2022年5月の記事一覧
ポーランドでロシア大使に赤い液体 侵攻抗議か
ロシアのアンドレエフ駐ポーランド大使が9日、
第2次大戦で命を落とした旧ソ連兵追悼のためにワルシャワの墓地を訪問したところ、
ウクライナ侵攻に抗議する市民らに、赤い液体を顔にかけられる事件があった。
大使は、旧ソ連の対ドイツ戦勝記念日に合わせて献花に訪れた。
抗議する市民らが取り囲んで「ファシスト」などと叫びながら繰り返し液体を浴びせ、
大使の顔や服が真っ赤に染まった。
大使は抵抗せずしばらく立ち続け、警察に守られて車まで避難した。
けがはなかったという。
事件について、ロシア外務省のザハロワ情報局長は、
「西側がファシズム復活の道を歩んでいることが証明されたが、われわれを脅すことはできない」と強調した。
この事件についてのとらえ方が様々に投稿されていました。
その中から2つ引用させていただきます。
この行為は肯定されるべきではないが、
今まで眠っていた感情がウクライナ侵攻で爆発した結果です。
ウクライナやポーランド、バルト三国や東欧、中欧の複数の国が、世界大戦後にソ連の支配下に入りました。
しかし、ロシアでは
「自分たちはナチスドイツから民衆を解放し庇護し続けていた」
と正当化し続けており、恒常化された歴史認識によって訂正される状態では全くない状況です。
それを今まで我慢していたのに、今回の侵攻もナチスとの戦いをと主張しているので、ポーランド国民の怒りは相当なものだと思われます。
外交特権逆手に、ポーランドに言いがかりつけて次に戦端開く準備ですかね?
こういう事の積み重ねを戦端開く口実にしかねないのが今のロシア中央なのでは?
大使の保護義務ってこの場合ポーランド側にあるし、
条約的に、いかなる理由があっても保護しなければならない。
投げつけた人達の気持ちはわかるが、ポーランド政府は犯人探しして立件せざるを得ない。
ポーランドは外交上まずい立場に立った事になる。
1つめの投稿の通り、私たちも、ロシアに接している国の人たちの気持ちに強く共感できるものがあると思います。
しかし、2つ目の投稿のような真っ黒な思惑が背後にあるとすれば、どうなってしまうのか?
このような状況操作が国レベルで行なわれるとしたら?
とてつもなく恐ろしい・・・
でも、戦争とはそうやって作り出されるとも言われています。
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