2021年9月の記事一覧
東京パラリンピック2020 水泳、自転車、陸上、ゴールボール
競泳女子50メートルバタフライの運動機能障害のクラスの予選で、パラリンピック初出場で3日に誕生日を迎えた25歳、西田杏選手は38秒39のタイムで全体の7位となり、決勝進出を決めました。
自転車の女子個人ロードレースの運動機能障害のクラスで、50歳の杉浦佳子選手が金メダルを獲得しました。
杉浦選手はこの大会2つ目の金メダルで、みずからが持つ日本選手として最年長での獲得記録も更新しました。
競泳男子100メートルバタフライの視覚障害のクラスで、悲願の金メダル獲得を目指す日本のエース、木村敬一選手が予選で1分02秒25のタイムで全体のトップで3日夜の決勝進出を決めました。
また、同じクラスに出場した富田宇宙選手は1分03秒32のタイムで全体の2位で決勝に進み、決勝で日本選手2人が金メダルを争います。
陸上男子100メートル車いすのクラスで、大矢勇気選手が銀メダルを獲得しました。
大矢選手は39歳。
パラリンピック初出場でメダル獲得です。
ゴールボール女子の3位決定戦で日本はブラジルに勝ち、銅メダルを獲得しました。
この種目、日本は金メダルに輝いた2012年のロンドン大会以来、2大会ぶりのメダル獲得です。
競泳男子100メートルバタフライ視覚障害のクラスで、日本のエース、木村敬一選手が金メダル、富田宇宙選手が銀メダルを獲得しました。
木村選手は今大会2つ目のメダルで、パラリンピックでは4大会に出場して初めての金メダル獲得です。
パラリンピック初出場の富田選手は今大会3つ目のメダル獲得となりました。
東京パラリンピック2020 車いすテニス、水泳、陸上
東京パラリンピックの車いすテニス、足だけでなく腕や手にも障害がある選手が出場するクアードダブルスの3位決定戦で諸石光照選手と菅野浩二選手のペアがイギリスのペアにセットカウント2対1で勝って銅メダルを獲得しました。
日本選手がクアードの種目でメダルを獲得するのは初めてです。
競泳女子50メートル背泳ぎの運動機能障害のクラスで、パラリンピック初出場の14歳、山田美幸選手が銀メダルを獲得しました。
山田選手は100メートル背泳ぎの銀メダルに続いて、今大会2つ目のメダル獲得です。
競泳男子50メートル自由形、運動機能障害のクラスで、鈴木孝幸選手が銀メダルを獲得しました。
鈴木選手は今大会、出場した5つの種目すべてでメダル獲得となりました。
陸上女子走り幅跳び、義足のクラスの決勝が行われ、初出場の22歳、兎澤朋美選手は4メートル39センチの跳躍で4位、
同じく2大会連続出場の23歳、前川楓選手は4メートル23センチで5位でした。
池袋暴走事故 飯塚被告の過失を認定 「深い反省の念を有しているとは言えない」と判決
本日、池袋暴走事故の判決が出ました。
最悪の判決だけは避けられたと思いますが、被害者の松永さんは、気持ちを強くコントロールしているのではないかと思います。
もし自分が松永さんと同じ立場だったら、冷静でいられるか全く自信はないと、少し前までは思っていました。
泣きわめいたり、叫んだり、罵倒したり、殴りかかったり、そんな行動にでてしまうかもしれないと。
今日の職場からの帰り道、ふと松永さんの気持ちについて考えました。
松永さんは冷静に見えたけど、いや、心中冷静なんてはずはないと思い当たりました。
突然、家族の命が奪われる。
しかも被告人は、人としての心があるのかという対応を平然とし続けている。
飯塚被告は、アクセルとブレーキを踏み違えた認識はあるはずなんです!
でも、罪から逃れるため、少しでも減刑してもらうため、自分に少しでも有利になるようにあのような主張をしているんだと思う。
もちろん、あの主張は弁護士と相談した結果でもあるのでしょう。
しかし、血の通った心があるのなら、到底あのような主張や態度なんて出来ないはずです!
絶対出来ないでしょう?!
そして、被告の発言は本当に耳を疑うようなものばかりだったでしょう?
我々第三者でさえ、この加害者には天誅を加えてやりたい! と思ってしまうほどでした。
こんな状況の中で、絶望を背負わされてしまった時、悲しみや怒りが強く湧き出てくればくるほど、それを抑えようという無意識の抑止力が強くはたらくのではないだろうかという気がするんです・・・
おととし、東京 池袋で車を暴走させて、母親と子どもを死亡させたほか、9人に重軽傷を負わせた罪に問われた90歳の被告に、東京地方裁判所は、
「ブレーキとアクセルの踏み間違いに気付かないまま車を加速させ続けた過失は重大だ」
と指摘し、禁錮5年の実刑を言い渡した。
裁判では運転にミスがあったかどうかが争点になり、
被告側は
「アクセルとブレーキを踏み間違えた記憶は全くない。車両に何らかの異常があった」
と無罪を主張。
判決では、
当時の車の状況や警察の鑑定結果などをもとに
「ブレーキとの踏み間違いに気付かないまま、アクセルを最大限踏み続けて加速させ、事故を起こした。
車の速度は最終的には時速96キロに達していた。
車に異常は認められず、故障をうかがわせる事情も一切ない」
と認め、過失は重大だと指摘した。
そのうえで
「松永真菜さんと莉子さんは突如として将来への希望や期待を絶たれ、愛する家族と永遠に別れなければならず、その無念は察するに余りある。
遺族の悲しみは非常に深く、喪失感はいまだに全く埋められていない」として、
禁錮5年の実刑を言い渡した。
判決を言い渡したあと裁判長は被告に向かって
「あなたの過失は明白だと判断しました。
納得できるのなら、責任を認め、過失を認め、真摯に謝ってほしい。
それを実践してもらいたい」
とことばをかけた。
事故は平成31年4月19日の午後0時すぎ、都心の池袋で起きた。
判決によると、飯塚被告はレストランに向かって乗用車を運転していて、
現場付近の交差点を左折しようとした際、ブレーキと間違えてアクセルを踏み込み、
踏み間違いに気がつかないままアクセルを踏み続けた。
その後、前を走る車とぶつからないよう車線変更を繰り返しながら加速し続け、
縁石に衝突してもそのまま走り続けて赤信号の交差点に進入し、
男性が乗っていた自転車に衝突した。
さらに、アクセルを最大限踏み続けて、
横断歩道を渡っていた松永真菜さんと莉子ちゃんが乗った自転車を跳ねたと指摘した。
衝突する直前の被告の車の速度は時速96キロに達していた。
そのあとも車は直進し、ごみ収集車に衝突すると、
その弾みで横断歩道を歩いていた自転車や歩行者を次々とはねて、
最終的に貨物自動車にぶつかって停車した。
被告が最初にブレーキとアクセルを踏み間違えてからおよそ10秒間のできごとで、
判決は「めまぐるしく展開する想定外の事態にあわてたとしても、踏み間違いに気づかず加速を続けた過失は重い」と指摘した。
東京パラリンピック2020 水泳、ボッチャ
競泳男子100メートル平泳ぎ視覚障害のクラスで、木村敬一選手が銀メダルを獲得しました。
木村選手は4大会連続のパラリンピック出場で、今大会では初めてのメダル獲得です。
ボッチャ個人の脳性まひなどの障害が軽いクラスの決勝が行われ、杉村英孝選手がタイの選手に勝ち、金メダルを獲得しました。
ボッチャで日本勢が金メダルを獲得するのは初めてで、個人でのメダル獲得も初めてです。
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