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坂東武士の鑑 畠山 重忠

 畠山重忠は、1164年に武蔵国男衾郡畠山荘(現在の埼玉県深谷市畠山)で生まれました。

存命中から武勇の誉れ高く、その清廉潔白な人柄で「坂東武士の鑑」と称された、とあります。

重忠は戦死の直前に、

「我が心正しかればこの矢にて枝葉を生じ繁茂せよ」

と矢箆を地に突きさした。

やがてこの矢は自然に根付き、年々二本ずつ生えて茂り続け、

「さかさ矢竹」と呼ばれるようになったと言い伝えられています。

畠山重忠公墓所は、重忠の生地にあります。