2019年2月の記事一覧
ショウガたっぷりの玄米イワシご飯、味噌味
なかなか美味しかったです。
ショウガたっぷりの玄米イワシご飯、味噌味です。
でも、写真、やっぱりイマイチですね~
青魚の油
旬の青魚には、他の食材からは摂れない貴重な油が豊富に含まれています。
まあ、栄養分がどうとか言う前に、すごく旨い! ということなんですが。
この時期、個人的には、マサバの塩焼きがすごく気に入っています!
下の写真は、昨年12月初めの鮮マサバをさばいて、キッチンペーパーで1日包んで水分を取ってから塩焼きにしたものです。
一番脂が少ない尾の部分でさえ、これだけ油がにじみ出るんですね!
さて、青魚の塩焼き、特にマサバの塩焼きは最高に旨い(!)んですが、油分は前回紹介したように、ずいぶん流れ落ちてしまいます。
また、酸素のある空気中で加熱する訳ですから、ただでさえ酸化されやすい不飽和脂肪酸の油は一部劣化してしまいますね。
そこで、この青魚の油分を、劣化させないで無駄なく手軽に摂取できないか? と考えると、あるんですね!それも身近に!
例えば、マイワシの煮付けの缶詰です。
マルハニチロの、脂乗りのすごい(!)北海道マイワシを使った煮付け缶、1缶たったの100円です!
この煮つけ缶詰の製法ですが、缶に生魚と調味料を入れて、空気を抜いたあと密封します。
その後に缶全体を加熱するので、調理中、魚の脂は空気に触れず劣化しないんです!
これをそのまま食べてもいいんですが、煮汁の油分も全部摂ろうと、炊き込みご飯を作ってみました。
名付けて、玄米イワシ飯です!
まず、良く洗米した玄米2合に、刻みしょうがを沢山入れます! もっともっと入れてもいいと思います。
これに、今紹介したマイワシ缶詰1缶の中身を全部入れます。他の調味料等は一切入れません。
この油を見て下さい! さらにイワシの身にも脂たっぷりなんです。
最近、青魚の缶詰はテレビで宣伝されてしまったので、値段が上がったり、安いけど中身が最悪なものがあったりしますので注意して下さい!
マルハニチロ、ニッスイ、あけぼの、ちょうした、あたりのメーカーのが間違いないと思います。
さて、あとは炊飯するだけです。
出来上がりは、下のような感じです!
この缶詰の味付けはちょっと甘めなので、味的にはまだ工夫できると思いますが、手軽でなかなか美味しいですよ!
玄米には油溶性のビタミンEが豊富に含まれていて、この魚油との組み合わせで効率よく摂取できるのではないかとも思っています。
炊飯器が魚臭くなっちゃう(!)のが、ちょっと欠点かな? (えっ? この欠点はちょっとじゃないって?)
魚焼いた後の片付け
男料理で必ず怒られることの一つは、後片付けについてでしょう。
特に魚料理の後片付けの時、ちらかしたまま、汚いまま、臭いが残ってる、を続けてしまうと、カミさんから「もうやっちゃダメ!!」と言われてしまいます!
また、片付けの工夫とか、ちょっとだけでも出来るといいですよね。
今回、マイワシの塩焼きを作りましたが、この時期にしては脂乗りがすごくて、魚焼きグリルに魚油がたくさん落ちていました。
下の写真ですが、右手前、右奥にかなり溜まっているでしょう? 中型イワシ3匹でこの量ですよ!
さて、このグリルの掃除ですが、食後、ちょっとくつろいだ後にサッサとやっちゃった方が絶対にいいです!
この調理で使用済みになったキッチンペーパー、ティッシュを捨てずに取っておくんです。
これらの使用済みペーパーは、魚油を浸み込ませたり、油や汚れを拭き取ったりするのに使います。
また、焼き魚を乗せた食器の皿にも油が結構付いていますから、これも、使用済みペーパーで拭き取っておきます。
この皿の処理をやっておくと、食器洗いの時に、洗いのスポンジや他の食器に魚臭さが移らず、特にカミさんに喜ばれます!
新しいペーパーを使うのはもったいないし、魚油を流しに捨てたり、また、洗剤を使ったりすると、排水管詰まりや下水を不必要に汚すことになってしまいます。
ペーパーを使わずに、例えばコンポストのように、魚油を肥料作りの原料にしてしまうのが最善の手かもしれません。
実は、マンションに居た時は自作コンポストを作って、それで処理をしていました。近いうちにまたそうしたいと思っています。
で、魚油を拭き取ったペーパーは臭ったりするので、魚を包んでいたビニール袋とかに入れて口を縛ってゴミ箱に入れます。
グリルの掃除は、ここまでやっておけば、まあOKかな。
これで、次回もすぐに魚が焼けますね!
