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2022年4月の記事一覧

核戦争防ぐにはプーチンに出口与える醜悪な解決策を試みよ・・・

 世界的な反戦知識人であるノーム・チョムスキー米国マサチューセッツ工科大学名誉教授が、

核戦争を避けるにはウクライナがロシアに譲歩すべきだとする意見を出した。  

 

 チョムスキー教授は13日、米国の政治メディアとの対談で、

「ウクライナについては二つの選択肢がある」とし、

一つ目は「交渉による解決」、

二つ目は現在のように「最後まで戦うこと」だと述べた。  

 

彼は、「最後まで戦う案」には「核戦争の可能性がある」とし、

ウクライナの抗戦を率いているゼレンスキー大統領について

「批判しようとするのではない。

尊敬に値する人物であり、偉大な勇気を見せてくれた。

しかし、世界の現実にも注目すべき」と述べた。

 

チョムスキー教授は

「私たちはゼレンスキーに戦闘機や高性能兵器を提供できるが、

プーチンはウクライナに対する攻撃を急激に強め、高性能兵器の供給網を攻撃しうる。

そして、すべてを完全に破壊する核戦争に陥る可能性がある」と述べた。

核兵器を保有するロシアが、実際にそれをウクライナを対象に使うこともありうると警告したのだ。  

 

チョムスキー教授は、もう一つの選択肢である「交渉を通じた解決」について、

「私たちは、唯一の代案である外交的解決という現実を直視する」とし、

それは「プーチンと少数の側近に退路を開くものであり、醜悪なものだ」と述べた。

チョムスキー教授は具体的に、妥協案の基本的な枠組みは、

ウクライナの中立化、おそらく、ウクライナの連邦の構造のなかで、ドンバス地域に高度の自治権を付与するものかもしれない」とし、

「好むと好まざるとにかかわらず、クリミア半島は交渉対象ではないということを認めなければならない」と述べた。

親ロシア派分離主義勢力が掌握するウクライナ東部のドンバス地域を、ウクライナは独立地域と認めなければならず、

2014年にロシアが強制合併したクリミア半島についても、ロシアの支配力を認める必要があると助言したのだ。  

 

チョムスキー教授は

「あなたはこの案を好まないかもしれないが、

明日ハリケーンが来るのに『ハリケーンは好きではなく』『ハリケーンを認めることはできない』などと言うばかりではそれを防ぐことはできず、何の効果もない」と述べた。

彼は「譲歩案がロシアのもとに届くようなものかどうかは、試してみることでわかるにもかかわらず、私たちはそのような試みを拒否している」と述べた。  

 

言語学者であるチョムスキー教授は、ベトナム戦争を激しく糾弾するなど、米国の代表的な批判的知識人に挙げられる。

最近も、核戦争や気候変動の危機を警告し、旺盛に活動している。

お食い初め

「おくいぞめ」と初めて耳にするのですから、すぐに調べなければ分からないのに、そのままにしていました・・・

ごめんなさい!

 

 「お食い初め」は、「百日(ももか)の祝い」とも呼ばれていて、

生後100日目前後に、子どもが初めて大人と同じものを食べるという成長の節目のお祝いです。

「しっかりご飯を食べて、健やかに育って欲しい」との願いをこめて、

子ども用の茶碗、箸などをそろえ、箸で食事する一人前の人として扱うのです。

食べるものに困らないように

「百日の一粒食い」といって、ごはん粒をひとつ口に入れたり、

尾頭つきの鯛などを食べさせる真似をします。

また、「歯がため」といって、丈夫な歯が生えるように、お膳にきれいな青い石をのせたりします。

 

この戦いはどうなっていくのか・・・

 

 

