PC設定覚書と雑記

サーバー運用とPC日記

サーバー環境整備とNetCommonsサイトの移行準備

 前回のメンテナンス作業は、サポート期限が切れていたOS環境を新しくすることでした。

しかし、OSをいじり過ぎていてdist-upgrade コマンドは使えない状況になってしまっていました。

そこで、別サーバーに新OS環境を作っておき、そこへサイトを引っ越しさせる方法で作業しました。

サイト引っ越しの基本は、インストールディレクトリのコピーと、データベースmysqlのダンプとリストアです。

この方法で新環境に引っ越ししたサイトが現在動いています。

このあと、現新環境にConnect-CMSをインストールして、NetCommonsサイトをそこに移行させる手順だったんですが・・・

新環境でPHP拡張モジュールをインストールする時に色々といじり過ぎて、Connect-CMSのインストールが出来なくなってしまっていて、そこでつまづいて止まってしまっているんです・・・

今夜は、このトラブルを何とか解決出来ないかトライしてみます!

現NC3サイトをConnect-CMSへ移行準備 作業中(4)

 昨夜は、PHPの openssl 関連のエラーを解消しようと四苦八苦していました。

openssl をソースコンパイルして再インストールしたりしましたが、エラーは解消されず・・・

サーバー環境から新しく作り直そうかとあきらめかけていたところ、Web上の新情報を見つけました。

どうも、openssl は enable になっているのに、必要のないところに openssl.so を読みに行こうとしているのがエラーの原因だったようなんです。

そこで、php.ini を編集して、「 -dextension=openssl 」を書き加えました。

これで、PHPの openssl のエラーは解消されました!

この後、connect-CMS のインストールと設定を無事完了させるところまで行けました。

今回は深夜2時までの作業で何とか寝れましたね!

さあ、いよいよキモのNetCommonsサイトの移行作業に取り掛かれます!

現在、3つの NetCommons サイトを動かしていますが、このうちの2つは早速移行させてしまおうと思います。

残りの1つ(このサイト)は、受験での化学資料の利用者が戸惑わないよう、来年の4月まで移行作業を延期しようと思っています。

NC3サイトをConnect-CMSへ移行 作業中(5)

 NetCommons3サイトを Connect-CMS に移行させることが出来ました!

2つのサイトの移行が完了しています。

現サイトの移行は、来年春の予定です。

 

移行手順の概略は以下の通りです。

 

①新Connect-CMSサイトのバーチャルホスト設定ファイルを作っておく。
 アクセスURLは、NetCommons3サイトと同一にしておく。

 

②NetCommons3サイトと同一サーバー内にConnect-CMSをインストールする。

 

③バーチャルホスト設定で、NetCommons3サイトをdisableに、Connect-CMSサイトをenableにする。
 インストール後にサイトにアクセスして正常動作を確認しておく

 

④バーチャルホスト設定で、Connect-CMSサイトをdisableに、NetCommons3サイトはenableに戻す。

 

⑤Connect-CMSインストールディレクトリ ・・・/connect-cms 直下の.envファイルを編集
 # migration option (Common)
  MIGRATION_CONFIG_PATH=/var/www/○○○/connect-cms/app/Traits/Migration/sample/migration_config/migration_config_nc3.sample.ini

 # migration option (NetCommons3)
  NC3_EXPORT_UPLOADS_PATH=/var/www/△△△/app/Uploads/
  NC3_APPLICATION_YML_PATH=/var/www/△△△/app/Config/application.yml

 バーチャルホスト設定は、NetCommons3サイト、Connect-CMSサイト共にdisableに。

 

⑥Connect-CMSインストールディレクトリ ・・・/connect-cms 直下で、Exportコマンド、Importコマンドを実行させる
 $ php -d memory_limit=512M -d allow_url_fopen=1 artisan command:ExportNc3 all {redo}
 $ php artisan command:ImportSite all {redo}

 

⑦バーチャルホスト設定でConnect-CMSサイトをenableにし、移行後の新サイトにアクセスし、正常動作を確認する!

 

サーバーマシンを80kmほど離れた場所に移設しました

 サーバーマシンを運搬している最中は、この中の4つのWebサイトと1つのWebアプリは停止したままです。

移設先に到着したら、電源ケーブル、LANケーブルを確認しながらしっかりと接続します。

スイッチングハブの接続と電源オンも忘れずに。

運転開始したら、ルーターでポートフォワーディング設定を行います。

ルーターの再起動が必要な場合もあると思います。

最後に、室内のクライアントPCのどれかに、サーバーにリモートアクセスするアプリケーションをインストールしておきます。

ここから、サーバーのcronjobを動かしておきます。

特に、DDNSサービス局へ最初の信号を送っておかないと、

DNS情報が古い場所のままになっているので、Webサイトへのアクセスが出来ません。

 

ここまでの作業を完了させたので、4つのWebサイトは元通り復旧しています!