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いつも、悲しみを笑顔で乗り越えられるようになりたい

ベートーヴェンの第7交響曲は、のだめカンタービレで凄く人気が出たようですね。

この曲の第2楽章は、哀愁を帯びた調べがやや早めに流れていく、印象的な楽章です。

 https://www.youtube.com/watch?v=4jBBirXZnCU

キリル・ペトレンコが、ベルリンフィルのシーズン開幕コンサートで、この第7交響曲を熱狂的に演奏してくれたんです!

今日、この録音を聴き返していたら、第2楽章を聴いたカミさんが「キレイな曲ねぇ」と言うので、

「さて、誰の作曲でしょう?」と聞いてみました。

カミさんは、さすがバレエの専門家だけあって、プロコフィエフ、グラズノフ、チャイコフスキーといったバレエ曲を多く書いた作曲家の曲だと、曲調で作曲者を当てるんです!

でも、このベートーヴェンは当てられませんでした。

そして、ベートーヴェンと分かると、「へぇー」と驚いていました。

ベートーヴェンというと、いつも激しさや情熱が前面に出てくる印象があるからじゃないでしょうか?

カミさんとも、そんな話を笑いながらしていました。

そして、ふと、自分の中の癒えていない悲しみのことを思い出してしまいました。

自分は、人の気持ちはその人の心の中に収まっているものだと思っていましたが、

最近、自分の外側まで大きく膨らんでくることがあるんじゃないか、と思うようになりました。

分かりやすい例は、喜怒哀楽の、喜と楽が大きく膨らんでくることを昔より感じれるようになっていませんか?

そういう時は、とても幸せな気分だと思います! そして、その気持ちをコントロールする必要もない訳です。

同じように、喜怒哀楽の、哀も大きく膨らんでくることを昔より感じるんです。

こういう時は辛いですから、何とか気持ちをコントロールしたいと思うんですが ・・・ できないんです ・・・

自分を包み込んでしまうような、大きなこの気持ちを、コントロールなんてできないんです ・・・

皆さんはどう対処しているでしょうか? 教えて欲しいです。

でも、最初から悲しい気持ちにならないようにしたり、悲しい気持ちをごまかしたりする、というのは違うんじゃないかと思うんです。

人間らしくありたいと思うのであれば、これらの辛い感情も含めて、気持ちを押し殺したり、ねじ曲げたりしてはいけないんじゃないかと強く思うんです。