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2019年4月の記事一覧

前任校の新しい電気工事1つ完了!

前任校のグランドの一角にあるコートには、100Vの配線が通してありません。

ですから、特に夜間は照明がないためにかなり不自由だったと思います。

これを何とかして欲しいと頼まれていたんですが、昨年度は時間切れになり、転勤となってしまいました。

約束は何とか果たさないといけないので、今日、この場所の2回目の工事に訪れました。

とにかく、電源が無い状態なので、電動工具も照明も使えない訳です!

さて、どうするのか?

近くの地表付近に配管が通っていて、数か所にアウトレットボックスが配置してありました。

アウトレットボックスを開けてみると、14スケアの単線が2本通っていて、ボックスの中で圧着端子接続で中継されていました。

電圧を計ってみると200Vでした。

そして、このボックス部分から分岐配線が出来そうです。

照明だけなら、200Vのまま使えるLED器具があるのですが、

100Vの電気製品も使いたいという要望があったため、降圧トランス使用を考え、このトランスの値段が気になっていました。

しかし、それほど高価ではなく、今回の3kVA(100V 30Aと考えて良い)タイプが1.8万円でした。

これで、ほぼ見通しが立ったので、工事を開始しました。

しかし、未経験の難題は、14スケア線からの分岐線の出し方です。

写真の接続部にさらにR型圧着端子を付けたVVF1.6ケーブルを追加してビニルテープで絶縁処理しました。

この部分の作業が試行錯誤の繰り返しで、かなり手を焼きました。

第一に、元ブレーカーの所在が不明なため、通電したままの作業にならざるを得ませんでした!

もちろん、ショートや感電を避けるため1極ずつ作業しましたが、手袋なしで作業したので(!)、どうしても通電部に手が触れてしまい、感電して何回も痛い思いをしました!

しかし、何とかこの部分をクリアできたので最後までたどりつけた訳なんです!

アウトレットボックスからの分岐はVVFケーブルで、PF管に収めることにしました。

雨水がボックスに伝わってこないように、一旦わずかに下に下げてから上に配線します。

配線の接続、分岐点には、屋外用のVVFジョイントボックスを使いました。

また、写真中の板材は、杉の貫板、胴縁板で、鉄パイプに直にねじ止めしてあります。

鉄パイプへの下穴とタッピングネジの径を調整すると、いい感じのしっかりした固定ができます!

降圧トランスは、使っていないロッカーの中に入れましたが、夏場は放熱のことを考えないといけないかもしれません。

照明は、40W型直管LED(消費電力20W)を2本使いました。

一応、この部分はこれでOKでしょう。

屋外用移動式照明などを使用する希望があれば、コンセントを増設しようと思いますが、

ジョイントボックスから分岐させればいいだけなので簡単です!

ここで使用する接続コネクターは、作業が早くやり直しもきき、非常に便利です!

リングスリーブだとこうはいきません!

この接続部分は、ジョイントボックスに収めてしまいます。

あとは、更衣室まで配線を伸ばし、照明と100Vコンセントを取り付けます。

その工事は後日やろうと思います!