日ごろのこと、何でも!

ミャンマークーデター 国軍が情報規制

2021年2月7日 16時55分

 ヤンゴンでは6日、市民らが「クーデターは失敗し、民主主義が勝利する」などと声をあげながら大通りを行進し、拘束された人たちの解放を求めました。

ロイター通信などによりますと、クーデター以降最大規模となる数千人が参加し、市民と警察がにらみあう場面もありました。

抗議活動がSNSを通じて広がるなか、封じ込めを狙う軍側は、通信各社に対しインターネット通信を遮断するよう命じました。

全土で各種SNSが接続できなくなり、情報収集や発信が困難になっています。

こうした中、国連のミャンマー担当のブルゲナー特使は、5日朝までに軍のソー・ウィン副司令官とオンラインで会談し、

クーデターを強く非難したうえで、アウン・サン・スー・チー氏らの即時解放を求めました。

クーデター以降、国連の特使が軍の幹部と接触したのは初めてです。

ミャンマーでのクーデターのこと

2021年2月7日 13時10分

 自分は政治的なことに全く疎いのですが、自分でも言えることがあります。

発言や話し合いを認めず、暴力で抑え込もうとするやり方は絶対に間違っているということです。

これは、歴史もすでに証明している、全世界の人たちにとって明白な理念だと思います。

ところが、この事件に対する扱いは、少なくとも日本のネット上では最上位にないように感じました。

職場で見た何社もの新聞の1面での扱いに比べると対照的でした。

どの新聞の1面にもこの事件は大きく掲載されていたんです。

 しかしネット上で検索するなどすれば、多くの真っ当な意見が見つかります。

 

 ミャンマー国軍によるクーデターについて、アントニオ・グテーレス国連事務総長は3日、国際社会が協力して確実に失敗に終わらせるよう呼びかけた。

ミャンマーの国家権力を掌握したと宣言した国軍は、アウンサンスーチー国家顧問率いる与党・国民民主連盟(NLD)が得票率80%以上で大勝した昨年11月の総選挙で、不正行為があったと主張している。

グテーレス事務総長は、総選挙の結果を覆す行為は「容認できない」とし、

クーデターを指導した人物に、これが国を治める方法ではないことを理解させなければならないと述べた。

国連安全保障理事会はクーデターに対する声明について各国と調整していたが、常任理事国の中国がクーデターを非難するような文言をはねつけ、まとまらなかった。

 

 色々な思惑が絡んでいるでしょうし、日本としての立場もあるようです。

しかし、どのような理由があるとしても、暴力で事を動かしていくやり方は間違っているし、このような事態に対して黙っていてはいけないということだと思います。

土日の天気 さくら咲く頃の陽気に!

2021年2月5日 20時00分

 明日土曜日は、晴れる所が多そうです。

日差しが戻り、暖かな空気で昼前から気温がぐっと上がり、3月下旬並みのさくらが咲くころの陽気になる所もあるとのこと!!

昼間は上着がいらないくらいの暖かさとなりそうです!

 日曜日にかけても気温は高い状態が続き、東京では4月上旬並みの暖かさとなる予想!

(本格的に花粉が飛び始める可能性もあるので、その点には注意して)

 日曜日の午後からは次第に冬型の気圧配置となり、晴れる太平洋側も夕方以降は冷たい北風に変わるそうです。  

週明けからは、この時季らしい寒さが戻るそうなので、寒暖差に気をつけましょう!

立春の次の日に「春一番」!

2021年2月4日 21時50分

 気象庁は、今日4日、関東地方で春一番が吹いたと発表しました。

昨年より2週間以上早かったんですね。

まだまだ寒い日はあると思いますが、早く春が来て欲しいと切望しています!

春の強風は、理不尽なことも吹き飛ばしてくれるような気がする!

そして新型コロナも収まっていきますように・・・

どうか、解放された春が来ますように!!

 

立春ですね!

2021年2月3日 19時25分

 まだ冷たい校舎内では実感しにくかったんですが、昨日、今日と外はかなり暖かい時間があったようです。

そうですよね。

もう立春になったんですから!

そしてメジロにも逢えるかも。

皆さんの所には来ましたか?

今年の啓蟄(冬籠りの虫が這い出るころ)は3月5日で、あとひと月です!

恵方巻と節分イワシ

2021年2月2日 22時15分

 今年の節分はいつもより1日早い今日2月2日です!

