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何でも雑記

23日から南東部一帯編入投票 ウクライナけん制

 ウクライナ東部ドンバス地方と南部ヘルソン、ザポロジエ両州の親ロシア派は20日、

ロシアへの編入に向けた「住民投票」を23~27日に行うと、一斉に表明した。

プーチン大統領側近のトゥルチャク上院第1副議長は、

「ウクライナ南東部がロシアである事実を固定化するものだ」

と強調した。 

 

<この報道に関するツイートから引用させていただきます>

 これは茶番です。

ただ、編入によりロシアの国内法上領土となることで、

「ウクライナからの攻撃に対して核兵器によって対応する」

などというような世迷いごとを言い出さないか不安に思っています。

実際に核兵器を使う条件を提示されてしまうと、

それが単なる脅しであっても

ウクライナが立ち止まることになってしまうかもしれません。

鶏頭の上のアマガエル

 古家の庭にケイトウ(鶏頭)がキレイに咲いています。

盛夏の頃から見かけていましたが、最近特にこの鮮やかな赤が目につくようになりました。

 花の部分が大きくなってきて、数も増えてきたように感じられるんです。

そして、アマガエル君も庭のあちこちにいるんです。

ケイトウの花の上にちょこんと乗っかっている子を見つけました!

のんびりくつろいでるのかな?

面白い写真が撮れました!

とにかく給湯器を急いで直さないと!(2)

 故障した古い灯油給湯器ですが、近いうちに交換しないといけないと考えてはいたんです。

で、交換作業は、考えながら少しずつといったやり方にならざるを得ません。

その間、お風呂にも入れないしお湯も使えません。

色々と考えながら、中古も含めて給湯器を探していました。

ヤフオク、メルカリも探しましたが、今回ジモティーからの格安の出品を発見!

2004年製で古いのが気になりましたが、今まで動いていたとのことで、即決で取引しました!

1万円でした。

 この機種なら、交換する機種と配管位置等全く互換とまではいかないまでも、交換作業は少しは楽になりそうです。

これでしばらくの間はしのいでもらってから、新品に交換しようと考えました。

台風が来る前に、ついさっきいただいて来たんです!

 

これを確実に設置して、しっかりと動作させるまでは完成ではないんです・・・

上手く行って欲しいんですが。

灯油給湯器故障(1)

 出先でのトラブルです。

NORITZ社(OTX3102Y)の灯油給湯器が動かなくなりました。

エラーコード110で、バーナーが点火しなくなっているようです。

大雨の中での故障なので、

電熱点火器が作動していない、又は灯油の水抜き不足が原因かもしれません。

色々調べて復旧作業も試みましたが、

残念ながら、現時点ではお手上げです。

ただ、20年くらい前の製品なので、交換時期ではあるんです。

今、どうやって自分で交換しようか考え始めているところです。

 

台風14号 九州に特別警報発表の可能性 経験したことのない暴風・高波・高潮か

 今度の台風14号ですが、九州を直撃するかもしれません・・・

その後日本を縦断しながら、関東の方へ向かってきそうな気配です。

しばらくは、気象情報をこまめに聞いておいた方がいいと思います。

 

【関東甲信】
 19日~3連休明け20日にかけて
大雨に注意・警戒。

沿岸部中心に強風に注意。

安倍元首相の国葬について思うこと

 今月27日に安倍元首相の葬儀が執り行われます。

要人の葬儀ですから、規模が大きくなるのは基本的には理解出来ます。

しかし、今回は、過去にも吉田茂氏の一例しかないという国葬となったのです。

国葬と決められた背景には多くの政治的な思惑があるようです。

一方、私たち一般市民から見たこの「安倍氏の国葬」ですが、

当初は、

「無念にもテロリストの凶弾に倒れた元総理大臣のための葬儀」

と映ったのではないかと思います。

しかし、この事件の背景が明らかになるにつれ、闇の中の事実が次々と浮かび上がってきました。

この事件の加害者は、

韓国で創設された新興宗教である「統一教会」に家庭をボロボロにされていたのです!

