日ごろのこと、何でも!

学校が始まって辛いと感じている人たちへ 経験者からのメッセージ

<今悩んでいる人たちへ>

 あなたには、あなたの 生き方があります。

だいじょうぶ。

もしも いじめられて 苦しんでいるのなら

あなたは 悪くありません。

まず、自分で 自分の味方になってください。

そうして、ゆっくりあたりを見渡してください。

誰か、チカラになってくれそうな、信頼できる大人は、いませんか。

担任の先生以外にも、学校にはたくさんの大人がいます。

信頼できそうな大人を、ひとりでいいから、見つけてください。

見つけることができたら、

「しんどい。助けてほしい」

と伝えてみてください。

その人から返ってきた言葉に、もし安心できなかったとしても

あきらめないでください。

必ず、あなたの味方になってくれる大人はいます。

必ず。

お父さん、お母さんに心配かけてしまうのではないかと、

遠慮したりしないでください。

話してみてください。

大人は、子どもが幸せに生きられるようにすることが仕事なんです。

学校の教室、先生、友達関係は、

大人のチカラを借りながら、変えることができます。

だいじょうぶ。

ゆっくりでいいんです。

考えるのがしんどくなったら、また明日の朝、ゆっくりはじめればいいですよ。

 

<今悩んでいる親御さんへ>

 お子さんの様子が心配なら、

まず、目の前のお子さんのことを

「まるごとキャッチ」

してあげてください。

どんな時にも、

態度が反抗的であったとしても

子どもは親のことが大好きです。

子どもはいつも、親から認めてもらいたい、

ありのままを受けとめてもらいたい、と感じています。

ですから親の言葉は、大きなチカラを持っています。

「学校を休んでいいよ」

という親の言葉だけで、救われる子どももいます。

学校に行かなくなったら将来はどうなるんだろう、といった

大人の「困った」は、今は、そっと横に置いておきましょう。

家庭は、子どもが回復することができる、あたたかな居場所です。

ただ、お子さんの声に、耳を傾けてあげてください。

じっくりと。

ゆっくりと。

そして、

「あなたの味方でいる。力になる」

と伝えてあげてください。

 

この他にも、たくさんの相談窓口がありますよ!