もうひと月近くも巣ごもり状況なんだから何か買っていこうと思い、どうしようか考えていました。

豆は買ってあるだろうから、洋菓子店のケーキ? でも太るよなぁ(笑)

やっぱり恵方巻かな? と、帰り道の角上魚類に寄ってみるとお客さんいっぱい!

そして残り数本だった恵方巻を2本ゲット!

こういう競争の時は間違いなく負ける(あきらめる?)自分なんですが、今日は無事買えました!(笑)

1回で食べるには大きいし味も期待してなかったのに、切ってみると美味しそう!

あ、丸かぶりはもっと自由な気分の時にしまーす。

そして、これが美味しかったんですよ! 来年は候補にしてみて下さい。

 次は豆ですが、今年は豆まきせず皿に並べて歳の数プラス1を食べました。

きっと厄除けになったでしょう!

 あともう一つあるんです。

「節分イワシ」と名付けて売られていたのがこれです。

商売上手だなぁと思ったけど、「これなら!」と思って買ってきました。

明後日までには調理しようと思っています。

今、宇都宮一番町に来ています

2021年1月30日 16時50分

 今、妻が頚椎の手術を受けた宇都宮脳脊髄センターに来ています。

1月16日が定期検診だったんですが、緊急事態宣言も出ていたので2月に延期してもらっていたんです。

ところが、急に痛みが強く出て病院に電話したところ、今日30日に診察して下さるということになり、自分が車で連れて来たという訳なんです。

いつもなら病院の待合室で待機するんですが、今回はこんな状況ですので、車の中で待つことにしました。

今駐車場で車の中にいるんですが、見回すと自分と同じような方がたくさん!

宇都宮ナンバーの他に、多摩、長野、つくば、大宮、川口、所沢・・・

この病院は主治医の金先生が作られた病院で、金先生を頼って遠方からも多くの患者さんが来院するんです。

脳神経だけでなく、頚椎や腰椎治療のエキスパートでもある、腕のいいそして信頼できる先生なんです!

今日も患者さんは多そうで、何時に帰れるか分かりません。

トランプ氏SNSのアカウント停止のこと

2021年1月28日 22時20分

 トランプ氏の、ツイッター、フェイスブック等のSNSアカウントが凍結等利用停止されていますが、理由は次のようなものでした。

・就任式での暴力を誘発する可能性がある。

・「愛国者たち」との表現が暴徒への支持と解釈されかねない。

・将来的な武装デモの計画がすでにツイッター内外で拡散し始めている。

自分は、個人的ですが「当然のことでしょう」と感じ、喜ばしいことだと思っていました。

 トランプ氏は大統領の地位にあり、ツイッターのアカウントも大統領として発信してきた面があります。

ツイッター社の措置も、一般の個人の表現の自由に対する制約というよりは、国家権力に対するチェックが働いたといえる側面もあるのではないかと思います。

また、アメリカは表現の自由を非常に大切にしてきた国で、日本では眉をひそめるような過激な表現が自由に飛び交っている訳です。

先日のニュースでこんなことを言っていました。

「アメリカという国は国家権力に抑圧されてきた人々がそこから逃げ出して作った国なので、表現の自由を非常に大切にしてそれを手厚く保護している」と。

 しかし、今回のトランプ氏の発信に限らず、影響力の大きなアカウントからの発信は強大な力を及ぼすことを改めて世界中に示しました。

発信する側にも良識や自制が必要だし、発信内容をチェックする機能も必要なのも明白だと思います。

でも、今回のような暴力的な事態が発生しないように、誰がどのように中立で公正な判断をして規制をかけるのか?

非常に難しいですよね?

 元々「完全に中立で真に公正な基準」なんて存在しないのかもしれない。

善と悪の判断は、解釈の違いでどちらにもなり得るし、情報を上手にコントロールして善悪を作り出す事だって実際は行われていることなのではないでしょうか?

一方で、色々な発信を強力に規制してしまう方向性も、やはり正しいとは言えないことも明らかです。

 

 この「表現の自由について」の問題は、考えてみると非常に難しいと思います。

現在の私たちの身の回りには、自由な表現も含めて大量の情報が溢れています。

これらの情報に流されてしまっていることも多々あるのではないでしょうか?

