来年度、令和2年度の化学補講のこと
今年度の化学補講は先週末で終了しました!
受講生徒の希望進路が叶うことが第一ですが、
大学入学という目標に対して、この1年間、納得のいく取り組みが出来たかが、最も重要だと自分は毎年思っています。
来年度の化学受験の補講ですが、新しく共通テストが導入されるので、これにしっかりと対応できなければいけません。
共通テスト以外の入試についても、思考力を問うスタイルへと一部変わっていくものと思われます。
そして、テキスト等教材の選定はもちろんですが、こちらの講義の方法も細かく改良していこうと考えています。
やはりイメージを素早く掴むためには、文字だけでなく画像や動画の手助けが効果的だと痛感しています。
さらに、基礎力を確実に身につけるための練習問題を、今年同様分野ごとに用意しようと思っています。
来年度、もし自分がこの仕事にかかわることを許されたら、今年度以上に気持ちをこめて指導したいと思っています!
さて、勉強を続けるために最も重要なことの一つは、受験生本人のモチベーションの維持ですが、これが結構簡単ではありません。
よく、やる気が続かないとか三日坊主とか言いますが、まずは、気力の維持のためには体力が絶対に必要になります。
受験勉強も、短距離走ではなくマラソンと同様だからです。
そして、他科目とかもやらねばならないことが沢山ある中で、忙しさにかまけて、惰性でやってしまっていることもあるのではないか。
そんな時は気持ちがこもっていないので、結局真の力が身につかないまま進んじゃっているんです。
この「惰性で進んでしまっている状態」が一番危険かもしれません!
本人もやった気にだけはなってるし、教員からもやっているように見えるから余計にたちが悪い。
さらに、各自が頑張ろうとする時に、迷いが必ず出てくるのではないでしょうか?
「これからの勉強方法は果たしてこれでいいのだろうか?」という迷いです。
情報が溢れ、その影響力も甚大な時代ですが、そんな中、以前にも増して予備校からの勧誘が激しくなっていますね。
そして、予備校に行きさえすれば何とかなるだろうというような考えが浮かんできます。
予備校を賢く利用できれば、すごくいい勉強が出来るはずなのに!
しかし、予備校で短時間講義を受けただけで「これで大丈夫だ」と勘違いしてしまっていることが、失敗の最大の原因なんだろうと思っています。
でも、どうしてこうなってしまうのか? どうして毎年同じ失敗が繰り返されてしまうのか?
簡単に言えば、「どんなに時代が変わっても、時間をかけない楽な方法なんてない!」ということなんです。
「何か1つの分野をモノにしようとすれば、膨大な時間がかかる!」ということだと思っています。
そして、「ていねいに、ていねいに、気持ちをこめてやり続ける」ということでしょう。
来年度の受験勉強に取り掛かろうとしている人たち、
まずは必ず、この取り組みへの心構えについて、取り組みの基本について、しっかり考えて欲しいと思っているんです!
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