化学・化学基礎 補講

化学・化学基礎 入試問題関連

R7年度入試に向けて、掲載資料は「新課程 化学」に切り替えます

 来年度冬に実施されるR7年度入試から、

「化学」、「化学基礎」の入試問題は、新課程の内容に切り替わります。

浪人生に対してどのような配慮がされるのかは分かりませんが、

少なくとも旧課程の内容の出題は無くなるはずです。

「熱化学」の内容は全く別物になりましたが、他にも細かい改訂がいくつかあります。

例えば周期表上の分類ですが、

・アルカリ土類金属は、2族すべての元素

・遷移元素は、3族~12族の元素

といった変更です。

気体が固体に三態変化する現象は「凝華」と変更になりましたが、もう慣れましたか?

 

 

さて、このサイトに掲載する資料ですが、

参考書、図解、基本問題集は、新課程のものにします。

しかし、実戦問題となると、新課程のものは載せますが、

量的に不足するので、旧課程のものも載せておきます。

注意して活用して下さい!

あ、ログインして利用して下さいね!

2023年度入試用模擬問題を活用しよう!

 この夏に刊行された、2023年度用実戦問題集を活用しよう!

ここで実戦問題集と言っているのは、模擬試験形式の問題が5回分とかのセットになっているものです。

もちろん、解答解説も付属しています。

この手の模擬試験をどんどん活用する時期になったと思います!

例年この問題集を利用しているのですが、多くの出版社のものがあります。

 

 ①駿台(秋ごろには校内でパックⅤの販売もあり?)

 

 ②河合塾(秋ごろには校内でKパックの販売もあり?)

 

 ③東進

 ④代ゼミ

 ⑤Learns(進研)

 ⑥Z会

 ⑦KADOKAWA

と結構あります。

高得点を狙う受験生には、これらを出来るだけ多くやらせたいと自分も思っていました。

特に2022年度入試は共通テスト最初の年でしたから、できるだけ多くの模擬問題を集めました。

昨年の各社の模擬問題の内容を振り返ると、

どの出版社も、

新しい「思考を問う問題」が気負い過ぎた内容になっていて、難しすぎる問題が多かったと思います。

このような凝り過ぎた重い問題は、別冊の問題集として出してくれた方がいいのではないかと強く感じました。

 

さて、今年の2023年度用共通テスト対策ですが、

自分は、①駿台、②河合塾に絞って利用させてもらおうと思っています。

校内販売の分も含めると20回分の模擬問題が解けます。

補講受講者以外の人でこの問題の活用を考えている人は、相談して下さい!

令和四年度の共通テスト 歴史に残るハプニング・・・

 共通テスト2日めのこの時間は「理科」が実施されているはずです。

皆さん、頑張れているでしょうか・・・?

問題公開は遅い時間になるので、解説は明日アップ出来たらと思っています。

今日の日程終了まで、皆さんが無事に頑張れますように!

試験会場に着いていたい時間は?

 試験本番の日、試験会場には何時頃到着していた方がいいのか?

自分の感覚で書かせてもらいます!

交通機関の混雑や乱れに巻き込まれないようにすべきですね!

最近、交通機関の事故がすごく多くなったように感じますし、一旦事故が起こると復旧までかなり時間がかかっています。

このようなことも含めた移動中のハプニングを避けるには・・・

 

 ① 試験前日に会場近くに泊る。(親戚宅、知人宅とかに泊めてもらうのもアリ)

 ② 家をかなり早めに出る。

 

会場が遠方なら迷わず①ですが、埼玉県内や東京都内なら②が多い?

自分なら試験会場には遅くとも1時間前には着いているようにします。

その時間帯に交通機関が混むようなら、2時間前に着いていてもいいと思っています。

さて、試験会場は何時に開場しているのか?

これはWebサイトを見ても不明なことが多いと思います。

そこで、あらかじめ会場に電話して聞いておきましょう!

前日までに電話するのなら、全然失礼な行為ではありませんから、遠慮せずに。 

自分は電気工事士の資格試験の時、筆記試験も実技試験も早めに会場に入って勉強や確認をしていました。

 

 最後になりましたが、試験本番で皆さんの持っている力をすべて出し切れるよう祈っています!

この大学入試のような挑戦の機会が、皆さんにとって真に意味のある経験の1つになるのです。

そして、最後までやれる準備はあります!

 

でも焦ってはいけません。

どうしても不安になって迷っていたら・・・

最後は開き直って、気持ちを大きく持って試験に臨んで下さい!