商品のCMなんかもいい例だと思います。

CMは極端に言えば、「商品を買わせるように消費者を誘導するための情報」でしょう。

しかし、それらの情報を活用して選択していくのは、最終的には個人になる訳です。

私たちは、情報が操作されていることも知りながら、賢い選択が出来るように常に心掛けているべきですし、情報過多の現代では特に大切なことだと痛感しています。

 

 さて、自分はどの程度賢い選択が出来ているのでしょうか?・・・

新型コロナ 後遺症

2021年1月27日 21時10分

 今朝のNHKラジオ(全国版)で、新型コロナウィルスに感染して発症した人の後遺症について報告されていました。

この後遺症は長引く場合が多く、その症状も侮れない深刻なものだと改めて怖さを感じました。

意外にも、若い人にも後遺症は多いそうです!

ここでは、新型コロナ後遺症の診察や治療を行っている病院の医師が報告していました。

 https://www.hirahata-clinic.or.jp/ 

今年の節分は2月2日!

2021年1月26日 21時30分

 地球が太陽の周りを1周するのが1年(1太陽年)ですが、これを正確な日数にすると365.2422日になります。

そこで、4年に1度、366日となる「うるう年」を入れて調整している訳ですね。

ところが「うるう年」の設定だけではズレが解消しきれません。

その残ったズレが積もっていった結果、節分の日が2月3日の前後に変わることが起きてくると説明されています。

 節分が2月2日になるのは、1897年(明治30年)以来124年ぶりだそうです!

日本の昔からの伝統ですから、今年は忘れず2月2日に豆まきをしましょう!

恵方巻なんかも、今年はいつもより売れるのかな?

家で楽しく出来るといいですね!

あ! 子供が豆をのどに詰まらせる事故が結構あるんだそうですよ!

小さい子供の面倒を見ながらね。

そして、こんなことも書いてありました。

サーバーメンテ終了しました

2021年1月26日 05時47分

サーバーメンテ作業は正常に終了しました。

「重大なセキュリティバグの修正」が適用された Netcommons3.3.3 に更新しました。

東京都心や埼玉県も今夜から積雪の恐れ

2021年1月23日 19時25分

 24日(日曜)にかけて、関東甲信では広い範囲で雪が降り、東京都心も次第にみぞれや雪が降り出してきそうです。

降雪や路面の凍結による交通への影響に注意・警戒をして下さい!

冬の通勤通学路での危険

2021年1月13日 21時05分

 ある冬のちょうど今頃でしたが、登校中の小学生の列に乗用車が突っ込み、小学生が重軽傷を負った事件を今朝思い出しました。

原因は車のフロントガラスに付いた氷で、自分もこの氷で前が見えなかったり光が乱反射したりして、「怖い!」と感じる事が良くあるんですが、今朝ちょうどその状況になってしまったんです。

この時期特有のことなので、普段は忘れちゃってるんですね。

家を出る時は時間がないことが多く、フロントガラスの付着物を完全に落とし切らずに出発しちゃうんです。

でもざっと落としてはいくんですよ。

この状態で車が南東の方を向いて走る時、強烈な朝の日差しの方向と視界の方向が一致してしまい、付着物が残っている部分の視界がほぼ無くなる(!)という訳なんです。

フロントガラスにちょっとした氷や汚れが付いているだけで、運転者からは恐ろしいほど前が見えなくなるんですね!

下の写真は今朝のこの状況を撮った写真です。

大した汚れではなさそうですが・・・

この状態で運転席から前方を見ようとすると・・・

!!

もちろん、これは非常に危険な状況です!

そこで、フロントガラスの薄い氷や汚れをていねいに拭き取ってみると・・・

これなら認識できますね!

ちょっとびっくりでしょう?

今の時期、このような車がいると思って気を付けていた方がいいと思います。

(この写真は決してヤラセではありません)

 

 もう一つの注意点は交差点等に設置してあるカーブミラーです。

霜や朝露が付いていて全く見えなくなってしまっているミラーを寒い朝良く見かけます。

このような箇所では、お互いが全くの盲目状態になっている訳ですから、念入りに慎重に通過するようにしないと危ないですね!

「麒麟がくる」での信長と覚恕

2021年1月12日 21時45分

 大河ドラマ「麒麟がくる」での明智光秀だけでなく、織田信長も、純粋で感情豊かな志溢れる人間として描かれていると思って観ています。

ここで登場する織田信長と、春風亭小朝さんが演じた覚恕(比叡山延暦寺の貫主)には共通した人物描写があると感じています。

自分には強烈な描写だったので、頭から離れないんです。

今後も信長がどう描かれていくか注目してみて下さい。

「麒麟がくる」のクライマックスでも、作者が現代に訴えるように描くのではないかと予想しています。(外れたらごめんなさい)

その描写とは、「人が成長する段階で、特に親に充分に認められなかったことによる心の傷」ではないでしょうか?

