音楽日記 自分の言葉で書いていきたい!

音楽日記

スペイン アルベニスの組曲イベリア

この頃、かーっと暑くなる陽射しが、時々ですが顔を出すようになってきました。

こんな時、自分は、アルベニスのイベリア組曲を良く聴きたくなります。

ああ、この「イベリア」を聴く季節が来たなぁ、と思うんです。

この曲に対する自分のイメージは、もう焼けるような陽射しの夏の田舎の港町なんです。

暑くて外に出る人もいない頃の、海が目の前にある港町。

海面は陽の光を反射してキラキラと輝いている。

焼けるような陽射しの中、ひっそりと佇む質素な家たちとその間の路地。

そんな中で、イベリアの第1曲エヴォカシオンが瞑想的に静かに聞こえてきます・・・

自分が生まれた長崎の小島と景色がだぶるんです。

(続く)

NHK大河ドラマ「国盗り物語」の主題曲!

車で出かける時に、色々なCDを持って行くんですが、

今日は、「NHK大河ドラマ主題曲集」を数枚の中に入れて出かけました。

このCDは、自分が高校時代に夢中になって観た「国盗り物語」のテーマ音楽が入っているんです!

ドラマの中身の素晴らしさはもちろん(!)なんですが、このテーマ音楽に自分はぞっこんだったんです!!

ドラマは、戦国時代に天下の制覇を夢見た斎藤道三が主人公で、野望半ばで倒れた道三の意思を継ぐ織田信長、明智光秀も活躍します。

 

今日、出かけた道中、車の中でこのテーマ音楽を久しぶりに聴いたんですが・・・

参りました・・・!!

今聴いても、とってもいいんです! カッコいいんです!

ぜひとも、皆さんにも聴いて欲しいです!

 https://www.youtube.com

そうなんです! 特に、1′ 18″ からのこの部分!!

熱い希望に満ち溢れた若者の心を、これ以上ない男らしい力強さと優しさで、そしてロマン溢れる響きで表現している、とでも言えばいいんでしょうか!

音楽が熱いんです!!

何度聴いても、胸がいっぱいになります!

この幸せな春の日にふさわしい音楽!

今日も晴れています!

柴犬コータも自分の帰宅をすごく喜んでくれて、朝の散歩もいつものように再開しました!

昨日の素晴らしい陽気の中で、本当にごく自然に脳裏に響いてきた音楽を紹介します!

イギリス、R.ヴォーン ウィリアムスのWasp(すずめばち)序曲です。

この曲の中の、2つめのテーマです!

 https://www.youtube.com/watch?v=5FzSt1oulfA

すずめばちの羽音の描写のあと、勇壮な行進曲風の部分に続き、まずは1’30’” 付近から聴いてみて下さい。

そして、・・・ もう、体全体が包み込まれるような音楽・・・ 3’09” あたりからです!!

胸がいっぱいになります!

この、春の最高に幸せな日にピッタリだと感じませんか?

そして、悲しい気持ち、辛い気持ちから、一瞬でも解放されていくのをしっかりと実感できるんです!

音楽の底知れぬ力! 自分は音楽の持っている、まさに生命力だと思っています。

PrimeSeat 2019年シーズンのベルリンフィル配信

PrimeSeatは、

株式会社インターネットイニシアティブが提供する、デジタル高音質音楽配信サービスです。

24Bit96kHzPCMデータをネットで無料配信するというのですから、ちょっと凄いことなんです!

PCMということは、もちろん非圧縮音源です。

その上、超目玉なのは、ベルリンフィルのライブ配信などを定期的にやってくれるところです!!

ライブ配信以外に、聞き逃し配信期間もしばらくあります。

キリル・ペトレンコの就任記念コンサートなんかも配信してくれました!

R.シュトラウスのドンファン、死と変容、それにベートーヴェンの第7番でした。

このコンサート、凄かったんですよ!!

 

2019年シーズンのベルリンフィルアワーの配信が、今日から開始されました!

ハイティンクの指揮で、シューベルトの未完成交響曲、それにマーラーの大地の歌です。

(テノールはクリスティアン・エルスナー、バリトンはクリスティアン・ゲルハーヘル)

ただし、この録音は2016年10月のもので、新しい録音や今年のライブ配信の予定は、まだ全部決まっていないようです。

すごく楽しみな、ネット上の番組なんです!

 https://primeseat.net/ja/

シベリウス 交響詩「吟遊詩人」

この曲を初めて聴いたのは、自分が大学生の時でした。

とても強く、この曲に惹かれました!

自分は、昔から自己表現がすごく下手でした。

大切にしたい気持ちは持っていましたが、それを表せないまま過ごしていたように思います。

 

低い音域の控えめな弦合奏、

そして、つぶやくようなそれでいて何かを秘めているようなハープの調べ。

そして、突如、熱いものがこみ上げてきます!

大きな広がりを伴いながら。

それがおさまると、またハープのつぶやきが戻り、静かに曲が終わります。

派手さとは全く無縁の音楽です。

8分ほどの曲ですから、ぜひ最後まで聴いてみて下さい!

 https://www.youtube.com/watch?v=CwRFit-2Bsc

 

普段は静かだけど、熱い心を失わずに持っていたいという気持ちは、昔より強くなってきたような気がします。