美味しい魚のはなし

2020年2月の記事一覧

カタクチイワシ、巨大メヒカリなど・・・

まず、カタクチイワシ(セグロイワシ)はどうやっても美味しだろうと思っていたので、素揚げにすることに。

結局、ひいた油が少なかったのて、油炒めになっちゃいました。

味は・・・

あれ~? っていうくらい、旨味がなく身もボソボソで美味しくなかったです!

唐揚げだともう少しは良かったかな・・・

次は、巨大メヒカリ! しかも刺身用でした!(小魚なのに1尾70円もした!)

この写真じゃ、大きさが良く分からないでしょう?

そして、脂無さそうだったけど、お腹を掃除していつもの焼きにすることに。

マイワシも一緒に。

このマイワシは中羽くらいですが、これでこのメヒカリの大きさが分かるでしょう?

さて、焼き上がりは・・・

うーん・・・ もうちょっとカリッとなるくらい焼きたかったんですが、焦げる部分も多くなりそうだったので、これで食べてみました。

マイワシはいつも通りの〇!でしたよ。

で、メヒカリはやや水っぽかったけど、旨味が強くクセのない味だね!と再認識できました。

メヒカリに目がない(笑)カミさんも喜んでいましたから!

そこで、残り1尾は、開いて水分を取ってから焼いてみることにしました。

さあ、またマイワシと一緒に焼いてみました!

もっと水分を抜いてから、焦げないように上手く焼けば充分いけそうでした。

脂が乗ってる時期のものなら、これくらいの処理をした焼きで最高に旨いはずだと思います!! 

また鮮魚買い過ぎました!

昨日は、鶴ヶ島で巨大メヒカリ3尾と、太刀魚の刺身を買いました。

メヒカリは凄く大きかったけど、脂乗ってないようなことを言ってました。

「から揚げで食べる魚だからねぇ」と言ってたので、この方は焼きでは食べないんでしょう。

土地ごとに食べ方の習慣もありますからね。

個人的には、脂乗ってる時の焼きの方が絶品だと思っています。

さて、太刀魚ですが、自分で刺身にしたことはあるんですが、こんな大きくてキレイに仕上がるはずないですね!

美味しかったけど、すごく締まってて硬めな食感でした。

そして今日は、角上アプリから、「生ニシン1尾120円!」の連絡が入ったので、所沢の角上へ行ってみました。

すると、宣伝通り大きくて鮮度のいいニシンが120円! 蒲焼きの試食もやってて美味しかったです!

水分抜いてから焼くのか聞いてみたら、「3枚におろしてタレに浸けてすぐ焼いたんですよ」と言ってました。

感心して生ニシン2尾買いました!

その後、千葉マイワシ大きいのをこっちで3尾選ばせてもらって、240円也。

マイワシいつ頃まで脂ありそうか聞いてみたら、やはり今までとは様子が違っているようで、今後もまだしばらく期待できるかもと言ってましたよ! (入梅イワシって言わなくなるかも?)

さらに、刺身に出来る鮮度の安いカナガシラを発見!

小さいけど1尾50円! 3尾買って汁物にすることにしました。

 

さて、今日の夕食は、この前買って水分を抜いてあるニシンの焼きと、クロソイの味噌汁です。

程よい脂乗りでカミさん大喜び! 自分も美味しいと思いました!

そして、今日の味噌汁は、汁の中には身だけになるように、骨の部分だけ全部ダシこしの中で煮たんです。

味もなかなか良かったですよ!

ご馳走様でした!

アニサキスにご注意!

「サバの刺身(しめサバではなく、生のサバ)は食べたいけど、アニサキスが怖い!」と聞いたことはないでしょうか?

このアニサキス症は、サバによるものが最も多く、他にイワシ、アジ、タラ、サケ、イカ、サンマ、ホッケなどでも起きるんです!

いずれの魚でも、生で食べた時だけの話です。

下の写真は、先日、生ホッケをさばいている時に見つけたアニー君(笑)です!