 多くの情報が交錯し、自分には正確な成り行きなど分かりません。

とにかく私たち一般人は、戦闘が一刻も早く停止することだけを願っていますが、

その気配は全く見えなくなりました。

停戦交渉は中断してしまっています。

不穏な情報も聞かれるようになりました。

しかし、一方的な侵略は許されないという正義がウクライナを見捨てないはずだ、という希望が私たちにはあると思います。

まだしばらく祈り続けるしかないと思っています。

ゼレンスキー大統領 プーチン氏の核兵器使用に「世界が備えるべき」

 

  ゼレンスキー大統領は15日、

プーチン大統領がウクライナに対する戦争で

戦術核兵器を使用する可能性に「世界のすべての国」が備えるべきだとの認識を示した。

プーチン氏はウクライナ国民の人命を尊重していないため、

核兵器もしくは化学兵器の使用に踏み切る可能性があると述べた。

「私だけでなく全世界が懸念する必要がある。

本当の情報ではない可能性があるが、真実の可能性もあるからだ」としている。

さらに

「ロシアは化学兵器を使う可能性がある。

彼らにとって人々の命など何でもない」

「恐れるべきではないが、備えをする必要がある。

だだ、これはウクライナだけでなく、全世界の問題だと思う」とも述べた。

 

ゼレンスキー氏は50日間続く戦争で一度もウクライナを離れていない。

この間、ウクライナ軍はロシアによる首都キーウ奪取の試みに抵抗し、

ロシアは戦争努力の重心を東部や南部に移さざるを得なくなった。

米当局者は、プーチン氏が追い詰められた場合、ウクライナで戦術核兵器の使用に踏み切る可能性があると警鐘を鳴らす。

 

バーンズCIA長官は14日、

CIAはこうした可能性を注視していると明かす一方、

米国はロシアがそうした措置を準備している兆候をまだ確認していないとも述べた。

 

 ゼレンスキー氏はウクライナ当局者の見方として、

今回の戦争で約2500~3000人のウクライナ兵が死亡したのに対し、ロシア兵の死者数は1万9000~2万人に上ると指摘した。

ウクライナ兵の負傷者数は約1万人に上っており、

「何人が生き残れるかは分からない」とも述べた。

「民間人について話すのは非常に難しい。

南部ではヘルソンやベルジャンスク、さらに東のマリウポリ、ボルノバーハ東郊の地域といった町や都市が封鎖されているからだ。

封鎖中の地域で何人亡くなったのかは分からない」

今週には女性が井戸に沈んだ息子の遺体を見つける場面など、ウクライナでの死と惨状を示す悲惨な映像が相次ぎ公開された。

これについて聞かれると、ゼレンスキー氏は

「大変痛ましい」と心情を吐露した。

「父親として見ていられない。

これを見た後には報復して殺したいという思いしか湧かないからだ」としつつも、

「この国の大統領として私は見なくてはならない。

多くの人が命を落としたり愛する人を失ったりした国、そして生きていたいと願う人が何百万人もいる国の大統領として」と語った。

 

さらに「我々は全員、戦うことを望んでいる」としたうえで、

「だが、終わりのない戦争にならないよう最善を尽くす必要がある。

戦争が長引くほど失うものも増える。

すべての喪失はあのようにつらいものになる」と語った。

「ナチスよりもひどい状況」 バルト三国の大統領がウクライナを視察

 

 

 ポーランドやエストニア、ラトビア、リトアニアのバルト三国の大統領は13日、

多くの民間人が犠牲になったキーウ郊外のボロディアンカで攻撃を受けた住宅などを視察した。  

リトアニアのナウセーダ大統領は

「ナチスよりもひどい状況」

だと表現し、ロシア軍を非難した。

その後、各首脳はキーウでウクライナのゼレンスキー大統領との会談に臨んだ。  

会見でポーランドのドゥダ大統領は

「これは戦争ではなくテロだ」

と指摘した。

そのうえで

「罪を犯した者は裁判にかけられ、それは命令を下したものにも及ぶべきだ」

とロシアのプーチン大統領をけん制した。

ANNニュース