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栗を焼く前に、実の糖化処理をやった方がいい

 群馬で、「ぽろたん」という大きな実の栗を見つけました!

 

ちょっと高かったけど、

「そうだ!焼き栗にしてみよう」

と買うことに。

早速、オーブンで230℃30分焼いてみました。

 

味ですが、

栗の味はしっかりしてるんだけど、甘くない!

ああ、そうだった!

焼く前に実の糖化をしなくちゃいけないんだった。

 

一番良さそうなのは、0℃付近で4週間ほど冷蔵する方法。

もう一つは、まずは40℃~70℃でじっくり加熱する方法。(1~2時間ほど)

 

で、天然栗に対して、今のところいいと思われる方法ですが、

 ①実に付いていそうな虫の類を死滅させるのに、50℃くらいでしばらく加熱。

  この温度ならアミラーゼも活性化されるし、失活もしないのでは?

 ②冷蔵庫で数週間寝かせる。

 ③焼く

こんな感じでどうでしょうか?

今年は、この手を試してみたいと思っています。

ファーストレディという早生リンゴ

 久しぶりに鶴ヶ島の菜鮮館に寄ったら、

ファーストレディという山形産のリンゴがありました。

このリンゴは、「さんさ」に「つがる」を交配して作られた品種で、

8月下旬から9月上旬に収穫できる新しい早生品種だそうです。

ちらしにある主な特徴は、

・肉質は硬く、歯ざわりがよい

・糖度は14%前後、酸度(リンゴ酸換算)は0.3~0.4%

・甘味、酸味とも多く、早生種の中では食味にすぐれる

 

と、ここまで書いてきたのは、美味しかったからなんです!

ついさっき、菜鮮館のとなりのビッグマーケットで買ってきたサンつがると食べ比べしてみました。

ファーストレディーの方が甘味はもちろん、全体的な味も良かったです!

 

サンつがるはかなり安く売られていたもので、グレードは下のヤツだったと思うんですが。

 

早生リンゴを狙っている訳ではないんですが、

時々、「マイナーな品種がちょっとだけ流通してきて、安く売られてる」

こんなリンゴがとっても美味しかったりするんですね! 

野菜、果物、木の実、穀類・・・

意識して良く観察して買うと、面白くて、びっくりして、

そして何より新鮮で美味しい経験が出来ますよ!

若者が描いたマンガ 救いのある内容だと嬉しくなる!

 今どきの10代の若者が描いたマンガが目にとまりました。

 

気になるんです・・・

 

暗い内容じゃないか?

黒い内容じゃないか?

グロい内容じゃないか?

 

そうではありませんでした!

(ちょっとだけコワいけど)

見ている方も、明るく元気いっぱいのスーパー少女に惹かれましたよ!

 

そして・・・

ガンバレ!! 幸太郎くん!!

いつかきっと強くなれるよ!

幸せを呼べるようになるよ!

 

途中までだけど、紹介しますね。

 

もちろん、

明るいハッピーエンドでしたよ!

ご心配なく!

 

描いてくれた人、ありがとう!!

(続)不寛容な社会状況について考えてみる

 社会問題にもなった煽り運転をはじめ

SNSでの著名人のちょっとした発言の炎上、

あるいは過剰なバッシング、

医療現場や学校現場で過剰で理不尽な要求をする人々の存在、

一般社会におけるクレイマー、

公共の施設(保育園、ゴミの焼却施設、火葬場等)の建設が近隣住民の反対で中止になったり、延期になったり、

と、他者に対する不寛容の実例にはきりがありません。

 

 

 これらの不寛容の根底には、自己中心的な考えに基づく怒りの感情があり、

攻撃的な言動に結びついています。

便利に慣れすぎた社会、

個をあまりに尊重しすぎる風潮や教育、

インターネットの発達、

個人情報の保護に名を借りた匿名性等

多くの原因が考えられると思いますが、

原因は複合的なものと思います。

不寛容な社会は不安定であり、危うさを伴っていて息苦しさがあります。

厄介なのは、不寛容な社会を変える即効性のある処方箋がないことです。

個々が意識して、

ある程度気に入らないことでも受け入れる寛容性を持ち、

「他者の悪い部分ではなく、良い部分にもっと目を向ける」

ということでしか社会は変わらないのかもしれません。

身の周り 不寛容なことだらけ

 最近の日本は「モラル」をめぐってすぐに論争が起きます。

一昔前までは、芸能人の不祥事がここまで叩かれることはありませんでしたが、

今ではタレント生命を左右することもしばしばです。

日常的な言動についても同じことが言えるでしょう。

日本はモラルに対して厳しい社会になったのでしょうか?

 

国民性というのは長い歴史の中で培われるものですから、

一朝一夕に変わるものではありません。

ひとつ考えられるのは、ネットの普及でいろいろな出来事が容易に可視化されるようになり、

批判が集まりやすくなったことでしょう。

しかしながらタレント生命を脅かす事態になることの説明にはなっていない気がします。

 

日本人におけるモラルというのは、精神的・内面的なものに直結しているのではないように思われます。

「皆がガマンしているのに、誰かその状況を破ることがモラル違反」

という考え方が強いのではないか?

これは、完全に外部的なものであるとみなすことができるでしょう。

(いわゆる前近代的ムラ社会の掟に近いものと思われます)

 

この話はお金に対する価値観にも表われています。

日本では、一般的に露骨なお金儲けは良くないこととされていますが、

日本人が本当に金銭というものに対して嫌悪感を持っているわけではないと思います。

国際的な比較調査の中には、

むしろ日本人の方が諸外国の人よりも、

お金を持っている方が幸せなれると考える傾向が強い、という結果もあるくらいですから、

実は、お金が大好きなのです。

お金が大好きであるが故に、

「皆がガマンしているのに、誰かが出し抜いてお金儲けをするのは許せない」

という感情が生まれ、

これが先鋭化されて、お金儲けをタブー視する風潮が出来上がったものと思われます。


国民性というのはそう簡単に変わるものではないと説明しましたが、

昔に比べて、ガマンをしないことに対する批判が強くなっているのだとすると、

それは国民性が変わったのでなく、

一つの理由として、日本の経済的な環境が悪化した可能性について考えるべきなのではないか?

つまり、ガマンを強いられる人の割合が高くなったことで、寛容性が薄れてきたのではないか?

皆に余裕がなく殺気立っている状態ですから、当然、トラブルも起きやすくなります。


国税庁の調査によると、

給与所得者の平均年収は過去20年で12%も下がっており、

一方で厚生年金における保険料負担は逆に約14%から17%に増加しました。

この間、消費税もアップしていますから、労働者が自由に使えるお金は激減しています。

経済的な余裕がなくなっていることも、心理面に大きく影響していることでしょう。

 

また、働き方改革などを通じて、もっと自由な職場環境を構築できれば、

多くの人の行動を分散させることができます。

行動が分散されれば、皆が一斉に動く必要がなくなりますから、

抜本的な改善にはならなくても、他人との摩擦をある程度、軽減できるでしょう。

 

他人を批判ばかりしていては、精神衛生上良くないことは明らかです。

できるところから改善していくことが重要なのではないでしょうか?