日ごろのこと、何でも!

2022年7月の記事一覧

20年ぶりの夏山合宿に出かけたんですが・・・(3)

 戸倉から2本目のバスに乗り換えようとした時、

予定していた山の鼻キャンプ場が急に閉鎖されていたことが分かりました!

 

こうなったら、予定の山に登るためには近くの別の天場(キャンプ場)を探して今日中に到着しなければなりません。

それが出来なければ、この夏山合宿は中止にしないといけないんです。

計画書を提出しているので、他の山には登れません。

 

上は尾瀬ヶ原の地図ですが、

鳩待峠から予定通り山の鼻に降りて、そこから2時間歩けば見晴の天場に到着できます。

翌日至仏山に登るには、この手しか無さそうです。

到着は17時半ごろになりそうなので、鳩間峠でバスを降りるとすぐに現地を目指しました。

至仏山を背にして見晴を目指します。

前方に見えるのは、これも百名山の一つ燧ケ岳です。

池塘が点在しています。

途中、竜宮にある山小屋です。

ここを出発した直後、何とクマに遭遇!!

少し距離があったんですが、相手を刺激しないよう静かに様子をうかがいました。

自分はしんがりを押していたのでクマの体は見えなかったんですが、生徒は確かに見たそうです。

笹薮がガサガサと動いていく様子だけは見えました!

危険はなかったんですが、ついに初めての経験をしてしまいました!

この笹薮の中でした。

 

さあ、目的地がようやく近づいてきました!

ここには山小屋だけでなく、整備された天場もあります!

 

お疲れ様!!

テントを設営して、暗くならないうちに早く夕食を作ろう!

 

美味しい夕食も出来、ミーティングのあと無事20時半には就寝となりました。

2日め以降は次回に書きます。

はるか昔に面倒を見てくれた人

 皆さん

はるか昔に面倒をみてくれた人は、

はっきりと変わらない姿で皆さんの心の中に居続けているんじゃないでしょうか?

最後に別れた時の歳のままで。

 

例えば、小学校時代の担任の先生です。

北九州小倉での自分が小6の時の担任の先生は、

黒ぶちのメガネ、ちょっと小太りで、いつもニコニコしていました。

とても優しい先生でしたが、ゲンコツをもらったこともありました。

小学校を卒業して以来、この加来先生とは一度も会っていないのですが、

自分の心の中には、ニコニコして元気そうで、あの頃の年齢のままで居続けてくれているのです!

全く歳をとらずあの頃のままで!

 

加来先生は今お元気でいらっしゃるだろうか?

とふと考えたりするんです。

現実的には、今80代、90代の年齢でしょう。

ああ、もしかすると、もういらっしゃらないかもしれない・・・

そう考えるとたまらなく辛くなってしまいます。

だから、「いや、先生は今も元気でいらっしゃるはずだ!」と強引に思い直してしまうんです。

 

風のたよりで「~先生、亡くなられたんだよ」と聞くことは本当に辛いです。

自分の心の中にはいつまでも笑顔で元気な昔のままの先生が居るんですから・・・

 

元気さが失われていくのを目の当たりにするのは本当に辛い。

それは生命が徐々に力を失っていくということです。

 

自分は小綺麗なものより、元気なもの活力あるものの方にとても強く惹かれます。

音楽においても、少なくとも自分の感じ方はそうなんです。

 

生命力を失わないで欲しい!

いつまでも明るく元気でいて欲しい!

自分がいつもこのことに強くこだわるのは、自分なりの理由があるようなんです。

深夜、義母の入院先から呼び出しが・・・

 今朝1時に病院に出向きました。

義母は処置の最中でした。

処置が終わって妻が主治医から説明を聞き、病院を出たのは5時過ぎでした。

誰にでも必然なことなのですが、人の元気が失われていくことはどうしても受け入れがたいのです。

今、お義母さんは一生懸命に闘っているはずです。

頑張っているはずなんです。

本来なら付き添い続ける状況なんですが、コロナ禍でそれが一切出来ません・・・

妻と共に祈り続けています。

20年ぶりの夏山合宿に出かけたんですが・・・(2)

 もう夏山合宿からは帰ってきています。

山中にはモバイル通信の電波が届かず、合宿中に更新は出来ませんでした。

 

 実は、ついさっきクリニックから戻ってきたところなんです!

