カテゴリ:工作・修理
キワ切り丸ノコ?!
際切り丸ノコは、リフォーム用丸ノコ、内装用丸ノコ等とも呼ばれています。
どういう場面で使われるのか?
床リフォーム等の時、下のようにフローリング材を切りたい場面その他で活躍します。
これが出来なければ、壁の下部を削ったり壊したりしなくちゃいけなくなるんですね!
さて、今すぐにこのような作業をする訳ではないんですが、
メルカリのサイトを見ていたら、日立(ハイコーキ)のリフォーム用中古丸ノコが格安で出品されているのを発見!
「今買わないと無くなっちゃう!」
ということで注文してしまったのでした・・・
洋間の床、縁側の床をリフォームする予定があるんですが、これを使う時はレポートしたいと思います!
根太貼りフローリング(6) やっぱりミスしてた・・・
フローリング材の支えとなる根太を「303ミリ間隔、又は227ミリ間隔で配置せよ」というのは、
材料が1尺(303ミリ)の倍数で作られていることが理由の1つです。
227ミリというのは、3尺(909ミリ)の 1/4 になります。
フローリング材等も、長さ6尺(1818ミリ)で作られています。
ですから、根太を配置する間隔を303ミリ(根太中心から隣の根太中心まで)にすると、
この6間隔でフローリング材を支えた時、フローリング材の両端が根太の中心にくることになりますね!
ところが・・・
フローリング材の片側が床の端の場合は?
フローリング材は、床の端の根太を完全に覆わなくてはなりませんから、
この床の端に設置した根太から次の根太までの間隔だけは、
床の端から次の根太の中心までを303ミリにしないといけない訳です!
分かりにくくてすみません。
この下の写真の、右端から次の根太の中心までだけは303ミリにしなければいけなかったんですね。
この施工では、ここの所だけあと18ミリ断熱材の幅が狭くなってなければいけなかったのです。
で、このミスした状態のままフローリング材を仮置きしてみると・・・
フローリング材の右端が根太の上にしっかりと乗っておらず、外れかかっているでしょう?
このミスが無ければ、フローリング材の右端はあと18ミリ右つまり根太の中心に来ていました。
さあ、この失敗をどうカバーすればいいでしょうか・・・?
祠の瓦補修
栗の木の枝を伐採するのに四苦八苦していました。
そして、この作業中に、落とした枝で近くの祠の瓦を壊してしまいました・・・!
枝と言っても、小ぶりの幹ほどの太さはあるんです。
割れた瓦は交換するのが最良なんでしょうが、入手は難しいでしょう。
とにかく、祠内部への雨水の侵入を食い止めなければいけません。
祠内部が濡れたり湿ったりすれば、木部が腐食し朽ちていってしまうでしょう。
割れた瓦が飛び散らなかったのは不幸中の幸いでした。
この瓦の下の空間が割と広く、この割れた瓦には支えが必要だと考えました。
そこで、この空間を南蛮漆喰で充填して支えにすることにしました。
南蛮漆喰は、瓦屋根の固定や補修に使われる防水性もある材料です。
以前別の作業で使った「水シャット」という製品を使いました。
写真がこれだけしかなく、分かりずらいと思います。
かなりの量(3~4kgくらい?)を充填し、コテで整形しました。
これで瓦の固定をさせようとしたんですが、もちろん、防水の役目は充分ではありません。
瓦のヒビの目止めをしっかりとやらなければなりません。
祠の瓦ですから、見た目も重視しなければいけないと思うんですが、
防水が何より大事ということで、シリコンシーラントをたっぷりと使うことにしました。
このはみ出たシーラントは、シーラントが固化してからある程度削り取ろうと思います。
また、瓦固定に使われていた銅線が見えますが、これも次の日にやることにしました。
祠の神様へのお詫びですが、もちろんお参りして報告はしてあります・・・
高枝落としは予想以上に大変で危険
大きくなり過ぎた栗の木の枝を伐採しようとしています。
以前は、高枝用手引きノコギリを使いましたが、
作業は全く充分には終わっていなかったのです。
今日作業してみて、やっぱりこれは手ごわいとあらためて実感しました。
枝の先端から少しづつ落としていけば、安全に作業が進むと思います。
でも、枝の先端は遠く、手も道具も届きません。
今日、高枝用電動チェーンソーを使ってみました。
この道具で、かなり太い枝や幹も切ることは出来るんです!
