何でも雑記
アウトドア用ロケットストーブを時計型ストーブに仕込んでみる(4)
耐火モルタルを充填して丸1日経過しました!
次はペール缶の固定をしなければならないんですが、やっぱり早く点火してみたい!
とりあえずペール缶は置くだけにして、前回同様、栗のイガを燃料にして点火してみました。
焚口にイガを入れて、トーチバナーで火を点けます。
しばらくバーナーの炎を当てて温度を上げてやります。
ロケットストーブでは、鉛直管に充分な上昇気流が生じることが条件になります。
温度が上がって高温の気体がどんどん出来るようになれば、この上昇気流が連続することになります。
燃料がしっかり燃え続けてくれれば、高温の燃焼ガスが連続して生じます。
この上昇気流によって焚口からの強い空気の流入が得られ、燃料に充分な空気を送れることになります。
これが良好な燃焼を生み、強い上昇気流を発生させるという好循環になる訳です。
さて、燃焼の様子はどうでしょうか・・・?
温度が上がって良く燃えています!
そして、炎が焚口に上がって来ずに、水平管の方に引かれるように流れているのが分かるでしょうか?
イガを大量に入れて上部のイガが燃えても、炎は下の方に吸い込まれるように下がっていっています。
伐採した小枝を入れてみました。
良く燃えています!
煙突からの煙はどうでしょうか?
点火初期にはこれよりも濃い煙が出ていましたが、燃焼が安定してくると、このようなうすい煙に変わります。
さて、耐火モルタルで充填した部分が気になります。
モルタルと鉄が接していて、鉄は冷めた状態からかなりの高温になるので、2つの部材は膨張収縮の仕方が異なるでしょう。
ですから、モルタルのひび割れや鉄からのはがれが心配です。
やはりひび割れが生じています。
サラサラにしたモルタル等で補修しようか考えています。
とりあえず、今回の燃焼実験に限って言えば上手くいったと思います!
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