合宿2日めの夕食作りの最中に急に悪寒がして、厚手シャツとレインウェアを着込んで自分だけシュラフに包まっていました。

身体から熱が出てきているのを自分でもはっきりと感じました。

頭痛や喉の痛みとかは無かったけど、熱を測ると37℃4分!

うわー! ついに俺もコロナか?

それも山の中で、集団行動中に!

何と情けない・・・!!

サイテーだあっ!!

 

とにかく、メンバーに自分の個人テントに来てもらい、

テント越しに事情を話し、夕食だけは運んでもらって先に休ませてもらうことにしました。

明日以降のメンバーの引率は出来ない?

自分はここで1週間弱は隔離?

現地の人たちにも迷惑をかけちゃうんだぁ・・・

等と考えながら、夕食のカレーはいただいて(美味しかった! ありがとう!)、すぐに寝ました。

翌朝3時半起床してみると、

あれ?

寒気もしないし、熱も無さそう!

どこも痛くない。

えー? 治った?

熱を測ると36℃5分!

ってことは、コロナじゃ無かった?

じゃあ、何だったの?

と考えているうちに、身体のあちこちが痒く虫刺されの跡を多数発見!

これだけ痒いのは、ブヨかマダニ?

メンバーもかなり噛まれていました。

もしかして発熱の原因?

とにかく、最悪の事態では無さそうなので、

マスクをして帰路のしんがりを務めてメンバーと同一行動をすることにしました。

 

こんな感じで昨日無事に帰宅したんですが、

最近話題になっているマダニ感染症は恐ろしいので、今朝一番で近くの皮膚科に行ったんです。

問診票を書いて出すと、一昨日の発熱を指摘され、

まずは発熱外来を先に受診してコロナ検査をしなさいと言われました。

熱が下がっていてもダメなんですね。

発熱外来は院内に場所が取れないんでしょう。

外の臨時テントで診察と検査が行われていました。

ということは、受信待ちの人たちは屋根もない炎天下に立ったままの状態なんです・・・!

1時間近くは待ちましたよ。

その間、木陰に隠れたり、陽射しに向かう向きを変えたりしてました。

クリニックの担当の方たちも、申し訳なさそうに冷却パックを配ったりしてくれていました。

 

自分はヒマなので、娘とふざけたラインのやり取りをしていました。

娘は、嫁ぎ先で旦那さんと赤ん坊と家族全員で最近感染して完治した本当の経験者なんですね!

やっと自分の番になり、問診のあと、鼻の中に綿棒グリグリをやって結果待ちとなりました。

結果は車の中で待ち、スマホに呼び出しの連絡をしてくれるという手でした。

なるほどと思い、涼しい車内で待っていました。

実は午後の化学補講の最終確認なんかもやっていたんです。

 

お昼ちょっと前にやっと診察室に呼ばれました。

抗原検査、PCR検査共に陰性でした!

良かったー!

そして、やっとマダニに噛まれた所を診てもらうと、

「今のところ大丈夫でしょう。念のために抗生剤を1週間飲み続けて下さい」

と言われ、これも一安心。

あとは薬局で処方薬が出来るまでしばらく待ってから、やっと職場に戻りました。

あ、アプリで薬局に処方箋送ると受け取りの連絡が来て便利ですよ。

ずっと薬局で座って待っていなくてもいいんですね。

やれやれ、大変な一件でした!

 

PS.合宿中の尾瀬での写真は次回以降に載せますね

20年ぶりの夏山合宿に出かけたんですが・・・(1)

 東飯能駅に集合した10名は八高線でまず高崎に向かいました。

自分は八高線の気動車(ディーゼルカー)をとても気に入っています。

特にディーゼルエンジンの音と、今はあまり聞かれなくなった汽笛による警笛。

とってもいいんですね!

 

高崎からは上越線に乗り換えて沼田で下車。

沼田からは、2本のバスを乗り継いで鳩待峠に向かいます。

初日の目的地は、尾瀬ヶ原の西端にある山の鼻キャンプ場です。

 

ところが、何と!

2本目のバス乗り場の戸倉の待合所に・・・

 

自分も20年以上前に行ったことがある場所だったので、油断していました・・・

これは大変なことになってしまいました!