理科のこと何でも

カテゴリ:家で出来る実験!

プラスチックは加熱して成型できる素材

 プラスチックとは、熱可塑性の樹脂のことです。
熱を加えて成型できるというのは、実はすごく有用な特徴ですね。
私たちの生活にプラスチックは欠かせない物になっています。
さて、プラスチックを使ったごく簡単な実験があります。
お湯で火傷しないようにやってみて下さい。


※ 熱を加えても柔らかくならず、成型できない樹脂もあります。
  このタイプの樹脂は、成型過程で、原料を加熱して硬化させます。
  よって、熱硬化性樹脂と呼ばれています。

葉書きを作ろう

 今日は、食べ物はお休みです。
外も雨ですから、お家で「手作りハガキ」を作ってみましょう。
ミキサーは、もう使わなくなったものがあるといいですね。

牛乳でチーズを作る

 牛乳に果物や酸味のあるものを混ぜると、
固まりが出来ますよね?
ヨーグルトを作る時も同じような現象が観察できます。
この現象は、
 ① タンパク質の変性
 ② 塩析
の2つが関係しています。

手作りバター(これ、うまい!!)

 ここで出来るバターは、とっても美味しいんです!
どれくらい美味しいの?
いやいや、売っているバターより美味しいんですよ!
もし、でき立ての生クリームを牧場とかで手に入れられたら、
極上の(!)バターが、この手順だけで出来るんです!
市販の生クリームでも、ビックリする味のバターになりますから。
是非、やってみて!!

※ 最後の段階で、少量の塩を加えた方がいいかもしれません。
  塩を加えて、良くかき混ぜて下さい。

焼きおとし

 この実験は、花火のように紙が燃えますので
保護者の方と一緒にやっていただきたいと思います。
火に注意しながら、火の後始末もキチンとしましょうね!
それから、紙に塗る水溶液も残ったものは流しに捨てて、
容器も水洗いしておいて下さい。
なお、窒素肥料(硝酸カリウム成分)の代わりに、
除草剤(塩素酸ナトリウム成分)でも上手くいきます。

うがい薬の色を消す食べもの?

 褐色のうがい薬(たとえばイソジン)でうがいをした時のことを思い出して下さい。
うがい薬の褐色がうすくなるような経験がありませんでしたか?
たとえば、濃いお茶を飲んだ後のうがいでは、褐色がうすくなったり消えたりとか。
これには明解な理由があるんです。


この時の反応は、酸化還元反応で、うがい薬のヨウ素が酸化剤になります。
ですから、ビタミンCのような還元剤が入っている食品と反応する訳です。
ヨウ素(水溶液中で褐色)が相手を酸化すると、ヨウ化物イオン(無色)になり、
色が消えるという訳です。

お酢で卵の殻だけを溶かすと・・・

 これも、すぐに出来る実験です!
ただ、結果が出るのにちょっと時間がかかります。
夜に卵を漬けておけば、次の朝には面白い結果になっているはずです!

PS.この実験で出来たもの全部をかき混ぜて、薬として飲むと美容や健康にいいそうです。
「酢卵」というものなんだそうです。
実は、やってみた事があるんですが ・ ・ ・
凄い味でした !

ムラサキキャベツで試験紙を作ろう

 ムラサキキャベツの色素を煮出(抽出)して、
その色素が、酸性、アルカリ性でどういう色になるのか?
といった実験は色々なものが考えられます。
それらの中で、以下の試験紙を作る実験は、一番アカデミック(笑)なものですね。