食後数時間で、胃に差し込むような強い痛みが出ます。

しばらくすると痛みは落ち着きますが、また数分するとグーッと強い痛みの波がやってきます。

一定の間隔をおいて起こったり止んだりする痛みは、アニサキス症の特徴だそうです。

同時に発熱や蕁麻疹などのアレルギー症状を伴うこともあります。

胃の痛みは虫体が粘膜に刺さった痛みではなく、このアレルギーによる痛みと考えられています。

(魚を食べてアレルギー症状が出た場合には、アニサキスアレルギーの可能性が結構あるということ) 

 

魚が生きているとき、アニサキスは内臓に寄生し、死ぬと筋肉へ移動します。

そのため、魚が新鮮なうちに内臓を取り除けば、アニサキス症になるリスクは低くなります。

また、アニサキスは、食酢での処理、塩漬け、醤油やわさびでは死にません。

アニサキスは加熱や冷凍(-20℃で24時間)で死滅するため、加熱または冷凍後に食べれば問題ないんです。

まあ、該当の魚を生で食べないようにすることが最も確実な予防法ではあるのですが・・・

旬を過ぎたハタハタと、脂ないホッケは?

この前、大きな卵を抱えたハタハタが美味しくなかったことを書きました。

意外なことに身だけでなく、肝心の卵も硬くて美味しくなかったんです。

あれから少し経った2月の初めに、産卵後と思われる安いハタハタをカミさんが買ってきました。

「旬の味覚」の表示は全く偽りじゃないでしょうが、「これ今まさに旬です!」とは言えないでしょうね。

鮮度が良かったので、いつもの蒸しにすることに。

我が家では、ハタハタはいつも蒸してポン酢で食べているんです。たまに焼きにしますね。

こうやってカマも落としておくととても食べやすく、中骨もスッと抜けるんです。

味の方ですが、脂なかったけど、まあまあでした。悪くなかったです!

あ、そして、カマの付いたアタマですが、焼いてコータ君にあげるんです! 喜びます!

さて、角上で安いホッケを買ってあったんですが、しばらく冷蔵庫でほっておいたので、ちょっと痛んでいました・・・。

そこで、2枚おろしにして、痛んでいたお腹の部分をそぎ落としてキッチンペーパーで包んでおいたんです。

うーん、脂乗ってないですね。小型で安かったしなぁ。(200円)

昨日の夕食時に「今日は魚ないの?」と聞かれたので、「美味しいか分からない焼きホッケ!」と言って食卓に出したのがこれです。

見事に脂なし!!

味は・・・

旨味も感じず、失敗でした!

ただ、北の魚に共通したボソボソした感じは、水分を抜くと良くなるのが実感できました。

「旬で脂乗りが良ければ、きっと美味しいハズ!」という感じは持てたので、次回に期待することにしました!

イシモチの刺身!

先週、鶴ヶ島ビッグマーケット内の鮮魚店(本庄鮮魚)で、目を疑うような大きさのイシモチを発見!

体長50センチ(!)はありましたね。

しかも鮮度が良く、刺身用と書いてあったんです! 刺身になる新鮮なイシモチに出合ったは初めて!

「ああっ、イシモチの刺身! 食べたいっ!」 とっさに思いました。

「漁師が漁船の上で食べる最高の刺身の一つ」と、どこかで聞いたことがあったんです。

でも1尾3000円ほど。しかも巨大だから食べきれない・・・

迷っていると、刺身コーナーで「さあ! イシモチの刺身だよ! イシモチの刺身!!」と大きな掛け声が。

急いでそこに行ってみると、鮮やかで美味しそうな刺身が1パック350円!

もう迷わず、これを買ってきました!

脂は乗ってないけど、身の色、血合いの色がいいでしょう?

その日の夕方の食卓に出しましたが、直ぐに完食! 美味しかったです!!(食感と旨味が◎)

ただ、旬は外れているようだったので、旬のものにもう一度出合いたいですね! 

 

ちょっと補足することがあるんです。

イシモチと言えば、普通シログチのことを指すんです。

また、シログチととても良く似たニベという魚がいるんです。

関東では、これらの魚はどちらも「イシモチ」と呼ばれているようなんですね。

なので、今回の刺身は、シログチではなくニベかもしれません。

真相を知るには、もっとこれらの魚に接しないといけませんね!