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2020年6月の記事一覧

裏庭のアジサイ、その後

 今年は、周りの木(梅、枇杷)の枝落としを徹底的にやり、雑草も徹底的に抜いてからアジサイの食べられて穴が開いた葉を落とし、もう大丈夫だろうと思っていました。

ところが・・・!

ちょうどこの時期に、ひらひらと罪なんか無さそうに優雅に飛び回る蛾がいたんです。

あまりにも大量に飛び回り、とうとう近所の方から苦情を頂いてしまったので、枝落としをしたり、この虫のことを調べたりしていました。

この飛び回っていた虫の正体ですが、ウメエダシャクという蛾でした。

飛び方はひらひらと優雅なんですが・・・

この蛾の名前は、幼虫が梅の枝をシャクトリムシのように這っていくことから付けられたようです。

ここ1週間ほどでやっと梅の若葉がたくさん出てきましたが、今のところ食害はないので、今年はウメエダシャクによる被害はないでしょう。

これでホッとして、アジサイの葉も大丈夫だろうと思い込んでいました。

ところが、アジサイの葉をまたも丸坊主にされてしまったので、葉についた虫を探して調べてみることにしました。

調べて何とか特定できました! 多分、アジサイハバチの幼虫だと思います。

今まで見落としていたんですね。

そこで、かわいそうですがバーナー火炎放射で退治することにしました!

葉の裏側、地面付近とかにかなり付いていたのを駆除出来ました。

これで大丈夫だろうと思っていたんですが、この後も毎日のように点検していたところ、やはりと言うかまだ居ましたね!

もしかして、卵は地中に産み付けられて地中から幼虫が這い上がってくるとすると別の手が必要になります。

再度調べてみたら、成虫は産卵管を茎に刺して卵を産み付けるようです。

これについての対策ですが、

 

 まず茎に産卵あとがないかどうかを確認して、

①産み付けられた茎のところをハサミでカットして廃棄

②産卵あとにマチ針のようなものを差し入れて卵を掻き出す(卵は30~40個を縦に2列で産み付ける)

③孵化するまで待ち、孵化したのを確認したら幼虫を補殺。食害されている葉ごと切り取る

 

と書いてあったので、地中からの心配は不要で今年はこのまま様子を丹念に見続けようと思っています。

ここ数日で幼虫を見かけることはなくなり、今朝も見かけませんでした!

そして、現在の若葉の様子を撮っておきました。

このまま元気にどんどん茂っていって欲しいんですが、さすがに今年の花は無理ですかね?