片付けをついつい後回しにしちゃうと、次に、さあ魚を焼こうとした時、「うわぁー・・・」となって、かなりやる気がそがれちゃうんですね。
マイワシの塩焼き
前回、房総マイワシのマリネを紹介しましたが、
その後また、カミさんが、房総マイワシを買ってきてくれていました。
でも、時間がない時は、何日も冷蔵庫に眠ったままで、そのうち刺身やマリネにはできなくなるんですね・・・
「冷蔵庫に今、何の魚がいつからいるか?」と、いつも自分の頭の中にはあって、気にはしているんです。
今回のマイワシは、買ってからもう5日は過ぎてしまいました!
そこで、塩焼きにしようと、一昨日、さばいてみました。
最初の鮮度が良かったんでしょう。お腹も破れていないし、充分塩焼きで行けそうです!
下の写真は、下処理をしたあとキッチンペーパーでくるんで水分を取っておいた状態で、焼く前に軽く塩を振ったところです。
真ん中と下のヤツは、体に張りがあって魚体も丸いのが分かりますね。(多分脂乗ってて旨いでしょう)
で、下の写真が魚焼きグリルで焼いて出来上がったところです!
あまり美味しそうに見えないと思いますが、内臓を除いて、水分を取ってから焼くと、こんな感じになってしまうんです。
でも、脂乗りいい時期なら、とっても旨いんですよ!
今回のも、脂乗りがとても良く旨さバッチリでした!!
さて、今日、角上魚類へ出かけてみると、ものすごく混んでいました!
節分だからか、良く分かりませんでしたが、とにかく、何かある時はお寿司の人気が凄いんです。
家族で祝ったり、お客さんにおもてなしで出したりするんじゃないでしょうか?
で、「節分イワシ!」と宣伝して、房総の鮮マイワシを売っていました。
節分イワシについて調べてみると、柊(ヒイラギ)にイワシの頭を差して、柊の尖った葉と、イワシの臭い匂いで鬼を追い払い、また臭いのあるイワシを食べることで、魔除けや、陰の気を消すといった意味があるんだそうです。
ということで、節分イワシは、「脂乗りのいい旨いイワシ」ということではなさそうですね。
実際、今日の鮮マイワシの体形は、横から見て丸みがなく、むしろ棒状のようで脂はなさそうでした・・・
マイワシの和風マリネ
最近、脂の良く乗ったマイワシをひんぱんに見かけます。
以前は、入梅イワシと言うくらいですから、6月、7月ころからチェックしていましたが、
9月ごろはもう脂ないよね、と思っていました。
しかし、ここ数年だと思うんですが、9月を過ぎて冬になっても、北海道あたりのマイワシはものすごく脂乗りがいいんです!
状況が変わって来たのか、今まで気付かなかっただけなのか・・・
で、ここ数日、房総(千葉)の新鮮なマイワシをスーパーで良く見かけていました。
思わず手が出るような、鮮度の良さと太り方なんです!
でも、真冬の房総のじゃあ、脂乗ってないんじゃないかな? と半信半疑だったんです。
そこで、ものは試しと、このマイワシで和風マリネを作ってみることにしました!
結果、すごく美味しかったので、紹介しようと思います!
(もっとお手軽に旨さを味わいたいなら、お腹を掃除したあと、塩焼きにして下さい!)
まずは、この鮮度の良さを見て下さい! 目がキレイでしょう?
パック詰めのヤツだったので、太さはマチマチなんですが。
次に、良く洗って、頭、ひれを落として、さらに内臓を除いて、特にお腹の中をキレイに掃除しておきます。
特に、中骨周りに残る血もキレイに洗い流します。
今日は、時間が無かったので、カマも残しませんでしたが、焼くとおいしいんです!
次に、手開きで中骨を取り除きます。お腹に脂があるのが分かりますね。
もちろん、手開きの時、手に脂がついてくるので、もう間違いなく旨い!と分かります。
次は、カマの部分をもう少しだけ落とし、腹骨をすき取って、最期に皮をひきます。
時間がある時は、取り除いたカマ、中骨、腹骨、皮、全部焼いて食べて下さい。旨いですよ!
あとは、ザックリと切り分けて、すぐにマリネ液に漬け込んでいきます。ごめんなさい!ピント合いませんでした。
和風マリネ液は、黒酢2、マイルドポン酢1、それに昆布を入れておきます。
皿に盛ってみました。どうも、写真が上手に撮れません・・・
いつもは、玉ねぎ、パプリカのスライスなんかを加えるんですが、今回は野菜なしでやってみました。
カミさんも合格を出してくれたので、良かったらぜひ作ってみて下さい!
旨さも、栄養面(特に上質の青魚の脂)でもおすすめできると思います!
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