今日は美味しかったかな?
秋刀魚の水揚げ回復?!
地球温暖化の影響で、沿岸海域の海水温が異常に高く、サンマが日本に近づかない状態がしばらく続いているようです。
それに、サンマは本来、エサとなるプランクトンが豊富な日本の沿岸部で身が太くなるため、エサの少ない沖合のサンマに脂の乗りは期待できないのです!
と9月には報道されていました。
ところが、ここ10月に入ってから・・・
「9月末まではサンマがほぼいない状況だったのが、10月になってから魚群がまとまって確認されるようになり、10月10日の時点でまとまった水揚げが予定されています」とのことでした。
「今年は、特に4月~5月に異常なまでに海水温が高く、黒潮が蛇行するなど、例年とは異なる状況が続いていました。
ただ、10月になってサンマの漁場となる海域の海水温が平年並みになってきています」
サンマは、海水温が下がってこないと漁場が形成されにくい特性があります。
ゆえに、そのような環境が整ってくれば、まとまった漁獲も期待できます!
このように、サンマが来遊する環境が整った今後は、冬までかけてある程度取れるものと期待されています!
ちょっと鮮魚コーナー、チェックしてみましょう!
久々に脂が乗ったカツオ!
今の時期のカツオは戻りガツオと呼ばれていて、初ガツオとは味が全く違います。
初ガツオには脂が無くさっぱりした味わいなんですが、戻りガツオはトロカツオなどと呼ばれるくらい脂が乗ってるんですね!
また、サクで売られているものも背側と腹側で脂乗りが違ってきます。
最近は期待した魚が簡単に見つからなくなって、ちょっと寂しかったんですが、近くのスーパーで見つけてきてくれました!
脂乗りが良く、しかも鮮度バッチリの戻りガツオです。
すごく安かったのに、文句なしの旨さでした!!
入梅イワシの丸焼き!
入梅イワシの時期でなくても、脂乗りがいい時のマイワシなら丸焼きも凄く旨いので試してみて下さい!
東北、北海道の大型のマイワシなら、冬まで脂乗りいいですよ。
ただ、普通に魚焼きグリルで焼くと脂がほぼ流れ落ちてしまい、グリルの掃除も大変になってしまいます。
グリルパンで焼いてみて下さい!
まずは、全体を良く水洗いしてウロコもキレイに除いておきます。
(自分は、ヒレとアタマは落としておくことが多いんですが)
次に、水気を切ってからキッチンペーパーで包み、その上からロールペーパーでグルグル巻きにします。
ロールペーパーは10巻きくらいでしょうか。
これを冷蔵庫で寝かせておくと、水分がうまい具合に抜けてくれます。
塩もみにして水分を抜く方法だと、あとで水洗いで塩を流しても塩辛くなっちゃうのが自分は嫌なんです。
半日ほど寝かせたら、焼く1時間くらい前に冷蔵庫から取り出してペーパーを取り除いて室温の中に置いておきます。
このあと、グリルパンで焼いて下さい。
かなりの量の油が沁み出てくるので、クッキングペーパーか焦げ付かないアルミホイルを敷いた方がいいでしょう。
焼き目が付いていない等そんなに美味しそうに見えませんが、これは直火で焼いていないからなんです。
すごく美味しいんですよ!
また、あえて脂分を落としたければ、魚焼き器で焼いた方がいいと思います。(火が出たりするので注意)
見てくれ悪いけど極ウマでした! 入梅マイワシ
とても大きくて鮮度もバッチリの真鰯を、焼こうか刺身にしようか迷っていました。
お腹の張りもすごく良く柔らかくなっていなかったので、「よし刺身だ!」と思ってお腹を切り出したんですが、お腹の中まで脂乗りが凄かったんです!
「ああ、丸焼きが良かったかなぁ」と思い直したんですが、もうお腹を切っているので刺身にすることにしました。
ラップをかけて冷蔵庫に入れていたので見てくれは悪いんですが、この脂乗りを見て下さい!
文句なしの旨さでした!
あ、脂乗り凄い時の丸焼きもとても旨いんですが、是非グリルパンで焼くことをおすすめします!
いつもの焼き方だと、脂がどんどん流れ落ちちゃうんです。
近いうちに、丸焼きレポートしますね!
夏のゴマサバを忘れないで!
夜食に魚を出す時は、もう下処理が済んでいることが条件ですが、5時頃の調理開始の前に、切り分けたり、骨を抜いておいたり、揚げる油を用意したり、刺身用の大葉を用意したりしておくんです。
「今日は必ず魚を一品出すよ」と言っておくと、「まあ明日でいいや」と先延ばししなくなります。(笑)
で、昨日は、冷蔵庫に水分がちょうど良く抜けたと思われるメヒカリがいたので、久々の塩焼きにすることにしました。
メヒカリは別名トロボッチと言われるくらい脂乗りがいい小魚なんですが、ウソのように脂が無い時期もあるので注意して下さい!
そんな時は、から揚げにすればとても美味しく食べれますから大丈夫!
常にから揚げで食べている人も多いようですが、脂乗りがいい時は、まず水分を抜いてからぜひ塩焼きにしてみて下さい!
これ普通のアルミホイルなんですが、魚がくっついてしまってその点だけ失敗でした。
くっつかないアルミホイルを使ってもいいんですが、クッキングシートがいいかも。
それからグリルパンを上手く使うと焦げずに仕上がりも良くなります。
クセが無く味も良く、美味しかったです!
さて、今日は、これも久々のゴマサバです。
お腹に黒い斑点が散っているのが名前の由来です。
マサバとそっくりですが、模様だけでなく、脂乗りの時期や身質が違います。
やはりマサバの方が本サバと言われるように、身質や味はマサバの方が上だという評価なんです。
ところが、ゴマサバは夏になっても脂乗りがそれほど悪くならない、味も落ちないというアドバンテージがあるんですね!
挑戦してみたい人は、夏のマサバを塩焼きにしてみて下さい。涙が出るほどマズイですから!(笑)
ああ、でも夏のマサバはから揚げなら美味しいと思います!
この週末、ゴマサバを見つけて家でさばいてみたら、当たり! 脂乗り良しでした!
お腹の中が白く内臓まで脂肪の付きがいいでしょう?
そしてこんな時は、ハサミでお腹を切り始めて手応えですぐ脂乗りがいいかどうかが分かるんです。
昨日からこんな感じでペーパーでグルグル巻きにして水分を抜いておきました。
状態が良かったのでアタマも一緒に焼いてみます。
これを2枚おろしにして、アタマは縦割りにしておきます。
今日は、この半身を塩焼きにしてみます。
ここまでやっておけば、あとは塩を軽く振って焼くだけです。
冬のマサバの脂とまではいきませんが、身質、味ともにとても良かったです!
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