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後期3大交響曲以外も聴いて欲しい チャイコフスキー 交響曲第3番

チャイコフスキーの後期3大交響曲(第4~6番)は別格として、それ以前の3曲も魅力的な面をたくさん持っているんです!

惹かれるメロディーも次々に出てくるし、ドラマティックな場面もちょくちょく現れます。

いわゆる、これぞチャイコフスキー! というような個性をしっかりと持っていると思うんです!

その中でも第3番は、ダイナミックであっても、後期交響曲のように深刻ぶらず、よどまず、次々に魅力的な旋律が出てきます。

特に第3楽章の、アンダンテ・エレジアーコは、ドラマの中の感情が高ぶる一場面のようで、一度聞けばきっと忘れられないでしょう!

第1楽章は、「葬送行進曲のテンポで」という、ちょっとだけ深刻そうな序奏で始まりますが、すぐに、アレグロブリリアンテの輝かしく爽快な主部に続いていきます。

また、アレグロ・コン・フォーコ・テンポ・ディ・ポラッカの力強く華やかな終楽章も、とてもカッコイイんです!

終楽章フィナーレの壮大な輝かしさも、Highに盛り上がれます!

前期交響曲3曲の中では、最も平易な親しみ易さを持った曲だと言えるのではないでしょうか。

バランシン振付のバレエ「ジュエルズ」の最終幕「ダイヤモンド」では、この曲の第2楽章~第5楽章が使われたそうです。

前置きをちょっと長めに書いてみましたが、急にこの曲が聴きたくなり、bluetoothスピーカーでお風呂に浸かりながら、久しぶりに全5楽章を聴いてみました!

次回、ちょっとだけ、迷(?)ガイドをさせていただきますね。