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最高気温40℃台 過去最多タイ6地点 危険な暑さの理由は?

 この危険な暑さの原因は、

本州付近に「暖かい空気」が流れ込んでいることや、太平洋高気圧に覆われてよく晴れたことなどが挙げられます。

中でも、気温が40℃くらいまで上がった所では地形の影響も大きく、

暑さの原因の一つは「ドライフェーン」です。

「ドライフェーン」とは、山の頂上から風下の麓へ空気が下りる時に、下降気流で空気が圧縮されることで加熱され、気温が大幅に上がる現象です。

例えば、標高2000mの山の頂上で、気温10℃の空気があったとします。

この空気が山を下りると、100mあたり1℃ずつ気温が上昇します。

もともと10℃だった空気は、2000mを下りることで、プラス20℃も気温が上昇するので、風下の麓では30℃になるのです。

 

 

ドライフェーンが発生すると、昼夜を問わず、極端に気温が上がります。

特に、夏の日中に発生すると猛暑や酷暑となるため、熱中症や農作物の管理などにも注意が必要です。