出来るだけ先端の方から何本か切ってみました。
落とした1本は自分を直撃し、別の1本は祠の瓦を壊してしまいました。
かなりの枝を落としましたが、今日はここで作業を中断しました。
まずは、祠の瓦を補修しなければなりません。
地デジアンテナ設置し直し(2)
地デジのアンテナを設置し直して、同時に出来るメンテナンスをやってしまいます。
今までのテレビのアンテナですが、
VHFやUHFのアンテナを1本のマストに固定し、出来るだけ高い位置に設置してあったと思います。
その時、マストは「馬」と呼ばれるこのような金属製の台に固定されていました。
そして、この馬に固定した長いポールは、3~4本のステー(針金)を張って屋根の上に固定するのが普通です。
最近は、地上波アナログ放送廃止でVHFアンテナは使われなくなり、地デジ用のUHFアンテナだけになりました。
そして、アンテナ本体の高さを稼ぐ必要は以前ほど無くなったようです。
ということで、地デジ用UHFアンテナを屋根の破風板に専用金具を使って取り付けることにしました。
馬もステーも不要になります。
現地の破風板は、アルミ板で補修されていたので、マーキングし、ポンチを打って下穴を開けておきます。
5ミリ径のステンレス皿ネジを使って、しっかりとネジ止めしました。
最初、電動ドライバを使ったんですが、ネジをなめてしまい失敗しました。
手回しでやり直し、特に最後の締め付けをしっかりと行いました。
また、同時にシリコンシーラントを下穴付近に注入してからネジ止めをしてあります。
ガッチリと固定出来たようです!
アンテナ線は、今まで存在していた「やってはいけない接続部分」を取り除き、
ダイレクトにアンテナ端子に接続しました。
アンテナを向ける方向ですが、ネットの地域情報を調べて東京スカイツリーに向けました。
方角の決定には、スマホのアプリ「アレドコ」を使いました。
最後にアンテナ線を、対候性結束バンドで固定処理しました。
アンテナがこの位置にあれば、今後のメンテナンスも容易になります!
また、テレビへの入力信号レベルは、全てのチャンネルで「高」となっていました!
アンテナ線の交換はしなかったんですが、これで当分の間はOKだと思います。
大量の落ち葉のかき集めはちょっとない重労働!
栗の落ち葉のかき集めに2日間費やしましたが・・・
集めるところまではやっと終わりました!
この写真に写っているのは焼却前の残りですが、
今までの落ち葉全量はこれの3倍くらい?
でも・・・
焼却処理にストップがかかってしまいました。
イガと落ち葉と枯草の焼却
昨年、ドラム缶をちょっと加工して、古家の庭の大量の栗のイガや落ち葉を燃やしました。
この焼却炉を改良できないか考えていました。
煙突を付けて、横にゴミ投入口を付けてはどうか?
今日、その工作をやろうか考えていたんですが、
昨年のやり方でも工夫すれば、煙や火の粉が出にくくなるのでは?
そう考えて、とにかく燃やしてみることにしました。
今日はこの時期にしては風がほとんど無く、燃やすのには好都合です!
やはり灰はちょっと舞いますが、今日は火の粉も散らず調子良く燃えてくれました!
大量の栗のイガと落ち葉、それに雑草を積んでおいて出来たこれも大量の枯草です。
これらが驚くほど少量になります。
出来た灰は畑のいい肥料になるでしょう。
明日、残り3割ほどを燃やしてしまおうと思います!
地デジアンテナを設置し直してアンテナ線も新調したい(1)
地デジで使われている電波の周波数帯は、500MHz~800MHzあたりです。
これを受信するアンテナですが、
周りに障害物が無ければ、それほど高い位置に設置しなくてもいいんじゃないかと思っています。
アナログ波の受信だったら、出来るだけ高いところにアンテナを上げたかったのですが。
屋根馬とステーを使った固定はやめて、壁面設置の金具を使ってシンプルに設置しようと考えています。
これの方がメンテナンスもしやすく、屋根上の邪魔にもならずスッキリするからです。
そして、その際にアンテナ線も新しく引き直したいんです。
現在、この「やってはいけない接続」のままになっているので・・・!