今まで頑張ってきた自分を信じて、堂々とした心持ちで挑戦して欲しいと思います!

苦労と同じくらい失敗は貴重な体験!

 「苦労は買ってでもせよ」ということわざを聞いたこと、ありますよね?

そして、苦労と同じくらい失敗も貴重な体験になるんです!

昔ある同僚が、「出来たら失敗はしない方がいい」「失敗を避けるように生きていった方がいい」というのを聞いて愕然としたことを覚えています。

その場面では、2人の考え方に大きな溝があるように感じて激論まではしなかったんですが、自分はカッカしていました。

今冷静に振り返ってみると、忙しく大らかさのない現代では「失敗したくない」と強く思ってしまう気持ちも分からなくはないんです。

でも、元気いっぱいの若者たちには特に、「苦労」や「失敗」をあえて避けるような生き方をして欲しくないと思うんです。

「苦労」や「失敗」は、考え方、粘り強さだけでなく、知識、そして心までも育ててくれるんです!

あとで必ず実感するはずです。

どうか焦らずに進んでいって下さい!

かなえたい目標がある時は パラリンピックの選手から学ぶこと

 今回のパラリンピックを観戦していて、今更のように気付かされたことがあります。

自分は、2020パラリンピックの、特にボッチャの杉村選手の試合を観戦していて、ハッと気付かされた気持ちになりました。

ここで活躍したアスリートの方たちは、様々な障害を抱えています。

そのような状況の中で目標に立ち向かうには、まずは「ハンディを抱えた自分」をしっかりと認識するということが、挑戦の第一歩になっているのではないかと思うんです。

自分のハンディをキチンと受け止め、しっかりと認識して、ではどう対処していけばいいのかを一生懸命に考えるんだと思うのです。

ここで、今あげた「ハンディを抱えた自分」を「弱点を抱えた自分」と読み替えて、自分自身のこととして良く考えてみて下さい。

エリートはともかく、弱点は誰にでもあるはずです。

目標によっては、その自分の弱点を克服しなければならない時が出てくるでしょう。

そこでまず最初に、自分にどういう弱点があるのか洗い出すんです。

普段はそんなことせずに弱点なんか見ないようにしますよね?

または、「いやぁ、オレそんな弱くもないかな」なんて言ってごまかしたり。

本気で何かに打ち込もうとするのなら、目を背けずに自分のウィークポイントに向き合うんです。

自分の弱点を見るのはイヤだけど、キチンとまずは認めるんです。 

それがしっかりと出来てから、ようやくスタートラインに立てるんです。

なぜこんなことが必要なのか?

弱点の認識が甘いままだと、ずーっと弱点が克服されないままになってしまう。

欠席や遅刻をくり返す、取り組んでも気持ちがこもらない、しばらくすると飽きてしまう、・・・

こうなる最大の原因は、自分の弱いところが自分自身で良く分かっていないからなんです!

もちろん、走り出した後で本気になっていくことだってあるし、走り出してから気付くこともあると思います。

もし叶えたい目標があるのなら、現状の弱い自分に目をつぶったり、悲観的になったりするだけなんてことはもうやめましょう!

「他人より劣っているから仕方がない」といった言い訳をしているうちは、逃げているだけなんです。

本気で頑張ろうと決心したのなら、たとえ他人より劣っているという現実があったとしても、そんなことはもう関係ないんです!

周りと比べたりせずに、少しずつでも進んでいけばいいんです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、「念ずれば叶う」という言葉を信じつつ頑張っていって下さい!

 

最後に。

あたりまえのことなんですが、目標が叶うまではちょっと時間がかかるんです。

叶うまでは念じ続ける(努力し続ける)ことが必要ですよね?!

76年前の今日、希望ごと吹き飛ばされた生徒たち

 広島への原爆投下から76年目となる今日8月6日の8時15分、

化学の受験勉強をしている生徒たち数名と共に黙とうし、

「死んだ男の残したものは」を皆で聴きました。

 

「死んだ男の残したものは」 (谷川俊太郎 作詞・武満徹 作曲)

