃焼や過熱などによる火事や一酸化炭素中毒が起こるのが何より怖かったからです。

 

今、不調になって保管してあった灯油ファンヒーターが2台あるんです。

壊れているのなら捨てなければならないけど、内部の掃除くらいはしてみようと思い立ちました。

Youtubeで調べてみると、見つかりました!

センサーの故障を修理したりしている方もいましたが、

掃除だけをして大切に器具を使い続けている方もいました。

内部の掃除だけでエラーが出なくなった例も紹介されていました!

 

ということで、分解して内部の掃除に限ってやってみることにしました。

様子を見ながら、ビスをドライバーで外していきました。

さて、2台のうち Sanyo 2000年製の古い方は・・・

 

 

 

 

こりゃあ、ヒド過ぎですね!

ストーブにも可哀想だったし、ハズカシイ・・・

 

掃除機とハケを使って出来るだけていねいにホコリを取り除いていきました。

 

心臓部の燃焼室に目立った汚れはありませんでしたが、

ここも柔らかいハケで軽くこすって、掃除機で吸いました。

 

さて、作業後ですが・・・

 

 

 

 

 

今まで、ストーブの中の大量のホコリで、この温度センサーが働いていたんだと思います。

「強」で運転すると、天板が暑くなり、ストーブが停止してしまっていたのでした。

 

さて、元通りに組み立てたので、運転してみます!

 

バッチリでした!

弱、中、強運転、消火時の臭い、どれも問題無しでした。

様子を見ながら、もうしばらく大切に使ってみようと思います!

冬の小登山

 登山部の冬の小登山は、秩父長瀞です。

長瀞の山と言えば宝登山ですが、長瀞アルプス(!)と呼ばれている稜線を歩いて山頂に向かいました。

 

稜線は、針葉樹の植林ではなく、落葉樹の雑木林で、この時期眺めがいいんです!

と言いながら、写真が・・・

今度、皆さんの目で確かめてみては?

野上駅から2時間ほどで山頂です。

 

あ、宝登山山頂の蝋梅が有名ですから、今の時期、ぜひ蝋梅の花を見て下さい!

 

 

 

うーん・・・

またピンボケでごめんなさい!

これも自分の目で鑑賞した方がいいですね。

 

長瀞駅を目指して下山すると、由緒ある宝登山神社が迎えてくれます。

 

 

小春日和の山頂の昼食はすごく幸せでした!

宝登山だけなら、ケーブルカーでも山頂に行けますよ。

蝋梅と合わせて小動物園を訪れてもいいかも。

長距離走大会!

 校内駅伝大会が行われました。

リモートではなく、校外を使って行われたのは、実に3年ぶりです!

風も無く、気温も低かったので、長距離走には良いコンディションだったと思います。

自分は、ここしばらく長い距離を走っていませんが、ハーフマラソンまでは走ったことがあるんです。

長距離走の辛さは若者と共有出来るかもしれません。

この時の辛さをひとことで言うと

「苦しい時間がずっと長い間続く」

だと思います。

そして、クラス対抗といった競争の要素が加わると、この苦しさは倍増します。

そんな大会でしたが、さすが若者たち!

走りだすと、気合いが違う!

 

 

 

そして、学校に帰着して着替えが終わって帰宅する頃には、とても気持ち良さそうな表情でした!

中には、選手として全力で頑張ったあと、

「これから部活なんです!」と準備している子たちもいました!

今日は凄く気持ちよく寝れますね!

おつかれさま!!

NATO事務総長 都内で講演 ロシアの侵略戦争は世界への挑戦

 日本を訪れているNATOストルテンベルグ事務総長は、

日、都内の慶應義塾大学で講演し

「プーチン大統領はおよそ1年前、ウクライナを支配しようと侵略戦争を開始した。

この戦争は、単なるヨーロッパの危機ではなく、

世界の安全保障と安定に対する挑戦だ」と述べました。

 

そして、

「もしプーチン大統領が勝利すれば

『残虐な武力行使によって目的は達成できる』

というメッセージを、モスクワと北京に送ることになる」と述べ、

日本もウクライナへの支援を継続するよう呼びかけました。

 

寒い!! 今後はどうなるんでしょう? 月ごとの気温推移は?