加害者の母親は統一教会を妄信し、教団への多額の献金で破産、

その結果、彼の家庭は崩壊するまでに至ってしまっていたのでした。

 

 衝撃の安倍氏狙撃事件が起きた時、

マスコミの報道は、

「加害者は、統一教会と安倍氏が繋がっていると思い込んでおり、安倍氏に強い恨みを抱いていた」

さらに

「加害者の一方的な思い込みによって、安倍氏は銃撃されてしまった」

という内容だったと思います。

 

ところが、自分も本当に驚きだったのですが、

実際は、安倍氏と統一教会は繋がっていたということだけでなく、

多くの自民党政治家たちがこの教団と繋がっていたのでした・・・!!

 

自分はこんなことは少しも知りませんでしたし、

今回のような大事件が起こるまで何も知らなかったのです・・・

本当に凄く恥ずかしい思いです。

 

そして、今、

統一教会と政治家の繋がりについての問題がクローズアップされていますが・・・

 

いまだに政治家と教団のつながりについて、全貌がはっきりしていないように感じています。

そして、この問題についての対応もはっきりしないままだと感じられる・・・

 

こんな中での「安倍氏の国葬」は、

少なくとも一般市民の気持ちからすると、

同情的な感覚どころか、

大きな疑問をはらんだ批判的な感覚に反転してしまっていると自分は感じているのです。

世の中にかなり多く存在すると思われる

「宗教団体への献金が原因の困窮家庭」「苦しむ宗教2世」

このような深刻な問題を置き去りにしたまま、

16億円という巨額の公費をつぎ込んだ国葬が行われようとしているのです!

全く釈然としない気持ちです。

皆さんはどう感じているでしょうか? 

 

ウクライナ大統領、ロシアに痛烈な警告

 

 まだ我々が「一つの国」だと考えているのか。

まだ我々をおびえさせ、分断し、

譲歩を引き出せると考えているのか。

 

 本当に何も理解していなかったのか。

我々が誰だか理解していないのか。

我々は何のために存在するのか。

我々は何について話しているのか。

 

 よく聞け。

ガスなしか、お前なしか。

お前なしだ。

明かりなしか、お前なしか。

お前なしだ。

水なしか、お前なしか。

お前なしだ。

食べ物なしか、お前なしか。

お前なしだ。

寒さ、飢え、暗闇、渇きは、

我々にとって、

お前の「友情と兄弟愛」ほど怖くはなく、

致命的でもない。

 

 しかし、歴史は全て収まる場所に収まる。

そして、我々には将来、

ガス、明かり、水、食べ物はあるが、

お前はいない!

朝から真夏に戻ったよう

 朝50分ほど歩いて通勤しています。

これからの日の出前の朝の時間は気持ちいいですよ!

歩くことでしか発見できないことが沢山見つかることにも気付くんです。

 

ところが、今朝は・・・

日の出前からもう蒸し暑い!

夏の始まりかと思うような空気でした。

通勤路にちょっとしたヒガンバナの群生があるんですが、

ヒガンバナ達もちょっと戸惑ってたかも。

 

まだ咲き始めなんですが、ちょっと精彩がないようです。

 

この子は元気そうな色合い!

 

秋の空気になるまで頑張ってね!

スマートプラグやタイマーも待機電力を消費し続けている・・・

 スマートプラグを使って、出先から自宅の外灯の電源オンオフが出来るようにしたんですが、

このスマートプラグ本体の発熱がちょっと気になっているんです。

 

2W~3Wほど、またはそれ以上待機電力として消費しているのでは?

今度、自分で実測してみようと思っているんですが、とにかくこの発熱が気になっているんです。

本体が小さいので温度も上がっちゃうんでしょう。

 

そこで、現在は、このプログラムタイマーを使っています。

 

これで消費電力9W弱のLED外灯をコントロールしています。

曜日ごとのオンオフプログラム設定(20プログラムまでOK)が出来ます。

もちろん、常時オン、常時オフもワンタッチで出来ます。

待機電力は1.5Wと記してありました。

このタイマーの使用感はなかなかいいんですが、

9W機器のコントロールのために常時1.5Wの電力を消費しているというのは、

やはり賢い方法とは言いにくいですね・・・

(続)栗の実を甘くして食べる方法

 この前もネタにしたんですが、

「栗の実を0℃付近で貯蔵して糖化を促進させる」という方法は、

4週間くらい時間をかけて待つといいって書いてありました。

 

さて!

皆さんは、美味しそうな栗を目の前にして、4週間(ほぼ1か月!)も待っていられますか?

