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2020年8月の記事一覧

長崎原爆の日

 今日は長崎原爆の日ですから、起床してすぐに時刻を確かめておきました。

ところが、裏庭のすごい雑草と奮闘しているうちに黙とう時刻を過ぎてしまいました・・・

そこで、草むしりの手を休めて、正午のニュースに合わせて黙とうすることにしました。

今年、自然に湧き上がってきた気持ちは、「私たちは生き残りだということ」でした。

無念に散っていった人たちの想いを受け継いでいるのが、私たちなのです。

先週末の勉強会のおり、若者たちにもこの話をしました。

 

死んだ彼らの残したものは 生きてるわたし 生きてるあなた

ほかにはだれも残っていない

ほかにはだれも残っていない・・・

桐生市 善昌寺

 善昌寺はもともと大同寺と称していました。

大同元年(806年)、宥海によって創建され、大同寺と称したと記されています。

赤城南麓では最も古く創建されたお寺です。

ここには新田義貞公首塚があります。

新田義貞は鎌倉幕府倒幕の立役者として有名です。

鎌倉幕府を滅亡させ、その後上洛した義貞は、政略家の足利尊氏と後醍醐天皇の企みにより京から北陸に追いやられ、越前藤島(福井市)の合戦で無念の最期を遂げました。

その首級(しるし)を桃井次郎が密かに持ち帰り、新田義貞の重臣、船田長門守義昌に預けたとされています。

義昌は主君の首級を手厚く葬り、供養のためこの寺で生涯を終えたといわれます。

大同寺はそれ以降、善昌寺と称するようになりました。

義貞の首塚は、ほかの塔が凝灰岩製のものであるのに対し、周囲よりひときわ大きい安山岩製のものです。

高さは2.1メートルで、素朴で重量感のある鎌倉時代の特徴が見受けられます。

以前、この下から白磁の壺が発見されたと言われています。

出張先で、灯油型給湯器、ドアノブの修理

 群馬桐生のとある所での修理依頼です!

まずは初めてお目にかかる灯油を燃料にする給湯器の修理です。

給湯器から漏水していました。

この金具(クイックファスナー)が劣化していました。右側です。

この写真は左が劣化してた方です。

この金具を装着したり外したりする時に工具とか一切不要で、指先だけで出来てしまうんです!

これにはものすごく感心しました!!

そして幸運にも、2カ所の金具を入れ替えたら漏水が止まってくれました!

ただ、この近辺のホームセンターには在庫がありませんでした。

劣化してた方を交換しなければならないので、取り寄せましょう。

ドアノブの方は色々な種類がありました!

洗濯機の部品も希望のものがあり、依頼された3点をしっかり直すことが出来ました!

役に立てると嬉しいですね!

広島原爆の日 75年目の夏

 現任校では初めてですが、NHKネットラジオを使い祈念式典の中継の中での発声に合わせて黙とうしました。

補講に集中しているとつい8時15分を過ぎてしまうので、アラームをセットしておきました。

特に当時頑張っていた同年代の若者たちの被ばくについて、目に浮かんで来るのではないかと思うんです。

ある生徒は教室で勉強中、ある生徒は部活の着替え中、ある生徒はグランドで準備運動中、ある生徒は昇降口で靴を履き替えているところ、ある生徒は登校途中・・・

その生徒たちは一瞬にして吹き飛ばされ、希望を断たれてしまいました。

私たちは、亡くなった方々の無念と、未来に向けての想いを受け継いでいると思います。

今年の生徒たちは、「死んだ男の残したものは」を特に静かに聴いてくれました。

 

「死んだ男の残したものは」 (谷川俊太郎 作詞)

1.
 死んだ男の残したものは
 ひとりの妻とひとりの子ども
 他には何も残さなかった
 墓石ひとつ残さなかった

2.
 死んだ女の残したものは
 しおれた花とひとりの子ども
 他には何も残さなかった
 着もの一枚残さなかった

3.
 死んだ子どもの残したものは
 ねじれた脚と乾いた涙
 他には何も残さなかった
 思い出ひとつ残さなかった

4.
 死んだ兵士の残したものは
 こわれた銃とゆがんだ地球
 他には何も残せなかった
 平和ひとつ残せなかった

5.
 死んだかれらの残したものは
 生きてるわたし生きてるあなた
 他には誰も残っていない
 他には誰も残っていない

 6.
 死んだ歴史の残したものは
 輝く今日とまた来るあした
 他には何も残っていない
 他には何も残っていない

この油蝉は短い夏を満喫できたでしょうか・・・

 今朝は昨日より気温が高めでした。

速足で歩いていると、足元のアスファルト路面にアブラゼミがいました。

自分からは飛ぼうとしません。

「ああ、もう力を出し切っちゃったのかなぁ」

拾い上げても、暴れないし鳴きもしません。

良く見たら雌ゼミでした。

近くの大きな木に止まらせたんですが、もうほとんど力は残っていないでしょう。

自分の子どもは残せたかな・・・?

でも、そうでなくても一生懸命飛び回れたのなら元気を出し切ったはずです。

 

 仕事の帰りには久しぶりの夕焼けが見えました。

西武池袋線小手指駅からです。