日ごろのこと、何でも!

2023年10月の記事一覧

今年の夏は蚊が少なかった! 秋以降はどうなのか?  

 皆さんも実感したと思うんですが、

今年の夏は蚊が少なかったですよね?

もしかして「猛暑の影響で蚊の活動が鈍かったのかもしれない」と思っていました。

 

最近のニュースでこの件について触れられていましたが、やっぱり思っていた通りでした!

では、この秋以降はどうなのか?

 

【10月近くなって蚊の活動が活発に!】

 この夏は猛暑で、蚊の活動が鈍かったのです。

これまでに行った実験で、

蚊は気温がおよそ35度を超えると活動が鈍くなることがわかっています。

しかし、ここにきて活動が活発になってきていると指摘されています。

このところの暑さの和らぎで、蚊が活発になる気温の時間帯が増えてきたため、

身近に蚊が増えてきたのです。

また、ことしの猛暑によって幼虫の成長が促されたと見られることに加え、

9月の大雨で各地に水たまりができたことなどから、

蚊が増える環境が整っていると指摘されています。

「この時期にしては、ことしは蚊が多いようです。

11月いっぱいは注意してほしい」

今年の猛暑 温暖化の影響と思いたくはなかったが・・・

【この100年で最も暑い夏!】

 全国の平均気温が、7月としてはこの100年余りで最も高くなりました。

全国の7月の平均気温は平年と比べて1.91度高く、

気象庁が1898年に統計を取り始めてから最も暑い7月となりました。

 

【50年に1度の猛暑  昔38℃ → 現在41℃】

 気候変動や異常気象を研究している東京大学大気海洋研究所の今田由紀子准教授に話を聞きました。

過去の気象データの分析と、将来の気候のシミュレーションを行っています。

「50年に1度」の極端な高温は、1900~1949年では38℃前後でしたが、

2000~2022年では41℃くらいまで高まっているんです。

38℃は「3年に1度」以上の高頻度になり、

1900~1949年の数十倍ほどの確率で起こりやすくなっていたことがわかったのです。

 

【猛暑の原因は?地球温暖化の影響は?】

 エルニーニョ現象やラニーニャ現象といった自然現象に、

都市化によるヒートアイランド現象、そして地球温暖化が複雑に重なり合っています。

この中で、地球温暖化がどの程度影響しているのかをシミュレーションして調べました。

今田准教授は、

温暖化が進んでいる気候と、仮に温暖化が進まなかった場合の気候を、

それぞれコンピューター上でシミュレーションし、猛暑日の日数を比較しました。

その結果、平成30年7月の例では、温暖化が進んでいなかった場合に比べて、

関東平野一帯の猛暑日は、4日から6日程度増えていたという結果になりました。

さらに、首都圏の都市部では

「ヒートアイランド現象」のため、気温がさらに高まるおそれがあるということです。

人間活動による温室効果ガスの排出が原因の地球温暖化が、

厳しい暑さに影響していることは疑いようのない事実です。

適切な対策をしない限り、

暑さによる健康被害や農作物への影響は、さらに深刻化していくおそれがあります。

 

【今後の暑さ 私たちに何ができる?】

 すでに被害が出ている異常な暑さ。

今後もさらに気温が高まることが懸念されています。

私たちにできることはないのでしょうか。

 

 残念ながら、我々が努力したとしても、

しばらくの間は気温上昇が続いていくと考えられます。

ただ、人間活動による温室効果ガスの排出が、

厳しい暑さに影響していることは疑いようがないので、

まずは温室効果ガスの排出削減が急務です。

そのための政策は、国や自治体から打ち出されてはいますが、

それを国民一人一人が実感し、支持するところがまだ足りていません。

一人一人が声をそろえ、排出削減の取り組みを支持することで、

国が打ち出す政策が実現に近づくと思います。

床張り替え(3) 型取りは難しい!

 工作物や建材を切り出す時、

長方形や正方形であれば、直角を出して長さを計ればいいですよね?

でも、いびつな台形とか曲線が含まれる形の型取りは結構難しくなります。

押し入れの壁と床を補修した時、床面はいびつな台形だったんですが、

スケール(巻き尺)だけで型取りしようとしたので、上手くいかず、何度もやり直すはめになりました。

 

 

 

で、このすき間ですが、コーキング剤で埋めてさらにその後石膏ボードの壁を貼ったので隠れちゃうんですね。

 

しかし、壁面が出来上がっている状態の床だけ補修するのなら、

床面になる板材を出来るだけすき間なく切り出す必要がある訳です。

 

このおよそ900×900ミリの床面の4隅の切り欠きは何とか出来るとして、

すき間なく1枚の板で切り出すのは、かなり難しいということが分かると思います。

フローリング材も幅は300ミリほどですから、それにならって下のように合板を切り出してみました。

 

この奥のすき間が気になりますね・・・

で、この右側をカットアンドトライしながら何とかやり直しました。

 

 

こんな程度ですが、細部をもうちょっと修正して次の工程にいこうと思います。

 

さて、考えてみると、1か所でも直角が出ていれば採寸は楽になりそうです。

そして自在に角度変更が出来る定規を使うといいのかな? とも思います。

サイズが小さければ、「型取りゲージ」といった工具もあるようですね。