棟瓦とその下が・・・(1)
軒天の修理で屋根に上がったんですが、
そのついでに、分かる範囲で家の見えるところを点検してみました。
そう言えば、雨漏り修理の時に「ぐし」を直したとか聞いたことを思い出しました。
「ぐし」とは棟のことで、屋根のてっぺんの部分です。
この棟付近の防水に、最近は南蛮漆喰を使うらしいことも教わりました。
棟とその周りを観察してみましょう。
古家の台所付近の屋根の棟です。
本来、この棟瓦は、鉄線等を張って固定するようなんですが・・・
この状態だと、棟は簡単に外れるのでは・・・?
やっぱりそうでした!
でも、この状態は・・・
棟瓦の下の土も無くなっていますし、棟瓦は置いてあるだけですから不安定です!
この棟瓦がずれてしまえば、即雨漏りですね!
ここを何とかしたいと思っています!
屋根に上がって補修するので、北風が強くなる前に何とかしたいですね。
軒天の補修(3)
軒天に貼ろうとしていたケイカル板は、ホームセンター資材館にありました。
定尺(910ミリ × 1820ミリ)の5ミリ厚のものが800円くらい。
普通の乗用車だと載せられないので、そんな時はトラックを借りるといいですよ。
軽トラでも載せられますし、ホームセンターで無料で貸し出してくれるはずです。
さて、この板から現場のサイズ 555ミリ × 905ミリを切り出します。
薄いケイカル板なら、石膏ボードと同様にカッターで切れ込みを入れて、切れ込みに沿って折ればいいようです。
もう一辺は、5ミリ分カッターラインに沿って、ペンチで挟んで少しずつ折っていきました。
切断面は、石膏ボードを削った時に使ったやすりで仕上げましたが、
サイズを現場に合わせるために、現場で何回もこのやすりで板を削りました。
さて、ケイカル板をネジ止めするための桟木も必要です。
20ミリ角のホワイトウッドでケイカル板の受けを張ったんですが、あとで後悔しました。
これだと、ケイカル板の端をネジ止めすることになり、強度的に良くありません。
結局、シリコンシーラントをここに塗り、ネジ止めも併せてケイカル板を固定しました。
ネジ止めは、念のためフレア付きのステンレスビスを使いました。
何とか貼り終えました!
あとは、対候性を高めるために塗装が必要です。
さて、軒天の他の古い部分はどうするか?
同じようにケイカル板で貼り直してしまおうか?
それとも、このまま一緒に塗装して終わりにするか?
軒天の補修(2)
現地古家の軒天ですが、こうなっていました。
この壊れ方は、嫌な感じです。
瓦屋根からの漏水による部材の劣化?
または、屋根裏に出入りしていた野生動物が食い破って出来た穴?
今現在、何かが出入りしているかどうかまでは分かりませんでしたが、
この破れ方からして、動物の出入りはあったんでしょう!
とにかく、ここを急いで補修する必要があります。
ネットで色々と調べてから、実際自分で作業出来るのかも考えました。
ここは、幸い別棟のトタン屋根が真下にあるので、
不安定ながら何とかこのトタン屋根を足場に出来そうです!
では、まずは、この軒天の建築当時の材料だった薄ベニア板を取り除きます。
少し浸みのようなものが見えますが、屋根の軒先からの浸水ではなさそうでした。
傷んでいた軒天を外して、屋根裏の内部を見てみましたが、
鳥の巣や羽根、ネズミの糞、虫などは発見されず、とりあえずこの件は一安心。
では、軒天に新しい部材を貼る作業に入ります。
ベニア板ではなく、ケイカル(ケイ酸カルシウム)板を貼ることにしました。
ここを出来るだけ早くふさぎたいのですが、
まずは、ホームセンターでケイカル板を買ってこないと!
軒天の補修(1)
家の下から屋根の張り出したところを見上げてみると、
こうなっちゃっているのを良く見かけませんか?
さて、家のこの部分は何と呼ばれているのか。
「けらば」だったかなぁ?
調べてみました。
あれ?
違うかも
軒天ですね!