自分が一番引っかかったのは、この「4週間ほど待つ」ことでした。(笑)

美味しいものはすぐ食べたいでしょ?

 

そう言えば、

60℃とかやや高温にすると、栗の実のデンプンがアミラーゼで糖化される」

ってことも書いてありましたよね?

 焼き芋もこんな手で甘くするんじゃなかったっけ?

 

では、やってみましょう!

お湯に浸すのは、鬼皮がむきにくくなるのでやめておきます。

(栗を袋に入れてから湯に浸す手はアリでしょうね)

で、電気オーブンでやってみました。

自宅のオーブンの最低設定温度は80℃なので、

加熱時間5分に設定して、3分ほど間をおきながらこの5分加熱を繰り返してみました。

早く食べたいもんだから、30分くらいで切り上げてしまいました。

まったく、食いしん坊なもんだからしょうがないですね。(笑)

そして、230℃で30分焼き上げました。

出来上がって皮を剥いてみたのが下の写真です!

この「ぽろたん」は渋皮までキレイに剥けてくれるんですね。

 

かんじんの味ですが・・・

「これならイケるっ!」

と自分は感じました。

ちょうど来ていた娘も

「美味しい!」

って言ってくれたので、

次回からも、お手軽方法としてはこれで行こうと思っています!

中秋の名月と彼岸花のつぼみ

 昨夜の満月ですが、

皆さんもだと思いますが、自分も期待していました。

夜早い時刻では、雲に隠れたり雲から顔を出したりしていました。

そして夜遅くなると、見上げるような位置から、あたり一面を照らすような月明かりが!

部屋の照明を消すと、床まで明るくなっているのが分かるほどでした!

とってもいい月でしたね!

 

翌朝のコータ散歩では、赤い蕾を見つけました。

ナツズイセンは終わってしまいましたが、次のリコリス属はヒガンバナですね。

 

今年こそは、しばらくの間、秋らしさを感じさせて欲しいなと願っています。

余裕かましてた訳じゃないけど、終電行っちゃってた・・・

 多分どんな仕事でも、帰りが遅くなってしまう時期ってあるんじゃないでしょうか?

昨日はそんな日でした。

昨年この時期は、帰りが深夜1時を回ってしまったんですが、

今年は要領もつかめてるし、もう少し早く帰れるだろうという読みでした。

で、電車で帰ろうと思っていたんです。

今年は助っ人が多く、実はそれだけで気持ちが凄ーく楽になっていました!(感謝!!)

そして仕事が無事終わって、部屋を片付けて職場を出たのが11時20分くらいでした。

入間市駅の改札口から電車の発時刻が電光掲示で見えるんですが、

あれ?

まさか!

下りの時刻は表示されているんですが、上りの時刻表示がありません・・・

まだ12時にもなっていないのに、上りはもう終わっちゃったの?

都心から帰ってくる人のための便だけはまだあるんだけど、上りは終わっちゃっていました・・・

うわー!

だめだぁ!

あ、そうだ!

武蔵藤沢行のバスは?

バス停まだ照明点いてるよ! 

ガーン!

8時にはもうないなんて。

「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」の気分・・・

まあ、でも、

そろそろあきらめはついてきました。(笑)

タクシーに乗るのはイヤなので、

スマホで音楽聞きながら、テクテク50分ほど歩くだけです。

雨にも降られず、無事我が家に着きましたよ!

やれやれ・・・

栗を焼く前に、実の糖化処理をやった方がいい

 群馬で、「ぽろたん」という大きな実の栗を見つけました!

 

ちょっと高かったけど、

「そうだ!焼き栗にしてみよう」

と買うことに。

早速、オーブンで230℃30分焼いてみました。

 

味ですが、

栗の味はしっかりしてるんだけど、甘くない!

ああ、そうだった!

焼く前に実の糖化をしなくちゃいけないんだった。

 

一番良さそうなのは、0℃付近で4週間ほど冷蔵する方法。

もう一つは、まずは40℃~70℃でじっくり加熱する方法。(1~2時間ほど)

 

で、天然栗に対して、今のところいいと思われる方法ですが、

 ①実に付いていそうな虫の類を死滅させるのに、50℃くらいでしばらく加熱。

  この温度ならアミラーゼも活性化されるし、失活もしないのでは?

