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2021年7月の記事一覧

東京オリンピック2020 アーチェリー、柔道

アーチェリーの男子個人で古川高晴選手が銅メダルを獲得しました。

この種目では、古川選手自身が銀メダルを獲得したロンドン大会以来、2大会ぶりのメダルです。

 

柔道混合団体の決勝で日本は1勝4敗となり、銀メダルとなりました。

 

史上最多となる9個の金メダルを含め、合わせて12個のメダルを獲得した柔道の選手たちが会見しました。

東京オリンピック2020 体操、バドミントン、柔道、フェンシング

体操の女子個人総合の決勝で、村上茉愛選手は4種目の合計で56.032の得点をマークし、5位でした。

 

バドミントンの混合ダブルスで渡辺勇大選手と東野有紗選手のペアが3位決定戦に勝利して銅メダルを獲得しました。

今大会バドミントンでは最初のメダルで、この種目でのメダル獲得は日本選手で初めてです。

 

今夜行われる競泳の女子400メートルメドレーリレーの予選で、池江璃花子選手が第3泳者でバタフライを泳ぐことになりました。
▼背泳ぎで泳ぐ第1泳者が小西杏奈選手、

▼平泳ぎで泳ぐ第2泳者が渡部香生子選手、

▼バタフライで泳ぐ第3泳者が池江選手、

▼自由形で泳ぐ第4泳者が五十嵐千尋選手の4人で挑みます。

 

柔道女子78キロを超えるクラス、初出場の素根輝選手が金メダルを獲得しました。

この階級での金メダルは、女子の日本代表のコーチを務める塚田真希さんが2004年のアテネ大会で獲得して以来、4大会ぶりです。

 

フェンシングの男子エペ団体の決勝が行われ、日本はロシアオリンピック委員会に勝ち、金メダルを獲得しました。

フェンシングでの日本の金メダルは初めてです。

東京オリンピック2020 体操、柔道、卓球

体操の男子個人総合の決勝、橋本大輝選手は、最後の6種目めの鉄棒で14.933の得点をマークし金メダルを獲得しました。

この種目で、日本は3大会連続の金メダルです。

 

柔道女子78キロ級で、初出場の濱田尚里選手が金メダルを獲得しました。

この階級での日本選手の金メダルは、2004年のアテネ大会での園田教子さん以来、4大会ぶりです。

柔道男子100キロ級で、初出場のウルフアロン選手が金メダルを獲得しました。

この階級での金メダルは、男子の日本代表監督を務める井上康生さんが2000年のシドニー大会で獲得して以来、5大会ぶりです。

 

卓球の女子シングルス、3位決定戦で伊藤美誠選手はシンガポールのユー・モンユー選手と対戦し、ゲームカウント4対1で勝って銅メダルを獲得しました。

女子シングルスのメダル獲得は日本選手で初めてで、伊藤選手は今大会、混合ダブルスの金メダルに続き2つめのメダルです。

五輪で「楽観バイアス」 緊急事態宣言は意味なさなくなってきている

 コロナ禍における心理を研究している、臨床心理学が専門の筑波大学の原田隆之教授は

「オリンピックの開催で、コロナを軽くみてしまう『楽観バイアス』が強まり、緊急事態宣言が意味をなさなくなってきている」

として、具体的な対策の必要性を指摘しています。

原田教授は

「もともと選手のことは応援したい反面、感染拡大への危機感から五輪に反対するという、相反する気持ちを抱えていたことや、コロナ禍で長い間我慢し、外出もできず、うっ屈した感情がたまっていたこともあり、日本選手の活躍という明るいニュースに触れることで、五輪に熱狂するようになってきたことも、自然な人間の心理だと思う」

と現状を分析しています。

そのうえで

「五輪のお祭りムードが徐々に醸成され、一方で緊急事態宣言という矛盾する2つのメッセージが出ている。

人間の心理としては、自分が聞きたいほうだけを取り入れてしまうのは、非常に自然で、大会の開催で世界中から人が来ても大丈夫なのだととらえてしまい

『コロナはたいしたことがない』

と軽くみてしまう『楽観バイアス』が強まる。

緊急事態宣言も、最初は身構えたが、慣れてしまう『順化』の状況にあり、効果がなくなっている一方で、オリンピックという新しい刺激がある中、緊急事態宣言が意味をなさなくなってきている」

と話しています。

「感染症だけでなく 人間の心理と行動を加味した対策が重要」

必要な対策としては

「今は『楽観バイアス』があり、コロナの怖さを訴えても不安を持たなくなっていて、自粛してくださいとことばでメッセージを出し続けても効果がない。

休業などの対策にインセンティブ(動機付け)を与えたり、行動を物理的に制限したりと、長期戦を見据えて、感染症の問題だけでなく、人間の心理と行動の傾向を加味した対策がより重要になってくる

と指摘しています。

東京オリンピック2020 ソフトボール、競泳、柔道

 ソフトボールの決勝で日本はアメリカに勝って金メダルを獲得しました。

ソフトボールは13年前の北京大会から3大会ぶりに復活し、日本はその時以来となる金メダルです。

 

競泳男子200メートルバタフライの決勝で、本多灯選手が銀メダルを獲得しました。

本多灯選手は「前半は落ち着いて行けて、後半は踏ん張るだけだったので、思いどおりのすごくよいレースができました。銀メダルが取れてすごくうれしいです」と喜びを爆発させました。

 

 

競泳女子200メートル個人メドレーで、大橋悠依選手が女子400メートル個人メドレーに続いて、今大会2つめの金メダルを獲得しました。

 

柔道女子70キロ級で、新井千鶴選手が金メダルを獲得しました。

新井選手は初めてのオリンピックでの金メダルで、日本はこの階級、前回大会に続く金メダルです。