軒裏などとも呼ばれているようです。
ここは、薄いラワン合板で作ってあることが多いようです。
また、ケイカル板を使うこともあるようです。
そして、軒天には日が当たりにくいので、明るい白で塗装されていることが多いです。
ケイカル板は、湿気に強く耐火性にも優れていて腐食もしにくい素材です。
白のケイカル板はホームセンターで安価に購入できることもあり、これを使ってみることにしました。
あと重要なのは、軒天を修理するための安全な足場を作った上で作業することですね。
根太貼りフローリング(5) 根太上面に薄ベニア固定
薄ベニア板を根太上面に固定するには・・・
タッカーはどうでしょうか?
それも、手動タッカーでもいいのでは?
明日トライしてみます!
根太貼りフローリング(4) 素人の技術では応用が効かない・・・
断熱材と根太の高さの差を無くすには、
断熱材を削って高さを下げるか、根太に何か挟んで高さを上げるかです。
水平を出すために、根太の高さを箇所箇所で任意の高さに調整することがあります。
こんな時は、根太の何か所かの下に薄い木材を入れてかさ上げします。
よし、この手で行こう!
通常、根太の下は大引きで、大引きの幅は110ミリほどです。
ということで、450ミリおきに110ミリ幅の板で根太をかさ上げしようと考え、
5.5ミリ厚ラワン合板を、丸ノコで45 × 110のサイズに切り出しました。
ところが・・・
両サイドを断熱材でキツキツに押されている根太は簡単に外れません。
しかも、固定していた90ミリのコーススレッドも、外す時に折れてしまったり!
これじゃダメだと、この手はやむなく中止・・・
5.5ミリ合板を、根太の上に固定することに変更しました。
つまり、断熱材から見て根太上面が凹んでいるので、ここを合板で埋めることになる訳です。
そして、こうするのなら、根太の上面は余さず合板で埋めなければなりません。
やっとここまで来たんですが、いいやり方とは言えませんよね・・・
この合板は、根太に接着すべきだと思うんですが、
接着してしまうと、根太を固定しているコーススレッドが隠れてしまい、
やり直したり、解体したりする時に大変です!
合板を接着しないまま、この上からフローリング材を固定しても大丈夫なのか・・・?
床鳴りの原因とかになるのではないか・・・?
洗濯機の故障
自宅の洗濯機が不調になりました!
「あれー? これ買って何年経つっけ?」
「もう10年くらい使ってるんじゃないの?」
いや! 10年なんて経ってないよ~
この洗濯機は自分で買ってきて設置したので、記録が残っているはず。
調べたら、何と3年しか経ってない!
何といういい加減な記憶!
買い替えの時は、大蔵省のOKが出ないと絶対にダメでしょう?
ですから、こんな時のように大蔵省がぼんやりしてる時は、
「10年も経ってるから買い替えなくちゃダメだよ!」
って言えば、即、買い替え、支払いOKですよね!
おまけに洗濯が滞るなんて、女性には1日たりとも許せないでしょうから。(笑)
しかし、10年経っていようが、まずは修理を試みます!
出ているエラーコードですが、調べても出てこないんです・・・
こんな表示なんです。
[ ]
これ、エラーコードじゃないのかも。
この表示と共に、かなり大きな「カチッ!カチッ!・・・」という連続音もしています。
不調が分かった今朝6時ごろから、ずっとこのことを考え続けているんですが、
ちょっとヒントらしいことが頭に浮かんできました。
今日帰宅したら色々と試してみようと思っています!
根太貼りフローリング(3)
今回使用する断熱材ですが、
スタイロフォームではなく、通常の発泡スチロールを使ってみることにしました。
発泡スチロールは、耐火性能が劣りますが断熱性能はほぼ同じです。
また、すき間に押し込める時にかなり縮んでくれるので、断熱欠損に対して有利です。
そして、価格が安い!
50ミリ厚発泡スチロールを貸し出し軽トラで運び、現地でカッターを使って切断しました。
刃は一気に下まで潜らせた方が切断面が歪みにくいと感じましたが、中々キレイには切れませんでした。
広いスペースで立って作業した方がいいと思います。
断熱材を入れる作業は何とか終わりました!