ここでの「認められなかった」と言うのは、「学問が出来なかった」とか「賢くなかった」とか「容姿が劣っていた」ということでしょう。

しかし正確に言い直せば、親に価値観と本人の評価を刷り込まれている、そして本人がそう思い込んでいるんだと自分は感じています。

勉強にしても運動能力にしても容姿にしても、簡単に優劣なんて決められるものでしょうか?

そして、いつも優劣を決めなければいけないのでしょうか?

もちろん、現実は優劣を決めて評価が行われることが多いのですが、身近なところに目を移してみて下さい。

そこでは結果の評価だけでなく、途中経過の努力へのねぎらいがあったり、全く異なった見方で違う評価をしてくれたり。

そのような温かい環境が当たり前にある場所が家庭なのではないでしょうか?

いろいろな個性をまずはとにかく認めた上で、育ててくれるのが家庭であり親であるんだろうと思うんです。

しかし、もし親がこのように子供に接しなかったら?

親が子供に充分な愛情を注いで育てなかったら?

価値観の多様性を教え、個性を大事にして受け入れることを実感させるべき親がそうでなかったら?

その子は心に傷を負ったまま成長し、歪んだ人格を持った人間になってしまう。

その傷は簡単に癒えることはなく、周りの人や社会に対する誤解を抱くようになったり、時には周りへの憎しみや復讐に変わったりすることもある。

信長も覚恕も、親からの理解を望んでいた、親から認めて欲しかったと、叫ぶように訴えていたように自分は感じたのです。

これらのことは、ドラマ「麒麟がくる」での、作者から現代人に対しての強い警告の一つではないかと自分は感じているんです。

皆さんはどう感じ、どう思ったでしょうか?

今夜から明日、南関東でも雪?

2021年1月11日 21時15分

 明日火曜日未明から雪が降りそうだという予報だったので、カミさんの車を雪タイヤに交換作業しました。

緊急事態宣言中だったこともあり、いつもの出張作業は出来ないのでちょうどいい仕事だったのかも。

作業中に気付いたんですが、前回フロント側に装着していたタイヤの中央部がかなり減っているのを発見。

タイヤサイドもかなり減っていて、もう新品に交換するタイミングではあるのですが・・・

確かに、FF車のフロント側のタイヤは減り方が早いんですが、中央部の減りがすごいというのは・・・?

空気入れ過ぎてたのかなぁ? 2.4kPaほどだったと思うんですが。

でも、こんなに減っていたのを見逃していたとは・・・

リア側だったタイヤはこれほどは減っていないんです。

フロントとリアを入れ替えて、減っていない方をフロントに配置しておきました。

この冬この車で雪国に出かけたりすることはないので、今年はこれでしのごうと思います。

自分の車はすでに雪タイヤに交換してありますが、しばらくは遠出とかしちゃいけませんからね!

地球温暖化について、再認識したい

2021年1月10日 22時30分

対応の遅れは取り戻せるのか?

 気候変動は新たに発見された現象では決してない。

温室効果ガスの排出が地球温暖化を引き起こすことが明らかになってから、私たちが幾度となく行動を起こす機会を逃してきたことをこう指摘する意見がある。

「時間が経つほどに、集団的対応の不十分さが露呈しています。

科学に基づいた情報が30年にわたって絶えず発信されてきたにもかかわらず、今なお最善策が見つけられていません。

『いつになったら政治家たちは、状況を真に理解するのか』と、人々が苛立つのも無理ありません」

 しかし、進展がまったくなかったわけではない。

2018年のIPCC報告書は、気候変動の「長期的あるいは不可逆的な」影響について説明しており、産業革命前からの気温上昇を1.5°Cにとどめるには、2030年までに二酸化炭素排出量を、2010年比で45%削減する必要がある、と専門家らは警告している。

このメッセージがようやく受け入れられはじめたのは、前進と言って差し支えないだろう。

熱波や異常な豪雨、そして洪水などの影響が目に見えて出はじめたことで、誰もが迅速なアクションこそが急務であることに気づいたのだ。

 