1.
 死んだ男の残したものは
 ひとりの妻とひとりの子ども
 他には何も残さなかった
 墓石ひとつ残さなかった

2.
 死んだ女の残したものは
 しおれた花とひとりの子ども
 他には何も残さなかった
 着もの一枚残さなかった

3.
 死んだ子どもの残したものは
 ねじれた脚と乾いた涙
 他には何も残さなかった
 思い出ひとつ残さなかった

4.
 死んだ兵士の残したものは
 こわれた銃とゆがんだ地球
 他には何も残せなかった
 平和ひとつ残せなかった

5.
 死んだかれらの残したものは
 生きてるわたし生きてるあなた
 他には誰も残っていない
 他には誰も残っていない

 6.
 死んだ歴史の残したものは
 輝く今日とまた来るあした
 他には何も残っていない
 他には何も残っていない

 

亡くなった人たちの思いを受け継いで、特にこの句を胸に刻んでおいて欲しいと思っています。

 生きてるわたし生きてるあなた

 輝く今日とまた来るあした

 

埼玉県立高校内でのWiFi環境

 埼玉県立高校の学校内で、スマホ、タブレット、ノートPCをネットワークに接続させるWiFi環境が整備されるということで、「さすが! やっと県も動いてくれたな!」と思っていました。

で、生徒の皆さんに勉強で使う時のためにこのサイトを紹介してサイトを利用してもらおうとしたら、学校内WiFiからはこのサイトが見えませんでした。

フィルタリングに引っかかっているようだったので、県のネットワーク担当部署、校内の担当の方に連絡して対処していただきました。

現在は問題なくサイトが見えるようになっています。(学校ごとに対応が必要かもしれない)

 

 補足なんですが、現在この校内WiFiに接続が認められているのは、生徒個人用のスマホと生徒が使用するノートPCだけでした!

授業や補講で使おうとしているのに、教員が使用する端末の接続は認めてくれていないんですね!

こんな調子では、いつになったら教員が授業で使えるようになるか分かりません!

昨年、モバイル接続のタブレットPCを買っておいて良かった・・・

ちなみに、このPCは昨年手当のあったコロナ給付金で購入したんです。

 

<埼玉県IT担当の方へ>

 BYOD(Bring Your Own Device)とは、

従業員個人が所有しているスマートフォンやタブレット、ノートPCといったデバイスを業務でも利用すること、とあります。

教職員の利用についても今後検討して善処いただけるよう、よろしくお願いいたします!

先輩方の進路体験

 これからの受験生に、身近で最も具体的な参考になるアドバイス、心に響くメッセージは、卒業して進路が決まったばかりの先輩からの体験談でしょう。

今日、自分も在校生と一緒に卒業生の進路体験談を聞かせてもらったんですが、「在校生にとって進路決定のためのヒントの束」だと感じました!

 やはり、将来の進路を先に決めてから学部や大学を決めていく流れでないと、上手くいかないような気がしました。

もちろん、一生懸命進路決めをしている最中に、自分の気持ちが変わったり、やってみたいことが初めて見つかったりすることもあるでしょう。

試行錯誤しながら、まずは将来の進路のことを考えるべきだと思うんです。

将来の進路について考えを深められる一つの手は、オープンキャンパス等で大学を見学することだと思います。

もちろん、1校ではなく複数校足を運んだ方がいいでしょう。

オープンキャンパス以外の日にも見学は出来ると思うので、入試課といったところに問い合わせしてみては?

電話やメール等で問い合わせが、進路選び、大学選びの第一歩になるかもしれません!

大学入試の方法変更についての文科省のページ

 2月から本格化する国公私立大の個別入試について、文部科学省は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で試験方法などに変更があった大学をまとめ、同省のホームページで公表しています。

1月15日現在で変更があったのは70大学です。

その後も試験中止を公表する大学などが出ています。

文科省のこのページに注意していて下さい!

 https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/index.html

 

 以下は1月15日現在の情報です。

2次試験中止を発表した大学があります!

<宇都宮大学 2次試験中止>

 一般選抜個別学力検査を全学部中止すると発表されました。

詳細は宇都宮大学のホームページで確認して下さい。

 

<信州大学 緊急事態宣言延長なら2学部で2次試験中止>

 緊急事態宣言が2月8日以降も継続した場合、人文学部と経法学部の2学部で、一般選抜個別学力検査を中止すると発表されました。

詳細は信州大学のホームページで確認して下さい。

 

 

 今後も、他大学から新しい情報が発信されるかもしれません。

常に新しい情報を取り入れるよう心がけていて下さい。

R3年度入学共通テストの振り返りは

 昨日大急ぎで、共通テスト問題の解答解説をこのページに載せました。

細かい所で解説がちょっと正しくない部分がありました。 (;^_^A 

すみませんでした! 訂正してあります。

それから、化学基礎についてはほとんど答えだけの記載になってしまっています。(^^ゞ

終わった問題の詳細な解説と復習、そしてR4年度受験に向けては、来年度受験の生徒たちに必要なものですから、そのタイミングで必要なことを書いていこうと考えています。

 