 ②冷蔵庫で数週間寝かせる。

 ③焼く

こんな感じでどうでしょうか?

今年は、この手を試してみたいと思っています。

ファーストレディという早生リンゴ

 久しぶりに鶴ヶ島の菜鮮館に寄ったら、

ファーストレディという山形産のリンゴがありました。

このリンゴは、「さんさ」に「つがる」を交配して作られた品種で、

8月下旬から9月上旬に収穫できる新しい早生品種だそうです。

ちらしにある主な特徴は、

・肉質は硬く、歯ざわりがよい

・糖度は14%前後、酸度(リンゴ酸換算)は0.3~0.4%

・甘味、酸味とも多く、早生種の中では食味にすぐれる

 

と、ここまで書いてきたのは、美味しかったからなんです!

ついさっき、菜鮮館のとなりのビッグマーケットで買ってきたサンつがると食べ比べしてみました。

ファーストレディーの方が甘味はもちろん、全体的な味も良かったです!

 

サンつがるはかなり安く売られていたもので、グレードは下のヤツだったと思うんですが。

 

早生リンゴを狙っている訳ではないんですが、

時々、「マイナーな品種がちょっとだけ流通してきて、安く売られてる」

こんなリンゴがとっても美味しかったりするんですね! 

野菜、果物、木の実、穀類・・・

意識して良く観察して買うと、面白くて、びっくりして、

そして何より新鮮で美味しい経験が出来ますよ!

若者が描いたマンガ 救いのある内容だと嬉しくなる!

 今どきの10代の若者が描いたマンガが目にとまりました。

 

気になるんです・・・

 

暗い内容じゃないか?

黒い内容じゃないか?

グロい内容じゃないか?

 

そうではありませんでした!

(ちょっとだけコワいけど)

見ている方も、明るく元気いっぱいのスーパー少女に惹かれましたよ!

 

そして・・・

ガンバレ!! 幸太郎くん!!

いつかきっと強くなれるよ!

幸せを呼べるようになるよ!

 

途中までだけど、紹介しますね。

 

もちろん、

明るいハッピーエンドでしたよ!

ご心配なく!

 

描いてくれた人、ありがとう!!

(続)不寛容な社会状況について考えてみる

 社会問題にもなった煽り運転をはじめ

SNSでの著名人のちょっとした発言の炎上、

あるいは過剰なバッシング、

医療現場や学校現場で過剰で理不尽な要求をする人々の存在、

一般社会におけるクレイマー、

公共の施設(保育園、ゴミの焼却施設、火葬場等)の建設が近隣住民の反対で中止になったり、延期になったり、

と、他者に対する不寛容の実例にはきりがありません。

 

 

 これらの不寛容の根底には、自己中心的な考えに基づく怒りの感情があり、

攻撃的な言動に結びついています。

便利に慣れすぎた社会、

個をあまりに尊重しすぎる風潮や教育、

インターネットの発達、

個人情報の保護に名を借りた匿名性等

多くの原因が考えられると思いますが、

原因は複合的なものと思います。

不寛容な社会は不安定であり、危うさを伴っていて息苦しさがあります。

厄介なのは、不寛容な社会を変える即効性のある処方箋がないことです。

個々が意識して、

ある程度気に入らないことでも受け入れる寛容性を持ち、

「他者の悪い部分ではなく、良い部分にもっと目を向ける」

ということでしか社会は変わらないのかもしれません。

身の周り 不寛容なことだらけ

 最近の日本は「モラル」をめぐってすぐに論争が起きます。

一昔前までは、芸能人の不祥事がここまで叩かれることはありませんでしたが、

今ではタレント生命を左右することもしばしばです。

日常的な言動についても同じことが言えるでしょう。

日本はモラルに対して厳しい社会になったのでしょうか?

 

国民性というのは長い歴史の中で培われるものですから、

一朝一夕に変わるものではありません。

ひとつ考えられるのは、ネットの普及でいろいろな出来事が容易に可視化されるようになり、

批判が集まりやすくなったことでしょう。

しかしながらタレント生命を脅かす事態になることの説明にはなっていない気がします。

 

日本人におけるモラルというのは、精神的・内面的なものに直結しているのではないように思われます。

「皆がガマンしているのに、誰かその状況を破ることがモラル違反」

という考え方が強いのではないか?