根太の高さ45ミリに対して断熱材の高さを50ミリにしてあるんですが、
この5ミリの差は、床材で押し付ければ縮むだろうと思っていました。
こうすれば、床材としっかり密着させられるだろうという考えでこうしてみたんです。
しかし、押さえつけてみた感じでは、5ミリの差を押し縮めるのは無理そうでした・・・
差を1ミリにすれば上手くいくか、または差を無くすか、さらに実験して決めようと思います。
この根太と断熱材の高さの差を小さくするには、根太の上面に薄べニア板を貼り付ける予定です。
根太貼りフローリング(2)
床を板張りする時、最も一般的には、
大引きに直交して張った根太の上に、まず12ミリ厚以上の合板を貼ります。
そして、その合板の上に床材を貼っていくんです。
この方法は、捨て貼りと呼ばれています。
また、合板を貼らずに、根太に床材を直接貼っていく方法があります。
この方法は、根太貼りと呼ばれていますが、床材は根太貼り用のものでないとダメです。
今回は、春休みに譲っていただいた床材の中に、根太貼り用を見つけました!
さて、昨日の作業の続きです。
今日は、畳の間用に張られていた荒板の上に、フローリング用の根太を張っていきます。
正確に根太の中心から次の根太の中心までが303ミリになるように、
また、根太を正確に平行に配置して固定するために、基準となる線引きが必要です。
これが割と大変な作業なんです。
今回、入手したばかりのレーザー墨出し器のおかげで、しっかり作業出来ました!
でも、写真撮ってないんです!
残念!
余裕ない時は写真撮れないんですね・・・
次回紹介します!
全ての根太を荒板に固定するところまで仕上がりました!
安全に通れるよう、合板を仮置きしてあります。
根太上面は荒板から45ミリの高さで、荒板の下の根太に対して垂直になるよう配置してあります。
次の作業は、この根太の間に断熱材を入れていきます。
根太貼りフローリング(1)
古家の北側の1室ですが、やはりここも荒板がむき出しになったままになっています。
で、やっと決心がつきました。
板貼りフローリングをやってみることにしました!
一番やりたかったのは、
杉荒板を乾燥させて、やすりがけをして、断熱材を入れた根太貼りフローリングにすることです。
でも、これはまだ難易度が高く、どんなことが起こるか想像が出来ません。
ということで、最初はオーソドックスな方法でやってみることにします。
まずは、敷居の水平が出ているか確認してみます。
やはり傾いていました・・・
でも、この程度なら修正しなくても大丈夫そうですし、
また、この荒板の上に張る根太を必要なところでかさ上げしてやれば、水平な床は作れると思います。
ですが、今回は安直に、敷居の高さに合わせた床にしちゃいます。
居室ではないので。
今日は外周の根太張りまで出来ました。
床の断熱補修(4)
この古家は作りが古く、敷居の水平面からの高さが4隅で異なっていました。
ということは、水平面を基準にすると、仕上がりの見栄えが悪くなってしまいます。
かなり悩んだんですが、この部屋の床は敷居の高さを基準にすることにしました。
それでも、荒板から敷居までの高さは最大で5ミリの差があるんです。
畳の間ということもあり、5ミリの差は目をつぶることにしてしまいました。
結局、荒板の面を基準にしたことになります。
荒板から敷居まで55ミリほどなので、
12ミリ畳マットと4ミリ合板の分を引いて、40ミリ厚のスタイロフォームを入れることにしました。
1畳分置いてみましたが、こんな感じです。
この荒板面はかなり凸凹していたので、2ミリ厚の養生用発泡ポリエチレンシートを全面に敷きました。
さらに床の4辺に30×40角材をシートを挟むように置き、コーススレッドで固定しました。
このシートの幅は1000ミリで、列どうしは貼り合わせていません。
貼ってすき間を塞いでおいた方がいいかもしれません。
このあと、910×1820のスタイロフォーム8枚を敷きますが、
うち5枚は長さと幅を切り詰める必要があります。
カッターで切り詰めましたが、きれいに垂直に切るにはまだ慣れが必要ですね。
大きさを合わせたら、8枚敷き詰めます。
このままスタイロフォームの上を歩くと凹んでしまうので、上に乗るためのべニア板を敷いて作業します。
この面に455ミリ間隔で柱を入れるための線を引きます。
この線を引くのがなかなか上手くいきませんでした。
墨も試してみましたが、蛍光チョーク粉を使ったラインを使って何とか線が引けました。
このツールは、墨つぼと呼ばれていたものです。
墨が付いて張られた糸を、つまみ上げて面に当てるんですね。
これで墨の直線が引けるんですが、最近は墨の代わりに蛍光チョーク粉を使ったタイプがあるんです。
この縦横の線の交点を中心にして、角材の柱を入れるための穴を開けます。
この穴開けはカッターで作業したんですが、すごく大変でした!