 さて、共通テストの出題のされ方ですが、やはり大幅に変わっていると感じます。

問題集や各予備校から出されていた実戦問題の中にあったような難解な問題はなかったと思いますが、じっくり考えないとイメージが湧いてこない問題、受験生が初めて目にするような問題、つまり時間がかかる問題が大幅に増やされていたと思います。

 

 しかし、これら入試問題に向かう勉強法は今までと変わりがないと考えています。

多くの練習量が必要なのは今までと変わりがないでしょう。

でも、今までのように「量はこなしているがじっくりと考えていない」やり方はダメだと強く感じました。

まず基礎を学ぶ時、それから演習問題をやる時、常に意識を持ってじっくり考えながら取り組む必要があると感じています。

「勉強の量 × 勉強の質 = 実力」だと思うのですが、もう量を増やすだけでは上手くいかなくなったということでしょう。

この勉強の質を高める「じっくりと考える勉強」とは、具体的にどういうやり方なのか? 

これを伝えられないといけませんね!

お疲れ様!! 次に必要な準備は?

 みっちり2日間の真剣勝負、お疲れ様でした!

しかし、今年度の受験の終わりまでは気を抜くことが出来ません。

共通テストリサーチのための作業もありますが、次の試験の準備をどんどん進めましょう!

必要な科目については復習すべきですが、例えばもう受験科目から外れるものについては、済んだ試験について今は振り返る必要はないのです。

神様も、頑張る若者を最後まで見守ってくれていると思います!

ガンバレ!! 最後まで応援してるよ!

 補講を受けていたとか関係なく、これから色々な科目を受験する全ての人たちへ

 

 今まで頑張ってきた自分を信じて!

終わりまで決して気を抜かないように!

最後まで応援しています!!

目標に向かう努力こそ真の栄養になる

 きっと叶えたいと願う目標に向かう努力こそ、その人を大きく成長させる。

不思議かもしれないけど、この努力は結果より大切なものだと確信しています!

そして、頑張りの積み重ねの上に結果がついてくれば最高です!

努力の毎日が合格に繋がるよう、自分も念じながら皆と一緒に走っていきたい。

新しい化学関係の問題等のファイルは置き場を変更しています

 化学、化学基礎の練習問題、実戦問題等のファイルですが、

新年度からコミュニティースペース(ログインして利用するスペース)に置くようにしました。

受験勉強で使いたい等の希望がありましたら、このサイトの連絡機能を使って連絡して下さい。

ただ、申し訳ないのですが、

現在授業等で顔合わせしている人、又は今までに授業等で顔合わせした人に利用は限らせていただきたいと思います。

よろしくお願いします。

共通テストで初めて登場する問題

 共通テストで初めて登場する問題について、受験生も指導する側も常にアンテナを張っていると思います。

大学入試センターが発表した「試行問題」を見て問題を解いてみれば分かりますが、今までにない全く新しいスタイルの問題だと言えると思います。

では、どのように違うのでしょうか?

試験の範囲は変わっていない訳ですし、教わっていない内容が出題されることはないのです。

教わっていない内容は出ないと言いましたが、正確には、教わっていない内容が材料にされることはあるが、そのような内容には説明が加えられていて、教わった知識で解けるように作られています。

ここに来て、多くの出版社から模試や問題集として多くの問題が作成され、このスタイルの問題に触れることが出来るようになりました。

問題の特徴についてまとめてみようと思います。

 ①問題文が長い。多い。

 ②グラフや表などのデータも多く示されている。

 ③今までのように問題文を隅々まで吟味するように読んでいくと時間が足りない!

 ④問題の概略を素早く掴むことが必要!

 ⑤どのようにデータを処理していくかを考える力が必要!

こんな感じでしょうか。

このように書くと、2次試験問題のような高度なものだろうと感じるのではないでしょうか?

この新しい問題に対して、どのような取り組みが必要になるのでしょうか?

次回、試行問題を例にとって考察してみようと思います。

受験勉強の仕方は

 補講についても、まだ数週間は時間や部屋の制約が続きそうですが、気持ちを込めてスタートが切れました。

受験に限らず、自分がものにしたいと思った勉強なら、ていねいにていねいにコツコツとやる以外ないんです!