これは、完全に外部的なものであるとみなすことができるでしょう。

(いわゆる前近代的ムラ社会の掟に近いものと思われます)

 

この話はお金に対する価値観にも表われています。

日本では、一般的に露骨なお金儲けは良くないこととされていますが、

日本人が本当に金銭というものに対して嫌悪感を持っているわけではないと思います。

国際的な比較調査の中には、

むしろ日本人の方が諸外国の人よりも、

お金を持っている方が幸せなれると考える傾向が強い、という結果もあるくらいですから、

実は、お金が大好きなのです。

お金が大好きであるが故に、

「皆がガマンしているのに、誰かが出し抜いてお金儲けをするのは許せない」

という感情が生まれ、

これが先鋭化されて、お金儲けをタブー視する風潮が出来上がったものと思われます。


国民性というのはそう簡単に変わるものではないと説明しましたが、

昔に比べて、ガマンをしないことに対する批判が強くなっているのだとすると、

それは国民性が変わったのでなく、

一つの理由として、日本の経済的な環境が悪化した可能性について考えるべきなのではないか?

つまり、ガマンを強いられる人の割合が高くなったことで、寛容性が薄れてきたのではないか?

皆に余裕がなく殺気立っている状態ですから、当然、トラブルも起きやすくなります。


国税庁の調査によると、

給与所得者の平均年収は過去20年で12%も下がっており、

一方で厚生年金における保険料負担は逆に約14%から17%に増加しました。

この間、消費税もアップしていますから、労働者が自由に使えるお金は激減しています。

経済的な余裕がなくなっていることも、心理面に大きく影響していることでしょう。

 

また、働き方改革などを通じて、もっと自由な職場環境を構築できれば、

多くの人の行動を分散させることができます。

行動が分散されれば、皆が一斉に動く必要がなくなりますから、

抜本的な改善にはならなくても、他人との摩擦をある程度、軽減できるでしょう。

 

他人を批判ばかりしていては、精神衛生上良くないことは明らかです。

できるところから改善していくことが重要なのではないでしょうか?

中国 古参共産党員、個人崇拝に警鐘 異例の文書発表

 共産党大会を秋に控えた中国で、

古参の党員3人が、指導部への権力集中や、個人崇拝の動きに警鐘を鳴らす文書を発表した。

 

 党員がこうした批判を公表するのは異例で、

中国で人権問題を扱うサイト「維権網」は

「この3人は厳重な監視下にあり、いつでも身に危険が及ぶ可能性がある」と伝えた。

 

 文書は党大会への提案として22日付で書かれ、維権網が25日に報じた。

文書では、党規約に明記された「個人崇拝の禁止」について

「陰謀家の野心を防ぐ手だてはなく、真に禁止するなら制裁や罰則が必要だ」と主張。

「さもないと文化大革命の悲劇を繰り返すことになる」と訴えた。

 

 個人崇拝の禁止は、

毛沢東への権力集中が文革の悲劇をもたらした反省からトウ小平が導入した。

ただ、長期政権の現状のもとで有名無実化しており、

礼賛や個人崇拝の動きが加速している。

 

 文書はまた、

「党委員会の権力が過大になり、その及ぶ範囲は過度に広くなっている」

と指導幹部の腐敗を批判。

「憲法が党に与えた権力には限りがあり、無限ではない」と指摘し、

「党が一切を指導する」という党規約の文言を削除するよう求めた。 

休み明けが苦しい子へ「逃げていい」だけでは・・・ 元当事者の思い

 夏休み明けは、学校に行くのが苦しい子どもが多くいます。

元不登校当事者で、「ひきこもりUX女子会」を全国で開く林恭子さんは、

メディアが「逃げてもいい」「休もう」と発信することについて、

「必要ですが、それだけでは不十分」といいます。

 

 私が不登校だった当時のように、

そうした報道がまったくなかった時よりは、あったほうがいいと思います。

 一方で、不登校は夏休み明けでなく、ゴールデンウィーク明けも増えますし、

学校に対するしんどさや違和感がある子どもは常にいるので、

9月だけに注目されていればいいということでもないと思います。

 

 私も、不登校になって高校を中退し、

自分はもう終わりだと思っていた10代のとき、

エッセイストの羽仁未央さんが、

小学校4年生の時から学校に行かずに、お父さんの羽仁進さんといろんな所に行っていた、

という本を読んで、

「こんな人もいるんだ」とびっくりし、何度も読み返したのを覚えています。

 いまは不登校になっても、

通信制やサポート校、フリースクール、フリースペースなど選択肢は多くなっています。

 そのぶん、「学校に行かなくてもいいからそこに行ったら」となるので、

完全にフリーでいることが難しくなっている現状もあります。

「学校だけでなくフリースクールも行けないの?

