2021年9月の記事一覧
かにむかし(2)
この「かにむかし」を思い出したきっかけは、直売所で青い(緑の?)柿に出会ったことでした。
この柿は甘くてびっくりしたんですが、食べている時にふと、さるかに合戦の一場面を思い出したんです。
さるがかにに投げつけたのは「青い柿じゃなかったっけ?」と。
自分が馴染んでいたのは「かにむかし」という話だったんですが、この内容をちょっと紹介しようと思います。
60年以上も前に発刊されたこの絵本は、何と現在もまだ出版されているようなので、一部だけの紹介にとどめたいと思います。
途中があちこち抜けていますが、皆さんお馴染みの話だと思うので、内容を補完しながら読んでみて下さい。
この小気味よいテンポと擬態語がとても心地良く感じるんですが、特に最後のクライマックスがすごく爽快なんです。
でも、このキモの部分は書いちゃいけないんでしょうね・・・
ああ、それから、
さるは「へしゃげてしもうた」とあるんですが、死んでしまったとは書かれてないんですよね。
むかしむかし、かにがしおくみをしようとおもうて、はまべへ出たところが、
すなのうえに、どこからどうしてきたもんだか、ひとつぶのかきのたねがおちておった。
「こらあええもんがあった。いっちょうちのにわにまいてみよう」
かにはさあこんどこそは、しまいだ、とおもうて、まいにちみずやこやしをやりながら、
「はよううれろ、かきのみ、うれんと、はさみでもぎりきるぞ」
というておったら、
かきのみはここまできてもぎりきられてはかなわん、とおもうて、いっせいにあわててまっかにうれだしたけれども、
なかにはまにあわんで、まだあおいところがのこったなりで、すましてさがってゆれておるのもあった。
さるは、なんのこともないかおで、
「よし、そんならおらがもいでやろうか」
というたがはやいか、
かきの木のてっぺんへかけのぼって、
まっかにうれたおおきなかきを、目にもとまらんようにつぎつぎにくいはじめた。
「やあい、いっちょぐらい、こら、もいでよこさんか、おおい」
というたら、さるは、
「なんだ、よし、ほれ」
と、まだあおいかおをしておもたそうにゆれておったおおきなかきを、いきなりひんもいで、びゅーんとなげつけた。
するとそのかきはかにのこうらにどすんとあたって、
かにはべしゃりとつぶれてしもうた。
そうしてみんながひとつずつきびだんごをこしにつけて、
みんなそろうておやがにのあだうちに、
さるのばんばというてさるがすんでおるところへ、
いよいよでかけることになった。
そこでおおぜいのこがにどもが、うちそろうて、がしゃがしゃがしゃがしゃあるいてゆくと、
まず、ぱんぱんぐりにゆきおうた。
ぱんぱんぐりがいうには、
「かにどんかにどんどこへゆく」
そこで こがにがこえをそろえて
「さるのばんばへあだうちに」
「こしにつけとるのは、そらなんだ」
「にっぽんいちのきびだんご」
「いっちょくだはり、なかまになろう」
「なかまになるならやろうたい」
というて、ぱんぱんぐりにきびだんごをいっちょやって、ぱんぱんぐりはなかまになった。
しまいにおおきな石うすがごろりごろりところんできて、
こがにとあのもんどうをして、石うすもなかまになった。
そこでますますおおさわぎになって、
がしゃがしゃがしゃがしゃ、ころころ、ぶんぶん、ぺたりぺたり、とんとん、ごろりごろりというさわぎになって、
みんなはさるのばんばにちかづいた。
みんながさるのばんばについて、なかをのぞいてみると、
さるはちょうど出かけてるすであった。
みんなじぶんじぶんでそれぞれおうたところにしずまりかえって、うんときばってまっておると、
さるはどこかから、ひょいひょいととんでもどってきて、
「ああ、さむかさむか」
といいながら、いろりのふちへちょんととまってせなかをあぶっておった。
すると・・・
さるはもうなにもわからんようになって、
とぐちをひとあしとびだしたところが、
そこにたってまっておったはぜぼうにあしがひっからまって、
はちにさされたあたまをはぜぼうがごつうんとぶったとおもうたときには、
うえから・・・
おおきな石うすがどしーんとおちてきて、
さるはひらとうへしゃげてしもうたそうな。
離れの小屋の灯り
古家の離れの小屋も、照明を全てLED化している最中です。
1階の作業場はこの前土間でやったのと同じやり方で、40ワットの直管蛍光灯を電球型LED2灯に交換しました。
2階の入り口は、これも旧型の20ワット直管蛍光灯でした。
途中あれこれやり直しが何回かありましたが、こんな感じに仕上げました。
この交換で、水銀フリー化と80%ほどの電力カット(消費電力が約 1/5 に)が達成できました!
iPhoneより更新
小雨だったので散歩出来ました
台風がらみの強い雨が降っていましたが、小降りになった朝8時ごろコータ散歩に出かけました。
秋の花たちに癒されました。
元気そうな表情でしたよ!
iPhoneより更新
かにむかし(1)
先週、直売所でちょっと風変わりな(?)柿を見つけました。
その柿を見た時に、子供のころ読み聞かせてもらった絵本のことを思い出したんです。
「さるかに合戦」だったよな? とネット検索してみたら、当時の絵本の表紙の装丁がすぐに見つかりました!
