音楽日記 自分の言葉で書いていきたい!
2016年6月の記事一覧
エアチェック
1970年代の音楽の楽しみ方にエアチェックがあり、夢中になったなあと、とても懐かしく思い出しました。
と言うのは、当時と違った方法で曲を摑まえるように考え、とりあえず安定して録音が出来るようになり、エアチェックを始めた頃を思い出したんです。
エアチェックとは、「テレビ、ラジオの音楽などの放送を録音して楽しむ」趣味でした。
FMラジオ放送では、音楽がそれなりの音質で流されており、
海外国内のライブ、新譜のレコードなんかも聴けました。
当時ナマの音を除けは、音質の良さは、
(1)マスターテープ、(2)LPレコード、(3)FM放送
という順位付けでした。そう言えば、カセットテープに録音された商品も少しだけどありました。
マスターテープは入手不可能だし聴く機会なんてありません。LPレコードだって子どもには高価すぎて買えません。
そんな中で、FM放送はまさに音楽の宝庫と言っていいものでした。
大の大人でも、ライブ放送をテープレコーダー(オープンリール38センチ2トラック!)で録音するんだ! というマニアがいたんですよ。
自分は、中学2年のころから、ずっとこのFMエアチェックに没頭していました。
知らない曲を無料で聴いていけるという、こんな有難い手は他にありませんでした。
当時、オープンリール7号テープにテープ速度9.5cm/sで毎日録音していました。
(ちなみにカセットテープは4.75cm/sです)
ライブ放送がある時は、19cm/sの速さで録りましたね。
FMラジオとテープレコーダーをケーブルでつなぎ、録音レベルを勘で合わせて、曲の始まりを逃さないよう集中するんです! 録音中も結構真剣でした。(笑)
家の中の電気製品のオンオフでも雑音が入ったし、ブレーカーが落ちたりしたらもうアウト!
でもテープの残りが少なくて曲が入りきらなかった、っていうのが一番多かったです!(笑)
録音テープだって新しく買ってもらえませんから、ライブ以外の曲は、「この曲は覚えたな」というものから順に消して、次の曲を録音していくんです。というか、お金が無い子どもに出来ることはこれ以外にありませんでした。
テープは何回も録音再生し痛んでいったし、テープが切れて、セロテープで繋いだこともありました。
テープレコーダーのヘッドも摩擦ですり減っていきました。
ヘッドが摩耗し切り、回転系のメカもへたり切ってそのレコーダーはついに使えなくなりました。
次は、親に頼み込んで安いラジカセ(CDまだない時代です)を買ってもらいました。
結局、このラジカセも、同じように使い込んで壊れてしまうんです。
(大事に使いましたよ。動かなくなるまで愛用しました)
自分でレコードプレイヤー等ステレオ一式を揃えるまで、ラジカセを何台消耗したかもう覚えていません。
カセットテープがワカメ状になっちゃったり、メカに巻き付いたり、カセット内部のハブあたりまで食い込んだりした経験ありませんでしたか?
自分は、カセットケースのねじ止めを外して、修理しました。やはり、テープを切ったり繋いだりして何とか使えるように直しました。
とにかく、子どもには買い替えなんて出来ないんです。
まあ、当時は大人だって、物を修理しながら大切に使うのが当たり前だったと思うんですが。
(続く)
と言うのは、当時と違った方法で曲を摑まえるように考え、とりあえず安定して録音が出来るようになり、エアチェックを始めた頃を思い出したんです。
エアチェックとは、「テレビ、ラジオの音楽などの放送を録音して楽しむ」趣味でした。
FMラジオ放送では、音楽がそれなりの音質で流されており、
海外国内のライブ、新譜のレコードなんかも聴けました。
当時ナマの音を除けは、音質の良さは、
(1)マスターテープ、(2)LPレコード、(3)FM放送
という順位付けでした。そう言えば、カセットテープに録音された商品も少しだけどありました。
マスターテープは入手不可能だし聴く機会なんてありません。LPレコードだって子どもには高価すぎて買えません。
そんな中で、FM放送はまさに音楽の宝庫と言っていいものでした。
大の大人でも、ライブ放送をテープレコーダー(オープンリール38センチ2トラック!)で録音するんだ! というマニアがいたんですよ。
自分は、中学2年のころから、ずっとこのFMエアチェックに没頭していました。
知らない曲を無料で聴いていけるという、こんな有難い手は他にありませんでした。
当時、オープンリール7号テープにテープ速度9.5cm/sで毎日録音していました。
(ちなみにカセットテープは4.75cm/sです)
ライブ放送がある時は、19cm/sの速さで録りましたね。
FMラジオとテープレコーダーをケーブルでつなぎ、録音レベルを勘で合わせて、曲の始まりを逃さないよう集中するんです! 録音中も結構真剣でした。(笑)
家の中の電気製品のオンオフでも雑音が入ったし、ブレーカーが落ちたりしたらもうアウト!
でもテープの残りが少なくて曲が入りきらなかった、っていうのが一番多かったです!(笑)
録音テープだって新しく買ってもらえませんから、ライブ以外の曲は、「この曲は覚えたな」というものから順に消して、次の曲を録音していくんです。というか、お金が無い子どもに出来ることはこれ以外にありませんでした。
テープは何回も録音再生し痛んでいったし、テープが切れて、セロテープで繋いだこともありました。
テープレコーダーのヘッドも摩擦ですり減っていきました。
ヘッドが摩耗し切り、回転系のメカもへたり切ってそのレコーダーはついに使えなくなりました。
次は、親に頼み込んで安いラジカセ(CDまだない時代です)を買ってもらいました。
結局、このラジカセも、同じように使い込んで壊れてしまうんです。
(大事に使いましたよ。動かなくなるまで愛用しました)
自分でレコードプレイヤー等ステレオ一式を揃えるまで、ラジカセを何台消耗したかもう覚えていません。
カセットテープがワカメ状になっちゃったり、メカに巻き付いたり、カセット内部のハブあたりまで食い込んだりした経験ありませんでしたか?
自分は、カセットケースのねじ止めを外して、修理しました。やはり、テープを切ったり繋いだりして何とか使えるように直しました。
とにかく、子どもには買い替えなんて出来ないんです。
まあ、当時は大人だって、物を修理しながら大切に使うのが当たり前だったと思うんですが。
(続く)
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