もしかすると、マルチツールがいいかもしれません。
この角材柱は30×40の角材を30ミリ長、60ミリ長に切って作りました。
丸ノコ盤のおかげで、沢山の量がスピーディーに作成出来ました。
また、角材にネジ穴を開けておいたんですが、
これは簡単な治具を作ってボール盤にセットしたものが役に立ちました。
この柱を、穴を開けたスタイロフォーム全面に埋め込み、さらにコーススレッドで荒板に固定しました。
ここに4ミリ合板を敷いてみます。
どの角材の柱も、30ミリ平方の面で合板を支えています。
柱は全面455ミリ間隔で、部屋の4辺は根太上面全部で合板を支えています。
今回のこの自己流の方法は、この1畳分の上の写真で良く分かると思います。
これで、スタイロフォームが潰れずに保ってくれるかどうか?
今のところ、まだはっきりと自信は持てないんですが、
仮仕上げで使ってみたところ、いい感じなんです。
後日、時間を置いてレポートしてみます。
また、細部の仕上げについてもレポートしたいと思います。
床の断熱補修(3)
スタイロフォームのような断熱材を置いたら、
その上には12ミリ以上の合板をフローリングの下地板として敷くのが普通です。
その時、合板の支えとなる根太は、303ミリ間隔か、455ミリ間隔で張ることになっています。
こんな感じですね。
スタイロフォームの下に空間があるような場合
床面から根太ごと浮いているような場合は、ほぼ根太だけで下地板を支える訳ですから、特にこうなるんですね。
スタイロフォームには荷重を一切かけないように考える訳です。
では、根太と根太の間隔がかなり広く、下地板はたわまないようなもの使うような方法はないんでしょうか?
現在は、根太レス工法といった施工法があり、
1メートル間隔ほどの大引き(100ミリ角)の間にスタイロフォームだけを入れ、
30ミリ厚といった丈夫な下地板を貼る工法があるようです。
もう一つ自分が気になっていたのは、手や足で触れた時の合板の冷たさなんです。
通常の合板材仕上げのフローリング上を歩いてみると、特に冬場では決まって冷たいでしょう?
ところが、良く乾燥させた無垢板のフローリングだと、あれ?と思うほど冷たくないんです。
合板は、熱伝導率が高いような気がしています。(熱容量も大きめなのかもしれない)
また、スタイロフォーム自身も、ある程度ですが耐荷重が期待できるのかな、と感じていました。
DIYレベルの例だと思いますが、根太を張らずにマットや置き板をスタイロフォームの上に置いて使っている例を見かけました。
そこで、一度は試してみようということで、
スタイロフォームの上に4ミリ厚のラワン合板(べニア)を置き、
この板を45センチほどの間隔で支えてみることにしました。
支えるのは、根太ではなく、455ミリ間隔に置いた30ミリ角の柱です。
出来るだけ、スタイロフォームを切らずに、面積も稼ごうという訳です。
この4ミリ合板の上は12ミリ厚の畳マット(ユニット畳)を置きます。
ただし、この部屋にはテーブルは置くけど、他の家具とか重いものは置かない条件です。
一番圧力が高くなるのは、人が座っている時の椅子の脚先になると思いますが、
これでスタイロフォームが潰れる等のダメージを受けないかどうかです。
ちょっと説明不足でしたが、この和室は元は畳の間で、
12ミリの荒板が張りつめてあり、その上に50ミリ厚ほどの畳が並べてあったようです。
自分が手を入れる時、畳はすでに撤去されていて、12ミリの荒板だけがむき出しになっていたのです。
2日間の作業で、主な工程は未熟ながら完了したので、
スタイロフォーム同士の接着、すき間のシーリング、4ミリ合板の固定等の仕上げ作業等は後回しにして、
とにかく、この上で1日生活してみました。
違和感なくとてもいい感じです。
床鳴りもありません。
足元はもちろん、部屋の中も温かく感じます。
ただ、もう少し長い期間での観察が必要ですね。
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