2020年1月の記事一覧
今問題になっている、子どものゲーム対策のこと
香川県では、子どものネット・ゲーム依存問題に対し「ゲーム」を規制する条例を検討していますね。
なぜ行政が規制する必要が出てきたのでしょうか?
自分の個人的意見ですが、最終的には、今ゲームにはまっている本人にしっかりと気付いてもらわないと、根本的な解決にはならないような気がしています。
自分は、大学時代、ゲームや趣味のオーディオにはまり込んで、引きこもり症候群のような状態に陥ったことがあると、以前書きました。
そこから這い上がるのに、かなりの時間が必要でした。
這い上がってみれば、この時の暗い非人間的とも言える泥沼は、恐ろしい空間だったと思いますし、そこでは失うものばかりで得るものは何もなかったと言い切れます!
ゲームをやったことで得たものなんて何もないんです。何も残っていないんです。
誤解が有るといけないので付け加えますが、オーディオに関しては生活が昼夜逆転するような極端なやり方をしていたのが問題だったんです。
自分は、今若者が熱中しているゲームをチラ見して思うんですが、ここで自分が何時間かゲームに手を出してしまえば、多分ハマってしまうでしょうね!
自分は、そのことを身に染みて分かっているので、絶対に手を出さないんです。
ゲームで莫大な時間を無駄にするし、生活はグチャグチャになるし、精神も心もおかしくなってくるし、さらに重篤な症状になることも!
ゲーム依存症がどんなものなのか、調べてみて下さい。
ゾッとするような状況なんですよ!
まるで麻薬のような状況です。
だから、なぜ規制しないんだろうと自分は思っています。麻薬なら規制するでしょう?
規制なんか必要ではないと言ってる人は、この問題の深刻さに気付いていない人だと感じています。
この件について、皆さんが冷静に考えられる時間が持てた時、ぜひこれらのことを思い出して欲しいと強く願っています!!
以下の文章は、ITジャーナリストの高橋 暁子さんの記事からの引用です。
ゲーム制限反対派には、「制限は家庭がするもの」「行政が家庭に介入して制限すべきではない」という声が多いようだ。
確かに、子どもにスマホやゲームを持たせるのも、制限できるのも保護者しかいない。
なぜこのような条例が検討されたか。
背景として、小中学生の保護者の多くが子どもの「ゲームのやりすぎ」または「YouTubeの見すぎ」を悩んでいる実態がある。
「いくら注意してもやめない。どうしたらやめさせられるのか」と真剣な顔で相談してくる保護者はあまりにも多い。
ある保護者に制限案について聞いたところ「それで子どもが(利用時間を)守ってくれるならいい」と言っていた。
2014年にも、愛知県刈谷市が市内の小中学生を対象に、午後9時以降は携帯電話・スマートフォンの利用を禁止している。
このときは、「学校が決めてくれたほうが子どもに守れと言いやすい」と保護者の9割以上が賛成。
中学生へのアンケートでも、「勉強に集中できるようになった」(29.0%)、「睡眠時間が増えた」(19.3%)、「精神的に楽になった」(4.8%)などと全体に好評だった。
自治体がゲームを規制するのは「学校などがルールを決めて規制してくれたら助かる」という保護者が一定数いることも理由だろう。
同時に、確かに制限できるのは保護者だが、問題があったときは学校に問題が持ち込まれやすいことも影響していると考えられる。
ゲームのやりすぎで子どもが不登校になっても、LINEのやり取りでトラブルが起きても、解決を求められるのは学校や教員だ。
だからこそ、自治体が条例という形で提案せざるをえなかったのではないか。
もちろん、制限をしない保護者に対するメッセージという側面もあるだろう。
韓国や中国も「規制」に力を入れている。
「ゲーム障害」から抜け出すのは超困難
ゲームの長時間利用には悪影響があることがわかっている。
2019年11月、国立病院機構久里浜医療センターが10代、20代男女を対象に「ゲーム障害」についての実態を調査したところ、「6時間以上」の人は、学業や仕事に悪影響があったり、心身に不調を感じてもゲームをやめられない傾向にあった。
「学業や仕事に影響が出てもゲームを続けた」(24.8%)、「腰痛や頭痛など体の問題があっても続けた」(40.5%)、「睡眠障害や憂鬱など心の問題が起きても続けた」(37.2%)など、明らかに問題が大きいことがわかる。
長時間利用によって実生活や心身に弊害があり、弊害が生じてもやめられないことが一番の問題なのだ。
オンラインゲームは、対戦したり協力プレイするなど、相手がいることが依存を促進させると言われている。
同時に、スマートフォンでいつでもどこでも遊べることも、コントロールを難しくしている。
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