壁コンセントの古くなっているものは交換した方が安全です。
例えばこの露出タイプは最近の部屋ではあまり見かけなくなりましたが、古い和室ではまだ使われています。

これほど中が汚れているのかと驚きますが、ここに湿気が作用すれば通電して発火の恐れが出てきます!
また、このコンセントは、プラグを受ける接点金具がかなり開いてしまっています。

こういう場合接触抵抗が大きくなるので、負荷容量が大きい時はこの部分からの発熱が予想以上に大きくなり、やはり発火の心配が出てきます!
電気器具を使い終わってプラグを抜く時「あれ? 熱くなってる!」と感じるあの発熱ですね。
このように劣化してしまったコンセントを、Panasonic社の標準的なものに良く取り換えてきました。


うーん、作業場ならともかく居住空間には見てくれがイマイチですよね?
コンセント本体に厚みがあるのと、Fケーブルを引き込んでいる箇所の割れが気になります。
この割れは自分の施工が下手なだけ・・・
そこで、薄型コンセントを見つけてきたんですが、これも Panasonic社のものです。

これの方が厚みが薄くいい感じです。
ケーブル引き込み口も目立たないようになっているんですが、実はこれも引き込み口の割り方がやや難しいんです。
そして最近見つけたのが Elpa社のこのタイプです。
これはいいですね!
Fケーブル引き込み口も割るのではなく、最初から切り欠いてあるんです。
下部からケーブルを引き込む場合は、上部の切り欠きが塞げるようにパーツが付属しているんですね。
ネジ頭も本体と同じ色に塗装されています。
そして、この3つ口タイプも用意されています!
最近は室内にはこのコンセントを使うようにしているんです。
さて、下はおなじみ洋間のコンセントですが、この2口タイプを良く見かけます。

これのコンセント部分の交換はとても簡単です。
前面の化粧カバーは簡単に外れます。
ネジ止めされているこのコンセント部分のネジを外してから引っぱり出します。

マイナスドライバーなどを図のように差し込むだけで、ロックが解除されケーブルが外れるようになっています。

そしてケーブルを新しいコンセントに差し込むだけでケーブルはロックされます。

この3つ口タイプのコンセント部分は300円ほどです。

この3つ口タイプの方が便利な場面が意外に多く、家族にも喜ばれています。