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どちらの候補者にもほぼ半数ずつの票という事実は・・・

 アメリカ大統領選挙ですが、ついにバイデン候補に当選確実が発表されました!

票の内訳を分析しているサイトもあり、年代別、白人黒人別の得票率には大きな差があるようでした。

しかし総得票数では、どちらの候補者にもほぼ半数ずつの票が入っていてバイデン氏の勝利は僅差だと感じられました。

はたから見れば、あれほど型破りな、様々な場面での法や秩序を無視したような発言やふるまいをするリーダーだった訳ですから、トランプ大統領の2期連続はあり得ないと思っていました。

ですが、トランプ氏は敗れはしたもののほぼ半数の票を獲得しているのですから驚きです。

トランプ氏の驚くような言動は、実はアメリカの半数の人たちの民意なんだと、今更のように感じたのです。

そして、綺麗ごとだけではもう済まされない厳しい現状がアメリカには沢山存在しているということなのでしょう。

「分断が深まるアメリカ」という言葉を良く耳にするようになりましたが、一部の人たちだけがいい思いをするだけで不幸な人たちを作ってしまうようなことのない、明るく元気なアメリカになって欲しいと、多くの人たちが願っているのではないでしょうか。

米大統領選、日本在住アメリカ出身者は? 「どちらでも混乱」「不安」

 トランプ氏とバイデン氏が大接戦となっている米大統領選について、日本在住のアメリカ出身者はどのように見ているのか。

 

 酒田市内で英会話の講師などをしているM・Mさん(43)は、ミシガン州の出身。

「トランプはアメリカの外から見ても支持できないと思った。アメリカ人だと日本で言うのが少し恥ずかしいくらい」と話し、郵送でバイデン氏に投票したことを明かした。

ただ「バイデンが良いわけでもない。トランプじゃない方を選んだだけで、そういう人は多いはず」とも。

結果がまだ出ていないことについては、コロナ禍による郵便投票が増えた影響だと見ており「驚いていない。予想通りの展開だね」と語った。

 

 コロラド州出身で、真室川町教育委員会のALTを務めるA・Aさん(29)は、バイデン氏が優勢になっている現状について「国民は正しい選択をしている」と少しほっとした様子。

ただ、国内の若者はどちらの候補者にも不安を覚える人が多いといい、自身も選挙に関心が持てずに投票しなかったという。

 県国際交流協会の国際交流員M・Yさん(26)は、2016年の大統領選以降、人種問題が深刻化し、貧富の差は拡大したと感じている。

「トランプ大統領になってアメリカのイメージは悪くなった」

選挙の行方に関しては「バイデン氏が優勢なのでわくわくするけど、確定するまでは素直に喜べない」とする。

2人とも「どちらが選ばれても混乱を生むだろう」と語った。

 

 アラバマ州出身で米沢女子短大講師のT・Mさん(51)は「4年前は世論調査に基づいた予測が覆ったため、今回も信用できないという友人が多くいた」と語る。

そして「これまでにないほど双方の支持者間の対立が激しくなり、トランプ大統領が再選したらアメリカの分断は決定的になる。

再び手を取り合って協力できるのか・・・」と不安を募らせた。

 

 鶴岡市内の小中学校でALTをしているニュージャージー州出身のK・Wさん(24)は得票数が競り合う状況を嘆く。

人種問題への対応をはじめ、この4年間のトランプ氏の姿勢を「大統領としてふさわしくない」と批判。

共和党を支持する家族もバイデン氏に投票しており「アメリカは変わると、世界に伝えられる選挙になる」と結果に期待していたという。

「トランプを好きか嫌いかで国が分断されてしまった。これからの4年間が心配だ」とした。

トゥーンベリさんに拍手を贈りたい!!

 開票作業が続く中、トランプ大統領は郵便投票をめぐって「不正が行われている」という主張を始め、自身のTwitterで「集計を止めろ!」とツイートした。

このトランプ大統領のツイートを引用したスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさんは、こう投稿したのです!

「本当にばかげている。

ドナルドはアンガーマネジメントをしてから、友人と懐かしの映画でも見に行くべきだ!

落ち着けよドナルド、落ち着け!」

  このセリフは、かつてトランプ大統領がトゥーンベリさんに放ったものなのです!

地球温暖化対策に腰が重い各国のリーダーに対し行動を促してきたトゥーンベリさんに、トランプ大統領はからかうような態度をとりました。

トゥーンベリさんがアメリカの雑誌『TIME』の「今年の人」に選ばれた際に、こうツイートしていたのです。

「本当にばかげている。

グレタはアンガーマネジメントをしてから、友人と懐かしの映画でも見に行くべきだ!

落ち着けよグレタ、落ち着け!」

 

(注釈)「アンガーマネジメント」とは、怒りや苛立ちといった感情を適切に管理、コントロールすることです。

昨日4日未明に東京地方で「木枯らし1号」 発表は3年ぶり

 木枯らしは、晩秋から初冬の間に吹く風で、冬の季節風の走りの現象です。

気象庁では、木枯らしが最初に吹いた日を「木枯らし1号」として情報を発表していますが、関東地方での発表は、東京地方のみなんです。

 西高東低の気圧配置となり、東京管区気象台の観測所(千代田区)で毎秒8メートル以上の風が吹かなければ「木枯らし1号」の発表はないそうです。

また、東京地方以外では、近畿地方だけの発表です。

北海道と沖縄県以外の地方に発表される「春一番」の情報より防災上の意味合いが弱いので、全国での発表はないんだそうです。

 令和2年の「木枯らし1号」ですが、近畿地方では10月23日に吹きましたが、東京地方は昨日11月4日朝に吹きました。