ああ、これだったよ!
なつかしい~!!
そうでした!
自分が生まれた年に発刊されたこの絵本の題は「かにむかし」だったんです。
話の大筋は、さるかに合戦と同じなんですね。
そして、この絵本の中の文体(言い回し?)がとても面白かったことも思い出しました。
さらに検索を続けてみましたが、全文を見つけることは出来ませんでした。
そうだ! メルカリで手に入れよう!
そう思って調べたんですが、結局 Amazon での注文だと早く到着することもあり、Amazon の新品をポチって翌日配送してもらいました!
800円でした。
次回、この絵本の中身を紹介したいと思います!
もやもやすることはありませんか?
毎日、どんなことがあっても、次の日はスッキリ!
なんていう人はいるのでしょうか?
筋が通らない曲がったことが何気なく行われる。
周りの人たちは、変だなと思いつつ、「こんなものなのかな?」と思わされたまま時間が過ぎていってしまう・・・
こういうことが、実は割と頻繁に起きているように思うんです。
凄くもやもやするんです!!
そして、おかしなことに対して黙っているというのは、罪であるくらい良くないことなんじゃないかと思っているんです!
今日こそ早く帰りたい!
昨日は前日よりさらに帰りが遅くなってしまいました。
重要な会議や発表時に提出するデータを作る時、間違いがないデータを作成しなければなりません。
こんな時は、念には念を入れて点検作業を続けることになります。
ミスが許されない状況なので、点検に恐ろしく時間がかかるのは仕方がないんですね・・・
こういう時の仕事は、いわゆる「ブラック」なのかな?(笑)
今日は書く時間がありませんでした!
今帰宅しました!
12時近くまで学校で仕事したのはもう何年ぶりでしょうか・・・
これからご飯食べてお風呂入って寝ます。
明日は何か書けると思いますが・・・
ごめんなさい!
センダングサ
背が高く広範囲に繁殖して困っている雑草に手を焼いていました。
枝や葉や根っこをGooglePhotoで検索してみたんですが、珍しく答えが一致せず分かりませんでした。
まだ花は咲いていなかったんです。
今朝豆柴コータとの散歩をしていると、道端にこの雑草らしき群生を発見。
花を咲かせているもの、そして実を付けているものも発見!
あーっ!
名前は知らないけど、これはおなじみ!
皆さんも絶対知ってる雑草ですよ!
この種を見て下さい。
(この種はGooglePhotoですぐ判別出来ます!)
ちょっとピンボケですみません!
この種が服やズボン、靴下に沢山付いて困ったことあるでしょう?
こういった、周りのものにくっついて移動する種のようなものは「ひっつき虫」と呼ばれるみたいですね!
この雑草の名前ですが、栴檀草(せんだんぐさ)というそうです。
栴檀(せんだん)という樹木があって、その葉とこの草の葉が似ているのでこの名が付いたそうです。
栴檀草には多くの種類があるそうで、この写真のものは小栴檀草なのかなと思っています。
さて、この栴檀草の花が咲いて実を付けてしまうと、広範囲に繁殖してしまいます。
花はこの数週間で咲きそうなので、今のうちに根絶やしにしてしまおうと思います。
古家に戻ってから3時間ほど根詰めて作業しました。
ヘトヘトになりましたが、結構作業ははかどりました!
来週末までには、全部抜き終わるようにしたいと思っています。
土壁の補修をしたい(4)
土壁に漆喰を塗ると書いてきましたが、土壁の表面の仕上げ材は砂壁用の材質になっていて、この砂壁の面に漆喰を塗ったことになります。
さて、漆喰を塗って時間をおいた後の表面の仕上がり状況を良く観察してみたんですが、問題が見つかりました。
塗った面の下部が茶色っぽくなっています。
この面は、良く見ると壁のヒビをセッコウで補修した跡が分かります。
本来、漆喰を塗る前に下地処理をするのが正式な施工法なんですね。
漆喰の表面に色が付いてしまったのは、砂壁の色素が浮き上がってきたのが原因です。
今回の状況なら下地処理は省略出来るんじゃないかと自分は思っていたんですが、甘かったようです。
特に、この薄く茶色がかった面は目立たなくなるようにしたいですね。
下地処理剤を塗ってから再度漆喰を塗るか、 または、このまま漆喰を重ね塗りするか、今調べているところです。
巨大落花生! おおまさり
農産物直売所にちょくちょく顔を出していると、珍しいもの面白いものにめぐり会えます。
それも季節ごとに違う顔ぶれなのでとても楽しいんです!
今日紹介するのは「おおまさり」という千葉県原産の巨大な落花生の実です。
これは埼玉狭山の直売所で買ってきたもので、茹で上がったところの写真です。
このおおまさりは茹でて食べるのがおすすめのようです。
とにかくデカくて存在感がスゴイ!
旨味も強くて食感もいいんです。
値段はやや高めですが、ちょうど今頃が出荷の最終時期ですので、見つけたらぜひ一度食べてみて下さい。
・2007年に千葉県で品種改良によって誕生した新種
・ 当初、食用として千葉県で流通していたが、評判が良く現在では全国で流通している
・甘みがつよく実がやわらかいので、ゆで豆に最適である
・おおまさりの名前の由来は、「大きさや味が勝る」といったところから
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