刺身を作る時の腹骨の処理、お吸い物
2020年6月14日 18時50分人間と一緒で、魚もお腹に脂があるんです。(笑)
魚をさばく時、腹骨を取り除くために腹骨と一緒にこの脂身をそぎ切るんですが、どうもこれがもったいない!
何とかならないか?
魚の鮮度が落ちていると、胆のう等の内臓が破れたりして強い苦みがこの腹骨周りの身に移っている時もあります。
そんな時はやはり骨と身をそぎ落しておいた方がいいですね。
で、今回のオアカアジの刺身を作る時に、腹骨だけ骨抜きで除いて身を残してみました。
下の写真は腹骨を抜いたあとですが、血合い骨がまだ残っています。横一列に血合い骨の頭が見えますか?
キレイに腹骨だけが抜けました。これでお腹の身も一緒に刺身に出来ました!
そして、いつものお吸い物ですが、ヒレと内臓以外のアラは全部使います。
湯通しは必ずしますが、やり過ぎると肝心の味が抜けてしまいます!
今回は脂がなくさっぱりした出来でした。次回味のはっきりしたコクのある写真を載せますね。