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2022年8月の記事一覧

20年ぶりの夏山合宿でした!(終)

 昨日(7/26)の夕食作りの際に突然の悪寒と発熱があり、

自分だけ先に自分のテントに閉じこもって寝させてもらいました!

この時は本当に落ち込みました。

もう引率は出来ず、しばらくこのテント内で隔離?

もしかしてヘリで搬送?

メンバーだけでなく現地の方たちにも迷惑をかけてしまう・・・

こんなサイテーなことってあるかっ!!

 

ところが、翌朝は何の症状もなく、平熱に戻っていたんですね!

ただ身体のいたるところに虫刺されの跡があり、かなり強い痒みがしばらく続きました。

マダニに噛まれたようなんです。

(あと2日抗生剤ビブラマイシンを飲むよう言われています。)

 

 さてさて、熱が下がったので、何とかメンバーと一緒に下山出来ることになりました!

皆と一緒に朝食の焼きそばを作り、美味しくいただきました!

念のため、帰路の歩行でも自分はマスクを着け、いつものしんがりを押す役目を引き受けました。

さあ、再び至仏山の方へ向かって尾瀬ヶ原を進みます。

 

やっとこのビュースポットで写真が撮れました。

池塘に燧ケ岳が逆さに写って見えるので「逆さ燧」ですね!

 

昨日の至仏山頂へのルートが一望出来ました。

 

尾瀬ヶ原の西端山の鼻付近で数名の歩荷(ボッカ)さんに出会いました!

荷が多い時は100kg近くの重さになるとか!

彼らは給金をもらっているとは言え、これは大変な仕事です!

私たちの登山が、こういう方々に支えられていることを忘れないようにしたいものです。

 

このあと、他のメンバーは温泉と食事のため「望郷の湯」で大休止。

自分は念のため、挨拶をしてから先に帰路につきました。

 

 本当に久しぶりの尾瀬は、ちょっぴりですが観光地化されているように感じました・・・

もちろん、自然を守る工夫もいたる所に見られました。

 

いつまでも「 遥かな尾瀬 ♪ 」であり続けて欲しいと願っています!!

20年ぶりの夏山合宿に出かけたんですが・・・(4)

 今日(7/26)は今回の合宿のメイン、至仏山を登ります。

見晴からの往復になるので、当初の予定より6時間ほど長い行動時間を見込んでおかなければなりません。

見晴にはあと1泊するので、テントは張ったままにして5時出発です。

早朝の尾瀬ヶ原はたとえようのない素晴らしさです。

30年前は、山の鼻からの直登ルートは登山道とその周辺の保護のため通行不可になっていました。

近年はこのルートを登りのみ通行可としたようです。

山の鼻からはほぼ直登が続きます。

振り返ると歩いてきた尾瀬ヶ原が眼下に!

日頃のトレーニング、もうちょっとやっとかないとなぁ・・・

登っている時の余裕があまりありません・・・

 

登り口から3時間半

至仏山山頂標高2228メートルです。

ここで大休止、昼食タイムです!

まずは、水をゴクゴクゴク・・・!

最高にうまいッ!!

食事はパンとキュウリをかじってお菓子を食べるくらいなんですが、これがまた至福のひと時!

 

帰着時刻も気になるので、小至仏山経由で鳩待峠を目指して出発です。

至仏山から降りてきました。

この後、再び尾瀬ヶ原をひたすら歩き、見晴に着いたのは18時過ぎでした。

今日の行動時間は13時間超!

中々ハードでしたね。

そして、夕食時にちょっとした事件(自分のことですが)があったのはこの前に書きました。

 

最終日の写真がまだちょっとあるので、次回最後の報告をしたいと思います。