<月ごとの気温は?>

2月の気温は、全国的に平年並みでしょう。

2月4日は「立春」で、暦の上では春を迎えますが、実際にはまだまだ寒さの厳しい時期です。

2月にそのシーズンの最も低い気温を更新することもあります。

今年の2月は寒気の影響を受けやすい時期があり、

全国的に平年と同様、寒い日が多くなりそうです。

 

3月の気温は、北日本や東日本で平年並みか高い予想です。

2月とは一転、晴れる日は日差しが心地よく、

春の訪れを実感できることが多くなりそうです。

気温の上がる日が増えて、冬物コートの出番は減ってくるでしょう。

 

4月の気温は、北日本や東日本、西日本で平年並みか高いでしょう。

昼間は薄着で過ごせる日が多くなり、北日本でも「気温の春」を感じられそうです。

 

<月ごとの天気の特徴・降水量は?>

 2月は、日本海側は曇りや雪または雨の日が多いでしょう。

一方、太平洋側では晴れの日が多くなりそうです。

 

3月は、北日本の日本海側では曇りや雪または雨の日が多く、

太平洋側では晴れの日が多いでしょう。

東日本の日本海側では、天気は数日の周期で変わり、

太平洋側では平年と同様に晴れの日が多いでしょう。

 

4月は、北・東日本日本海側と沖縄・奄美では、天気は数日の周期で変わるでしょう。

北・東日本太平洋側と西日本では、天気は数日の周期で変わり、

平年と同様に晴れの日が多いでしょう。

しばらく留守にする時の屋外給湯器への対処は?(2)

 極寒地域の冬季、または厳冬期の給湯器の凍結防止についてです。

通常は、給湯器自体の内部の凍結防止機構が自動で働いてくれるようになっているはずです。

これには電力が使われているようです。

ただし、古い機種やどの機種でもそうなっているかは、調べていないので分かりません。

この時、給電線のプラグが抜き差し出来たり、給電回路にスイッチを入れて電源を遮断出来るようにしてある場合は、

当たり前ですが、電源をオフにしていないか注意が必要です。

さらに、給湯器への給水管、給湯器からの配湯管が凍結しないような対策は別に必要になります。

また、別の手ですが、少量の水を流し続けるような凍結防止法も古くから行われています。

 

しかし、家を何週間も空けるような場合は、

水を流しっ放しにしたり、給湯器の電源を入れっぱなしにする方法には、抵抗があるのではないでしょうか? 

そこで、長い間給湯器を使わない場合は、

「給湯器内部に残っている水を出来る限り外に排出しておこう」ということになります。

 

自分が例年やっていた排水法で対処したところ、

今回の記録的な寒波には対応出来ず、給湯器内部の配水管がやられてしまいました・・・!

配水管内に残っていた水が凍結し、管の接続部分が膨らんで外れかかってしまいました。

 

この写真は、深夜悪戦苦闘して何とか形だけ復旧させたあと翌朝に撮った写真です。

接続部分が直っているように見えますが、凍結によって損傷しています。

その損傷に気付かなかったので、使用再開時に給水栓を再度開けた時に、この部分から勢いよく漏水してしまったんです。

この漏水で給湯器内部が水を大量にかぶってしまいました。

この漏水箇所を何とか直して、給湯器を動かそうとしましたが、

点火系エラー「720」が出て、動作不能になってしまいました。

この機器の「エラー720」は、燃焼炎を誤検知してしまっている状態だと分かりました。

つまり、「燃焼していないのに、機器が燃焼していると判断してしまっているので、燃焼が起こらない」という状態になってしまっていたのでした。

そして、このエラーが出た時は「サービスマンに修理を依頼して下さい」とのこと・・・

以前経験した「エラー110」より深刻なようです!

修理依頼の前に、何とか出来ることはないのか?

とにかく、出来ることがあればやってみたい・・・

しばらく留守にする時の屋外給湯器への対処は?(1)

 今回のような、例年にない強い寒気が襲ってくる時、

屋外設置の給湯器や、地上に露出した配水管には、

例年と違った対策が必要になると思っておいた方がいいでしょう。

配水管への対策については、今回広くネット上で紹介されていましたから、それを参考にするといいと思います。

給湯器についてですが、

該当給湯器の取り扱い説明書を読んで、その指示の通り忠実に作業しておくのが正しい対処法です。

取り扱い説明書が手元に無くても、

ネット検索等でメーカー発行の取説PDFファイルがダウンロードできると思います。

基本的には、給湯器内部の水を極力排出しておくことだと思います。

 

さて今回、自分は、

現地の給湯器の給水元栓を閉め、屋内の給湯栓を開け、

下の写真の本体最下部の3つの配水栓を開けて排水を行いました。

そして、それで充分だと思い込んでいました。

これまでもそのような対処だったので、問題ないと思っていたのです。