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「トランプ大統領はゼレンスキー大統領に残酷に恥かかせた」 仏首相が異例の猛批判

 

 フランスのバイルー首相はこの日の議会で

「先週金曜日、ホワイトハウス大統領執務室から信じられない場面が世界に拡散された」

「残酷に恥をかかせようとし、ゼレンスキー大統領を侵略者の要求に屈服させようとした」

と述べた。

 

続けてロシアのプーチン大統領に言及し、

「一言で言えば『プーチンと合意しなければ捨てられる』という話だった」

と述べた。

また、

「民主的責任感とウクライナと欧州のためにゼレンスキーは曲げなかった」

と述べた。

バイルー首相は

「米国とウクライナのホワイトハウス首脳会談の破局が、2つの被害を残した」

とし、

「一つはウクライナの安保、もう一つは大西洋同盟」

と述べた。

そして、

「ロシアの全面戦争で、フランスと欧州大陸が第2次世界大戦後、最も深刻で危険な状況に陥った」

と指摘した。

このバイルー首相の演説に、議員らは起立、拍手して応えた。

 

米国とフランスは長年の同盟国で、不快な事件が起きても公開批判は控えるのが外交的慣例だ。

AP通信は、バイルー首相が異例的に率直な批判をしたと評している。