2022年11月の記事一覧
めぐみへ お母さんより
めぐみちゃん、こんにちは。
昭和52年11月15日。
あなたが北朝鮮に拉致されたあの日から、45年の月日が流れてしまいました。
13歳だっためぐみは58歳。
今、どんな姿なのか、もはや想像することもできません。
お母さんは最近、限られた時間を実感して、身のすくむ日々を送っています。
闇の奥底に捕らわれた被害者も、日本で待つ家族も、老い、体を病み、残された時間は本当にわずかです。
決してあきらめない。
あきらめたくない。
お母さんたちは、人生のすべてをかけた最後の闘いに臨んでいます。
日本は木々の色づきが深まり、少しずつ、底冷えを感じる日が増えてきました。
自然が大好きだったあなたに、祖国の美しい風景を一刻も早く見せてあげたい。
同時に、過酷すぎる北朝鮮の冬を乗り越えることができるのか、心配でなりません。
いらだちは募ります。
明確で非道な国家犯罪を、なぜ解決できないのか。
日本に工作員を侵入させ、子供たちを縛り、船倉の暗闇に閉じ込め、北朝鮮へと連れ去る。
国家主権の侵害そのもので、人権を踏みにじる悪行の極みにほかなりません。
拉致事件が解決され、被害者が祖国の土を踏むのは「正義」です。
それが実現されず、理不尽な状況がひたすら続く。
だからこそ、解決できなければ、日本国の恥です。
そして、これを看過すれば禍根を残し、ふたたび同じような惨禍を招くのではないか。
お母さんは、それが心配でなりません。
次世代に明るい未来をつなぐためには、
私たちの世代で拉致事件という「宿業」をすっきりと解決するしかありません。
すべての政治家、官僚は同じ決意をもっていただきたい。
そして、国民は被害者を思い、声に出し、後押しをしていただきたいのです。
私たち家族はどこにでもいる庶民です。
自らの手で被害者を救い出すことは到底、かないません。
だからこそ、日本国、世界中の皆さまの助けが必要です。
岸田文雄首相は、北朝鮮の最高指導者、金正恩氏と直接対面する決意を示されています。
首脳会談を実現させ、毅然とした態度で、解決に向けた一歩を踏み出していただきたい。
政治は、家族の窮地を直視してください。
「言葉ではなく、具体的な『成果』が欲しい」。
これは、家族すべての共通した宿願です。
切れそうな心の糸を必死につなぎながら、
一日でも早く、その日が来ることを祈る毎日を送っています。
「どこにいるの」「返事をして」。
昭和52年11月15日。
新潟市で、忽然と姿を消したあなたを捜して、必死に声をからしたことを鮮明に覚えています。
まだ小さかったあなたの双子の弟、拓也と哲也を連れ、海岸線を歩きました。
あなたを呼ぶ声が鉛色の海に吸い込まれる絶望感を、今でも忘れません。
あなたに姿が似た女性を見かけると、追いかけて顔を確認しました。
テレビの尋ね人のコーナーに出演して情報を求めたこともあります。
平成9年、あなたが北朝鮮に拉致されたことが分かるまでの20年は、まさに「地獄」でした。
国民の声は少しずつ、でも着実に大きくなり、14年の日朝首脳会談で期待は高まりました。
でも、北朝鮮はあなたが「死亡」したと主張し、偽の遺骨や、噓の経緯を伝え、その主張を変えていません。
首脳会談からさらに20年がたちましたが、事態は進みませんでした。
その間に、多くの家族が逝去し、お父さんも2年前、天に召されました。
「私たちの大切な娘を奪った悪には、徹底的に立ち向かう」
お母さんはいつも、この思いを訴えています。
そして、同じ思いを政治にも持ってほしいのです。
北朝鮮は最近、弾道ミサイルを相次いで発射しています。
核開発を加速させる可能性もあるようです。
複雑に絡まった国際情勢は、理解を超えていますが、
日本国の主体的行動がなければ、拉致事件の膠着を打開するのは難しいはずです。
お母さんは来年2月、誕生日を迎えると、お父さんが亡くなった87歳と同い年になります。