政治は科学に耳を貸すべきだ

 気温上昇を1.5°Cに抑えるには、世界のリーダーたちによる歩み寄りが必要だ。

2015年になって初めて、気候変動抑制に関する主要な国際的枠組みである「パリ協定」が誕生した。

同協定は195カ国により署名され、産業革命前に比べた気温上昇を2°Cより「十分に低く」抑えるという長期目標を掲げている。

しかし、パリ協定が採択されたにもかかわらず、目標達成のために正しい軌道に乗った国はほとんどない。

事実、2009年に合意の成立を目指したが失敗に終わったコペンハーゲンでのCOP15のように、具体的な行動に移すための障壁はあまりに高いのだ。

さらに、仮に各国が目標を達成できたとしても、2100年までに気温は3.2°C上昇することが2017年の国連の報告書によって明らかになっている。

また、世界第2位の二酸化炭素排出国であるアメリカのトランプ大統領がパリ協定の離脱を表明し、世界に衝撃が走った。

続けて、マドリードで開催されたCOP25でも、温暖化対策の強化をめぐって各国の代表が合意に至ることはなかった。

なぜ、政治家による行動に繋がらないのろうか。

ライヒは次のように答える。

「科学者が政治家に訴えることはできても、選挙区民からの圧力でもない限り、政治家が実際に行動することはほとんどありません。

私たち市民が代議員に要請し、活動を通じて政治力を行使しなければ、変化をもたらすことはできないのです」

 

グレタ・トゥーンベリ効果

 2018年8月、当時まだ15歳だったトゥーンベリが気候危機への対策を求め、たった一人でストライキを始めたのは、各国政府が科学者の警告に基づいて行動していないと気づいたからだ。

彼女が始めた温暖化対策を訴える学校ストライキ「未来のための金曜日」は、ソーシャルメディアやインターネットを通じて多くの人の共感を呼び、瞬く間に世界中に広がった。

このストライキやデモに参加した若者たちは100カ国以上、160万人にものぼる。

トゥーンベリはまた、世界各国の政治家が集まる2018年と2019年の国連会議で演説も行った。

しかも驚くことに、サミット参加の際には、環境負荷の大きい航空機の利用を避け、大西洋をヨットで横断したのだ。

さらに、世界各地に関連団体が存在すると言われる「エクスティクション・リベリオン」のような他団体ともタッグを組み、世界的な影響をもたらしている。

「エクスティクション・リベリオン」のあるメンバーは、トゥーンベリについて次のように話す。

「深刻な環境問題に何か光明があるとすれば、グレタを含む世界中の若い活動家たちが、非常に強く団結したことです」

 
手遅れになる前に

 気候危機が軽視され、対策が遅れ続けてきたからこそ、今すぐ行動を起こすことがこれまで以上に重要だ。

アーノルドは、こう語気を強める。

「二酸化炭素排出量を目標値まで減らすためには、2020年に排出量が減少に転じなければ、手遅れになってしまいます。今が最後のチャンスなのです」

それを実現するには、政治家がより野心的にリーダーシップを発揮し、排出量の多い産業に対して具体的なアクションを求める法律を施行する必要がある。

 「政府は、さまざまな産業が化石燃料から脱却する支援ができるはずです。

ガソリン自動車から電気自動車に移行するなら、今すぐ、実際に市場の整備に取り掛からなければなりません」

気候危機は、いくつもの不可逆的な影響も与えるだろう。

だからこそ、私たちは過去を教訓として、同じ失敗を犯すわけにはいかない。

地球の未来を守るためには、現実から目を背くことなく、迅速に正しい行動を起こす以外に道はないのだから。

大きな民主国家でこんなことが起こるんだろうか?

2021年1月9日 20時55分

 アメリカで信じられないことが起こった・・・!!

当事者達が調子に乗ってここまでやりたい放題、というのも信じられないし恐ろしくもある。

でも、今までの経緯からするとこのような事態に至るのは想像できなくもない。

もちろんトランプ氏が扇動しなければ、ここまでにはならなかったのではないか?

そしてトランプ氏は、様々なことを自分のためだけにやっているように感じる。

しかし、トランプ氏をリーダーに選んだのは国民だし、トランプ氏をここまで好き放題させて止めることもしなかったのも国民だ、ということになるのではないか?

こうなってしまったのはトランプ氏一人の責任ではないのでは? と考えると、さらに恐ろしくなってくる。