サポート校もだめなの?」

という形で、本人と親をさらに追い詰めてしまうこともあると思います。

 

 親の顔色を見て、学校に行きたくないと言い出せない子もいると思います。

子どもが「学校に行きたくない」と言う時は、

本当にギリギリで限界を超えた段階だということは覚えていてほしいです。

親からすると、そのとき初めて子どもから言われるので、

「少しがんばって行ってみない?」と言いがちですが、

子どもからすると、

本当に限界の限界で勇気を出して伝えたのに、

そういう風に言われたら、絶望してしまうと思います。

 

 不登校新聞の石井志昂編集長は、

食欲が落ちたり、体調不良を訴えたりなどしたら、

ひとつのサインだと思ってほしいと言っています。

 不登校は誰にでも起こりうることなので、

親も、

「うちの子もなる可能性はある」

「なっても不思議ではない」

ぐらいに思っておけば、子どももいざという時に言いやすいと思います。

 

 でも、今でも子どもが不登校になると、多くの親御さんはパニックになります。

 親族や友人から

「育て方が悪かったんじゃないか」

「甘やかしている」

と言われたり、

学校でも暗に育て方について言われたりと、周囲から責められる。

支えがないととてもじゃないけど毎日過ごせない、という親御さんもいます。

 不登校に対する理解は、広がっているようで広がっていないと思います。

 

 ひきこもりも同じですが、

不登校の原因が本人や家族にあると思われているからでしょう。

そう思われている限りは、苦しむ親子は減りません。

 現在の学校が子どもにとって安心で安全な場として機能していない。

それを無視して、子どもや親に原因があると考えるのには無理がある。

この問題の核はそこにあると思います。

学校が始まって辛いと感じている人たちへ 経験者からのメッセージ

<今悩んでいる人たちへ>

 あなたには、あなたの 生き方があります。

だいじょうぶ。

もしも いじめられて 苦しんでいるのなら

あなたは 悪くありません。

まず、自分で 自分の味方になってください。

そうして、ゆっくりあたりを見渡してください。

誰か、チカラになってくれそうな、信頼できる大人は、いませんか。

担任の先生以外にも、学校にはたくさんの大人がいます。

信頼できそうな大人を、ひとりでいいから、見つけてください。

見つけることができたら、

「しんどい。助けてほしい」

と伝えてみてください。

その人から返ってきた言葉に、もし安心できなかったとしても

あきらめないでください。

必ず、あなたの味方になってくれる大人はいます。

必ず。

お父さん、お母さんに心配かけてしまうのではないかと、

遠慮したりしないでください。

話してみてください。

大人は、子どもが幸せに生きられるようにすることが仕事なんです。

学校の教室、先生、友達関係は、

大人のチカラを借りながら、変えることができます。

だいじょうぶ。

ゆっくりでいいんです。

考えるのがしんどくなったら、また明日の朝、ゆっくりはじめればいいですよ。

 

<今悩んでいる親御さんへ>

 お子さんの様子が心配なら、

まず、目の前のお子さんのことを

「まるごとキャッチ」

してあげてください。

どんな時にも、

態度が反抗的であったとしても

子どもは親のことが大好きです。

子どもはいつも、親から認めてもらいたい、

ありのままを受けとめてもらいたい、と感じています。

ですから親の言葉は、大きなチカラを持っています。

「学校を休んでいいよ」

という親の言葉だけで、救われる子どももいます。

学校に行かなくなったら将来はどうなるんだろう、といった

大人の「困った」は、今は、そっと横に置いておきましょう。

家庭は、子どもが回復することができる、あたたかな居場所です。

ただ、お子さんの声に、耳を傾けてあげてください。

じっくりと。

ゆっくりと。

そして、

「あなたの味方でいる。力になる」

と伝えてあげてください。

 

この他にも、たくさんの相談窓口がありますよ!