サーバー運用とPC日記
NetCommons3 update ver.3.3.7に
NetCommons3.3.7 がリリースされました!
「重大なセキュリティバグの修正」を含むとアナウンスされていましたので、先ほどupdate作業を行いました。
今後、NetCommons3 の新バージョンは提供されなくなるということですので、これが最後の提供になってしまうかもしれません。
ともかく、今回の update もお世話になりました!
関係の方々に感謝申し上げたいと思います!
このサイトを Connect-CMS へ移行する前にやっておくべきこと
昨日、NetCommons3 の update 作業を行いましたが、
「NetCommons3 の配布は、2025年3月までで終了する」と発表されていることは以前書きました。
NetCommons3サイトは、
オープンソース・ワークショップ社の Connect-CMS サイトに移行出来そうなんです。
サーバーに Connect-CMS をインストールして、ここに現サイトの情報をインポートする流れです。
今、色々と情報を集めているところなんですが、
まずは自分の webサーバーに、試しに Connect-CMS をインストールしてみようと思っています。
git コマンドで github からソースをクローンし、
php ライブラリを composer でダウンロードしてくるように書かれていました。
これは自分には未経験の作業なので、不安と期待が入り混じった気分です!
3~4日くらいまとまった日にちが取れた時にやってみたいと思います!
Debian に Connect-CMS をインストールしてみる
※ MariaDBでデータベース作成は済ませておく。
①install ディレクトリ作成
# mkdir -p /var/www/test
②GitHubからソースをクローン、安定版へ切り替え
# cd /var/www/test
# git clone https://github.com/opensource-workshop/connect-cms.git
# cd /var/www/test/connect-cms
# git checkout $(git describe --tags --abbrev=0)
③composerをインストールし、利用ライブラリをダウンロード
# php -d allow_url_fopen=1 -r "copy('https://getcomposer.org/installer', 'composer-setup.php');"
# php -r "if (hash_file('SHA384', 'composer-setup.php') === 'ハッシュ値は、https://getcomposer.org/download/を参照') { echo 'Installer verified'; } else { echo 'Installer corrupt'; unlink('composer-setup.php'); } echo PHP_EOL;"
# php -d allow_url_fopen=1 composer-setup.php
# php -r "unlink('composer-setup.php');"
# php -d allow_url_fopen=1 composer.phar install --no-dev
④apache conf設定
DocumentRoot /var/www/test/connect-cms/public
<Directory "/var/www/test/connect-cms/public">
AllowOverride All
Require all granted
</Directory>
⑤.envファイル作成(Laravel)
# cd /var/www/test/connect-cms/
# cp .env.example .env
⑥.envファイル編集
APP_NAME="Connect-CMS"
APP_ENV=production
APP_KEY= ←適当な文字列を入力、ダブルクオートで囲まない
APP_DEBUG=false
APP_URL=https://xxx.mydns.jp/ (DNS設定、ssl設定は済ませておく)
LOG_CHANNEL=daily
DB_CONNECTION=mysql
DB_HOST=127.0.0.1 ←localhostに変更
DB_PORT=3306
DB_DATABASE= ←DB名
DB_USERNAME= ←DBユーザ名
DB_PASSWORD= ←Dパスワード名
⑦アプリケーションキーの初期化
# php artisan key:generate
**************************************
* Application In Production! *
**************************************
Do you really wish to run this command? (yes/no) [no]:
> yes ← yes を入力
⑧DBマイグレーション
# php artisan migrate
**************************************
* Application In Production! *
**************************************
Do you really wish to run this command? (yes/no) [no]:
> yes ← yes を入力
⑨seederで初期データインポート
# php artisan db:seed
**************************************
* Application In Production! *
**************************************
Do you really wish to run this command? (yes/no) [no]:
> yes ← yes を入力
⑩ディレクトリパーミッション、他の設定
# cd /var/www/test/connect-cms/
# chown -R www-data:www-data storage
# chown -R www-data:www-data bootstrap/cache
# chown -R www-data:www-data vendor/tecnickcom/tcpdf/fonts
# chown -R www-data:www-data public/themes/Users
# chmod -R u+wr storage
# chmod -R u+wr bootstrap/cache
# chmod -R u+wr vendor/tecnickcom/tcpdf/fonts
# chmod -R u+wr public/themes/Users
⑪完成サイト初期アカウント
user:admin
pwd :C-admin
現NC3サイトをConnect-CMSへ移行準備 勉強中(1)
現NC3サイトをConnect-CMSへ移行しなければなりませんが、移行の猶予はまだ1年あります。
Connect-CMSの試験installは何とか出来て、
また、Connect-CMSサイトのバックアップ、リストアの方法も教えていただきました!