でも、「ていねいにコツコツと」というのは具体的にどういう勉強なのか?

実は、もう皆さんがすでに経験しているかもしれない。

それは例えば、何年もかけて習得してきた習い事であったり、ずっと続けてきた部活動であったり。

これらは真剣にやってきたことであれば、普段の勉強よりずっと厳しいものであったはずです。

毎日毎日単調な練習を繰り返したり、これが必要なのかと思われるような掃除や球拾いなどをいつまでもやらされたり。

何度も厳しく指導されてもう辞めてやる!と思いながら苦しい気持ちで活動し続けたり。

しかし、これらの意味が何年もあとでじわじわと分かってきたりしませんでしたか?

この「真剣な取り組み」の核の部分は、「気持ちを込めて丁寧にコツコツと」だと思うんです。

習い事や部活動なんてやって来なかった人もいるでしょう。

いいじゃないですか!

若いんだから、今から真剣にやればいいんです!

「この野郎! 馬鹿にするなよ。やってやるから!」って決意して始めればいいんですよ!

エリートなんかじゃなくたっていいんですよ!

自分もそんな感じでした。

 

 でも、いいですか。良く聞いて下さい!

あくまでも勉強のやり方は「ていねいにコツコツと」なんです。

簡単な問題だからってなめちゃいけない!

教科書なんかいいやって基礎をおろそかにしちゃいけない!

結果を早く見たい気持ちは当然だけど、あせってすぐに結果が出るはずなんかないんです。

来年度、令和2年度の化学補講のこと

今年度の化学補講は先週末で終了しました!

受講生徒の希望進路が叶うことが第一ですが、

大学入学という目標に対して、この1年間、納得のいく取り組みが出来たかが、最も重要だと自分は毎年思っています。

 

来年度の化学受験の補講ですが、新しく共通テストが導入されるので、これにしっかりと対応できなければいけません。

共通テスト以外の入試についても、思考力を問うスタイルへと一部変わっていくものと思われます。

そして、テキスト等教材の選定はもちろんですが、こちらの講義の方法も細かく改良していこうと考えています。

やはりイメージを素早く掴むためには、文字だけでなく画像や動画の手助けが効果的だと痛感しています。

さらに、基礎力を確実に身につけるための練習問題を、今年同様分野ごとに用意しようと思っています。

来年度、もし自分がこの仕事にかかわることを許されたら、今年度以上に気持ちをこめて指導したいと思っています!

 

さて、勉強を続けるために最も重要なことの一つは、受験生本人のモチベーションの維持ですが、これが結構簡単ではありません。

よく、やる気が続かないとか三日坊主とか言いますが、まずは、気力の維持のためには体力が絶対に必要になります。

受験勉強も、短距離走ではなくマラソンと同様だからです。

そして、他科目とかもやらねばならないことが沢山ある中で、忙しさにかまけて、惰性でやってしまっていることもあるのではないか。

そんな時は気持ちがこもっていないので、結局真の力が身につかないまま進んじゃっているんです。 

この「惰性で進んでしまっている状態」が一番危険かもしれません!

本人もやった気にだけはなってるし、教員からもやっているように見えるから余計にたちが悪い。

さらに、各自が頑張ろうとする時に、迷いが必ず出てくるのではないでしょうか?

「これからの勉強方法は果たしてこれでいいのだろうか?」という迷いです。

情報が溢れ、その影響力も甚大な時代ですが、そんな中、以前にも増して予備校からの勧誘が激しくなっていますね。

そして、予備校に行きさえすれば何とかなるだろうというような考えが浮かんできます。

予備校を賢く利用できれば、すごくいい勉強が出来るはずなのに!

しかし、予備校で短時間講義を受けただけで「これで大丈夫だ」と勘違いしてしまっていることが、失敗の最大の原因なんだろうと思っています。

でも、どうしてこうなってしまうのか? どうして毎年同じ失敗が繰り返されてしまうのか?

簡単に言えば、「どんなに時代が変わっても、時間をかけない楽な方法なんてない!」ということなんです。

「何か1つの分野をモノにしようとすれば、膨大な時間がかかる!」ということだと思っています。

そして、「ていねいに、ていねいに、気持ちをこめてやり続ける」ということでしょう。

来年度の受験勉強に取り掛かろうとしている人たち、

まずは必ず、この取り組みへの心構えについて、取り組みの基本について、しっかり考えて欲しいと思っているんです!