1人で暮らす中で、外に買い物に出かけ、ご飯を作り、風呂の掃除をする。
健康のため、できるだけ体を使うようにしていますが、
ふとしたときに転んだり、よろけたりして、衰えを実感してしまいます。
拓也、哲也に心配をかけることも多くなってきましたが、
日常のささいな困りごとを伝えると、すぐに顔を出してくれます。
私たち親世代が、救出運動の一線に立てなくなり、
子供たちの世代が先頭に立つことになってしまった現実が、ふがいなく、無念でなりません。
だからこそ今一度、微力でも渾身の力で声をあげ、行動し、
残された被害者すべてを祖国に取り戻したいのです。
家族、地域、信仰をともにする方々、拉致の解決に思いを寄せるすべての皆さまに感謝しています。
めぐみちゃん。
きっとあなたのことだから、さまざまな苦難の中でも、必死に頑張っていることでしょう。
お父さんは天から見守ってくれています。
お母さんは、残された時間の全てを、あなたとの再会のためにささげます。
その思いが揺らぐことは決してありません。
生きて必ず、また会いましょう。
その日まで、どうか、待っていてね。
根太貼りフローリング(3)
今回使用する断熱材ですが、
スタイロフォームではなく、通常の発泡スチロールを使ってみることにしました。
発泡スチロールは、耐火性能が劣りますが断熱性能はほぼ同じです。
また、すき間に押し込める時にかなり縮んでくれるので、断熱欠損に対して有利です。
そして、価格が安い!
50ミリ厚発泡スチロールを貸し出し軽トラで運び、現地でカッターを使って切断しました。
刃は一気に下まで潜らせた方が切断面が歪みにくいと感じましたが、中々キレイには切れませんでした。
広いスペースで立って作業した方がいいと思います。
断熱材を入れる作業は何とか終わりました!
根太の高さ45ミリに対して断熱材の高さを50ミリにしてあるんですが、
この5ミリの差は、床材で押し付ければ縮むだろうと思っていました。
こうすれば、床材としっかり密着させられるだろうという考えでこうしてみたんです。
しかし、押さえつけてみた感じでは、5ミリの差を押し縮めるのは無理そうでした・・・
差を1ミリにすれば上手くいくか、または差を無くすか、さらに実験して決めようと思います。
この根太と断熱材の高さの差を小さくするには、根太の上面に薄べニア板を貼り付ける予定です。
根太貼りフローリング(2)
床を板張りする時、最も一般的には、
大引きに直交して張った根太の上に、まず12ミリ厚以上の合板を貼ります。
そして、その合板の上に床材を貼っていくんです。
この方法は、捨て貼りと呼ばれています。
また、合板を貼らずに、根太に床材を直接貼っていく方法があります。
この方法は、根太貼りと呼ばれていますが、床材は根太貼り用のものでないとダメです。
今回は、春休みに譲っていただいた床材の中に、根太貼り用を見つけました!
さて、昨日の作業の続きです。
今日は、畳の間用に張られていた荒板の上に、フローリング用の根太を張っていきます。
正確に根太の中心から次の根太の中心までが303ミリになるように、
また、根太を正確に平行に配置して固定するために、基準となる線引きが必要です。
これが割と大変な作業なんです。
今回、入手したばかりのレーザー墨出し器のおかげで、しっかり作業出来ました!
でも、写真撮ってないんです!
残念!
余裕ない時は写真撮れないんですね・・・
次回紹介します!
全ての根太を荒板に固定するところまで仕上がりました!
安全に通れるよう、合板を仮置きしてあります。
根太上面は荒板から45ミリの高さで、荒板の下の根太に対して垂直になるよう配置してあります。
次の作業は、この根太の間に断熱材を入れていきます。
根太貼りフローリング(1)
古家の北側の1室ですが、やはりここも荒板がむき出しになったままになっています。
で、やっと決心がつきました。
板貼りフローリングをやってみることにしました!