そして、Netcommonsサイトの移行方法について勉強中です。
https://github.com/opensource-workshop/connect-cms/wiki/Migration-from-NC3
に記載の、
.envファイル
# migration option (Common)
MIGRATION_JOB_MONITOR=true
MIGRATION_JOB_LOG=true
MIGRATION_CONFIG_PATH=C:\connect-cms\_migration_config\migration_config_nc3.ini
# migration option (NetCommons3)
NC3_DB_CONNECTION=mysql
NC3_DB_HOST=127.0.0.1
NC3_DB_PORT=3306
NC3_DB_DATABASE=xxxxxx
NC3_DB_USERNAME=xxxxxx
NC3_DB_PASSWORD=xxxxxx
NC3_DB_PREFIX=nc3_
NC3_EXPORT_UPLOADS_PATH=/path_to_nc3/app/Uploads/
NC3_APPLICATION_YML_PATH=/path_to_nc3/app/Config/application.yml
上記のように、.env に移行元のNC2 情報を設定する。
とあるのですが、ここで引っかかっています。
# migration option (Common)
中の
MIGRATION_CONFIG_PATH=C:\connect-cms\_migration_config\migration_config_nc3.ini
ですが、
MIGRATION_CONFIG_PATH= 以下の書き方は、Windows上での書き方?
これらの操作を全てLinuxサーバー上で行うのであれば、例えば、
MIGRATION_CONFIG_PATH= /var/www/test/connect-cms/migration_config/migration_config_nc3.ini
でいいんでしょうか?
また、試験installしたconnect-cmsディレクトリ中には、migration_configディレクトリはありませんでした・・・
ということは、migrationのコマンドを実行した時に、ディレクトリが作られる?
ここら辺のことは、試験的に実際にコマンドを動かしてみながら勉強した方が良さそうです。
それでも上手くはいかないでしょうから、その時点でメール質問しようと思っています。
現NC3サイトをConnect-CMSへ移行準備 勉強中(2)
.envファイル設定の
# migration option (Common)
MIGRATION_JOB_MONITOR=true
MIGRATION_JOB_LOG=true
MIGRATION_CONFIG_PATH=C:\connect-cms\_migration_config\migration_config_nc3.ini
中の、
PATH=C:\connect-cms\_migration_config\migration_config_nc3.ini
の記述で引っかかっていたんですが、
考えてみると、
webサイトはWAN上にあり、このサイトを動かしているwebサーバーに対するコマンド操作は、
SSHを使ったリモートアクセスによっていると思います。
このSSHコンソールは、手もとのクライアントにあり、
クライアントは一般的にはWindowsが多いと思われます。
また、移行準備の際に生成されるconfigファイル、サイト内のコンテンツ等の沢山のファイルも一時的な保管場所が必要になります。
この一時的な保管場所は、WAN上のサーバー内ではなく、手もとのクライアント内にしてある、ということではないでしょうか?
ということで、
export した際に、storage\app\migration\import 以下にデータが作成される。
という記述も確認出来ました。
このパスも、クライアントのWindows上だと思われます。
以上のことより、このNC3からConnect-CMSへの移行手順は、
クライアントのWindows上のSSHターミナル(Teraterm等の)で操作をする前提で書いてあるのではないか?
現時点ではこのように考えています。
ちょっと自信はないのですが・・・
このウェブサイトは、
NetCommons3.3.7で動いています。
NetCommons プロジェクト 開発の、
CMS+グループウェアです!
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