一番やりたかったのは、
杉荒板を乾燥させて、やすりがけをして、断熱材を入れた根太貼りフローリングにすることです。
でも、これはまだ難易度が高く、どんなことが起こるか想像が出来ません。
ということで、最初はオーソドックスな方法でやってみることにします。
まずは、敷居の水平が出ているか確認してみます。
やはり傾いていました・・・
でも、この程度なら修正しなくても大丈夫そうですし、
また、この荒板の上に張る根太を必要なところでかさ上げしてやれば、水平な床は作れると思います。
ですが、今回は安直に、敷居の高さに合わせた床にしちゃいます。
居室ではないので。
今日は外周の根太張りまで出来ました。
はごろもフーズ 下請け業者に9億円損害賠償訴訟 ツナ缶虫混入で
皆さん、このニュースについてどう感じますか?
自分が下請け業者だったらどんな気持ちになるだろうかと思い、
ここに載せることにしました。
製造させたツナ缶にゴキブリとみられる虫が混入し、
ブランドイメージが傷つけられたとして、
はごろもフーズが下請けの興津食品に
約8億9700万円の損害賠償を請求する訴訟を起こした。
この訴訟の判決で、静岡地裁は、約1億3千万円の支払いを命じた。
興津食品の代理人弁護士は
「わずかなミスで下請け会社が1億円以上も賠償しなければならないのであれば、
食品製造の下請け会社は戦々恐々としてしまう」
と、心中を明らかにした。
<このニュースへのコメントの一部を紹介させていただきます>
◆これは・・・
はごろもフーズの主張も分かるけど、
日本の産業は、ほとんどこういう中小企業が製造部分を支えていて、
単純に下請け企業の責任というのはあまりにも酷だと思う。
衛生管理等も全責任負わされるような、
それに見合う委託費用を貰えていたのでしょうか。
ほとんどの中小企業が、大企業からの訴訟では吹けば飛ぶレベルの経営状況。
社会全体の構造的問題が存在している。
◆はごろもフーズさんは、講演会などの社会貢献事業にも多くの金額を支出されている企業で好印象の企業ですが、
ここは「下請けを守ってあげる所に費用をかける」という発想はなかったのでしょうか。
下請けの企業は自身の片腕です。
製造ラインの改善・改修の指導助言、改修費用の一部負担などに、
社会貢献の費用の一部を充ててあげても良いのでないかと思います。
この紛争でご自身の片腕を失ったことでしょうし、
はごろもフーズさんへの印象も悪くなりましたよ。
◆はごろもフーズの企業イメージは、異物混入事件そのものより、今回の裁判で落ちたんじゃないかな?
勿論下請け業者のミスが原因だと思うけど、
それを訴訟事にするのは、責任転嫁と皆に受け取られるだけ。
企業としての姿勢に疑念を抱かれるだけじゃないかな。
◆虫の混入はチェック体制に問題があったかもしれないけど、
まさか元請け側が裁判を起こすとは・・・
全て下請けが悪いのか?
地元の企業でツナ缶も好きでしたが、この一件で私は購買意欲がなくなりました。
誰しも故意に虫を混入させたわけではない。
下請けだって厳しい中、何十人という労働者の生活を守っている。
そして労働者一人一人にそれぞれの生活がある。
この一件で、犯人ではないのに追い詰められる人だっている。
あまりにもやりすぎなのではないかと思うし、
これは元請けのやることなのだろうか。
◆担当していた中小企業の多くは、
大企業から、ほとんど利益がとれないような安い価格で仕事を請けてました。
なので、何十年前の古い機械を使い続けてるところが大多数でした。
ここもそうだったのかは知らないけど、
大企業が美味しい思いをする為に苦しんでる企業が、
一つのミスで多額の賠償を請求されるという事例が出来てしまう事には、
不安を覚えます。
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